从c*・ヮ・§「…………」ゴゴゴゴゴ…… リ`・ヮ・)「!?」
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初投稿、どころか初スレ建てでもあるので、かなりご迷惑お掛けするかもしれませんが…
どうぞ生温かく見守ってやってください
普段からは過去作ss探しでお世話になってますm(_ _)m |c||.σ_σ|| 「【ブッブーですわぁ!!!】」
ノノc√σ_σV ビダアッ!! 「な、なに!?」
ノノc√σ_σV「ど、どういうこと!?何故【歌】を!?いや違うわ…これは…!!」
|c||.σ_σ|| 「そのまま!【ハグしよっ?】!!!」グオオオオオ!!
ノノc√σ_σV「自、自強化!?やはりこれは…!もう動ける!後ろへ!!」ババッ!ズキン…
ノノc√σ_σV「うぅあ!!」
|c||.σ_σ|| 「逃しません!【シャイニー!!!】」カッ!
ノノc√σ_σV「なっ…!?眼が!」
|c||.σ_σ|| 「【おはなぁ〜……………】」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ノノc√σ_σV(不味い不味い不味い不味い不味い不味い!)
ノノc√σ_σV「【Storm in Lover】!!風よ!私を吹きとばせ!!!」ビュオオオ!!
|c||.σ_σ|| 「【まる!!!!!!】」
ゾリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュリュ!!!!!!!
ノノc√σ_σV「き、キャアアアアアアアア!!」ドダッ!
ーーーーーーーーズギン!!! アキバリポーター「い…今!私達の目の前で何が起こっているというのでしょう…!!絢瀬選手により封じられた筈の黒澤選手の【歌】が復活して…??!!」
ツバサ「ち、違うわ!あれは…【コール・アンド・レスポンス】!!そう!【C&R】よ!まさか【歌】のような効果は………ハッ!!!
『10人目だぁぁああああああああああああああああああああ!』
『ノξソ>ω<ハ6 【MIRAI TICKET】!!!』
なんてこと…見ていたじゃない…!ファンの想いが結晶となるその瞬間を…!まさかこんなことが…!」
ツバサ「私達アイドルの試合前の礼法、【C&R】。あれはお互いをアイドル、お互いをファンと見立て取り交わす、空手で言う押忍の一礼のようなもの…そう思っていたわ」
ツバサ「でもそれは突き詰めれば【ファン】と【アイドル】!両者の相互作用の熱意と畏怖と憧憬は…『一体感』へと変貌し…!」
ツバサ「とてもとても短いけど…正に【歌】と同じ奇跡をこの世に生み出してるのよ!!」
ーーーーー
聖良「く、悔しいです…!まさかダイヤさん!あんな秘密兵器を私達には使わなかっただなんて!」
理亞「…………!」
梨子ママ「いえ、状況的に派手に見えてしまっているけど…恐らく使っていた所で通用しないと言う迷いがあったのよ…現に最初の【ブッブー】の精神作用…」
梨子ママ「【ハグ】による自強化も【まる】の空間掘削も…どれも小規模よ?あくまで奥の手なのよ…」
梨子ママ(だとしてもこんな戦い方…!凄いと言わざるを得ない…!) μ'sがズッシリとした強さなのに対して、Aqoursが新!って感じの強さなの、すげえ上手いなぁって感じるし、すごい好き ーーーーー
にこ「痛ったぁ…」ヒリヒリ
にこ「どうすんのよ?アイツ、凄いピンチじゃない?」
希「ーーーー」
にこ「あれさ、絵里の膝…このまま闘ってたらボロボロになるんでしょ?真姫の取り乱し方を見てたら、そんな気がするわ。多分、私生活に支障をきたすほどのレベルで」
穂乃果「ーーーー!」
ことり「ーーーー!」ドキンッ!
凛「ーーーーそうなの?真姫ちゃん」
真姫「ーーーー痛み止めを、打ったのよ。今朝…ここに来る前に。反復性膝蓋骨脱臼。エリーの診断名よ。本当は止めなきゃダメなの。私も、言ったわ。やめなさい・って」
真姫「でも、エリー…すごい笑ってた。『しょうがないじゃない!でもね!このラブライブは私の3年間と…貴女達の事を少しでも邪魔してしまったことに対する、その清算なのよ!』って…凄く綺麗に…」
真姫「綺麗で…凄く綺麗で…本当は分かってた…!止めなきゃいけないってアダジ…!あ"めだのにぃ…」ボロボロ
花陽「わた、私のせいです…!ちゃんと…!誰かに相談していれば…!」ガタガタ
凛「真姫ちゃん…!かよちん!」ガシッ
凛「凛も…だ!凛もかよちんから大丈夫かなって言われてたのに…!簡単に考えてた…!うっ…!」ポロポロ 海未「大丈夫…貴女達のせいではありません…真姫?」
真姫「ぅーーー!」ボロボロ
海未「そのままでいいんですよ?絵里の痛み止めは…本当なら今日一日はちゃんと効くものなのですよね?その保証も無ければ流石に貴女も同意しなかったはず…」
真姫「ぅぇ………!」コクコク!
海未「やはり…【歌】による自強化の…特に絵里レベルの歌唱力からくる想像以上の負荷と反作用の…希?」
希「ーーーそうだよ」
海未「まだ聞いてませんーーーですがやはり…何故、止めなかったのですか?」
希「痛み止めやなんやは正直、試合中の真姫ちゃんの態度でわかったんや…絵里ち、本当は誰にも相談なんてするつもりはなかったはずや。でも、真姫は何か隠してた…」
希「昔、怪我でバレエの道を諦めた絵里ち。将来、お医者さんを目指す真姫ちゃんだけはなにか知ってる。すぐ分かったよ…」
希「海未ちゃんーーーにこっちもや。ウチかてな。本当は止めたい。絵里ちの動き
、目に見えて怪しい。でもな?絵里ちはそれでも舞台に立ってるんや!責任感とか勝敗数がどうとかじゃない!」 ーーーーー
ノノc√σ_σV(もう…限界?いえ!脚の一本くらい!)
ノノc√σ_σV(最悪の場合、さっきのように現象操作を利用した位置移動ならまだ攻撃を躱せる!自強化は…正直キツイけど!まだ!)
ノノc√σ_σV「ハアアアアアアアアア!」
|c||.σ_σ|| 「【好きな食べ物…】」ゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ノノc√σ_σV「初見!でも…!私ごと巻き込んで!!【錯覚CROSSROADS】!!」
グニャン! ノノc√σ_σV「うっ!」ミシミシ!
|c||.σ_σ|| 「空間圧縮!【サンドイッチ】!!」
ゴシャアア!
ーーーーー
希「勝ちたいんだよ!本気の本気で!絵里ち自身が!それで私達が喜んでくれるって本気で信じちゃってるから!!それが絵里ちの喜びだからって!」
希「馬鹿だよね!?大馬鹿だ!!きっとたったの脚の一本なんて考えてるよ?ふざけないでよ!!」
希「だからだからな…ウチはそのバカを応援したい…!【歌】での回復も無理ってわかってる…!せめて絵里ちの納得するところまで戦わせてあげてや…!」
希「たとえ…たとえ取り返しがつかなくなったとしても!絵里ちの覚悟は邪魔させない!」バッ!
希「もし!試合を止めたいって言うんだったら!ウチを倒してからにして!!」 海未「ーーー正直、止めたいです。でもわかってしまいます。酷いくらい」
海未「花陽は…1回戦、文字通り命を賭けました」
花陽「ーーー!」
海未「2回戦、凛は精も根も尽くしきりーー」
凛「ーーーうん」
海未「真姫は、魔王とも言える相手に臆することなく戦った」
真姫「うえぇぇぇ…」グズッ
海未「希は、ともすればどちらかの命を失いかねない運命と対峙し」
希「……………」コクリ
海未「ことり。貴女は恐れずにかつての自分を受け入れ、新しい自分へと成長してみせた」
ことり「海未ちゃん…」
海未「手前味噌ながら、私も全力を尽くした思いです」
海未「絵里はそんな私達を…見てしまいました。そして、引くに引けなくなった、のではなくーーー
ーーーーー ノノc√σ_σV「まだよ!まだ終わりじゃない!」
ノノc√σ_σV「加速【START:DASH!!】!!強化【Cutie Panther】!!…そして!硬質化【ダイヤモンドプリンセスの憂鬱】!!」ガキィィィイイイイイ!
ノノc√σ_σV「突っ込む!!いけええええええええええええ!!!」
|c||.σ_σ|| 「なっ!!瞬間防御!【がんばルビィ!!】!!」
ドッガァァァァァ!!
ーーーーー
海未「勝ちたいんですね。絵里は。他でもない、私達に」
海未「邪魔を、できるはずがありません…」ストッ
ことり「辛い…よ?脚が動かなくなるのって…それだけで自分が周りから置いていかれたような…でも!」
ことり「それが絵里ちゃんが選んだ『想い』なら…!」
穂乃果「穂乃果もーー馬鹿だからわかんないことも多いけど!!皆がいうからじゃない!私は…!」
穂乃果「絵里ちゃんが勝てるように、応援したい!!」
凛「凛も…!」 花陽「いつまでも泣いてちゃ…!」 真姫「ダメなのよね…!」
希「皆…!ごめんな…!バカ絵里ち…無事に戻ってこなきゃ許さないよ…!」ポロポロ
にこ「…………………」
にこ「アンタ達…………アンタ達は………………!」
ーーーーー アキバリポーター「序盤の…現象操作戦が嘘のようです…!今、舞台は…!」
ノノc√σ_σV「ハアアアア!」ドガッ!
|c||.σ_σ|| 「タァアアアア!」バキッ!
アキバリポーター「血で血を洗うかのような様相を呈しております…!」
ツバサ「絢瀬さん…先程から回避や移動…いや、『動き』そのものに彼女の見る影もないわ…!何らかの…恐らく脚のアクシデント…!」
ツバサ「止めないの…?μ's!!!!!………いえ、決まってるわね…!止めに来ない…それが答え…」
ーーーーー
善子「コーレス…ただ皆が盛り上がって喜んでくれる為の掛け声…なんて考えてた自分が情けないわ…しかし、私は地面振動…土属性なのね!」ギラン
千歌「なら私は火属性!カンカン日照りの火炎攻撃だぁ〜!…ミカンが出るのかな〜なんて…最初は思ったけど…」
曜「私のは言わずもがな!善子ちゃん風なら…風属性?」ヨハネ!
梨子「想いの届けかたになんて…それぞれがそれぞれであって!決まりはないのね!」
果南「なんだよ…ダイヤのクセに…!らしくないよ!でも…!」
鞠莉「私達への想いを戦いの中で…貴女は本当に意地っ張りの硬度10デース…!」
ルビィ「お姉ちゃあ…!ルビィ!負けないよ!お姉ちゃあより強くなる!だから勝って!!」
花丸「ダイヤさん…きっと隠れて一人で練習してたんだろうなぁ…私達との特訓とは…別に。少しでも…少しでも強くなるって!」
千歌「勝てる…勝てるよ!ダイヤちゃん!!」
ーーーーー ーーーーー
|c||.σ_σ|| 「エリーチカ様…、いえ、絢瀬 絵里さん…申し訳ありません。膝の故障、気づいていましたわ…」
ノノc√σ_σV「謝らないでよ。それを言うなら私こそ、試合前に言われてたのに…万全な体調じゃなくて、ごめんなさい」
|c||^.-^||「それこそですわ。アイドルとして、と、握手までして下さいましたのに…アイドルとしての私は、完敗でしたわ」
ノノc√σ_σV「ふふっ!…お互い謝ってばかり…」クスクス
|c||.σ_σ|| 「とはいえ!膝のハンデに甘んじましたが、『ラブライバー』としての私なら貴女の【ソロ】を打ち破った!…なんて言い張って終わりにしたいのですが…いけませんわよね…!次が、最後の一撃ですわ!」
ノノc√σ_σV「そうね…もう右脚が熱をもった革袋みたいに感じてるわ…でも、最後だもの…とびきりの一撃で締めくくらせてもらうわ!私の勝利と共に!」
|c||.σ_σ|| 「フフッ!流石ですわ!それでこそエリーチカ様!」
ノノc√σ_σV「さ〜あいくわよダイヤ!!ああ!それと…」
|c||.σ_σ|| 「?」
ノノc√σ_σV「絵里でいいわ」
|c||^.-^||「フッ…!いきましてよ!絵里!!」 ノノc√σ_σV「いくわよ!!希ほどでないにせよ…超高速の突進技!!【Angelic ーーーーーーー」ギュボッ!!
ノノc√σ_σV(ありがとう、私の右脚…これでお別れかもしれないけど、ここまで良く動いてくれたわ!試合が終わったら…チュウしてあげる!)
|c||.σ_σ|| 「もしかしたらAqoursとして、この選択は恥ずべきものかも知れませんーーーですが!今日ここに、ここまで立っている『ラブライバー』としての私を、私は誇りに思います!」
|c||.σ_σ|| 「皆様!どうかお叱りは後に!【ラブアローーーーーー……………」キュウウウウウ!
アキバリポーター「!!」
ツバサ「!!」
聖良「!!」
理亞「!!」
梨子ママ「!!」
μ's「!!」
「!!」ダッ!!
Aqours「いっけええええええええええーーーーーーーーー!」
ノノc√σ_σV「ーーAngel】!!!!!」
|c||.σ_σ|| 「シュウウトオオオオォォォ!!!】」
ドカァア…………………! ーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーーー
ーー
ー ー
ーー
ーーーー
ーーーーーー
ーーーーーーーー アキバリポーター「あ…!あぁ……!」
ツバサ「なんて…ことを!」 審判「くっ…!」
審判「第7回戦!勝者ーーーー」
審判「黒澤ダイヤ!!尚ーーー」
審判「一対一の勝負における場において、絢瀬 絵里選手が味方からの戦闘幇助を受けによる…」
審判「反則勝ちとする!!!」
にこ 「ーーーーーー!」 ダキッ!
ノノc√σ_σV「ーーーーーー!」
ノノc√σ_σV「そっーーーー!」
「そんなっ!!!!!!!!」 μ's 3 ーーー 4 Aqours
Aqours優勝まで
あと、1勝ーーー ドヨドヨドヨドヨドヨドヨ…!
にこ「ーーーーー」ムクリ
ノノc√σ_σV「ーーーーー」ムクリ
|c||.σ_σ|| 「………」
フッ ダイヤ「スクールアイドル同士の勝負であり、審判に勝敗を宣告されてしまった以上…どうやら私に軍配が上がったようですわね」
ダイヤ「絵里。このような結果となり…遺憾ではありますが、これは『ラブライブ』。如何なるアクシデントも、如何なるトラブルも…全くの予想外ではありますが、こういう結果も起こり得る…」
ダイヤ「……ということで…」
|c||.σ_σ|| 「済むわけ無いでしょう!貴女だって…!いえ、貴女だからこそ、1番ご存じのはずでしょうにーーーー!」
|c||.σ_σ|| 「矢澤にこ!!!」クワッ!!
そうだ…!
ふざけるなーーー!!
何やってんだよ矢澤ーーー!!!
邪魔するんじゃねぇ!二人に申し訳ないと思わないのかぁ!!
バカ野郎ーーー!!
ブゥウウウ…
ブゥウウウウ!
boooooooooooooo!!
アキバリポーター「ブ…ブーイングです!ああ…このラブライブで選手に対してのブーイングだなんて…あまり例を見るものではありません…!」
アキバリポーター「状況を整理しましょう…第7回戦、終盤も終盤…絢瀬、黒澤両選手が見合ってからの…恐らくは共に全ての気力を注いだ歌、【Angelic Angel】とまさかのコーレス、【ラブアローシュート】の…」
アキバリポーター「応酬…かに思えましたが、両者の想いの丈なぶつかる正にその直前」
アキバリポーター「μ's陣営、矢澤にこ選手が…絢瀬選手を抱きかかえるような形で覆いかぶさり…そのまま二人共舞台上に倒れ込みました…ですがこれは…」
ツバサ「なんで…!どうしてあの矢澤さんが…!絢瀬さんの膝はそんなに…?でも!」 理亞「ルールは…無用の対戦だったはずだけど…流石に…一対一の原則を崩壊させてしまったから…」
聖良「厳密に言ってしまえば小原さんの【MIRAI TICKET】も南さんの【スピカテリブル】も…今回の大会で生まれた即興の新曲。大会運営に歌詞を提出していたか、わからないところです」
聖良「ですが、運営から何も発表がないということは…黙認されたのでしょう。アイドルの、その成長に対する印象を加味されてた上で」
聖良「しかし…!矢澤さんのあの行為は…いわば、試合妨害…あまつさえ今こそ決着と言うあの場面で…」
理亞「会場が…姉様…私達の【歌】で沈静化を」
梨子ママ「待って」スッ
梨子ママ「ーーー矢澤さんも覚悟があっての行為だと思うわ…もしかしたら釈明があるかも知れない」
梨子ママ「今は事態を、見守りましょう…そうよね?」
梨子ママ「にこちゃん…」ボソッ
理亞「………?」 ーーーーー
ーーー
ー
ザワザワザワザワ…
ドヨドヨドヨ…
何してんだよ…アイツ…!
Aqours控えベンチーーー
ダイヤ「…っく!」
鞠莉「おかえりなさい…ダイヤ…。ご機嫌麗しゅう?」
ダイヤ「お気遣いありがとうございます…でも今は、少し」
鞠莉「デース…よね…」
ルビィ「お、お姉ちゃあ…」オロオロ
果南「相手の…絢瀬さんの怪我を…あのちびっ娘が庇いに割って入った?」
曜「やっぱり怪我してたんだ!しかも…かなり重症の…そんな動きだった」
花丸「避け方も途中から…そのすごかったズラ…緊急回避かどうかという場面は、自分の身体に自分の【歌】をぶつけて…」
善子「それにしても……運営側の審議、長いわね…それにあの矢澤って娘、頑としてステージから動こうとしない…胡座までかいて…」
ーーーーー ラ板の妖精ブッブさん…|c||^.-^||
Aqours応援しちゃう 30分前、舞台ーーー
絵里 パアアアアアン!
にこ ジィ………ン 『………』
絵里『なんで!どうして!!答えてよ!!にこ!!!』
にこ『………』
絵里『答えてって言ってるの!!!なんで…どうして…!しかも、なんで…アナタなのよ…なんで…なんで!?アタシ…アナタの…アナタのようにって…!』
絵里『ウワ…ウワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!』
にこ『………』
ダイヤ『え、絵里…、矢澤 にこ!貴女!!!!』
運営『両陣営。下がってください。控えの方へ。只今よりーー』
希『ハアハア!絵里ち!!にこっち!!』タタタッ
運営『大会続行かどうかの審議にはいります。さあ、早く』
希『!』
ダイヤ『!』
運営1『東條選手。お願いします。二人をベンチに』
希『ーーーー行くよ…絵里ち…』グッ
絵里『ウワ…ウワアアアアアア!』ポロポロ
ダイヤ『くっ…!』クルッ
ダイヤ『絵里…』スタスタ
希『絵里ち…、ほら!バカにこっちもや!行くで…!』
にこ『行かない』
運営『!?』
希『は?!何言うて…』
にこ『8回戦目、次はにこの試合よ?どうせ戻って…ここに立つんだから何処にいても変わらないわ』
希『ちょっ…!!』
運営『失礼。矢澤選手。これは貴女の行動が招いた結果、そして貴女自身のスクールアイドルとしての評価を審議する場でもあります』
運営『大人しく、従いなさい』 ダイヤさん序盤で身内を制止するのにコーレス使ってた
伏線がちゃんとしてるのに感心した 希『にこっち…!』
にこ『いやよ』ドカッ
希『なに座り込んどるんよ…!』
運営『矢澤選手…!このままだと君も不戦敗でAqoursの優勝ということも考えられるんだぞ…!』
にこ『そう…したければすれば?もし…仮によ…?』
ーーーーー
本部「えーー、間もなく大会続行の是非を審議した結果を発表いたします。どうか、混乱防止のためお席から離れられないようにお願いします。もし、ご気分が優れない方がいらっしゃいましたら近くのスタッフにーーー」
ザワザワザワザワ…
千歌「このまま…もしかしたらにこちゃんが失格ってなって…ってなったら、私達…」
千歌「優勝か…」ポツリ
Aqours「ーーーーー」
「だめ、よ」
千歌「ーー梨子ちゃ 梨子「行ってくる」ザッ
千歌「り、梨子ちゃん!?」
ーーーーー
凛「【くるりんMIRACLE】!!」カァッ!
絵里「うぐっ…グズッ…えぅ…」
シュウウウウーーー…
絵里「あ、ありがど、凛。ヒグッ、大分、楽に…!うぅッ…」
凛「う、うん…!」フラァ
花陽「凛ちゃん!」ガシッ
凛「へへっ…やっぱりキツイや…」ゼェゼェ
真姫「ーーーー」
海未「ーーーー」
ことり「ーーーー」
希「ーーーー」 穂乃果「にこちゃんがさ」
穂乃果「間違ってたのか、間違ってなかったのか、多分、誰が、何を言っても無駄なんだと思う…ルール違反はルール違反だけどさ」
シーン…
穂乃果「今は…無事に大会が続くことを祈ろう!」
希「それは…多分…うん、大丈夫…」
海未「どうしたのですか…歯切れ悪く…希らしくありませんね?」
希「うん…あの時、ベンチに戻れって運営さんから催促されたとき…」
ーーーーー
にこ『もし…仮によ…?私を失格にしてみてごらんなさい。私の反則行為に納得いかないお客さんとか…大会中止になるのがお客さんとかで…』
にこ『きっと暴動が起きるわよ?』
運営『ーーーー!』ゾッ
希『バッ……………!』
運営『今の発言…も、審議上に加味させて頂きます!なんてことを考えられるんだ君は…!』
にこ『やりようはいくらでも…でもすみません。生意気言いました。でも…誰もが納得のいく形になるように計らってください。それに…』
ーーーーー 希「『自分でやったことだもの、自分でケリつけてみせるわ』なんてのたまったんよ…皆の想いが無駄になるかも知れへんことしといてやで…?当たり前や!」
凛「ま、待って…!」
凛「凛の…!【くるりんMIRACLE】は…!ちょっと前の時間を…!戻すことみたいなんだ…!」
希(時間遡行!?現象操作の最高位!!)
凛「で、でも…!かよちんのときは…!『かよちん』だったから…!凛もよくわかんないけど…!絵里ちゃんの『膝』…が…!『膝』じゃなきゃダメなんだ…!あれ…?うう〜んと…!」ゼェーゼェー!
凛「えっと…!ちょっと待っ、…て!」
花陽「凛ちゃん!大丈夫だよ!無理しないで!!」
海未「はい…!しかしこんな消耗した状態で貴女は2回戦を…!」
凛「へへっ…!」 真姫「絵里の膝じゃなきゃダメ…つまり、あのまま絵里の膝が壊れていたら…絵里の膝じゃなくなったら…ああ!」ヘタリッ
真姫「やっぱり私が…ちゃんと判断できていたらこんなことには…!」
ことり「たられば、を言っても仕方ないよ…皆の決意が…すこしすれ違ってただけなんだね…でも」
ことり「にこちゃんの想いは…そのつもりかは分からないけど…それでも、絵里ちゃんを救ってたんです…!」
絵里「うぇ………にこぉ!」
希「ほんとは一発ぶん殴ってやりたかったけど…もうウチは何も言わへん!ふんだ!!」
絵里「うっ…!うっ…!」グス
希「絵里ちをこんなふうにして…!勝たな許さへん!!」
穂乃果「自分でケリを…そっか…!戦って…そして勝つつもりなんだね!にこちゃんは!」
穂乃果「穂乃果は…応援するよ!」
穂乃果「皆!舞台の上に行こう!試合を続けられるように!お願いしに行くんだ!!」
海未「まったく…!貴女という人は…!おや…?」
ザワザワザワザワザワザワ…
ーーーーー 梨子「矢澤 にこ…さん」
ザワザワザワザワ オイ!アレリコチャンダ! ザワザワザワ マダキマッテナイヨネ?ハッカイセン! ?ザワザワザワ
にこ「来たわね…さ、じゃあ…」スクッ
ズズッ…
J(*‘ヮ‘*)し「やるわよ?」
ズズッ メイ*σ _σリ「………」
審判「なっ!?君等勝手に!!」
メイ*σ _σリ「いいんです…!どうか!どうかこのまま戦わせてください!!」
審判「!!」
メイ*σ _σリ「私は…私自身の過去を乗り越えるために…そのために今日!ここに来ました!この日の為にAqoursの皆と努力してきました…!」
ザワザワザワザワザワ ドウイウコト… ザワザワザワザワザワ イヤ、ソウイエバサ… ザワザワザワザワ
メイ*σ _σリ「ーーーーはい。もう、お気付きの方もいるかも知れませんが…第5回戦、あまりの試合内容に皆さんが困惑される中、解説に現れた…」
メイ*σ _σリ「『サクラウチ』…私は、あの人の娘です」
エッ!!ザワザワザワザワザワ!
嘘…でしょ!あっ…!でも名字…!
ザワザワザワザワザワザワ!
あれ…じゃあなんで浦の星に…?普通、お嬢様学校の音ノ木じゃ…?
メイ*σ _σリ「アイドルの娘はアイドルに。誰からの期待に応える意味もありましたが、私自身、お母さんに憧れて…そうなりたいと飛び込んだ世界ではありましたが」
メイ*σ _σリ「現実は、厳しかった」
シン… 千歌「梨子、ちゃん…」
ダイヤ「会場が…梨子さんに耳を傾けて…」
メイ*σ _σリ「私は頑張った…でも、周りの大人達の膨れ上がる期待に、私の成長は追いつくことが出来ず…」
メイ*σ _σリ「なんとか補欠合格で入学した音ノ木坂学院でも、周囲とのレベルの差に悩み…1年間、ある病に侵されました…それは…」
J(*‘_‘*)し「それは私も知ってるわ…」
J(*‘_‘*)し「イップス」
J(*‘_‘*)し「私が2年生の頃、一時期凄い話題になったわ。あの『サクラウチ』の娘が入学してくるかも知れない…持ちきりの噂だったわ」
J(*‘_‘*)し「そして…病気療養のために休学…と聞いてたけど、浦の星女学院の生徒として私の目の前にいる…そういうことよね」 メイ*σ _σリ「はい…」
ザワ…ザワ…
嘘…!そんなことが…
ザワ…ザワ…
噂…めちゃくちゃなのも多いけど、本当のことも…
ザワ…ザワ…
メイ*σ _σリ「でも…にこさんが言うように、私は浦の星女学院の生徒として…!ここにいます!」
メイ*σ ᴗ σリ「だから!私は今日、ここに!感謝を伝えに来ました…!他ならぬ、Aqoursの皆へ!」
メイ*σ ᴗ σリ「イジけてばかりの私を立ち直らせてくれた浦の星女学院の皆さんへ!!」
メイ*σ ᴗ σリ「そして言葉だけじゃなく、形で示したい!ラブライブの優勝という証で!私は立ち直ったのだと!私は過去を乗り越えたと!伝えたいんです!」
メイ*σ ᴗ σリ「だから…だからお願いします!私を…この第8回戦を、戦わせてください!」
メイ*σ ᴗ σリ「そして私が勝利を掴み…!優勝させてください!!!」
ペコリーー
パチ
パチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…! いいぞー!梨子ちゃん!
パチパチパチパチ!
運営!戦わせてやれー!
パチパチパチパチ!
そうだそうだーー!
梨子ママ「ああ…梨子…!」
メイ*σ ᴗ σリ「改めてありがとう!にこさん!貴女の反則行為が…形はどうあれ、こうして私に最高の機会を与えてくれた…!これで…」
メイ*σ ᴗ ^リ「これで心置きなくやっと…戦える!』
J(*‘_‘*)し「!? ふーん…」
善子「リ、リリー?」
千歌「善子ちゃ…?まさか!」
果南「…よしな、見守るよ。善子とは違う。『アレ』も梨子だ」
ダイヤ「しかし…、あぁ…運営の方が舞台に」
本部「えー、こちらラブライブ運営委員会本部。様々な検証と状況的な推察から判断しますに…」
J(*‘_‘*)し「…ていうかさ…やっぱり」
本部「第8回戦!続行を決定します!!」
ウワアア
J(*‘ヮ‘*)し「アンタ達…みーんな大バカよ!」
μ's「!!?」
アアア……?
J(*‘ヮ‘*)し「さっきから皆してごちゃごちゃごちゃごちゃと…!何にも分かってないわね〜!」
J(*‘ヮ‘*)し「良い?!ここにいる全員に!スクールアイドルの戦い方ってのを教えてあげるわ!でもそれは言葉じゃなくて…」
J(*‘ヮ‘*)し「見せてあげるわ!この大銀河宇宙NO1の!にこの戦い方で!!」
シーン…………
ふ…
フッざけんなぁ!!!!!!! 絵里ちゃんとダイヤさんの勝負を邪魔した挙げ句…!
梨子ちゃんの想いまでバカにするなんて!!
もう帰れー!!いい加減にしろおおお!!
アキバリポーター「こ、これに関しては…!私は本日自らの意思で初めてコメントを控えさせて頂きます…!」
ツバサ「分からない…!何を考えてるの矢澤さん…!」
アキバリポーター「あっ!!今審判が舞台に!…正に困惑…いや混沌の中で、今8回戦が!!」
審判「第8回戦! 矢澤 にこ 対 桜内 梨子!」
アキバリポーター「始まろうとしています!」
審判「はじめええええええええい!」 希「あんのホンマもんのバカ…!一体何を考えて…!」
ことり「にこちゃん…ちょっと怒ってた…」
凛「凛がバカだからかな…にこちゃんのこと…すこしわからないや…」
真姫「本当に…ごめんなさい。やっぱりあのにこちゃんの暴挙も…私のせいよ…本来なら怪我人を試合に参加させるべきではないという非難を…」
真姫「きっとエリーの傷を庇う事によって…自分にその目を集中させたんだわ…」
海未「それはもういいっこなしです真姫…にこは示すといったのです…今は信じましょう!私達の仲間を!」
花陽(………………にこちゃん) 千歌「また…コーレスがないままはじまっちゃったね…」
鞠莉「うーん…今回は事情が事情よ…Ms矢澤があんまりにもお客さんを煽るものだから…しかも本部としては正式に8回戦を続けると表明した後のことだから、引き下がることもできずにとにかく試合の開始を断行した…というところが本音よ?きっと」
ダイヤ「だとして彼女は…本当に何故あのような…わかりません!」
果南「スクールアイドルとしての戦い方、教えてくれるっていうんだったら…期待させてもらおうかなん?」
曜「でも嫌だな…こんな険悪なムードのなか…私だったら…とても闘えないよ…」
ルビィ「ル、ルビィも…ここにいる自分が本当に正しいのかって分からなくなりそうだよ…」
花丸「…まるで禅問答でも聞かされてる気分だよ…答えなんて本当にあるのかな?」
善子「……これで何にもありませんでしたじゃ、洒落にならないわよ…しかもこれが優勝決定戦になるかもしれない…後味が悪すぎるわ」
ーーーーー
梨子ママ「にこちゃん…まさかのあの時の事を…」
ーーーーー
絵里「にこ…教えて…貴女の本当の気持ちを…でないと…私…にこのことが…」
ーーーーー メイ*σ _σリ「本当に貴女は…私の事を苛立たせてくれるわね…!私の今までを…!全て否定した!」
J(*‘_‘*)し「あら?さっきまで綺麗なスピーチをしてた誰かさんとは別人のようね…?なんてね!いいわ、来なさい!もう試合は始まってるわ!」
メイ*σ _σリ「では遠慮なく!【Shadow gate to love】!」ズブゥ…!
J(*‘_‘*)し「なっ…!消え…!防御!【乙女式れんあい塾】!!」
メイ*σ _σリ「後ろです!防御突破!【コワレヤスキ】!」ゴア!
J(*‘_‘*)し「しまっ…!いけるか!?【START:DASH!!】」ギュン!
メイ*σ _σリ「逃が…さない!【Strawberry Trapper】!!」
J(*‘_‘*)し「!! 脚が…捕まった!いえ大丈夫…!この距離なら…!」
メイ*σ _σリ「【決めたよ………」ズズッ…
J(*‘_‘*)し「なっ!腕だけをワープさせて…!ヤバい!!振り払え…!【夏色えがおでーーー!」
梨子「………Hand in Hand】!」
ズドドドドドドドドドドドドドドッ!
J(*‘_‘*)し「ーーー1,2,Jump!】!!」バビュッ!
ブアアアアアアア……!
メイ*σ ᴗ σリ(ふふっ…)ニヤリ
ザワザワザワザワ エッ!?ケッコウスゴイ…? ザワザワザワザワ アタリメーダロ アレダケイッタンダカラ ザワザワザワザワ…
アキバリポーター「あああああっと!不穏な雰囲気で始まった第8回戦でしたが!なんと蓋を開いてみれば激戦!【歌】と【歌】の絶え間ない応酬だぁーーーー!」
ツバサ「凄いわ。矢澤さんも桜内さんも…伊達じゃない!」
ツバサ「でもまだ観客の心は離れたまま…一体何を見せてくれるの…矢澤さん!!」 J(*‘_‘*)し「しまったわね…いくらなんでも飛び過ぎたわ…このまま黙って着地…」チラッ
メイ*σ ᴗ σリ「かかっわね?狙ってたわよ?にこさん?」ニコリ
J(*‘ヮ‘*)し「ずいぶんと嫌〜な…笑顔じゃない!」ヒュ〜
メイ*σ ᴗ σリ「ス・キ・だ・ら・け♡一気に行くわ!【HAPPY PARTY TRAIN】!!」ギュオン!!
J(*‘_‘*)し「うっ!!速い!のと…多分相当痛い!【ダイヤモンドプリンセスの憂鬱】!」ピキィィィ!
メイ*σ ᴗ σリ「ホントにそれでいいのかなぁ?忘れん坊はROMA ROMANESQUE…じゃなかったかしら?」
メイ*σ ᴗ σリ「プラ〜ス…【コワレヤスキ】!」ゴオオオ!
ゾクッ J(*‘_‘*)し「あ…やらかし」
メシャアアアアアアアアア! ドカッ!ゴロゴロゴロ…ヘタリ
J(*‘_‘*)し「」シン
メイ*σ ᴗ σリ「フフ?終わったかしら?」
シーン…
ウ、ウオオオオォォォ!!
き、決まったあ!Aqoursのーー
優勝だああああああ!!
ワアアアアアアア!
千歌「か、勝った…?」
曜「私達の…優勝でありますか!?」
ルビィ「しゅごい!梨子ちゃん!!でも…」
花丸「梨子さん…かなり様子がおかしい…というか怖いズラ…」
果南「梨子、段々テンション変になってたから…まあ良いんじゃない?」
ダイヤ「何を言うのです!私達の勝負に水を差されたとはいえ…!矢澤さん!あれでは重症ですわ!」
鞠莉「いえ…変な言い方だけど『重症ですんだ』と見るべきよ…善子のヨハネが天災なら…梨子の『アレ』は人災だもの」
善子「んむぐぐ…否定したいけど否定できない悲しみ…!けど、これで私達の…!!」
Aqours「優勝!」
審判「担架だ!早く!そして…」スッ
審判「第8回戦 勝 J(*‘_‘*)し「あーはいはいストップストップ!!」 ダイヤと凛は花陽とルビィの試合の時何したの?
何でにこだけ反則なの?なに起こってんのかまるっきりわからん J(*‘_‘*)し「まだ終わってないわよ!ったくぅ、困っちゃうにこ〜」ズズッ…
メイ*σ _σリ「なっ…!?内臓1つ2つの手応えは確かにあった…!平気なはずがない!」
J(*‘_‘*)し「まあ実際ギリギリだったけど…【歌】っといたわ!驚きなさい?これがにこの…」
J(*‘_‘*)し「【まほうつかいはじめました】!!」ババン!
オオォォォ…
アキバリポーター「おおお!?矢澤選手!桜内選手の何処か南選手の【ぶる〜べりぃ♡とれいん】を思わせる強力な突撃!加えて防御突破の【コワレヤスキ】の併せ技を受けて…」
アキバリポーター「まるで無傷です!!」
ツバサ「瞬間回復曲…!忘れてたわ!彼女の二つ名!『鉄壁の矢澤』!!心配するほうが徒労だったわ…!」
オオォォォ…
ドヨドヨドヨ…
ーーーーー >>465
すみません!では補足を!
ダイヤさんはルビィちゃんを庇い、凛ちゃんはかよちんのパンチ(でもならないほどにかよちんは衰弱してますが)を止めてました
という、実際、両者反則の形です
ですが、かよちん踏み込み脚で巻き上げた白煙のため審判たちも、それを確認できませんでした。
※一応、かよちんのソロは自分の中では1番強力な肉弾攻撃です。
かよちんは、あの時点で心肺停止
ルビィは気絶、しかし状態的には戦える
でも凛としてはそんなことよりも、かよちんに死ぬ可能性の高い【ソロ】を使わせてしまった、しかもそれ知っていたのに止められなかった後悔から降参を代理で宣言した。自分はかよちんの分まで!!の決意。
そして宣言した以上、審判団はそれを受理
という形です
ほんとは引き分けでしたが、なんか気分的に引き分けに逃げたくなかった、これは僕のエゴです…すみません
説明になっていればよいのですが…何分ライブ感で書いてる為か頭の中の書き出しが間に合ってないかもしれません…下手くそです!m(_ _)m (・8・)「全然ちげぇチュン!ことりのほうが【歌】の方がずっと強いチュン!」
花陽「わわ…っ!ことりちゃんが…!でも…すごく強い【歌】でした…!あんなに強い人が1年前の音ノ木にいたなんて…!」
海未「桜内梨子…音ノ木の同級生でしたとは…嘆かれますが、彼女もかなりの使い手!いえ、最早Aqours全員に言えることですが…!油断はできません!」
穂乃果「それでもにこちゃんは…!凄いや!こんなムードの中なのに…にこちゃんはにこちゃんだ!!」
絵里「にこ…!」ホッ
希「2つ名…音ノ木坂学院で3年間生き残った、更にその中の強者のみに与えられる、名誉ある称号やん!」
凛「え!?なら希ちゃんもあるの〜?」
希「う…しまったやん…?ウ、ウチは…ふ、『福音の東條』…」
凛(厨ニにゃ)
真姫(え…やだ…カッコいい!) >>467
あ、そして
にこにーの場合は誰からも見て明らかな自分勝手な反則であったので印象がかなり悪い、という解釈でいてくだされば!で、オナシャス! J(*‘ヮ‘*)し「ふふっ…!よし!」
J(*‘ヮ‘*)し「にっこにっこにー!アナタのハートににこにこにー!笑顔届ける矢澤にこにこ〜♪ニコニーって覚えてラブにこっ♡」
J(*‘ヮ‘*)し「ごっめんね〜みんなぁ、ビックリしちゃったかなぁ…?でもぉ、ニコニーはダイジョ〜ブ♪こ〜んなに元気♪ニコッ!♡」
ザワザワザワザワザワ…
なに…あれ?平気なの…?
ドヨドヨドヨドヨドヨ…
スゲーはスゲーけど…なんか…
J(*‘ヮ‘*)し「げっ…」タラー
凛(つ、ついにやってしまったにゃ…!しかもこの決勝の場で…チョイ寒を!!)
※チョイ寒…ちょっと寒くないかにゃ?の略
J(*‘ヮ‘*)し「も、も〜う?みんなオコリンボなんだからぁ〜…」
メイ*σ _σリ「なに…してるんですか…?」
J(*‘_‘*)し「うぐっ…ちょっと!アンタも笑ってなさいよ!それに、なに?じゃないわよ!言ったでしょ?教えてあげるって!」
J(*‘ヮ‘*)し「スクールアイドルとは!どんな時でも笑顔が命!!たとえどんなに苦しくて辛くっても…」
J(*‘ヮ‘*)し「にこは、いつでもどこでも笑顔!!ニコ♡!!」
梨子ママ「ーーーーー!」
シーン…
そ、それで試合の邪魔したの…?
ザワザワザワザワザワ…
全然説明になってないじゃん…
ザワザワザワザワザワ… J(*‘_‘*)し「ぐ、ぐぬぬ…」
メイ*σ _σリ「ねぇ…本当に…ふざけてる、んですか…?」
J(*‘_‘*)し「ふん!真面目も真面目、大真面目よ!!これが私、大銀河宇宙NO1アイドル!矢澤にこよ!これが私の『強さ』なのよ!!」
メイ*σ _σリ「『強さ』…へえー…なるほど…そう、そうですか…あはは…」 「あははふざけるなぁぁぁぁああああああああああああああああああああ!」 J(*‘_‘*)し「!!」
ズズズ……
凛「な、なんにゃ今の声!えっ…嘘…!?」
真姫「あの人…から?」
花陽「…だ、ダレカタスケテー!」
希「な、なんや…あれは!」
海未「そういえば…貴女達は知らないのでしたね…!私やことり達は1度…アレを目の当たりにしています…あの凶悪なオーラ…忘れたくても忘れられません!」
ズズズズズズズズ…
∫∫( c||σ_σ|| 「曜、準備」
曜「え!?う、うん!」 ズアッ(*> ᴗ •*)ゞ
ダイヤ「果南!正気ですか!?」
鞠莉「いえ…!Ms矢澤の…安全を確保するという意味でなら…」
∫∫( c||σ_σ|| 「流石に優勝もかかってるのに、私達が反則ってのも馬鹿らしいけど…この場で考えられる『最悪の場合』、が一番嫌だからさ」
ルビィ「最悪の…場合…」ゴクリ
花丸「マルの出番ズラか…?え〜っと経文は…」
善子「冗談言ってる場合じゃないわよ…!……リリー…!」
ズズズズズズズズズズズズズズ…! J(*‘_‘*)し「会うのは…っ言うのもおかしいけど、2回目ね。アンタのソレ…まさしく、『本性』って言うべきかしら…」
「うふふ…」
メノ^ノ。^リ「うふふ…うふふふふふふふふふふ」 メノ^ノ。^リ「『強さ』…『強さ』ね…あはははははははは!」
メノ^ノ。^リ「ふざけないでよ矢澤にこ!そんなものが『強さ』なわけないでしょう!」
メノ^ノ。^リ「強さっていうのわねぇ…!!!!こういうのを言うのよ!!!!!!」
メノ^ノ。^リ「【想いよひとつになれ】ええええええええ!!!!!!」
∫∫( c||σ_σ|| 「なっ!?しまっ…!!う、うぐううぅ…!!」シュウウウウ…果南「う、うう…」
曜「よ…ようそろ…!」がくり…!
ルビィ「ピ…」
ダイヤ「ピギィ…」
花丸「ち、力が…」
善子「抜けてくぅ…!」
鞠莉「不味い…このままじゃ…Ms矢澤が…!」
千歌「梨子ちゃん…!梨子ちゃぁん!」
J(*‘_‘*)し「ア、アンタ…!なにしてんのよ!やめなさい!!!」
メノ^ノ。^リ「あぁ^〜感じるわぁ!皆の【歌】を!…と言っても千歌ちゃんのは『難しい』から借りられないけど…」
メノ^ノ。^リ「これで十分…!なんてね…十分すぎるから…『調律』しないとね…?」ニタリ
メノ^ノ。^リ「さあ?矢澤にこ…貴女は負ける…負けるのよ?私の『強さ』に!この私の想いに!!」
メノ^ノ。^リ「【Pianoforte Monologue】!!!」 聖良「『調律』…?」ハッ!
聖良「もしかして…!あの時の!!」バッ!
聖良「同じなのですね!『サクラウチ』さん!!」
梨子ママ「………」
理亞「ね、姉様…?」
聖良「理亞…貴女は感じませんでしたか…?第1回戦…花陽さんの【ソロ】で発生した凄まじい衝撃波を私達の【歌】で食い止めようとしたとき…」
理亞「あ…思い出した!なんか身体が暖かくなって…妙に力が湧いてきて…何でも出来るような気がして…!」
聖良「はい…!あの時、他のスクールアイドルの皆さんが私達の【歌】にあわせてくれたお陰で難を逃れました。が…」
聖良「その実、私達の『外側』で【歌】をあわせてくれる人がいた…例えるならバラけてしまったピアノの音を調律ように…整えてくれたのは、そう」
聖良「『サクラウチ』さん…貴女です」
梨子ママ「…………」
聖良「そして…今、桜内さん…ーややこしいですねー貴女の娘の梨子さんは同じことをしようとしている。つまり…」
梨子ママ「…………」
梨子ママ「………………梨子…!」 メノ^ノ。^リ「もう少し…もう少し!うふふふふふふふふふふ!」
千歌「ーーーー!ごめん皆!」バッ!!
穂乃果「あれ!?千歌ちゃんが…!ベンチから飛び出して…にこちゃん達に駆け寄ってく!?」
海未「なっ!?い、一体何を…?先程の、にこの反則の例があるというのに!?優勝の機会を捨てるというのですか?!」
絵里「ま、まさかそれほど危険な【歌】だというの…!………にこ!」
希「!!!? アカン!良く見たらAqoursのベンチ…皆のヘタレこんでるで!!」
真姫「わっ!私達も!!」グッ
「来んなぁああああああああああ!」
千歌「!!」ビクッ!
μ's「!?」ビクッ!
J(*‘_‘*)し「来んな!これは私の戦いよ…」
J(*‘_‘*)し「あー…まあ、人の戦い邪魔した私が言うのもアレだけど…」
J(*‘ヮ‘*)し「アンタ達!私の心配なんて百年早いわ!この大銀河宇宙NO1アイドル…無敵のニコニーがこんなところでやられるわけ無いでしょうが!!」
メノ^ノ。^リ ピクリ…
J(*‘ヮ‘*)し「タカミ チカも!ベンチに戻ってAqoursの奴らの介抱でもしてあげなさい!アンタだけ無事なんでしょ!」
千歌「え…!う、うん!分かった…!」クルッ タッ
千歌(にこちゃんが私の名前を呼んでくれた…こんな時だけど、ちょっと嬉しいや…)ヘヘヘッ メノ^ノ。^リ「あらあら…強がりを…これから起こる予感からか防御に身構えたのでしょうけど…正解なのはその嫌な予感だけ」
メノ^ノ。^リ「実際は不正解よ…?矢澤にこ…!実は私の【Pianoforte Monologue】…発動までは隙だらけなの。でも貴女は、私に勝つ目を失った。これでゲームオーバーよ?」
メノ^ノ。^リ「うふふふふ…完全に『調律』は終わったわ!それと言い忘れてたけど…」
メノ^ノ。^リ「第5回戦の時、怒られちゃったから引き下がったけど…今じゃ怖い怖い果南さんもあの通り。だから改めて自己紹介」
果南「く、…うぅ…り、梨子…!」
メノ^ノ。^リ「Aqoursの『最強』は、私よ?うふふ、それじゃあ行くわ?私のひとり語り…まずは…」
J(*‘_‘*)し(来る!) メノ^ノ。^リ「【WHITE FIRST LOVE】ーーーー」 カッ…カキン…カキカキカキ!
カカカカカカキキキキキキキキーーーン
メノ^ノ。^リ「うふふ…いつ見てもキレイだわぁ…」
ダイヤ「うぅ…わた、しの…【歌】が…!」
千歌「おまたせ皆!今…助けるね!」
メノ^ノ。^リ「さて…ーー行きなさい?氷達!!」
ビュババババババババババババババ!!
J(*‘_‘*)し「なっ…………!でも…これなら…逃げる!【Cutie Panther】!」ヒュバ!
シュシュシュシュシュシュシュシュシュンンンーーーー
ーーー
ーー
アキバリポーター「ど、怒涛の展開だあーーーー!矢澤選手の言葉に、桜内選手!性格が唐突に豹変したかと思うと!遂に自身の【ソロ】を出現させましたー!しかし…これは!?」
ツバサ「はい…!これは黒澤さんの【ソロ】だったはず!何故彼女が…!」
ーーーーー ズガガガガガガガガガガ…!
J(*‘ヮ‘*)し「ふん…!」ヒュン!
ズガガガガガガガガガガガガ…!
J(*‘ヮ‘*)し「やっぱり…!」ヒュバ!
J(*‘ヮ‘*)し「全然大したことないわ!確かに避けるのはキツイけど…でも…!」
J(*‘ヮ‘*)し「今よ!疾走れ!【PSYCHIC FIRE】!」ボボボボボッ!
メノ^ノ。^リ「あら?危ない危ない。水よ。【恋になりたいAQUARIUM】」ドジュゥ…
J(*‘ヮ‘*)し「ふっ…!どうやら本家本元にはだいぶ劣るみたいね!氷のスピード…これなら十分に躱せるわ!」
J(*‘ヮ‘*)し「それに【PSYCHIC FIRE】の炎も別の【歌】で消してみせた!オリジナルみたく、熱量を操れるわけではないのね!」ヒュババ!
J(*‘ヮ‘*)し「今のは防御されたけど…攻めようはまだある!」ギュン!
メノ^ノ。^リ「うふふ…いけしゃあしゃあと饒舌だこと…気をつけないとダメよ?その氷…」
メノ^ノ。^リ「急に『見』えなくなったら、危ないと思わない?」
メノ^ノ。^リ「【さかなかなんだか?】」ニタリッ
果南「ぐっ…!やめ、ろ…!梨…子!」
千歌「果南ちゃんも!とりあえずお水!」
フッ……………
J(*‘_‘*)し「うっ!!こ、氷…攻撃が、見えな…!マズい!【ーーー
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドーーーー!! ーーーン………
ザワザワザワザワザワ…
おい…!あれヤバくない…!?
重なりすぎてよく見えないけど……めちゃくちゃ突き刺さったんじゃ…!
ザワザワザワザワザワ…
メノ^ノ。^リ「いいえぇ、あのしぶといしぶとい矢澤にこのことだもの…どうせまた回復とかで…いつでもどこでも笑顔でいられる『強さ』とやらで平気なのでしょう…?」
メノ^ノ。^リ「だったら回復も間に合わないくらいに………ねえぇ!!」ニタァリ!
メノ^ノ。^リ「【New winding road】!それと…こうだったわよねえええぇぇぇぇ!」
メノ^ノ。^リ「【コワレヤスキ】ィィイ!」
キュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュキュ!
メノ^ノ。^リ「ふう…流石にこの一発だけだけれど…クスクス…人に当たったらどうなるのだったかしらぁ!」
鞠莉「り、梨子…!ダメ、よやめて!」
メノ^ノ。^リ「うふふ…」 キュ バチイイイイイイイインン!!
ボシュウウウウウウウウ………!
キャアアアアア!
ザワザワザワザワザワザワザワザワ!
梨子ちゃんどうしちゃったの…?
ザワザワザワザワザワザワザワザワ!
でも…まあ…
ザワザワザワザワザワザワザワ!
アキバリポーター「こ、これはいけません…!只でさえ身動きのとれない矢澤選手に向かって…!小原選手が第4回戦で見せた、文字通りの必殺技を放ちました…!」
アキバリポーター「矢澤選手は大丈夫なのでしょうか!?凄まじい水蒸気で上手く確認できません!」
ツバサ「………………ふふっ!」ニヤリ!
メノ^ノ。^リ「あっははぁ!!すごおい!氷ごと吹っ飛んじゃったぁぁあはははははは………………………あ?」
シュウウウウウウウウウウウ…
「…………フッフッフッ…」
シュウウウウウウウウウウウ…
J(*‘ヮ‘*)し「にっこにっこにー!」ドドン! すみません…今日はこのあたりで…こんなことで間に合うのか今月中…
眠気許すまじ… 乙乙
急いで終わらせなくていいからじっくりやってほしい 真姫「状況から見るに他者の【ソロ】…うん。借り受けといったところかしら…何れにせよ、強力な事は間違いないわ。けれど!」
海未「はい!出ましたね…にこの、もう1つの【ソロ】が!」
穂乃果「あの時の以来だね!1年生と2年生だけで…まだ私達がまだまだヒヨッコだった頃!」
花陽「アイドル研究部部室前で、にこちゃんと会って…『バトル鬼ごっこ』をしたときだね!」
凛「いやな思い出にゃ…凛とことりちゃんで…
>ω</『にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃ!』
ズドドドドドドドドドドドドドドドドド!
(・8・)『チュンチュンチュンチュンチュンチュンチュン!』
だったのに…………」
ことり「そうだったね…まったく効かなかった…あの時、アルパカさんがいてくれたから良かったものの…」
希(えっ…?ウチはあん時『話をつけにいくことやな?』って言っただけで…戦えとは言うてへんで?!)
絵里「私も似たような思い出があるわ…あのにこは…強い!」 >>488
>>1に初投稿初スレ立てって書いてあるぞ
期待の大型新人だぞ
楽しみだぞ >>490
ラ!板では初スレ初投稿ってことじゃないのか? 絵里「もう忘れられない思い出よ…2年前の…入学式…
J(*‘ヮ‘*)し『そこの金髪…アンタが絢瀬ね!私と勝負よ!!』
J( ・`д・´)『!』
…………ふふ…!」
希(ハイパー乙女タイム…オドレら、あんときゃめっちゃ仲悪かったやんけ…)イライラ
希「まあ、でもあれを出したって事は…にこっち決着をつけるつもりやんな!…攻撃に対して自動的に防げるまでの防御力があがる……つまり!」
J(*‘ヮ‘*)し「これがにこの『無敵』のアイドル道!【にこぷり女子道】よ!」
オオオオォォォ…… >>490 >>491
ありがとうございます!
一応、何もかも初です メノ^ノ。^リ「あら…そう…うふふ…」
メノ^ノ。^リ「うふふふふふふふふふふ」
メノ^ノ。^リ「【さかなかなんだか?】【WHITE FIRST LOVE】」
J(*‘_‘*)し「!?」シュバ!!
シン……………………ガガガガガガガガ!
J(*‘_‘*)し「ちぃ!流石に簡単には動じないじゃない!?」
ドガッ!ズバッ!
J(*‘ヮ‘*)し「やっぱり完璧に躱すのは…! くっ!!」シュン!シュバ!!
メノ^ノ。^リ「さあ?どんどん踊りなさいな…。うふふ、『完全無敵化』なんてそんな凄い【歌】…うふふ?ズルいわよねぇ?」
メノ^ノ。^リ「『瞬間回復』とあわせても、並のスクールアイドルなら何をやっても攻撃は無駄…何度やっても無駄…疲れて勝負を諦めちゃうわよねぇ…?」
ザシュ!ザンッ!
J(*‘_‘*)し「ぐ、ぐぬぬ…」シュン!…ググッ!
メノ^ノ。^リ「もっと…もっと踊らせちゃう!もっともっともっともっともっともっとぉぉおお〜!」 凛「うわわわ…!にこちゃん!!」
花陽「躱してはいるけど…!ときどき当たっちゃってるのお!?」
海未「桜内さん…あのように性格が変わって闇雲に攻撃をかけてくるものと思いましたが…極めて冷静…そして残虐…!」
希「にこっちの弱点を瞬時に把握したんやね!なんてバトルセンス…!言ってしまえば【にこぷり♡女子道】は『強制瞬間身体強化』!直撃する攻撃に身体が勝手に反応してしまう…!その弱点…!」
真姫「スタミナ…!特に体格でどうしても劣ってしまうにこちゃんにとって…戦闘における最大の課題!桜内さんはにこちゃんのスタミナ切れを狙ってるのね!」
絵里「いえ…!…大丈夫よ!」
穂乃果「ぅ絵里ちゃん!?」
絵里「スタミナ切れ?…フフッ!そんなのにこは…ーーーーーー
ーーーー
ーー J( ・`д・´)『この程度?チャレンジ精神は認めるけど、相手を考えたらどうなの?』
J(*‘_‘*)し『いったあぁぁ…ぐぬぬ』ボロボロ
J(*‘_‘*)し『く、悔しいけど認めるわ…!今はアンタのが強い…!絢瀬 絵里!!!』ビシィ!
J(*‘_‘*)し『次よ…!次は負けないわ!私の理想のアイドル像に近づく為にも…!次はは勝ぁぁつっ!!!』
J(*‘_‘*)し『そうと決まれば…!アイドルの基本!走り込みよおおおおぉぉぉぉぉ!!』ダッダッダッダッダッダッダ…
J( ・`д・´)『ふん…?生意気ね…私に勝つ…?認められないわぁ!次も返り討ちにしてやるわ…!』
J( ・`д・´)『ふん!』
希『あちゃ〜…やっぱり喧嘩してたぁ…も〜!』
J(*‘_‘*)し『に、に"ごぉぉぉおおおお!』ダダダダダダダ…
ーーーーー
ーーー
ー
絵里「あれから…毎日、本当にどんな時でも『毎日』!貴女は走り続けてたわね…!にこ!」
J(*‘ヮ‘*)し「ぐぬぅ…で、でも…………!今よ!!」
J(*‘ヮ‘*)し「【もぎゅっと“love”で接近中!】!」ギュン!
メノ^ノ。^リ「なっ!?さっきよりも…!速い!!」
メノ^ノ。^リ「くっ!【strawbe… J(*‘ヮ‘*)し「おっそぉぉおい!!! 」ギャン!
J(*‘ヮ‘*)し「超接近…【COLORFUL VOICE】!!!」ズドドドドドドドドドドドドド!
メノ^ノ。^リ「な、なぜ!?こんなぁ!?」ドガァッ! ワアッ!!
梨子ちゃん…圧されてる…!でも…
それよりニコニーが実は…
訳分かんねえ奴だけど…
強い!!
ワアアアアアア!
アキバリポーター「形勢逆転か矢澤選手!正直…私も反則行為に彼女に対する印象は良いものではありませんでしたが!それすらも吹き飛ばしてしまうかのような猛攻!」
アキバリポーター「ドゥームにも歓声が戻ってきたようです!」
ツバサ「音ノ木の…その3年生!公式で目立ったような成績は少ないけれど…2つ名を授かるほどの、紛れもない実力者よ!!」
希(絵里ちに…大会そっちのけで無謀にも挑んでばかりやったからな…)
J(*‘ヮ‘*)し「にっこ!」
ドガガガガガガガガガガガガ
メノ^ノ。^リ「い、いい加減…!」
J(*‘ヮ‘*)し「にっこぉ〜…」
ドガガガガガガガガガガガ
メノ^ノ。^リ「こ、この…!」
J(*‘ヮ‘*)し「にぃーーーーー!」
ドガアアアアアアアアッ!!!!!!
メノ^ノ。^リ「ぐがああああああああああああ!?」
ドザッ! J(*‘ヮ‘*)し「にこっ♡」ババンッ!!
イ、イイゾォニコニー!
ザワッ!
J(*‘ヮ‘*)し「!!!?」
J(*‘ヮ‘*)し「ふっふっ…フッフッフッ!遂に来たわね!私のファン!いいわ!もっとよ!もっと盛り上げなさぁ〜い!そしてニコニーがぁ、みんなをこのままつれてっちゃうにこ〜♡」
J(*‘ヮ‘*)し「ニコニーのぉ?ラブにこワールドに♡!にこっ♡」
シーン
凛「運営さーん!空調の調子がおかしいニャー!」
J(*‘ヮ‘*)し「はぁ!?ぬぅわんでよ!!」
\ドッ!/アハハハ…!
J(*‘_‘*)し「む…?ウケた…り、凛め…」
J(*‘ヮ‘*)し「ま♡許すとするわ!」
メノ^ノ。^リ「…ふふ…うふふ…なんなのよ…これはぁ…!」ギリィ! 梨子ママ「あぁ…!あの娘…にこちゃん…!あんなに…あんなに強くなって…!梨子…、ごめんなさい…あの娘ならにこちゃんなら…!」
聖良「ど、どうされたのです!?えっ…!」
理亞「泣い、て…?」
梨子ママ「アナタの事を…きっと救ってくれる!」スゥー…
聖良&理亞「!?」 千歌「うそ…す、すごいのだ!Aqoursの皆の力を曲がりなりにも使いこなす梨子ちゃんがあんなに…!さすが…μ's!」
千歌「あ!それより皆の介抱を!こうなったら千歌秘伝のミカンジュースの封印を…!くぅ…!」
「何やってんのよ…もう必要ないわ?」ゴゴゴゴゴゴ…
千歌「ふえ…えええ?!善子ち……!!?? この雰囲気…まさか!」
ヨハネ「ふん…」ゴゴゴゴ…
千歌「うわああああ!堕天使ヨハネちゃんだぁああああ!寝てたんじゃないのぉ!!」
ヨハネ「うるっさいわねぇ…せっかくお目覚めの他の連中に響くわよ?」
曜「き、急に…」
ルビィ「身体、が…」
ダイヤ「楽に…」
鞠莉「イエ〜ス…」
果南「でも…もっと水を…」
花丸「ズラぁ…ヨハネ…ちゃん」
ヨハネ「ふん…」
千歌「え…!ま、まさか!ウソ!?皆を…治してくれたの!?あ、ありがとう…!」
ヨハネ「ち、違うわよ!私は最高位の堕天使!!このヨハネの禍々しいオーラがあの憎たらしい小娘の【歌】の効果を中和しただけよ!それだけに決まってるんだからね!?」
千歌「おおお…ツンデレさんだ……って!善子ちゃんは!?」 ヨハネ「…宿主は…連れてかれたわ。あの【想いよひとつになれ】って【歌】に…このヨハネはその空っぽの身体に浮き出てきただけ…」
ヨハネ「不甲斐ない宿主のせいで、このヨハネの力までも少し、引っ張っていかれて…なんなのよ…あの小娘…」
ヨハネ「まあ?扱うとなってもこのヨハネまでとはいかないだろうけど…」
千歌(こ、『このヨハネ』って何回言うんだろう…!)ゴゴゴゴ…
ヨハネ「ふわぁ〜あ。まあ、この試合が終われば宿主の意思も帰ってくるんだろうけど、それまでは心配なのよ………………あっ」
千歌「心配…………………………………なの?」
ヨハネ「………………」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!
滅ぼす!/////
ぎゃーーー!ウソウソウソウソ!?このヨハネ様ー!このヨハネ様ーーー!
こ、の…………人間風情がぁ!/////
ミ、ミカンジュースで良いから水を…!私に…水を…!
うぅ…五月蝿いですわぁ…! J(*‘_‘*)し「何やってんのよ…あの娘ら…」チラッ
J(*‘_‘*)し「ま、元気そうで何より。やっぱり笑顔が一番よ」
J(*‘ヮ‘*)し「ほら!アンタもよ!お陰でいい試合できてる!まー私が勝たせてもらうけど、キチッと決めてお客様を…」クルッ
J(*‘ヮ‘*)し「え?」
メノ^ノ。^リ ウソヨ…ウソヨコンナノ…マケチャウノ…ダメヨ…マケチャッタラ…ママァ…
J(*‘ヮ‘*)し「ちょっ…!アンタ!大丈…」スッ…
メノ^ノ。^リ「はっ!さ、触るなぁああああ!」ガバッ!バシィ!
J(*‘ヮ‘*)し「!!………なによ、元気じゃない?」
メノ^ノ。^リ「ハアハア…!ふふ、うふふふふ…『嫌な思い』をさせてくれるじゃない…」
メノ^ノ。^リ「うふふ…やるじゃない…矢澤にこ…?」
メノ^ノ。^リ「確かにこのまま正攻法じゃあなかなかどうして…でも…でもねぇ?お陰様で…良いこと思いついちゃったわ!」
J(*‘_‘*)し「むっ!」サッ!
メノ^ノ。^リ「うふ!うふふふふふふふふふ!そのすぐに身構える悪い癖!いいわ!今度は貴女に『嫌な思い』をさせてあげる!」
メノ^ノ。^リ「うふふ!【RED GEM WINK】ぅぅぅううう!!!」
チカ……チカ、チカチカチカ!
J(*‘_‘*)し「なっ!?眩しっーーーー!」
チカチカ…チカ… 希「な、なんや!…めちゃくちゃ強烈やけど…ただ、光った…だけやん?」
凛「う、うう……!」ゴシゴシッ
花陽「り、凛ちゃん!大丈夫!?」
海未「ああ…凛は運動能力が優れてるのは勿論ですが…五感も相当なものですからね…真正面からの烈光は刺激が強過ぎたのですね…」
凛「な、なんか…凄いクラクラするにゃあ…」
真姫「クラクラってちょっとそんなに………ハッ…まさか!」バッ
真姫「にこちゃん!」
J(*‘_‘*)し「ーーーーー」フラッ…フラッ…
ことり「あっ!にこちゃんの様子がおかしいよぉ!なんだか…すごく疲れてるみたいに!」
穂乃果「えぇ!?なんでなんで!!?」
絵里「いや…に、にこぉ!!」
J(*‘_‘*)し「…………」ヨロヨロ…
真姫「不味いわ…やっぱり、あの状態…!」 真姫「見当識失調…!にこちゃんは今、一時的にパニック状態に陥ってるんだわ!」
メノ^ノ。^リ「うふふふふふふ!………あら?」
審判(矢澤選手の様子がおかしい…戦える状態なのか…ルール無用とはいえ安全のためにも一度ストップを…)サッ
メノ^ノ。^リ「あらあら…だめですよぅ…【ジングルベルがとまらない】」
審判「なっ!?うっ、頭が!!」ガランガランガランガラン!
審判「や……!
ガランガランガランガランガランガランガランガランガランガランガランガラン 「やめてくれえええええええ!」 ガランガランガランガランガランガランガランガランガランガラン!
メノ^ノ。^リ「うふふ…しばらく言う事聞いててね?【“MY LIST” to you!】」
審判「…………………はい」
メノ^ノ。^リ「うふふ…邪魔者はいなくなったわ…さあ、矢澤にこ…」
メノ^ノ。^リ「夢の世界に案内するわ?とびきりの…とっても素敵な『悪夢』の世界に?」
メノ^ノ。^リ「【in this unstable world】ーーーーー」 J(*‘_‘*)し「ーーーーーーー!」ビグン!
梨子ママ「あ…ああ!まさか…梨子!なんてことを…!!!」
ヨハネ「チッ…」
千歌「なに…?一体梨子ちゃんは何をしたの!!しかもーーー」
千歌「まだ完成してない筈の、ルビィちゃんの【ソロ】までどうして!?」
ルビィ「ピギ…い、一度…」
千歌「ルビィちゃん!」
ルビィ「ハアハア…!ルビィ、込めるべき願いを【歌詞】におこそうとしたんだけど…なかなか上手くいかなくって…」
ルビィ「一度…梨子さんに相談しに…【歌詞】を見せたことが…それで…うぅ…」
千歌「そんな…それだけで!」
ヨハネ「その【ソロ】で一種の催眠状態を作り出したって事ね…そこに『嫌な思い』だ『悪夢』だとか暗示を掛けて…ーーーーー
ーーー
ー J(*‘ヮ‘*)し「いや…!いや、ダメ!いかないで…!」
絵里「にこ!にこ!?どうしたの!?声が届いていない!?」
絵里「にこぉぉぉおおおーーーーーーーーー!」
ヨハネ「このヨハネの【ソロ】…宿主と同じ使い方で幻覚を見せてるんだわ…恐らくあの様子から見ると…」
ヨハネ「とびきりの、トラウマを」
J(*‘_‘*)し「いやああ!パパ!パパァ!!!」
J(*‘_‘*)し「ーーーーお願い!死なないで!いや、いやああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!ーーーーー
ーーー
ー にこ『パパ…!パパ!なん、えぇ…なんでぇ!血が、血が止まらないよぉ!』グスッ グスッ
にこパパ 「ぅ…」ドクドク…
『離しなさい…!離して!あの人は私を庇って!それに多分娘さんも近くに…!』
『いけませんーーーーサクラウチさん!アナタを狙っての犯行だ!相手は銃を持っている!』
サクラウチ(梨子ママ)『良いから…離しなさい!』バキッ!
SP『グワッ!?』
サクラウチ『大丈夫!?お嬢ちゃんーーあぁ良かった、無事ね!さあ、この人は…!うっ!』
にこ『パパ…!私のパパなの…!助けて…サクラウチ…!パパを助けてぇぇ…!おねがいぃ…おえがいじまずおねあいじまず…お願い、します…!』
サクラウチ『…………弾が…心臓に…』ボソリ
ーーーーー
ーーー
ー 『観自在菩薩行深般若波羅蜜多時ーー』
サクラウチ『この度は…!本当に……!』ガバッ
にこママ『お顔を、上げてください…夫はただ…にこの…娘の、大好きなアイドルを守ろうと、咄嗟だったんだと思います…』
にこママ『あの人は、ふふ…本当に馬鹿な人でした。いっつも後先考えず、正義感ばかりで出張ちゃって…』
にこママ『自分が…死ぬことも…考えず…うぅ…』
サクラウチ『本当に…!なんと言ったら良いのか…!』
トントン
サクラウチ『えっ…』
にこ『………』
サクラウチ『あ…』
にこ『に…』
『にっこにっこに〜♪』 サクラウチ『ーーーー!どうして…私に笑顔を…』
にこママ『ああ…!にこ…!』
にこ『あのね…サクラウチ…これはね?』
にこ『笑顔の、魔法なの』
ーーーーー
ーーー
ー
J(*‘_‘*)し「あ…あ…!」ウツロ…
メノ^ノ。^リ「うふふ…!良いわ…良い顔よ…!そんな貴女を見たかったのよ!にこにこにこにこと…これで私の事は馬鹿に出来ないわよねえ!」
メノ^ノ。^リ「うふふ…うふふふふふふ!後は本当の眠りにつかせてあげる…!殺すわけじゃないわ?花丸ちゃんがやってたようにワンフレーズなら、私も完全に再現できるわ…!」
メノ^ノ。^リ「絶対昏倒の一撃…【おやすみなさん】」ズズッ…
メノ^ノ。^リ「あと一発…!あと一発で終わりよ!これで梨子はまだ強い子でいられる…!これでまだまだ大丈夫…!皆が褒めてくれる…!」
メノ^ノ。^リ「うふふふふ!これで終わりよ!悪夢の中で更に眠れ!!矢澤にこおおおおおお!」ゴオオオオ!
J(*‘_‘*)し「ーーーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー にこ『お父さんが…教えてくれたんだ!』
サクラウチ『ーーーーダメよ!!』ダキッ!
にこ『!?』
にこママ『な、何をするんです!?』
サクラウチ『アナタは…強いのね…とてつもなく。ふふ…素敵な魔法よ…すごい元気を貰ったわ…!でも…ダメよ…ダメなのよ…』
にこ『サクラ、ウチ…』
サクラウチ『お父さんを失って辛いでしょうに…私の事なんかぶん殴ってくれていいのに…!それなのに私を笑顔にしようと…!』
サクラウチ『なんて強くて…なんて優しい子なの…!』ギュッ…
にこ『…』ギュ…
サクラウチ『でも…でもダメよ…!貴女はまだこんなに小さいのに…!』
サクラウチ『辛かったら我慢しちゃダメなのよ!泣いたっていいの!そうじゃなきゃいつか…!アナタはアナタの『強さ』に心が潰されてしまう!』
にこ『ーーーー!』ウルウル サクラウチ『だからーーー私が『笑う』から!アナタがちゃんと泣けるように!私がちゃんと『笑う』から!』
サクラウチ『私はサクラウチだ!誰よりも強い、最強のアイドルだ!今は私に任せて!アナタの代わりに、この地球上の誰だって私を知ったら『笑顔』になれるように!アナタから貰った元気で私が頑張るから!』
サクラウチ『だから今はアナタは泣いていいの………!』
にこ『ふっ………うえ…………ふぐぅ…………………うわ、うわああああああああああああああああああああああん!』ボロボロ
サクラウチ『そう…それで良いのよにこちゃん…私のせいで…本当にごめんなさい…勿論私の事なんか一生許さなくてもいい…』
にこ『うわああああああああああん!』
サクラウチ『でも…もし、アナタが今よりももっと大きくなって…もっと強くなったて…それでもアイドルになりたいって憧れを抱いてくれるんなら…』 『今度はにこちゃんが、みんなのことを笑顔にしてあげてね?なぜならアナタはーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
ー パシィィィィイイイイイ!
メノ^ノ。^リ「な…なによ!なんなのよ!」
メノ^ノ。^リ「どうなってるのよ!」
メノ^ノ。^リ「なんで貴女が、私の攻撃を止められるのよおお!」
メノ^ノ。^リ「矢澤にこおおおおおおおおおお!」
「………………」
メノ^ノ。^リ「あああああ!なんで私の邪魔をするぅ!!やめてぇ!皆に嫌われちゃう!またママをガッカリさせちゃう!!」
メノ^ノ。^リ「なんだ…なんなんだお前はああああ!!」
『アナタが…アナタこそが』
「あら?言ったじゃない!私は…そう!」
『本物の、アイドルなんだから!』
「大銀河宇宙NO1アイドル!」
にこ「矢澤にこよ!!!!!」 にこ「穂乃果!海未!ことり!真姫!凛!花陽!希!絵里!」
μ's「!!」
にこ「行くわよ!【にっこにっこにー♪】」
μ's「【にっこにっこにー♪】!!!」
にこ「【大銀河宇宙ぅ〜…………?】」
μ's「【ナンバーワーーーーン!】!!!」
J(*‘ヮ‘*)し ドンッ!
メノ^ノ。^リ「がああああああああああああああああああああああああ!」
メノ^ノ。^リ「【さかなかなんだか?】!!【WHITE FIRST LOVE】!!【New winding road】!!【コワレヤスキ】ィィィ!!!」ゴオオオオオオオオオオオオオオ!!
J(*‘ヮ‘*)し「………【にこぷり♡女子道】」ザッ
海未「なっ!?にこ!」
希「真っ直ぐ…!」
真姫「ぶつかるつもり!?」
絵里「ーーー!」ギュッ
ドッゴオオオオオオオオオオ! メノ^ノ。^リ「ハァハァハァハァ…!」
オオオオオオオオオオオオ…
ザッ
J(*‘ヮ‘*)し「…………」ザッザッ
メノ^ノ。^リ「ヒィィィイイイイイやぁぁぁああああ!来ないで…来ないでぇ!も、ももももう一回よもう一回悪夢の淵に沈みなさい!!」
メノ^ノ。^リ「【RED GEM WINK】!【in this unstable world】!!」
ビカアアアアアアアアアアアア!
J(*‘ヮ‘*)し「…………」ザッザッザッ
メノ^ノ。^リ「………………アハ☆そうよ、そうよ。そうよそうよそうよそうよそうよそうよそうよ!」
メノ^ノ。^リ「アンタのその力に『同調』すれば、良いだけじゃない!!」
メノ^ノ。^リ「アッハハハハァ!!!【Beginner’s Sailing】!!!」
曜「よ…ようそろっ…私とは…逆の、使い方…!」
千歌「よーちゃん!」
メノ^ノ。^リ「アハハハハハハハ!これで私も完全無敵よ!矢澤にこ!貴女のその強すぎる【歌】が仇…に………?」
メノ^ノ。^リ「い、痛い…!痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!なによこれはぁぁぁぁああ!痛いいいいいいい!!!」 ことり「ど、どうして…?曜ちゃんの【ソロ】で、にこちゃんの防御力まで自分を引き上げただけなのにゃ…?」
絵里「完全無敵…なんて嘘なのね…」
希「絵里ち…?」
絵里「ホント…ホント馬鹿はどっちよ…嘘ついて…やせ我慢して…カッコばかりつけて…いっつも。いっつもそう」
絵里「でも…私は…私はそんな貴女の事が…!」
メノ^ノ。^リ「ヒハ、ヒィ…ヒイ!来ないで…お願い!負けちゃだめなの…!」
J(*‘ヮ‘*)し「………」ザッ、ザッ
メノ^ノ。^リ「負けたら誰も振り向いてくれないの…!勝たなきゃだめなのよ…!違う!私は要らない娘なんかじゃない…!私は!私は…!」
J(*‘ヮ‘*)し ピタッ
メノ^ノ。^リ「あっ…ああああ!」 トントン
メノ^ノ。^リ「あああ…?」
J(*‘ヮ‘*)し「にっこにっこにー♪」
メノ^ノ。^リ「あ…あ…」
J(*‘ヮ‘*)し「昔の事…ありがとう。アンタが見せてくれた過去のおかけで…しっかりと確認できた、私がずっとやりたかった事」
J(*‘ヮ‘*)し「私はアンタを、笑顔にしに来た」
メノ^ノ。^リ「えが…お…」
J(*‘ヮ‘*)し「アンタは笑えていない。笑い声ばかりあげて、しかも笑顔の形を顔に貼り付けてるだけ」
J(*‘ヮ‘*)し「辛かったら泣いていいの。苦しかったら頼っていいの。誰よりも強くなくちゃいけないアンタの気持ち…正直、分かる気がするわ…」
J(*‘ヮ‘*)し「でもアンタは…ずっと、ずっと我慢して強くなろうとしてたのね…心が潰れちゃうくらいに…」 J(*‘ヮ‘*)し「だけど…もういいの。もう大丈夫!しょーがないのよ!ふふん!だってアンタの相手は…」
J(*‘ヮ‘*)し「このにこにーなんだから!」
メノ^ノ。^リ「あ…あ…」
シュウウウウ…
メイ*> _ <リ「あ、ああ…」ポロポロ
メイ*> _ <リ「ごめんなさい…!ごめんなさい…!うわああああああ!」ボロボロ
J(*‘ヮ‘*)し「フフッ…これで私も…あの人みたく強いアイドルに…」
J(*‘ヮ‘*)し「ふぅ…!これでひとまず…!」
J(*‘ヮ‘*)し「μ's!」ビシッ!
μ's「!!」
J(*‘ヮ‘*)し「どんなもんよ!勝ってみせたわ!!」ドヤァ!
J(*‘ヮ‘*)し「Aqours!」ビシッ!
J(*‘ヮ‘*)し「ちょっと色々やりすぎちゃったかも知れないけど…これで決着は最後の一回戦でつけるわよ!」ドヤァ! J(*‘ヮ‘*)し「そして…会場にお集まりのお客様!!」バッ!
ザワッ!
J(*‘ヮ‘*)し「試合前はごめんなさい…!無茶苦茶したけど…見てられなかった!うちのメンバーったらやれ命をかけるだの…身体がどうなってもいいだの…」
J(*‘ヮ‘*)し「それで自分の未来が犠牲になって…なんてあんまりだわって思ったら、もう…飛び出してた」
J(*‘ヮ‘*)し「でも…もうあんなことしないし、あんなことをするようなことも、誰にもさせない!」
J(*‘ヮ‘*)し「にこは強いから!誰からも頼ってもらえるくらい…!強いアイドルだから!」
J(*‘ヮ‘*)し「皆を笑顔にしてやるわ!」
J(*‘ヮ‘*)し「だってにこには…!」
にこ(ありがとう、パパ)
J(*‘ヮ‘*)し「だってにこには、とびきりの魔法があるんだから!」バッ
J(*‘ヮ‘*)し「せ〜の!にっこにっこにー♪」 J(*‘ヮ‘*)し「ーーーーーーーーー!」
J(*‘ヮ‘*)し「ありがとうございました!」
スッ………Bow and scrape
パチ…
パチパチパチ…
パチパチパチパチ
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!
ウワアアアアアアアアアアアアアア!!
にこにー!
こちらこそありがとーー!
酷いことばっか…ごめんなー!
試合すごかったぞーーー!
おめでとうーー! 海未「今回ばかりは…私達が教えられてしまいましたね…」
花陽「矢澤にこのスクールアイドル道…わがままさんだけど…!すごいです!」
ことり「ちゅんちゅん♪めでたしめでたしだね!」
凛「に、にゃあ〜!これじゃしばらくにこちゃんのことイジれないにゃ〜!」
真姫「何悔しがってるのよ?…フフッ、困ったときは誰かを頼れ…か。私もまだまだね?」
穂乃果「にこちゃん………!うぅ〜!!凄い!すごいよ!!よーし!後は穂乃果に全部任せて!!優勝しよう!ううん!優勝するったらする!!」
希「なんやなんや…こんなに派手にやられたら…ウチも謝らんといけんなぁ…うん!でもカッコ良かったで!にこっち!」
希「それと…」チラッ
絵里「にこ…///」ポー
希「誰かコーヒー頂戴。今なら口の中で甘くなる」 にこえりはいいぞおじさん「にこえりはいいぞ」コーヒーに砂糖ドバドバ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています