海未「なにを読んでいるのですか?」絵里「催眠入門」
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海未「催眠……?催眠術のことですよね」
絵里「えぇ。手軽にできるみたいだからやってみようと思って」
海未「でもそれ、なんだか表紙が子供向けですよ。適当なことを書いているのではないですか?」
絵里「あら、海未はこういうの信じないタイプ?」
海未「『かかっている』と思わないとそうならないという点では催眠なんてないと思います」
絵里「よし、じゃあ試しに海未に催眠をかけてみましょう」
海未「えっ!?や、やめてください!」
絵里「信じてないのでしょう?」
海未「信じてはいませんが……なんだか不気味ですから」
絵里「この>>3したくなっちゃう催眠をかけてみましょう」 絵里「海未は世界征服がしたくなる……」
海未「ふっ、なんですかそれ。本当に子供向けの本じゃないですか」
海未「生徒会の仕事を思い出したのでもう付き合えませんよ」カキカキ
絵里「やっぱり眉唾なのかしら。あら?海未、なに書いてるの?」
海未「なにって、同志を集めるためのプロパガンダです」
絵里「!?」
海未「私一人では小さな力でも、学校中の生徒を集めて、果ては隣の学校までも巻き込んで首相官邸に乗りこめば国家転覆など容易いことです」
絵里「や、やめなさい!学生運動なんてこのご時世にしたら廃校は免れないわよ!!」
絵里(この催眠入門……本物だわ!) 絵里「催眠解除!」
海未「……あれ。私、なに書いてたんでしたっけ」
絵里「海未、今あったことを話してみなさい」
海未「え?絵里が催眠をかけるとか言い出して……しばらく待っても変わらず今のままですが……」
絵里(催眠状態の間の記憶はないのね)
絵里「次こそは成功させるから、もう一度手伝ってくれる?」
海未「暇なのですね」
絵里「海未は>>7したくなる……」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています