真姫「ゼーコミトマトジュース」
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真姫「はぁ…」
皆さんこんにちは、真姫よ
いきなり溜息から始まっちゃって、なんだこの女はって感じよね
でも仕方ないのよ
真姫「お金…」
気づいたら、私の家
全然お金なかったの
真姫「お金欲しい…」
私、人生で初めてお金を望んだわ
愛や友情や才能は何度も望んだけどね
お金なんて元からあったもの 凛「あっ、真姫ちゃん、またここにいたのにゃ」
お金お金…あっ
お金について逡巡していたら女の子に話しかけられたわね
この子は「凛」
語尾が「にゃ」のちょっと変わった子だけど、運動神経が常軌を逸しているの
凛「真姫ちゃん、自動販売機の下で寝るのやめるにゃ」
真姫「たまに10円とか落とす人いるのよ」
真姫「すかさず拾うためにはここがベストなの」
真姫「それより聞いて凛!!」
真姫「今日なんか100円落とした人がい「自動販売機の下から声するの怖いにゃ」
凛「100円の話も聞くから、取り敢えず出てきてにゃ真姫ちゃん」 凛に催促されたから出ることにしましょう
真姫「よいしょっと…」ヌルッ
凛「うわぁ」
真姫「なによ」
凛「なんか…ナメクジみたいだにゃ」
真姫「ナメクジ」
ひどい喩えね
ナメクジみたいなんて言われたことないわ
当たり前だけど
凛「塩かけるにゃ」パラパラ
真姫「やめて!消えちゃう!!」
凛「真姫ちゃん意外とノリいいにゃ」ゲラゲラ
凛「…?」
凛「あれ?真姫ちゃん??」
凛「おーい」
凛「え」 凛「嘘」
凛「え?えぇ??」
凛「ホントに消えるとか聞いてないにゃ」
凛「おーい!!!!真姫ちゃーーん!!」
凛「え!!!!…」
凛「…マジかにゃ」
スッ
真姫「…ばぁっ!!!!」
凛「んにゃぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!!!!!?????」
凛「はぁっ…はあっ…」
凛「真姫ちゃん…本当に心臓に悪いにゃ…寿命に関わるドッキリはやめるにゃ…」
真姫「金輪際女の子に向かってナメクジなんて言っちゃダメよ」
凛「反省するにゃ…」シュン ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています