穂乃果&ツバサ「聖??おねえさん」
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「にこ･･･映画見に行くんじゃなかったの？」
「ここ、漫喫やん」
「あたしだって観たかったわよ、Pirates Of Otonokizaka」
「まさか公開延期するとは思ってなかったのよ」
「だから漫喫来たのね･･･」
「･･･ほんまや、現在制作中の映画 Pirates Of Otonokizakaの脚本家が逃亡、公開延期ってヤホーニュースに載ってる」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ
「そういう事、残念だけどまたにしましょ」
「しょうがないわね･･･」ﾍﾟﾗｯ
「えりち、何読んでんの？」
「ん、聖??おねえさん」 神の子 綺羅ツバサ
目覚めた人 高坂穂乃果
ラブライブを限界まで盛り上げ、人気絶頂のさなか引退した二人は、音ノ木坂の小さな町で、静かに暮らしていたーーー
ﾁｭﾝ･･･ﾁｭﾝﾁｭﾝ･･･
穂乃果(27)「Zzz･･･」
チュンチュン･･･
穂乃果「ぐっ･･･」
(・8・)チュン･･･
穂乃果「ちょっ、どいて鳥さん！今日は別にライブとかしないから！！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ﾁｭｰﾝ･･･ ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ･･･
ｶﾞﾁｬ
ツバサ(28)「ただいまー」
穂乃果「ちょっ、翼パタパタしないで！早く外行って！」ﾊﾞﾀﾊﾞﾀ
ほのツバ「･･･」
ツバサ「ど、同居解消･･･？」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ 穂乃果「今の別にツバサに言った訳じゃないよ！？」
ツバサ「ふふ、分かってるわよ」ｶﾞｻｯ
ツバサ「オフなんだから、はしゃぎたくもなるわよね･･･」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
穂乃果「震えないでよ！同居解消したりしないから！」
ツバサ「･･･まあ、私達ちょっと働き過ぎたのよ」ｶｼｭｯ
穂乃果「ん･･･そうだね、何だかんだラブライブ最終大会も出ちゃったしね」ｶｼｭｯ
ｸﾞｲｰｯ
穂乃果「ぷはぁ･･･この1杯の為にアイ活してた」
ツバサ「･･･ふふ」
穂乃果「どうしたの？あ、ヒゲになってた？」
ツバサ「いやさっきね･･･」
穂乃果「え、いい事あったの？高校何年生頃の話？」
ツバサ「ついさっきよ、コンビニ行ってたじゃない？」
ツバサ「そこで女子高生にチラ見されながら」
「あのおデコ、安室奈美恵みたいじゃない！？」
ツバサ「･･･って」 穂乃果「マジで！？女子高生に！？」
ツバサ「マジよ、久しぶりにアイドル雑誌買っちゃった･･･」ﾍﾟﾗｯ
穂乃果「･･･」
ツバサ「穂乃果も行ってきたら？外」
穂乃果「･･･ちょっと餡子買ってくる」
ツバサ「良いわよ言い訳なんて」
ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ･･･
ツバサ「･･･平和ね･･･」
ﾁｭﾝﾁｭﾝ･･･
ーーーーーーーーーーーーーーーー 30分後･･･
ｶﾞﾁｬ
穂乃果「ただいま･･･」
ツバサ「おかえり、どうだった？」
穂乃果「これ超掴まれた･･･サイドテール･･･近所の幼稚園児に･･･」
ツバサ「･･･大丈夫？痛くない？」
穂乃果「うん･･･初めて知ったよ、幼稚園児から吊り革って言われてるの･･･」
穂乃果「アイ活初めてから、こんな事を思い知らされるなんて･･･」
ツバサ「･･･」
穂乃果「あっ、そうそう」
「あの人、雰囲気が絢瀬絵里っぽくね？」
穂乃果「･･･って言われたよ」
ツバサ「ふふ、有名人ね」
穂乃果「えへへ、はいアイス」
ツバサ「あら、ありがと･･･っ！！」
穂乃果「え、ど、どうしたの？」
ツバサ「パピコか雪見だいふくって･･･究極の選択過ぎないかしら！？」
穂乃果「･･･どっちも分けられる奴だし、半分ずつにしたらどうかな･･･」 >>8
ハートって入れたらこうなった･･･
なんか対策あるかしら 目覚めた人 高坂穂乃果
神の子 綺羅ツバサ
言わずと知れた、ラブライブ初代王者と二代目王者である
彼女らの周りには常に人垣が出来る
サインを求める人々は、その優しく美しい手に、暫し心を預けるのだーーー
穂乃果「･･･」ﾁﾗｯ
穂乃果「やばい･･･並んじゃってるよ･･･っ(小声)」
ツバサ「どうしましょ･･･言った方がいいわよね･･･(小声)」
それはーーー
ほのツバ「ここ、電車のドア開く所じゃ無いって事･･･」
駅ホームにおいても同じなのだった･･･ ラブライブ最終大会も無事乗り越えた二人は、現在アパートをシェアして音ノ木坂を中心に観光巡りをしていた
ﾌﾟｼｭｰ
ツバサ「申し訳ない事をしたわ･･･皆座りたかったわよね･･･」
穂乃果「私も雑誌に夢中で気づかなかったよー」
穂乃果「まあ次から気をつけよう！気にし過ぎも良くないよ！」
ツバサ「もう、貴女の心が鉄筋すぎるのよ！」
ツバサ「で、雑誌には良いとこあった？」
穂乃果「うん、というか昔から行ってみたかった所なんだけどね」
ツバサ「じゃあそこ行きましょ！」
穂乃果「ほんと！？じゃ、次で降りるよ！」
ツバサ「了解♪」
ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ･･･ 原宿ー原宿ー、お出口右側ですー･･･
ツバサ「」
穂乃果「あっ、竹下通りあっちだって！」
穂乃果「チーズタッカルビっていうの食べてみたくてさ」
ツバサ「穂乃果･･･わざとやってる？」
穂乃果「あれ、ツバサ人混み苦手だっけ？」
ツバサ「いや人混みはいいけど原宿って･･･凄いしっくりくるけどさ･･･」
ツバサ「私が原宿に来るなんて、畑に花陽ちゃん放つ様な物じゃないの？」
穂乃果「あはは、大丈夫だよ全然！」
穂乃果「ツバサは案外、ミーハーのアイドルオタクにしか見えないよ･･･」
ツバサ「ちょっアイドルオタクはこんなにおデコ広くないわよ！」
ツバサ「チーズタッカルビは良いとして、買物なら一人で巡ってよ･･･私カフェで待ってるから」
外国人「ヘイ！」
ツバサ「ワッツ！？」
穂乃果「じゃ、ちょっくら5分程待ってて！」ｽﾀｺﾗ
ツバサ「ちょ、穂乃果ァ！」 外国人「アー、フォトOK？」
ツバサ「あ、イエス･･･」
外国人「オーセンキュー！ポーズプリーズ！」
ツバサ「もう･･･こうなったら早く終わらせちゃおう！」A‐RISEポーズ
外国人「ノーーーー！！！」
ツバサ「え？」
外国人「ノンノンプリーズドゥーイット･･･」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ツバサ「･･･」恋するフォーチュンクッキーポーズ
外国人「イエーーーーース！！！！」
外国人「Hot!! Cool!!」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ
外国人「Kawaii!! Kawaii!!」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ
外国人「Japanese Beautyyyyyyyyy!!!!!」
ツバサ「これで良いなら･･･良いんだけど･･･」
アイドルで一括りにされました ﾀﾀｯ
穂乃果「あれー？ツバサ、買ったのそれ？」
ツバサ「もう、買わざるを得なかったのよ」ｻﾝｸﾞﾗｽ
穂乃果「いいねぇ、私も買おうかな」
ツバサ「穂乃果はいらないでしょ、私は目立ち過ぎないように買ったの」
穂乃果「私も何か思い出になりそうなの欲しいなぁ」
ツバサ「どうしても欲しかったら買いなさいよ、それに後々使えるやつとか･･･」
穂乃果「まあそうだね、じゃあ運命の出会いを待っ･･･」
ーいちごのきぐるみ1式ー
穂乃果「！！！」ｽﾞｷｭｰﾝ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー携帯ショップー
ツバサ「･･･替え時かしら･･･」
ツバサ「でもアンドロイドからiPhoneって･･･いや今以上に出来る事増えるかもしれないし･･･」
穂乃果「ツバサ！」
ツバサ「ん？」
穂乃果「見てこれ！いちごのきぐるみワンセット！」
ツバサ「！？」 ツバサ「は･･･？え何その紙袋」
穂乃果「え、いちごのきぐるみワンセット･･･」
ツバサ「買ったの！？」
穂乃果「どうしても欲しいなって思っ･･･たんだけど」
ツバサ「･･･」ｺﾞｺﾞｺﾞ･･･
穂乃果「はぅあっ！！」
ツバサ「それ･･･どうするの･･･？後々使える物なのかしらそれ･･･」ﾋﾟｶｰ
穂乃果「ご、ごめ･･･ちょツバサ光がおデコに当たって後光みたいになってるから･･･」ﾌﾙﾌﾙ
ツバサ「明後日には家賃入れるのよ･･･？いくらしたの･･･？」
穂乃果「き、九千円･･･」
ツバサ「･･･」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｯ･･･!!
穂乃果「い、いやでも大丈夫！！これほんと使うってか」
穂乃果「っ穂むらで！！使うつもりだから！！！」
ツバサ「･･･」
穂乃果「お客さんの目を、和ませたいと思って･･･！！」
ツバサ「･･･あ、いいわねそれ、毎日のランニングにも着れるしね」ｼｭﾙﾝ
穂乃果「うん･･･！ランニングに着れるしね･･･っ！！」
怒らせると怖いのです ーーーーーーーーーーーーーーーー
ー駅ホームー
穂乃果「いやぁ、楽しかったね！」
ツバサ「もう終電ね、間に合って良かったわ」
通勤快速が参りますーーー
ツバサ「へえ、通勤快速なんてのが･･･」
穂乃果「ちょっ、ツバサあれ見て！」
ｷﾞｭｳｷﾞｭｳ･･･
ツバサ「ええ、アレもう乗れないんじゃないの･･･？」
女車掌「ほれおねーさん達！頑張って！！」ｸﾞｲｸﾞｲ
穂乃果「え、えぇー？こういう物ー！？」
ツバサ「すごい押されるわね･･･あっ」
ｺﾞﾝｯ!
「いてぇ！！」
ツバサ「あ、すいま」
「オイあんた、なんてデコしてやがんだ危ねぇな！！」
「最近の若い奴の髪型はキノコかバッサリで中途半端、中間管理職かてめぇは！！」
ツバサ「えちょっ！違いますよ！！」
ﾜﾀｼﾊﾄﾞﾁﾗｶﾄｲｳﾄｼｬﾁｮｳﾀｲﾌﾟﾃﾞｰ･･･!
穂乃果「あれー、ツバサどこだろ、大丈夫かな」 穂乃果「ま、ホーム出れば会えるよね･･･」
それにしても･･･
穂乃果「(何だか大勢の人に支えられてるって言うか、もう浮いてるって言うか･･･)」
ｶﾞﾀﾝｶﾞﾀﾝ･･･
穂乃果「(何だか昔を思い出すなぁ･･･いやちょっとお酒臭いんだけどね？)」
ｷｬｯｷｬｯ･･･
穂乃果「(お休みだからかな、ちっちゃい子もご機嫌･･･)」
穂乃果「(皆いい笑顔･･･)」
ｸﾞｲｯ
女の子「わーい！あたしも吊革に手が届いたよー！」
穂乃果「いっ」
穂乃果「いったぁーーー！？！？」
男の子「あー俺もー！！貸してー！！」
穂乃果「ちょっ、辞めて！これ吊革じゃないから！！」
頭良さそうな男の子「皆やめろよ！」
穂乃果「そ、そう！止めてそこの君！」
頭良さそうな男の子「これは電気のライトさ！」ｸﾞｲｯ
穂乃果「違うから！！私ライトじゃないから！！」
ｶﾞﾀﾝｯ!
音ノ木坂ー音ノ木坂ー･･･
ツバサ「は、はぁ、通勤快速も危ないわね･･･穂乃果は大丈夫かしら･･･！」
穂乃果「ツバサっ！！」
ツバサ「ほ、穂乃果！？もう電車出そうよ！？」
穂乃果「そうしたいのは山々だよっ！！でも見てこれ」
女の子「Zzz･･･」
穂乃果「完全に私を吊り革か何かかと」ﾌﾟｼｭｰ!! ﾀﾞｧｼｪﾘﾔｽ
ツバサ「穂乃果ァーーー！！！」
ーーーーーーーーーーーーーーーー 穂乃果「･･･うん、漫喫で始発まで･･･うん、ごめんね」
穂乃果「あ、バレた？もう着てみてる、ふふ」
穂乃果「ツバサもたまには夜更かししなよ、楽しいよ」
穂乃果「･･･うん、また行こうね」
その日穂乃果は漫喫で、いちごに埋もれる夢を見、
ツバサ「タランティーノすげぇ･･･！！」ﾌﾙﾌﾙ
ツバサは夜更かし中に見てしまったとある映画のファンになり、DVDを衝動買いしてしまったのだった･･･ 様々な絵画(同人作品)に表される穂乃果とツバサの手は、とても優しい
彼女らに腕は2本ずつしか無いが、多くの人の握手を
穂乃果(17)「いつもありがとう！ファイトだよっ！」ｷﾞｭｯ
ツバサ(18)「いつもお花ありがとう！とても嬉しいわ！」ｷﾞｭｯ
決して拒む事は無いのであるーーー
が･･･
ツバサ「ちょ、あのっ、困ります･･･っ！！」ｸﾞｸﾞｯ･･･
「見てくだけで良いから！！」
「いいから見てき！！」
時にはーーー
「安いよ！！えげつない程安いから！！」
「見てき！！見るだけ見てきや！！」
穂乃果「ちょっ、グイグイ来る！！」
ツバサ「ひ、ひっぱらないでぇ！！」
その手を振り払う事も必要である！！ ラブライブ最終大会も無事乗り越えた二人は(以下略)
穂乃果「今日の商店街おかしいよ･･･何があったの･･･！？」
ツバサ「ほら、上」
穂乃果「え？」
ー音ノ木坂商店街 大安売り祭ー
穂乃果「はぇ、こんなのやってるんだ･･･」
ツバサ「はい、チラシはこんな感じよ」
穂乃果「はは、なんか分厚･･･」
白菜 89円○ キャベツ1玉 100円○ 醤油1L 150円○
穂乃果「･･･」
ツバサ「走るわよ！」
穂乃果「う、うん･･･」 ーーーーーーーーーーーーーーーー
「おつり83円と、福引券でございまーす」
ツバサ「どうもー」
穂乃果「へぇ、福引もやってるんだ」
穂乃果「すごっ、一等は静岡旅行だって！」
ツバサ「へぇー」ｾｯｾｯ
穂乃果「5枚で1回って事は･･･14枚でさn･･･いや2回か･･･」
ツバサ「2回も引けてよかったわね！」ｻﾝﾎﾞﾝﾕﾋﾞ
穂乃果「･･･てゆうか」ｻﾝﾎﾞﾝﾕﾋﾞ･･･?
穂乃果「もう一枚分･･･300円分何か買えば、3回になる･･･よね？」
ツバサ「買わないわよ？」ﾆﾎﾝﾕﾋﾞ
穂乃果「･･･ねぇ、その指が一本ずつ減ってるのは何･･･？」
ツバサ「ツバサのデコピンカウントダウンよ」
穂乃果「ひいい！やっぱりぃ！！」
穂乃果「何さー無駄遣いって言うんならツバサだって！」 穂乃果「パン皿目当てにパンを買い続けてるじゃん！」
ツバサ「絶対貰える系は良いのよ！」ｲｯﾎﾟﾝﾕﾋﾞ
ツバサ「それに、食パンは週に1斤買う事になってるじゃないの」
穂乃果「う、そうでした･･･、じゃあ、あとどれ位で貰えるの？」
穂乃果「そのワクワクを分けてよ」
ツバサ「あれね･･･実はもう結構たまってて･･･」
ツバサ「今日の1ポイントを加算するとあと･･･」
ヤマ○キ春のパン祭り！シール表
16個中 15個目
ツバサ「･･･！！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
穂乃果「あと1ポイントなら･･･一週間後ってことかなぁ･･･？」
ツバサ「･･･穂乃果･･･メロンパンとか食べたくない･･･？」
ツバサ「今」
穂乃果「えっ、まあ･･･300円分なら･･･」
薄ら暗い取引が成立しました ーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「しかし3回か･･･いざ引くとなると少ないもんだね･･･」
穂乃果「問題はどっちが引くかだけど･･･」
ツバサ「あ、じゃあ穂乃果引いて良い･･･」
穂乃果「そうじゃなく！」
穂乃果「どっちがより静岡旅行を引き当てる運があるのか、真剣に勝負したいんだ！！」ｷﾗｯ
ツバサ「運なんてそんな･･･」
穂乃果「例えばそうだなぁ･･･」
穂乃果「ライブの天候的には･･･私の方がツイてないよね？」
「雨にゃー･･･」「雪で通行止め！？」
ツバサ「えー、だったら私なんてA‐RISE時代、トレーニング講師がずーっと素人同然だったのよ？」
ツバサ「あれから生半可なトレーニングじゃ満足出来ない様になっちゃって、やっと自分でスポーツジム開設したんだからね？」ﾊｲﾁﾗｼ
穂乃果「多分それは講師がA‐RISEに付いて来れなかったからだよ、逞しいよねツバサ達は！」
ツバサ「じゃ、逆に最近ツイてた事は？」
穂乃果「あ、あるある！最近外出ると、野良猫とかが3匹以上ついてくるんだよね！」
ツバサ「ど、どうなのそれ･･･第三者からみたら相当恥ずかしいわよ･･･」 ツバサ「あ、そうだ･･･ツイてた事と言えば最近･･･」ｽﾏﾎｽｯ
ツバサ「ピノの箱の中、全部星だったけど･･･」
穂乃果「それだ！！」
ツバサ「えぇ！？」
「次の方〜」
穂乃果「ツバサ！ツバサが引くしかないよ！！」
ツバサ「ピノで！？責任持てないわよ！？」
穂乃果「大丈夫！ティッシュでも怒らないから！！」
ツバサ「ほ、ほんとよ！？」
穂乃果「頑張れ！」
ツバサ「あ、あらいずっ！！」
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ!
ｺﾛﾝｺﾛﾝ･･･
「あっ」
「おめでとうございます！！2等、2等出ました！！」ｶﾗﾝｶﾗﾝ! ツバサ「えっ、えぇぇ！？」
穂乃果「やった！！凄いよツバサ！！」
ツバサ「あ、でも2等じゃ無かったわね･･･」
穂乃果「全然良いじゃん！流石ツバサ！だって2等だよ！？」
穂乃果「2等ってったらもうーーー」
A‐RISE 綺羅ツバサ 等身大タペストリー
ツバサ「･･･」
穂乃果「･･･」
「いやぁ、これは良いものですよ！音ノ木坂商店街のアニメイト提供で･･･」
ツバサ「･･･二次創作禁止しとけば良かったかしら」
穂乃果「あ、まあ、その頃から変わってないね？」
タダの等身大自分タペストリーでした ツバサ「･･･」
穂乃果「ま、まあまあ、良かったじゃん」
ツバサ「どこがよ･･･この年で自分のグッズ持つとかどうなの･･･」
「おっ、そこのおねえさん達！」
ほのツバ「はい？」
「おお、息ピッタリ！私はこのイベントの実行委員なんだけど･･･」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
穂乃果「お笑い」
ツバサ「バトルロイヤル？」
「参加メンバーが全然いなくて･･･助けると思ってこの通りだ！」
ツバサ「そ、そんな突然言われても困りますよ！///」
ツバサ「ねえ穂乃果、私たち漫才なんて」
穂乃果「なんでやねん！」ﾍﾟｽｯ･･･
ツバサ「」 「やってくれるか？！ありがとう！助かるよ！！」
穂乃果「いえこちらこそ･･･私達こそこんな素晴らしい機会を･･･」
ツバサ「･･･穂乃果･･･？何言ってるの、私達ネタなんて･･･」
穂乃果「μ'sの頃から温めていたネタの数々･･･」ｽｯ･･･
穂乃果「いつかツバサとのデュオで発表したかったんだ！YOUとね！」
ツバサ「そんな頃から私の事をそんな目で！？」
ツバサ「嫌よ！私だってそりゃお笑いは好きだけど･･･！」
「因みに優勝賞品はお米券だよ！」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
「えー、それでは第一回、音ノ木坂お笑いバトルロイヤルを開催しまーす！！」
ﾅﾝﾃﾞﾔﾈｰﾝ!
ツバサ「お米券･･･」
穂乃果「わあ、お客さん皆若いんだねぇ･･･」 ツバサ「そうなの？じゃ気楽に･･･」
穂乃果「いや、そんな感じじゃ･･･さっきから1ミリも笑ってないよ･･･？」
観客「･･･」ﾊﾟﾁ･･･ﾊﾟﾁ･･･
「えーとですね、面白かったら手前のボタンを･･･」
ほのツバ「･･･」
「･･･はい、じゃあ次っ！」
「新コンビ！「でこあんこ」でーす！！」
穂乃果「ヤバっ！私達だっ！」
ツバサ「と、とりあえず行くしかないわよ！」 穂乃果「どうもー！あんこでーす！」ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ･･･
ツバサ「で、でこでーすどうもー･･･///」
穂乃果「突然だけどさでこちゃん〜そのおでこ綺麗だよねぇ」
ツバサ「ほんとですか？よく見てみて下さいよ」
ツバサ「良い鏡になりますから」
穂乃果「洗面台かよっ！」ﾍﾟｽｯ
ツバサ「あらいずっ！」
観客「･･･」
穂乃果「･･･そ、そう言えばその髪型も可愛いよね！」
ツバサ「で、でしょう！？今凄く旬なヘアなんですよ？！」
ツバサ「ピノ型ヘアって言うんですけど･･･」ピノのクシを指す
穂乃果「そのまんまやないかいっ！」ﾍﾟｽｯ
ツバサ「あらいずっ！」
観客「･･･」
穂乃果「･･･」
ツバサ「･･･」
穂乃果「えー･･･以上です･･･」
ツバサ「ありがとうございました･･･」ｽｯ
観客「･･･？」
観客「･･･！！！」
ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ!!!
穂乃果「えっ！？」
ツバサ「何皆さん、ボタン押してくれてーーー」 観客「･･･」ｽﾁｬｯ ﾌﾞﾚｰﾄﾞｿｳﾁｬｸ
「ちょ、ここはライブ会場じゃないですから！！ブレード禁止ですよ！？」
観客「･･･」ｻﾝﾊｲ
ｻﾆﾃﾞｲｿﾝ!ｻﾆﾃﾞｲｿﾝ!ﾀｶｰｸﾄｰﾋﾞｱｰｶﾞﾚｰ!
穂乃果「･･･っ！」
ツバサ「･･･！！」
「歌わないで！！近所から苦情来ちゃうから！ブレードも辞めてって！」
観客「･･･」ｱﾘｶﾞﾀﾔｱﾘｶﾞﾀﾔ･･･
穂乃果「･･･」ﾆｺｯ
ツバサ「･･･帰りましょうか」
穂乃果「･･･うん」
ーーーーーーーーーーーーーーーー ツバサ「穂乃果、見てみて」
タペストリーを横に掛け
ツバサ「ザ・たっちでーす！」
穂乃果「パクリはまずいよ！」
二人は再戦を固く誓ったのだったーーー 絵里「雨の日のコーヒー」
穂乃果「第一次音ノ木坂抗争」
絵里「青に」にこ「落ちていく」
にこ「絵里って」希「映画の影響」ことり「受け過ぎだよね」
絵里「ゲームセンターに行きましょう！」にこ「拒否」希「話を聞こう」
絵里「ノッキン・オン」にこ「ヘブンズ・ドア」
絵里「予告編」
前作です
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