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穂乃果「どうすりゃいいの・・・」
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0001名無しで叶える物語(庭)
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2018/11/25(日) 12:02:53.28ID:BZgEuLxd
予選通過で迎えたラブライブ
μ’sメンバー痛恨のミス連発、リーダー穂乃果も勢いを見せず惨敗だった スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「これじゃ廃校待ったなし」の声
無言で帰り始めるメンバーの中、μ’sリーダー穂乃果は 独りベンチで泣いていた
ラブライブ予選で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるメンバー・・・ それを今のμ’sで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいの・・・」穂乃果は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、穂乃果ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベ ンチの感覚が現実に引き戻した
「さてと、帰って卒業式の準備をしなくちゃ」穂乃果は苦笑しながら呟いた 立ち上がって伸びをした時、穂乃果はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」 ベンチから飛び出した穂乃果が目にしたのは、会場外まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにファンの声援が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする穂乃果の背中に、 聞き覚えのある声が聞こえてきた
「穂乃果、ライブ始まりますよ、早く行きましょう」声の方に振り返った穂乃果は目を疑った
「う・・・海未ちゃん?」 「穂乃果、居眠りでもしてたの?」 「に・・・にこちゃん?」
「μ’s最後のライブ成功させるにゃー」 「凛ちゃん・・・」 穂乃果は半分パニックになりながら電光掲示板を見上げた
1番:穂乃果 2番:海未 3番:ことり 4番:凛 5番:花陽 6番:真姫 7番:にこ 8番:希 9番:絵里
暫時、唖然としていた穂乃果だったが、全てを理解した時、もはや彼女の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
ヒデコからヘッドマイクを受け取り、ステージへ全力疾走する穂乃果、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている穂乃果が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0003名無しで叶える物語(庭)
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2018/11/25(日) 12:14:05.63ID:H/i2q1J3
本拠地、あわしまマリンパーク(笑)で迎えたμ's戦
先発小林が大量失点、打線も勢いを見せず惨敗だった
スタジアムに響くファンのため息、どこからか聞こえる「今年は100敗だな」の声
無言で帰り始める選手達の中、昨年の首位打者高海は独りベンチで泣いていた
第xx回ラブライブで手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できるチームメイト・・・
それを今のAqoursで得ることは殆ど不可能と言ってよかった
「どうすりゃいいんだ・・・」高海は悔し涙を流し続けた
どれくらい経ったろうか、高海ははっと目覚めた
どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たいベンチの感覚が現実に引き戻した
「やれやれ、帰ってトレーニングをしなくちゃな」高海は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、高海はふと気付いた

「あれ・・・?お客さんがいる・・・?」
ベンチから飛び出した高海が目にしたのは、外野席まで埋めつくさんばかりの観客だった
千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのようにAqoursの応援歌が響いていた
どういうことか分からずに呆然とする高海の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「チカ、守備練習だ、早く行くぞ」声の方に振り返った高海は目を疑った
「ま・・・松浦さん?」  「なんだアゴ、居眠りでもしてたのか?」
「お・・・小原コーチ?」  「なんだ高海、かってに小原さんを引退させやがって」
「黒澤さん・・・」  高坂は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:黒澤ル 2番:桜内 3番:国木田 4番:松浦 5番:渡辺 6番:高海 7番:黒澤ダ 8番:小原 9番:小林
暫時、唖然としていた高海だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった
「勝てる・・・勝てるんだ!」
しいたけからグラブを受け取り、グラウンドへ全力疾走する高海、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、ベンチで冷たくなっている高海が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
0004名無しで叶える物語(庭)
垢版 |
2018/11/25(日) 12:16:42.88ID:H/i2q1J3
敵地、あわしまマリンパーク(笑)でマジック1で迎えたAqours戦
先発星空が7回無失点、打線も繋がりをみせ優勝を決定する勝利だった。
ドームに響くファンの歓声、どこからか聞こえる「ありがとう高海!CSも頼むぞ!!」の声
歓喜の渦の中、今年移籍してきた高海は独りベンチで泣いていた
Aqoursで味わった屈辱、哀しみ、悔しさ、そして何より信頼出来ないチームメイト・・・
それを今μ'sで味わう事は殆ど無かった。
「やっと・・やっと優勝出来たんだ・・・!!」高海は勝利の美酒に酔いしれた
どれくらい経ったろうか、高海ははっと目覚めた
どうやら飲み過ぎて眠ってしまったようだ、酔いの頭痛が現実に引き戻した
「やれやれ、帰って身体を休めなきゃ。まだまだペナントは終わってないんだ」高海は苦笑しながら呟いた
立ち上がって伸びをした時、高海はふと気づいた
 
「あれ・・・?ここはあわしまマリンパーク(笑)・・・?」
高海の目に飛び込んできたのは、空席が目立つ観客席だった
チームに浴びせられる罵声に混じって、Aqoursの応援歌が小さく響いていた
どういうことか分からずに呆然とする高海の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた
「チカ、サッカーしようぜ!早く行くぞ」声の方に振り返った高海は目を疑った
「ま・・・松浦さん?」「なんですか高海さん、居眠りでもしてたんですか?」
「ル・・ルビィ・・・お前はSaint Snowじゃ・・・」「なんだ高海、かってにルビィを移籍させやがって」
「黒澤さん・・・」高海は半分パニックになりながらスコアボードを見上げた
1番:黒澤ル 2番:桜内 3番:国木田 4番:松浦 5番:渡辺 6番:高海 7番:黒澤ダ 8番:小原 9番:小林
暫時、唖然としていた高海だったが、全てを理解した時、彼の心は闇に包まれた
「勝てない・・・勝てないんだ・・・・」
しいたけからグラブを受け取るも、うなだれ守備につけない高海、その目に光る涙は歓喜の涙とは無縁のものだった・・・
 
翌日、ベンチで冷たくなってる高海が発見され、吉村と村田は病院内で静かに息を引き取った
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