絵里「昔みたいに海未と仲良くしたいのだけど」
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海未「はぁ」
絵里「今からでもやり直せるわ!」
海未「あの……出会ってまだ半年も経ってないですよね。絵里先輩」
絵里「うぅ……」 絵里「なんでそんな酷いこと言うの……」
海未「私が絵里のことを呼び捨てにすることだって、すごく踏み込んだつもりなんですよ?昔はそもそも絵里の下の名前知りませんでしたから」
絵里「ぇ」
海未「生徒会長って呼んでた時期は名前が思い出せなかったので便宜上そう呼ばせていただきました」
絵里「😭」 絵里「じゃあ、いつも廊下を歩いてる時に後ろにくっついてる時や冬の日に学校で居残りしてる時は?!」
海未「いつの記憶ですか。記憶にありませんよ」
海未「私と絵里が出会ったのはそもそも今年の春でしょう」
絵里「そ、そうだけど……違うのよ!!」 絵里「これは覚えてるでしょ!私がみんなに勧誘されてる時!」
海未「覚えて……ます」
絵里「海未は私に抱きついてきたわ。後ろからギュッて!!」
海未「……あれは…………ポンと肩を叩いたつもりでした。諦めてμ'sへ入れ、と」
絵里「肩叩く勢いじゃなかったでしょ!!」 絵里「とはいえ、そのことを覚えてただけでも良かったわ。あの程度でいいからもっと海未との距離感を縮めたいのよ」
海未「イヤです」
絵里「なんで……」
海未「なんかイヤです」
絵里「そこをなんとか……」 海未「それに、その時のことあんまり覚えていませんから。私は肩を叩いた程度だと思っていますし」
絵里「教えたらやってくれるのね!?」
海未「……仕方がありませんから」
絵里「やった!」 絵里「まずここで私が座ってるのね」
海未「はい」
絵里「どこか適当なものに気を取られてるから海未はそこで後ろから抱きつくのよ!」
海未「なるほど?」
絵里「やるわよ!」
海未「はーい」 絵里「……」ソワソワ
海未「あの、絵里。チラチラこちらを見るのはやめてください、後ろから抱きつかれたいのでしょう」
絵里「ご、ごめん、大人しくするわ」
海未「……」ギュッ
絵里「…………!!?///」
海未「こうですか?」ボソ
絵里「ちょ、耳元で囁かないで!///」
絵里「どうしてあすなろ抱きなのよ!!!///」 海未「後ろから抱きつくと言えばこれしかないでしょう」
絵里「わかるけどそうじゃないのよ!///」
海未「そうでしたか。それでは……」
海未「……絵里、手を離してもらえませんか?」
絵里「……もう少し、このままじゃダメ……?」
海未「…………わかりました」
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