中学生「凛先生、ここ分かんない」凛(2X)「えーと、これはね」
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凛「こうやって、まずはxで括ってあげて…」カキカキ…
中学生「うん」
凛「こうすれば…ほら、綺麗な形になった」
中学生「おお、すごい！」
凛「他の問題も同じ感じにやれば出来るから、やれるかな？」
中学生「うん！」
凛「じゃあ、また終わったら声かけてね」
中学生「はーい」
カキカキ…
ガチャ バタン！
小学生「よっ、星空！デュエルしろよ！」
凛「あ、あっくんこんにちは♪」
中学生「ちょっとあっくん！お姉ちゃん今家庭教師の時間なんだから入ってきちゃダメって言ってるでしょ！」 小学生「いいじゃんデュエルくらい。どうせ姉ちゃんが問題解いてるの待ってて暇なんだろ？」
中学生「それでもダメなの！」
凛「あはは…」
凛「ごめんねあっくん、今日わたし遊戯王持ってきてないんだ」
小学生「え〜？なーんだ、つまんない…」
中学生「分かったら出てく！」ビシッ
小学生「せっかくエグゾディアデッキ完成したのに…」トボトボ…
凛(エグゾディアって、まだ使われてるの…！？)
中学生「まったく…ゴメンね、凛先生。弟ほんとに落ち着きなくて…」
凛「あはは！でも男の子は元気が良いのが一番だからね」
中学生「まぁ、それはそうだけど…」
凛「それより、もう2時間経つし、これは次までの宿題にして、今日はここまでにしとこうか？」
中学生「うん！ありがとうございました！」
中学生「それと…先生、今日もうちでゆっくりしていける？」
凛「うん、私は特に用事ないし、いいよ！」
中学生「やった！じゃあリビングいこっ！わたしお茶入れてくるね！」
凛「ふふ、お構いなく♪」 トポポ…
中学生「はい、凛先生の分！」スッ
凛「ありがとう♪」ニコッ
中学生「ねぇ凛先生、この間凛先生が教えてくれたステップ、ちょっとだけ踏めるようになったんだ！」
凛「お〜、ちょっと見せてもらってもいい？」
中学生「うん！」
タッ、タタッタックルッ…
ツルッ…ドン！
凛「ありゃ、大丈夫！？」
中学生「あたた…失敗しちゃった…てへ♪」サスサスッ
中学生「そう、ここがいっつもバランス取れなくて転んじゃうんだ…凛先生もう一回みせてもらっていい？」
凛「もちろん！」
タッ、タタッタッ、クルッ、タターン、パッ
中学生「お〜、さすが凛先生」
凛「うーん、バランス取るには、ここのところで気持ち前のめりになるのがコツかな…？」
中学生「なるほど…」
タッ、タタッタックルッ…
ツルッ…ダダッ
中学生「うーん、ダメだ〜」
凛「あはは…まぁ、練習あるのみかな…？」
中学生「はぁ〜、難しいなぁ」 中学生「でもスゴイよね、凛先生このステップ習ったその日に出来たんでしょ？天才だよ〜」
凛「あはは、まぁ、運動神経だけは取り柄かな…」
小学生「ねぇ、星空って何歳？」
中学生「あっくん！レディに年齢は聞くもんじゃないよ」
小学生「若いんだからいいんじゃねぇの？」
中学生「それでも！」
凛「うーん、あっくんは何歳だと思う？」
小学生「…はたち？」
凛「うーん、20は合ってるけど、もうちょっと上かな…」
中学生「凛先生、言わなくていいからね！？」
凛(20…思ったより若くみられてて嬉しいにゃ…♪) 凛「じゃあ、帰るね。お邪魔しました〜」
中学生「ありがとう、凛先生！さよなら〜」
小学生「今度はちゃんと遊戯王持ってこいよ」
中学生「あんた…」
凛「あはは…分かった、今度は忘れずに持ってくるね。バイバーイ♪」
ガチャン
中学生「…凛先生ってスゴイよね。ダンスの天才だし、可愛いし、数学も得意だし、大学も頭良いところ出てるし…」
小学生「ふーん…」
小学生(俺にはなんか弱そうな人に見えるけどな…) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
