善子「堕天使らしく、ルビィを堕落の道へ引きずり込んでやるわ!」
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善子「思えばここのところ堕天使らしいことをしていないものね。たまには悪事のひとつもしないと、ヨハネの名が廃るというもの……」
善子「堕天使の――悪魔の犯すべき罪とは、そう。無垢な人間を堕落させること」
善子「純真無垢と言えばルビィよ。あの子に禁断の果実を与え、堕落させてしまいましょう……」
善子「くっくっく。我ながらなんと罪深いことを考えるのかしら。自分が恐ろしいわ」
善子「――という訳で。ごめんください」
ルビィ「いらっしゃい善子ちゃん! どうぞ上がって」
善子「ありがとう。あと私はヨハネよ」 ルビィ「じゃあ、お茶菓子もってくるからちょっと待っててね」
善子「あ、お構いなく」
ルビィ「いいよ。気にしないで」テクテク
善子「お菓子まで頂く気はなかったんだけど……なんだか申し訳ないわね」
善子「まあ、いいわ。……さあ、どうやってあの子を堕落させてやろうかしら。腕が鳴るわ」
善子「例えば、ポケモンの個体値と努力値の存在を教えて、もう純粋な気持ちでプレイ出来ないようにしてやるとか……」
善子「くくく……我ながら恐ろしいことを思いついてしまったものね。さすがはヨハネ、すごく堕天使」
ルビィ「お待たせ、善子ちゃん。プリンがあったから持ってきたよ」
善子「あ。ありがとう」 ルビィ「ルビィも食べちゃお。あーむっ」
善子「じゃあ私も。頂きま――ん?」
善子「……ねぇ、ルビィ。このプリン、カップに“ダイヤ”って書いてあるんだけど」
ルビィ「あ、ホントだ。お姉ちゃんが書いたんだね」
善子「ダメじゃない、そんなの勝手に食べたら! これは貰えないわよ」
ルビィ「別に大丈夫だよ?」
善子「いいえ。人のものを盗るなんていけないわ。私は遠慮しとく」 ルビィ「んー。でも、そうしたら善子ちゃんの分がなくなっちゃうね……」
ルビィ「あ、じゃあこれなら。善子ちゃん。はい、あーん」
善子「……え?」
ルビィ「どうぞ。ルビィの分、分けてあげる。こっちはお姉ちゃんの名前書いてないから」
善子(分けて、って。……あーん!? 間接キス!)
善子(そ、そんなアダルトなこと、どこで覚えてきたのこの子は!?)
ルビィ「善子ちゃん?」 善子(い、いえ。ルビィのことだし、あーんは恋人同士でやるものとか間接キスとか、そんなこと意識してないのね、きっと)
善子(だったら、その純粋さを穢してやろうじゃない……! 受けて立ったうえで、ドヤ顔で間接キスだって言い放ってやるわ!)
善子(くくく。その時にルビィがどんなに慌てふためくか、楽しみね……!)
善子「あ、あーん///」
ルビィ「はい。あーん……」
善子「あー……あむっ。むぐむぐ///」 ルビィ「えへへ。美味しい?」
善子「えぇ……。ね、ねえルビィ?」
ルビィ「ん? もうひと口ほしい?」
善子「か、間接キス、ね。今の……///」
ルビィ「そうだねぇ」
善子「……」
ルビィ「えへへ」
善子「……あれ?」 善子(おかしいわね。間接キスだって聞いても慌てないなんて)
善子(事の重大さを理解していないのかしら……?)
ルビィ「ねぇ善子ちゃん。ルビィもうひと口食べたいなぁ」
善子「へ? あ、あぁ。うん。好きに食べたら? あなたのだし」
ルビィ「じゃあ善子ちゃん。スプーン持って」
善子「え?」
ルビィ「ん、お願いね。あーん……」
善子「……へぇ!?」 善子(さ、さらに私が使ったスプーンで……あーん返し!? この子、なんて大人な行為を要求してくるの!?)
善子(恐ろしい! これが純真さだとでも言うの。悪魔よりよっぽど危険だわ……!)
善子(いえ。でも怯んではダメよヨハネ。この純真を穢してこそ罪というもの。その心、我が手で汚してやるわ、ルビィ……!)
善子「あ、あーん……///」
善子(は、恥ずかしいっ。スプーンを持つ手が震える……っ」
ルビィ「あーむっ。えへへ、おいひぃ」むぐむぐ
善子「そ、そう。良かったわ///」
善子(でも、その幸せそうな顔もここまでよ! さぁ、自分が何をしたか知り、恥辱に震えるがいいわ……!)
善子「な、なんか、イケナイこと、しちゃったわね……///」
ルビィ「ぅゅ?」 善子(くくく。思い返しなさい、自分のしたことを! そして頭を抱えてもんどりを打つのよ、なんて恥ずかしいことをしたのだと!)
善子(その知覚は禁断のリンゴよ。自らの行いを恥じたとき、あなたはもう以前のように無垢なままではいられない……!)
ルビィ「……あはっ。イケナイことって、さっきの間接キスのこと?」ズィッ
善子「あ、あれ……?」
善子(なんか、様子が) ルビィ「ねぇ善子ちゃん。ルビィ、善子ちゃんとイケナイことしちゃったの……?」
善子「そ、そうよ! このヨハネの誘惑に堕ちたあなたはもう、以前のような純真な心ではいられなくなってしまったのよ!」
ルビィ「じゃあルビィ、悪い子になっちゃったんだ……困っちゃうな」
善子「くくく。その通りよ。けれど、安心しなさい、それはリトルデーモンとして必要なこと……」
善子「どこまでも堕ちていったその先にこそ、この堕天使ヨハネの寵愛があるのだから」
ルビィ「ふーん。どこまでも、堕ちていいんだぁ……♡」 ルビィ「ねぇヨハネ様ぁ♡ それならルビィにもっとイケナイことを教えて、立派なリトルデーモンにしてほしいな……?」
善子「もっと? ……もっとぉ!?」
ルビィ「うんっ」
善子(かかか間接キスやあーん以上のことを教えろですって!? そんなイケナイことを覚えて、どうする気なのよこの子は!)
善子(これ以上なんて、そんなのダメよ。まだルビィには早すぎるわ。間接キスだってかなりやり過ぎな部類なのに……!)
善子(ここはこの子の主人として、しっかり注意しないとダメね、うん) ルビィ「ヨハネ様ぁ♡ リトルデーモン4号にイケナイこと教えてください……♡」
善子「あー。ルビィ?」
善子「これ以上のことを教えることは出来ないわ。今のあなたの魔力では耐えられない……」
ルビィ「……ダメなの?」
善子「そうね、今はまだ……その時ではない。そういうことよ」
ルビィ「いつになれば大丈夫なの?」
善子「あ、あなたが我が眷属として相応しい力を身につけたら、よ」 ルビィ「んー。じゃあヨハネ様は、それまで待ってくれますか?」
善子「え?」
ルビィ「ルビィのこと、待っててくれる?」
善子「え、えぇ。まぁ。別に構わないけど」
ルビィ「……えへへ。じゃあ、そうがないね」ニコッ
ルビィ「あ! 善子ちゃん、あっち見て!」
善子「え?」クルッ
ルビィ「――」チュッ…
善子「っ!?」
善子(い、今、ほっぺにキス――!?) 善子「え。え……っ///」
ルビィ「今は、これでガマンするビィ」
ルビィ「約束だよ、善子ちゃん! いつかルビィにイケナイこと、教えてね♡」
善子「……え゛!?」
ルビィ「お菓子、プリン1個じゃ足りないね。他のもってくるから、待ってて」タタタッ
善子「ちょ、ま、さっきのはそういう意味じゃ……っ」
善子「あぅ。行っちゃった」ポツーン 善子「……ふ、ふふふ」
善子「これぞヨハネの魅了の魔眼の力ね。ルビィはヨハネによって堕落しきってしまった。目的達成……」
善子「――なんて言ってる場合じゃないわよ! あれ実質告白じゃない、もう約束したことになっちゃったし!」
善子「あーもうっ! これどうすんのーーーっ!?」
おしまい 捜査情報を漏えい‥愛知県警の30歳の警察官を書類送検し懲戒処分 | CBCテレビ
https://hicbc.com/news/detail.asp?id=000480B1
https://hicbc.com/news/pict/000480B1_0920190402.jpg
おととしの金塊窃盗事件をめぐる警察官の情報漏えい疑惑で、愛知県警は「漏えいは認められなかった」と結論付ける一方、別件での漏えいを認め、30歳の男性巡査部長を書類送検しました。
この問題は、おととし7月、福岡市で7億6千万円相当の金塊が盗まれた事件で起訴された野口和樹被告らが、裁判で「愛知県警の警察官から捜査情報を聞いていた」などと証言し、愛知県警が事実関係を調査していたものです。
愛知県警は、被告らが名前を挙げた警察官から事情聴取するなどして調査を進めてきましたが、20日までに「金塊事件に関連する捜査情報の漏えいは認められなかった」と結論付けました。
一方で、調査の過程で別の薬物事件などに関連し、名古屋の中警察署の30歳の男性巡査部長が、金塊事件の被告らとつながりがあるとされる男に対し、捜査情報を漏らしていたことがわかりました。
愛知県警は、20日、地方公務員法違反の疑いで書類送検し、停職6か月の懲戒処分にしました。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています