絵里「イヴの夜に穂乃果と海未と希に同時に告白されてしまったわ…私は一体どうすればいいのかしら…」
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絵里「希とは3年間一緒にいたけど正直飽きてしまったのよね…」
絵里「穂乃果は何も考えてなさそうだから将来が見えない…」
絵里「とすれば、私に残された選択肢って…」ゴクッ
絵里 ブツブツ...ブツブツ...
にこ「なぁに1人でブツブツ言ってんのよ」
絵里「あら、いたのね」
にこ「あんたこそ。帰らないの?もうこんな時間だけど」
絵里「ええ。ちょっと難題をいくつか抱えていてね…」
にこ「ふーん」
絵里(穂乃果は振っても傷つかなさそうだけど問題は希よね…あの子絶対に泣くわよ…)
にこ「…」
絵里「ねえ。こんなこと聞いていいかわからないけど」
にこ「ん」
絵里「にこは誰かに愛の告白をされたことってあるのかしら」
にこ「いきなりね…まぁ一応それなりには」
絵里「へー」
にこ「この活動やってるとそりゃあるわよ、男女問わずね。あんたもでしょ?」
絵里「まぁ。そうなんだけど…」
にこ「…」
絵里「ねえ、告白されたらにこはいつもどうやって断ってるの…?」
にこ「きっぱり断るわよ。それ以外何があるって言うのよ」
絵里「親しい仲でも…?」
にこ「それはちょっと考えるかもしれないわね。知っている仲だと後々の関係性にも影響してくるかもしれないし」
絵里「そこなのよね。そこがわからなくて困ってるのよ」
にこ「なによあんた、メンバーの誰かから告白でもされたわけ?」
絵里「ええ…まぁ…」 絵里 ウーン.....
にこ「そんなに悩んでるなら」
にこ「ちょっと実験的にあんたから告白してみればいいんじゃないっ?」
絵里「実験的に告白?わたしから??」
にこ「そうよ」
絵里「だれに」
にこ「そ、そうね。た、試しにこの私に告白してみればいいんじゃないっ?」
絵里「はぁ?私が、にこに?」
にこ「そうよっ!」
絵里「えー笑」
にこ「あんたは一度フラれてみるべきなのよ!!どうせいつも告白ばっかされてるんでしょ!だから相手の気持ちがわからないの!!」
絵里「それは…そうかもしれないけれど…」
にこ「ぜったいそうよ!さぁはやく!」
絵里「じゃー…にこぉ…好きィ…これでいい?」
にこ キュン
にこ「なにそれ。そんなもん告白でも何でもないじゃない!ちゃんと入りきってよ!本気の告白じゃないと実験する意味がないわ!」
絵里「そうねえ…じゃあ、」
絵里「矢澤さん…」
にこ「は、はいっ」ドキドキ
絵里「今日はこんなところに呼び出してごめんなさい。私……あなたのことが好きなの……」
にこ ドキドキドキドキ
絵里「付き合ってくれませんか…?」
にこ「はいっ////」
絵里「えっ」
にこ「じゃなくてっっ!!」
絵里「じゃなくて?」
にこ「…と、とにかくよ!こんな薄暗い部室で練習なんかしてても埒が明かないわ!ちょっとご飯でも食べに行くわよ!」ドキドキ
絵里「え。うん」
――こうして絵里とにこは高校最後のクリスマスイヴを2人きりで過ごしたのであった。一方その頃
ほののぞうみ(えり(ち)(ゃん)からの返事まだかな…) にこえりは好きだけどいつものことり推しiPhoneのSSは好きじゃない 三人に告白されたんじゃなくて
それとなくデートに誘われたくらいなら良かったんだけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています