真姫「凛って足の形良いわよね」凛「?」花陽「...」ピクッ
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二人一組でストレッチ中
凛「そう?考えたこともなかったにゃ〜」
真姫「ええ、人の爪先の形には五つの分類があるのよ。それで言うと云々かんぬん」
花陽(凛ちゃんの足の形…?そういえばどんなだったかな?)
絵里「花陽?どうしたの、もっとちゃんと押してくれないと」
花陽「あぁ!ご、ごめんなさい…!」
絵里「ふふ、もう晩御飯のことで頭がいっぱいなのかしら?」
花陽(何だか気になってきちゃったなぁ) 部活後
凛「はあああ〜、今日も頑張ったにゃ〜!」
花陽「あはは。凛ちゃんは今日もすっごく動いてたもんね」
凛「かよちんもどんどん動き良くなってたにゃ!」
花陽「そうかな?そしたら今日もたくさんお米食べなくちゃ!」
凛「凛もお腹空いてきたにゃ〜」
花陽(そういえば…)チラッ
花陽(まあ当然、靴の上から足の形なんて分からないよね)
凛「あぁあ、久しぶりにかよちんのご飯がたべたくなっちゃった」
花陽「……」
花陽「じゃあ、いまから花陽の家、来る?」 凛「おっじゃましまぁ〜す!」
花陽「ふふ。じゃあ花陽、準備してるから凛ちゃんは部屋に上がってて?」
凛「えー! 凛も手伝うにゃ〜!」
花陽「う〜ん、凛ちゃんはお客さんだし……」
凛「凛はかよちんと一緒にお料理がしたいな。…ダメかにゃ?」
花陽「……じゃあ、お願い!」
凛「よしきたにゃ!」 凛「はぁ〜、さすがかよちんの料理、美味しくてすごい量だったにゃ〜」ゴロン
花陽「おそまつさまでした」
花陽(凛ちゃん、食べてねっころがって、幸せそう)
チラッ
花陽(足は……靴下のせいで見えない、よね)
凛「かよちん?どこ見てるにゃ?」
花陽「!!」
花陽「な、何がかな!?」
凛「? なんでも…」再びゴロン
花陽(な、何を焦ってるんだろう!?別に隠すことでもないのに)
花陽「あ、そーだ」
凛「?」
花陽「凛ちゃん、お風呂どーぞ」 凛「ん〜、でもそろそろ帰らないといけないにゃ〜」
花陽(あ、そうか!今日はお泊まりの予定ってわけじゃないんだよね)
花陽「で、でも、入ってきたら?」
凛「ん〜?かよちんは何でそこまで……はっ!もしかして凛、臭い?」クンクン‼
花陽「ええ!?そんなことないよ!全然汗臭くなんてないし…!」
凛 ジワァ
凛「凛、やっぱり汗臭いんだにゃあああああ!」ドタドタドタ
花陽「あ、凛ちゃん!待って!凛ちゃああああん!!」 凛 トボトボ
凛「はぁあ」
凛「凛、かよちんに臭いって思われちゃった…」
凛「はぁ〜〜」ガクッ
凛「女の子っぽいのが似合わないからって、それはダメだよね…」
凛(でも、だからって凛が急に香水とか使っても、変だよね…)
凛「……」
凛「そもそも、女の子ってどんな匂いがするんだっけ…?」 花陽(うぅ、ごめんね凛ちゃん)
花陽(花陽が変なこと言うから、変な誤解させちゃって)
花陽(傷つけて)
花陽「ごめんね…」
花陽(でも、凛ちゃんが逃げちゃって、結局足の形分からなかったな…)
花陽(って、そんなこと今はどうだっていいんだ! 今は凛ちゃんに謝って、誤解を解かないと)
花陽「あぁ、でも」
花陽(どうしても気になっちゃうなぁ) 真姫「凛、おはよう」
凛「おはようにゃ」
真姫「? 何だか元気ないわね」
凛「!そ、そんなことないにゃ!おっはようにゃー!」ガバッ
真姫「そう?ならいいんだけど」
真姫「変なの」ボソッ
凛(!)
凛(い、いま……)
凛(いま、真姫ちゃんに……)
凛(変な臭い、って言われたにゃああああ!)
凛「うわああああああん!」ドタドタドタ
真姫「ヴェエ⁉」
真姫「イミワカンナイ…」 凛「うあああああん!」ドタドタドタ
にこ「凛? どうしたのよ」
凛「はっ!にこちゃん!にごぢゃん!!」
にこ「なんなのよ、エースが腕取れたときのルフィみたいな声出して」
凛「にごぢゃん!にごぢゃん!」
凛(い、言えない!)
凛(「凛、臭い?」なんて、聞けない!)
にこ「ちょっと!抱きつかないでくれる!?いくらにこがスーパーアイドル級の可愛さだからって……」
凛「ううん!そんなんじゃないの!」
にこ「は、はっきり言ってくれるじゃない」ピクピク
凛「……グスッ」
にこ「……はーっ。まあいいわ。何があったか知らないけど、落ち着くまでそうしてれば?」背中ポンポン
にこ「ほ、本音言えば暑苦しいし早くして欲しいんだけど?///」
凛「にこちゃん……」パァ
凛「!!??」 凛「あ……。あ……」
にこ「でも、ホント今日は暑いわね」パタパタパタ
凛(にこちゃん、自分の顔を扇いで……)
凛(……ごめんね、にこちゃん。臭うのに無理させちゃって)スクッ
にこ「凛? 何よ急に静かになって……」
凛「……」ヨロヨロ
にこ「? もう大丈夫なの?」
凛「……うん。ありがとにゃー」
にこ(まったく。全然大丈夫にーー)
バタバタバタ!
にこ「!?」
花陽「に、にこちゃん!」ゼーゼー
にこ「今度は花陽?どうしたのよあんたまで」
花陽「……あんたまで?」
にこ「ええ、凛といい花陽といい、一体何が……」
花陽「リンチャン来タノォ!?」ガシッ!
にこ「うわぁ何よ急に…。凛ならあっちに行ったわよ?」
花陽「ありがとうにこちゃん!」バタバタバタ
にこ「一体何があったって言うのよ……」 花陽(凛ちゃん!どこ!?)バタバタバタ
花陽(ごめんね凛ちゃん!花陽があんな話したから!)バタバタバタ
花陽(部室にもいなかった。生徒会室にも、屋上にも。体育館にも保健室にも職員室にも!)
花陽「ハァ……ハァ……。凛ちゃん。どこぉ!?」
凛「かよちん……」
花陽(!!!)
花陽「りんちゃーー」
花陽「りん、ちゃん?」
花陽(凛ちゃん。なんでトイレから出てきた凛ちゃんは、水浸しになってるの?)
花陽(手に持っているのは何? その、変なーー)
凛「かよちん。凛もこれでいい匂いになれるかな?」
花陽「それ、もしかして……」
凛「? ただの芳香剤だにゃ。トイレがあんなにいい匂いになるんだから、凛だってなれるよね?」バチャバチャ 花陽「そ、そんなのダメだよ!いい匂いだけど、体にかけていいものじゃないよ!」
凛「でも凛が臭いから……!」
花陽「」ダッ
凛「!?」
花陽「……」ギュウ‼
花陽「ごめん、ごめんね、凛ちゃん……!」
凛「かよちん、凛は臭いからーー」
花陽「違うよ!凛ちゃんは臭くなんかない!凛ちゃんはとってもいい匂いがするもん!」
凛「嘘だよ」
花陽「嘘なんかじゃないよ!本当にーー」
凛「じゃあ、嗅いで?」
花陽「え?」
凛「嗅いでよ。凛の体。臭くないなら嗅げるよね?」
花陽「/// そ、それは…!」
凛「嗅げないの?やっぱり凛はーー」
花陽「そうじゃなくてっ!」
花陽「……そうじゃなくて……。ここでは、ね?」 部室
凛「ここなら人目がないでしょ?」
花陽「う、うん」
凛「じゃあ、嗅いで?」
花陽「でも、嗅ぐっていったいどこをどうやって?」
凛「うーん…」
凛「いざとなると恥ずかしいにゃ///」
凛「でも、決めたっ」ズイッ
花陽「え、えぇ!?」
花陽「わ、腋ぃ!?」
凛「あ、あんまり意識しないでほしいにゃ……」
花陽(はわわっ!腕をあげた凛ちゃん。シャツの袖から、腋が見えてるよ……!)
凛ちゃん「す、少しでも表情変えたら、臭かったってことにゃ!凛はかよちんの嘘なら何だってお見通しにゃ!だから、これで凛がくさいかどうかはっきりするにゃ!」
花陽「ゴクッ」 花陽「じゃ、じゃあ、嗅ぐよ?凛ちゃん」
凛「///」
花陽(うわぁ、凛ちゃんの体、震えてる。ううん、それは花陽の方かも。
暗い部室の、締め切ったカーテンから差す明かりが凛ちゃんを後ろから照らして。なんだかすごくいけないことしてるみたい。)
花陽「行くよっ」
花陽(あ、冷や汗が凛ちゃんの腋を流れた。)
花陽「スゥゥーー」
凛「」
花陽「」
花陽(凛ちゃん……。花陽の表情を見るんじゃなかったの?
目、瞑っちゃってるよっ)
花陽(……かわいいなぁ) 凛「ど、どうかにゃ……?」
花陽「…」
凛「かよちん……?」
花陽「……分かんなかった」
凛「へっ?」
花陽「分かんなかったよ…」ニィ
凛「わ、分かんなかった?」
凛「ど、どういうことにゃ」
花陽「だからね、凛ちゃん」
花陽「もっと色んな所で、確認しないといけないんじゃないかな?」グイッ
凛「か、かよちん?なんで凛を押さえるの…?」
花陽「ん?だって凛ちゃん、腕を下げようとしちゃうでしょ?」
花陽「腕はあげてなきゃ。いい?もう一度腋の臭い、確認するね?」
凛「も、もう腋はいいにゃーー。ひゃっ!かよちん、腋に鼻あたってーー」
花陽「スゥゥーー!!」
凛「いやっ!くすぐったいにゃ!」
花陽「フスッ!スンッ‼スゥゥハァ……フシューーン‼」
花陽(あああぁぁぁああ!これが凛ちゃんの腋の臭い!ああ!良いですとても!女の子の肌の匂いに、ツンとくる汗の臭い!凛ちゃんだぁ!凛ちゃんの臭いだあ!)
凛「ひゃぁああ、かよちんやめるにゃあああ」ジタバタ 花陽「凛ちゃん!」
凛「っ!」ビクッ
花陽「花陽は、凛ちゃんを傷つけちゃったんじゃないかって心配で!夜も眠れなくて!だから……だから一生懸命凛ちゃんが臭くないって確かめたいのに…!」ウルウル
凛「か、かよちん…」
凛「ごめんねかよちん。そこまで真剣に凛のこと……」
花陽「……ううん。分かってくれれば、それでいいんだ」
凛「かよちん…!」パァ
花陽「だからね、凛ちゃん」ウルウル
花陽「上履きと靴下、脱いで?」 凛「え、なんで…」
花陽「ん、じゃあ凛ちゃんは足が臭いかどうか、分からないままで良いの?」
凛「それは……」
花陽「それとも、花陽の他にこんなこと相談できる相手がいるのかな?」
凛「ええと…」
花陽「凛ちゃん」ギュウ
凛「/// かよちん?!」
花陽「花陽はね? たとえ凛ちゃんの足が臭くたって、全部受け止めてあげるよ?……凛ちゃんのこと、大好きだから///」
凛「かよちん……。凛も、凛も大好きにゃ!」
花陽「ありがと。」ギュゥゥ
凛「あ、あのね。それでね……」
花陽「?」
凛「えっとね……。実は、凛もかよちんの匂い、嗅いでみたいの……」
花陽「どうしてかな?」
凛「その……。女の子らしい子って、どんな匂いがするのかなって……」
花陽(凛ちゃんもすごく女の子らしくてかわいいのに。そんなところが一層かわいい♥)
花陽「じゃあ、嗅ぎあいだね///」スルスルスル
凛「あ……」
花陽「ほら、凛ちゃんも靴下脱いで?」 凛「こ、これってまるで……」
花陽(? 凛ちゃん、何を言おうとしたのかな? ……あ、もしかして花陽たちの姿勢が96に似てるって言いたかったのかな。凛ちゃんのエッチ//// ん、69だったっけ?)
花陽(そんなことよりも……)
花陽(ついに見れました。凛ちゃんの足。人差し指が親指よりも少しだけ長くて……。あとは綺麗に小指にかけて短い。富士山みたいで芸術的ですっ。
そっか、こういう形だったんだね。いままで忘れちゃっててごめんね凛ちゃん。
少し日焼けした凛ちゃんの顔や腕と違う……。足の肌は純白のお餅みたい。
恥ずかしいのかな?親指と人差し指を交互に上下に入れ替えてる。かわいいなぁ凛ちゃんの足。
でも、これじゃあじっくり見えないよ)
花陽「」ガシッ
凛「ひゃ、かよちんなんで足掴むの!?」
花陽「…」 花陽(ああ、普段男の子っぽく振る舞ってるくせに…。爪の形は全部丸っこくて、つやつやしてて、まるっきり女の子なんだね。
あ、でも…)
花陽「ふふ、凛ちゃん。爪の間に靴下の繊維が挟まってるよ?」
凛「ええぇぇえ! な、ちょ、かよちーー。あああ、ほじくっちゃダメにゃあああ!!汚いにゃあああ」
花陽「凛ちゃんに汚いところなんてないんだよ? それじゃあーー」
凛「そ、そうにゃ!お互い匂いを嗅いで、それでおしまいにゃーー」
花陽「ジュルジュ、スウゥハアァ、ンデロベチュパンルリュ」
凛「な、なんで舐めるのぉ!?」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています