千歌「りこちゃんはどう思う?」りきゃこ「良いと思うw」
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千歌「よっし!やっと新曲の歌詞できたよー」
曜「お疲れ様、千歌ちゃん。今回も難産だったね。」
千歌「本当だよー、これでやっとりこちゃんからの鬼の催促から逃げれるー」
りきゃこ「w」
曜「今度はりこちゃんの番だね、締め切り来週だから結構ハードなんじゃない?」
曜「私もルビィちゃんと衣装作りスパートかけなきゃ」
りきゃこ「頑張るw」 放課後
果南「さて、とはいえ梨子の猶予は1週間しかない、ここからはスパルタで行くよ」
千歌「はい!果南ちゃん!」ビシッ!
果南「はい、千歌」ビシッ!
千歌「いつもスパルタです!」
果南「特に梨香子は」
千歌「無視っ!!」ガーン!!
曜「あはは…」
果南「1週間後のライブではやらないけど、戻った時の為にピアノの練習もしないといけないからね」
りきゃこ「う、うん!」
ダイヤ「ですが、想いよひとつなれは一度披露した曲」
ダイヤ「ダンスの基礎はありますから、9人verでもう一度アレンジを加えていきましょう」
ダイヤ「前回は途中で8人に変更してしまいましたからね」 鞠莉「幸い、梨香子は9人verを練習中」
鞠莉「まずは梨香子の9人verを教えてもらって、そこから修正するって形で」
鞠莉「慢心はダメだけど、心に余裕をもって、追い込んでいこう」
鞠莉「ピアノの練習については私が手配してるからノープロブレム♪」
花丸「うおおおお!頑張るずらー!」
善子「ずら丸が!」
ルビィ「燃えてりゅうううう!」
りきゃこ「(3年生は本当にバランスがいいなー、映画で聖良さんが言ってたことは本当ね…)」
りきゃこ「(私達のAqoursだと…)」
(「ねぇねぇねぇねぇ!」)
(「んあ」)
(「キューッ!キューッ!キューッ!」)
りきゃこ「ふふっ(ある意味バランスいいか)」
鞠莉「…」
善子「良かったわね」
鞠莉「ええ…本当に」
果南「さ、柔軟やって、練習行くよー!」
9人「おー!!!!!!!!」 きゃこ「そこからは、楽しくて、楽しくて、幸せばかりだった」
りきゃこ「もちろん果南ちゃんの練習は大変で辛かったけれど」
りきゃこ「ダイヤさんは、私が猫背気味だって注意して」
りきゃこ「日本舞踊を元にパフォーマンスを見せる上での美しい角度を一緒に追求してくれた、有紗にそっくり」
りきゃこ「千歌ちゃんと曜ちゃんは私を本当の梨子ちゃんのように接してくれて」
りきゃこ「こうやって転校してきた梨子ちゃんの心をほぐして、内浦に馴染ませてくれたんだなって、思った」
りきゃこ「この1週間花丸ちゃんの熱い想いは、ずっと変わらず」
りきゃこ「心配しながら見つめるルビィちゃんと、からかいながら優しく見守る善子ちゃん」
りきゃこ「互いに支え合いながら、どんどん成長していく1年生、これからも頑張ってほしい」 りきゃこ「ピアノは内浦に戻って来てた鞠莉ちゃんのお母さんに教えてもらった」
りきゃこ「鞠莉ちゃんは、ママに借りができてしまった、と悔しそうだった」
りきゃこ「これが映画の火種になるのかな…」
りきゃこ「はぁー…」
りきゃこ「ありがとう、いつも本当に感謝してる」
りきゃこ「私、涙脆いから…」
りきゃこ「さよならは言いたくないの…だから」
りきゃこ「またねっ」
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ーーーー
ー ライブ当日
千歌「さー!私達の出番だよ!」
鞠莉「みんなー!張り切って行くわよぉ〜!!」
8人「おー!!!!!!!」
善子「梨香子、声出てないわよ」
りきゃこ「…」
りきゃこ「みんな、少しだけお話させて」
りきゃこ「こんな私の為に、1週間付き合ってくれてありがとう」
りきゃこ「おかげで、4thライブ、頑張れる」
鞠莉「こんな私、じゃないよ。世界は違っても梨香子はAqoursなんだから」
りきゃこ「鞠莉ちゃん…私の事、信じてくれてありがとう!」
鞠莉「やーねー、湿っぽくて。ライブが終わるまではこっちにいるんでしょ」
りきゃこ「うん…」 善子「ならライブ後は梨香子のお別れ会ね」
善子「しっかり終わらせて、次のステージへ向かいましょう」
善子「千歌、いつもの、お願い」
千歌「任せて!」
千歌「梨香子ちゃんと踊る、最初で最後の舞台!」
千歌「悔いなく!今、全力で輝こう!!」
りきゃこ「…」ニコッ
鞠莉「…っ」
千歌「Aqoursー!」
9人「サーンシャイーン!!!!!!!!」
ーーーーーー
ーーーー
ー 『〜〜〜♪』
キャー!キャー!!キャー!!
アクアー!!サイコー!!!!
千歌「はぁ…はぁ…Aqoursのライブをご覧頂き!ありがとうございましたー!!!」
8人「ありがとうございましたー!!!!!!!!
パチパチパチパチ!!
司会「続いてのユニットは〜」
ダイヤ「皆さん、お疲れ様でした」
果南「とても良かったと思う!」
鞠莉「梨香子、素敵だったわ、自信が無かった頃のあなたはもう居ないわね」
??「…」
鞠莉「…梨香子?」 梨子「もう…行っちゃったわ…」
善子「リリー?!」
鞠莉「そう…」
花丸「……こ…ゃん…」
梨子「…花丸ちゃん」
梨子「よく、頑張ったわね、えらいね花丸ちゃん」
梨子「おいで」
花丸「梨子ちゃん!!!」ダッ!
梨子「お疲れ様…」ギュッ!!
花丸「うわぁあああああああ!!!」ポロポロ
梨子「よしよし、私のお願い聞いてくれてありがとね」ナデナデ
花丸「りこちゃああああん!!」ポロポロ 果南「梨香子は、いつ?」
梨子「ライブが終わった瞬間に、あの人…泣き虫だから」
梨子「でも、ちゃんとやりきった」
梨子「みんなにすごい感謝してたわ。だから終わった後、みんなの顔見れないって…」
梨子「きっと帰りたくないって思っちゃうからって」
鞠莉「はぁ…突然現れて…突然消えて…」
鞠莉「……寂しく…なるわ…」ポロポロ
善子「マリー…」
ダイヤ「ここにも…涙脆い人がいましたわね」
梨子「みんなへの言葉は、私がちゃんと聞いてるから、安心して」
梨子「笑顔で…送り出してあげて」 千歌「うん、そうだね、みんな帰ろっか」
千歌「ウチでパーティしよ!お別れ会と!お帰りなさい会!」
善子「お帰りなさい会ぃ?何よそのネーミング!」
千歌「なんでもいいじゃん!とにかくお祝いしたいの!ねっ!」
9人「あははっ」
チカチャンノオウチニムカッテ!ゼンソクゼンシン!ヨーソロー!
アッ!ヨウチャンハヤイ!
梨子「ねぇ花丸ちゃん」
花丸「なーに、梨子ちゃん」
梨子「約束、覚えてる?」
花丸「もちろんずら!」
花丸「約束が丸にとってのご褒美ずら!」
梨子「ふふっ、花丸ちゃんの聖歌も楽しみ」
花丸「ずら!」
梨子「花丸ちゃん」
花丸「?」
梨子「私も花丸ちゃんのこと、好きよ」
花丸「!…丸も!梨子ちゃんのこと、だーいすき!!」
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ー 東京
りきゃこ「」パチッ!
有紗「あ、動いた」モグモグ
りきゃこ「ダイヤちゃん?」
有紗「ダイヤではあるけど、今は有紗なんだけど」モグモグ
有紗「つーか梨香子動かないから、そろそろパクチー鼻に詰めようかと思ってた」モグモグ
りきゃこ「やめろし」
りきゃこ「…」
りきゃこ「はぁーーーーー」
有紗「ため息深いっすねぇー、姐さん」
有紗「でもー…良い顔してる」
りきゃこ「ふふっ、わかる?」 スタジオ
ゆみ先生「はい、今日から想ひと始めるから」
ゆみ先生「よろしくお願いしまーす!」
9人「よろしくお願いしまーす!!」
朱夏「いやー1stぶりだねー、緊張する?梨香子、緊張する?」
杏樹「ちょっと朱夏!」
りきゃこ「あんちゃん、大丈夫」
りきゃこ「いつもフォローしてくれてありがとう」
杏樹「ふぇ」
りきゃこ「朱夏、気にかけてくれてありがとう、助かる」
朱夏「お、どしたどしたー」
りきゃこ「ふり、あんましネタに走んなくていいから、そのままルビィちゃん目指して」
愛「うぇええ?!」
りきゃこ「すわわ、その冷静さ、いつも頼りにしてる」
ななか「うむ」
りきゃこ「有紗、今度日本舞踊教えてよ」
有紗「ほーい…え"」
りきゃこ「かなこ、花丸ちゃん本当かわいいね、好きになるわ、あれは」
かなこ「オイオイオイオイ、嫁にはやらないぞー」 りきゃこ「あいきゃん、愛奈ちゃん」
りきゃこ「私GuiltyKissで良かったって本気で思ってる、いつも一緒に居てくれて、私を支えてくれてありがとう」
りきゃこ「これからも頑張ろう」
りきゃこ「2人のこと、大好き」
愛奈「………」ブワッ、ポロポロ
愛香「ちょっとー!愛奈ちゃん泣かすのやめてよー!!グスッグスッ
ななか「ほい」つハンカチ
りきゃこ「ふふっ」
りきゃこ「私この曲、完璧にこなすから、みんな、見てて!」
りきゃこ「私の想い、梨子ちゃんの想い、全部ぶつけるから!」
りきゃこ「行こう梨子ちゃん!全身全霊で!!」
完 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています