0001名無しで叶える物語(家)
2018/12/08(土) 23:51:13.45ID:jeuQmLQ/海未「当然です」
絵里「誰かにパイズリするわけでもあるまいし」
海未「……?何ズリ?」
絵里「ごめん今の忘れて」
絵里「誰かに見られるわけでもあるまいし」
海未「見せることはありませんが仕方なく見せる時はあるでしょう!銭湯とか」
絵里「確かにねぇ」
絵里「でも大きい人もいれば小さい人もいるのよ。おっぱいの大きさなんて相対的でしかないんだから」
海未「生まれながらの巨乳にそんなことを言われても嫌味にしか聞こえません」
絵里「生まれつきじゃないわよ。小6のとき急に大きくなったの」
海未「!!!どうやってですか!?教えてください!
絵里「別に。何もしてなかったけど大きくなったわ」
海未「……そういうのを生まれつきと言うんです」
絵里「大きくなって、嫌なことしかなかったわ」
海未「その発言は許せませんよ」
絵里「聞いてよ。私、バレエが急に出来なくなったの」
絵里「当然のようにできていたことができなくなる絶望……どうしてできないんだろうって思ってたわ」
海未「…………」
絵里「ある日気がついたの。この胸についてる脂肪が邪魔で何にもできなくなったんだって」
絵里「どうしようもない原因にただ泣くしかなかったわ。私はそれ以降バレエをすることはなくなったの」
海未「……すみませんでした。嫌なことを思い出させてしまって」
絵里「巨乳になってもいいことばかりじゃないってことがわかったでしょう?折角の素敵な体型なんだから、そのままでより綺麗に見せるよう頑張ってみなさい」
海未「そう、ですね。ありがとうございました、絵里!」
絵里「それほどでもない」
絵里(そのままが一番!女の子は誰しもが海未のような悩みを抱えているわ。だからこそ自分の良さを自覚すべきなの😄)
おしまい