海未「絵里……」絵里「どうかした?」
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海未「…………」
絵里「🤔?」
「生徒会長、ちょっといいですか」
絵里「どしたの?」
海未「…………」 「───ありがとうございました、助かりました!」
絵里「また明日ね」
絵里「……ごめんごめん。それでどうしたって?」
海未「……わたしだけ見て欲しいのですが」 絵里「ん?それってどういう……」
海未「っ……」
絵里「わかったわ」 絵里「……👀」
海未「……」
「絢瀬先輩、お時間いいですか?」
絵里「……👁」スッ
「あ、出直してきます……」 海未「……///」ポッ
海未「うぅ……😵」
絵里「はい勝ち〜〜〜〜〜〜」 絵里「……なにこれ?」
海未「気にしないでください。馬鹿馬鹿しいことを言ってしまったと後悔しています」
絵里「そう」 海未「絵里は、友人が多いですよね」
絵里「『知り合い』が多いのよ」
海未「私も知り合いですか?」
絵里「…………」 絵里「改めて友達って言うの、恥ずかしくない?」
海未「そう、ですね」
海未(友達…………) 絵里「なにか悩みでもあるの?」
海未「なくはないです」
絵里「力になれないことも多いけれど、話すだけ話してみない?」
海未「……実は、ずっと絵里のことばかり考えてしまうのです」
絵里「……ふーん?」 海未「ご飯を食べている時でも、お風呂に入っていても、寝ていても……絵里のことがあたまから離れない」
海未「気づいているかわかりませんが、練習の時だって絵里のことばかり見ているのですよ」
絵里「それはよくないわね」
絵里「海未は指導する立場なんだから、もっと全体をみて、広い目で把握してないと」
海未「すみません……」シュン 絵里「さっき、海未は友人かどうかっていう話をしたけれど、『気になる』が一番近いわね」
海未「どういうことですか」
絵里「例えば、海未と生徒会の後輩が同じ視界に入ったとする」
絵里「偶然、二人とも同時にズッコケる」
絵里「そうしたら、迷わず海未に駆け寄るくらいには気になってるわ」 海未「……ふふ、そうですか」
海未「では、仮にそれが私と凛ならどうですか」
絵里「っ…………」 絵里「やっぱりズッコケるのはかわいそうだから例えを変えるわ」
絵里「私と海未と凛でスーパーに行ったとする」
絵里「海未と凛がアイスをねだってきた」
絵里「私は凛にスーパーカップを買ってあげて……」
絵里「海未にはこっそりハーゲンダッツを買ってあげる」
絵里「……凛には内緒よ」 海未「なんとなく、わかったかもしれません」
絵里「よかった」
海未「一緒に帰っていいですか」
絵里「もちろん。ウチくる?」
海未「そこまではついて行きません」 絵里ちゃんにとってハーゲンダッツは最上級の好意の表現だろうな 海未「……絵里」
絵里「ん?」
海未「アイス買ってください」
絵里「いいわよ」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています