梨子「善子ちゃんって、天使だよね」
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千歌「……え?」
梨子「だから、善子ちゃんって天使だよね」
千歌「いや聞こえてた、聞こえてたから二回も言わないで」
梨子「千歌ちゃんもそう思わない?」
千歌「いや、確かに素直で可愛いなぁって思う時あるけど」
千歌「なんで急に言い出したのさ」
梨子「昨日善子ちゃんと私の家でお泊り会してたの知ってるでしょ?」
千歌「うん」
梨子「私に比べて善子ちゃんって夜行性だから寝るの遅くてさ」
千歌「夜行性って言い方」
梨子「そろそろ寝よう?って言ったら、もっとリリーとお話ししたいって言うのよ」
梨子「んんんんんんん可愛い」
千歌「本性、本性が出てるよ梨子ちゃん」
梨子「なんとかその場では持ち堪えられたんだけど、その後がもうダメだったの」
千歌「その後?」
梨子「一緒に寝たいって、私の袖を掴んだのよ」
梨子「んんんんんんん好きっ!!!」
千歌「梨子ちゃん!気持ちは分からないけど声大きいよっ」
梨子「狙ってるの!?誘ってるの!?って感じよね」
梨子「思わず押し倒すかと思ったわ」
千歌「うん、思い留まって本当に良かった」
梨子「お陰で私は寝不足」
千歌「梨子ちゃんが意識し過ぎてるだけでしょ」
梨子「私ってそんなに魅力ない?」
千歌「魅力は十分過ぎるほどだと思うけど、多分その頭だと思うかな」 梨子「失礼ね、私だったら絶対善子ちゃんのことを幸せにできるよ」
千歌「なら告白したら良いじゃん」
梨子「そんな簡単に言わないでよ…」
千歌「梨子ちゃんって意外とヘタレだよね」
梨子「だってもし断られたりしたら…」
梨子「ゔ、想像するだけで胸がっ」
千歌「でも付き合えるかも知れないんだよ?」
梨子「千歌ちゃんは見込みあると思う…?」
千歌「そりゃあもちろん」
梨子「ほんとっ!?」
千歌「だって善子ちゃん、梨子ちゃんと話してる時とっても楽しそうだし」
千歌「梨子ちゃんが動けば変わると思うよ?」
梨子「うぅ、でもそんな勇気ないよ…」
千歌「勇気はどこに?君の胸に!」
梨子「無理無理っ!」
千歌「もう、焦れったいなぁ」
梨子「じゃあ逆に千歌ちゃんは曜ちゃんに告白できるの?」
千歌「それとこれとは話が違う」
梨子「ちょっと」
千歌「今は梨子ちゃんと善子ちゃんの話をしてるんです〜」 梨子「うっ、もう分かったよ告白すれば良いんでしょ」
千歌「嫌なら良いんだよ?」
梨子「嘘です告白したいです結婚したいです」
千歌「そこまでは求めてない」
梨子「その代わり、ちゃんと慰めてよ…?」
千歌「どこまでも弱気だなぁ」
千歌「よし、なら私が流れを作ってあげよう」
梨子「流れ…?」
千歌「今のままだと善子ちゃんの気持ちが曖昧だから、告白しても結果は半々。だから、さり気なくアプローチをして善子ちゃんからの好感度を上げるんだよ」
梨子「す、すごい」
梨子「どうして他人の恋には的確なアドバイスが出来るのに曜ちゃんとの恋は進展がないのかしら」
千歌「よしそろそろ帰ろっかな」
梨子「嘘ですありがとうございます感謝してますっ」
千歌「あくまでも頑張るのは梨子ちゃんなんだからね?」
梨子「う、うん…」
梨子「頑張ってみるよ」 〜帰りのバス停〜
善子「あ、リリー!」ギュッ
梨子「わわっ!善子ちゃん、びっくりした」
善子「えへへ、昨日はリリーと同じシャンプー使ったから同じ匂いがするっ」クンクン
梨子「ふふっ、今度は私が善子ちゃんのお家に行こうかな?」
善子「リリーは上級リトルデーモンだから、特別に許可するわっ!」
梨子「ありがと、ヨハネちゃん」
善子「善子!……あれ?」
千歌「」ジ-
曜「どうしたの千歌ちゃん、そんな怖い顔して」
千歌「いやぁ、さっきまで梨子ちゃんの恋愛相談に乗ってあげてたんだけど」
千歌「この状況、私が話してた梨子ちゃんは幻だったの?ってレベルで違うから」
曜「梨子ちゃんらしいよね、そういうとこ」
千歌「あんなの絶対両想いじゃん」
曜「でも善子ちゃんって意外とそういう所に疎いイメージがあるんだよね」
千歌「疎いって?」
曜「鈍感、っていうか。無意識でしてそうじゃない?」
千歌「あぁ確かに」
千歌「だとしたら罪深いね」
曜「堕天使だけにね、ギルティ…」
千歌「うまいっ、座布団三枚」 梨子「あれ、善子ちゃんお団子ちょっと乱れてない?」
善子「練習で崩れちゃったから急いで結び直したんだけど…」
梨子「ふふっ、やってあげるよ」
善子「え、良いの…?」
梨子「うんっ」ニコッ
千歌「うわぁ、ほんと何だったんだろうさっきまでの梨子ちゃん」
曜「あはは…、あれは後で悶えるパターンだね」
千歌「そういえば曜ちゃんってバスは沼津まで善子ちゃんと二人っきりだよね」
千歌「善子ちゃん梨子ちゃんのこととか話さないの?」
曜「結構話すけど、楽しそうだから全然聞いてられるよっ」
千歌「善子ちゃん相手だとなんか分かる」
曜「梨子ちゃんは?」
千歌「うーん、聞いてるのは疲れないけど。いい加減ムカムカする」
曜「あれだよね、両想いなのにすれ違ってる恋愛ほどもどかしいものはないよね」
千歌「分かりみが深い」 梨子「はい、できたよ?」
善子「ありがとうリリー!お礼にこれをあげるわ!」
梨子「……飴?」
善子「そう!苺の飴ちゃん!昨日のお礼も含めて」
梨子「じゃあ私からも、はいっ」
善子「リリーも飴?」
梨子「私は林檎の飴ちゃん」
梨子「いつも善子ちゃんがくれる楽しい時間のお礼、かな…?」
善子「っ!そ、そんなの私だってたくさんあるわよ!」
千歌「あ〜、甘ったるい」
曜「凄いね。もうあそこまで行くと焦れったいを通り越してお互い分かってやってるんじゃないかって思えてくる」
千歌「ギルティ、ギルティ過ぎるよあの二人」
曜「千歌ちゃんがアドバイスしてあげたんでしょ?」
千歌「あそこまで生み出せとは言ってないよぉ」
曜「もともと素質があったってだけの話なのね。天然って怖い」
千歌「曜ちゃんもどちらかと言えばそっち系だよ」
曜「それは初耳っ」 梨子「あ、バス来たよ二人とも」
曜「っ、う、うん!千歌ちゃん呼ばれたよ」
千歌「う〜、まだ全然帰りたくないよぉ」
曜「!な、なら私の家来る?今日誰も居ないし」
千歌「え、良いのっ!?」
曜「もちろんっ」ニコッ
千歌「やった!行く行く!」
よしりこ「」チラッ
千歌「曜ちゃん大好き〜!」ギュッ
曜「わわっ、危ないよ〜」ニコニコ
梨子「ふぅ、なんとか成功したね」
善子「全く世話がやけるリトルデーモンたちなんだから」
善子「私たちなんてとっくの昔に付き合ってるのに」
梨子「後は二人っきりになった時の雰囲気に任せることになるけど」
梨子「大丈夫かな…」
善子「あとは二人を信じるしかないわね」
梨子「そうだね…」
善子「……はぁ、今日泊まりにくる?」
梨子「えっ…?」
善子「不安なら、一緒に居た方が安心するでしょ?」
梨子「よっちゃん…!」
善子「やっと呼んでくれた…それで、どう?」
梨子「もちろん行くよ!」
梨子「よっちゃん大好き〜!」ギュッ
善子「ちょっ、暑いわよっ///」ドキドキ
おわりです、おやすみなさん… 梨子「よしっこ(津島 善子)ちゃんって、天使だよね」
※別ルート
梨子「よくおしっこ漏らしてるところが可愛い!」
千歌「漏らすと幼稚園児みたいに大泣きするところが可愛い!」
曜「高校生にもなって未だにおむつが卒業出来ないところがもう最高に可愛い!」
梨子「よしっこちゃんマジえんじぇー♥」
曜「よしっこはヨーソローの心のオアシスであります!」
キーンコンカーンコン
千歌「あ、チャイム鳴った!善子ちゃんのお手洗い行きを邪魔しておもらしさせよう!」
ようりこ「「おー!」」
善子「は、はなして!お願い、漏れちゃう・・・・」
千歌「>>14」 一度終わったきちんとしたSSを乗っ取るなやガイジ玉音=カボス
>>1に謝れ 千歌「腹パンして漏らさせてあげるよ」ポキポキ
善子「そ、そんなことされたら・・・」
千歌「問答無用!えい!」
善子「ああああああ!!!」ジョバババババ
キラーン☆
千歌「・・・・えっ?」
曜「おしっこ漏らしながら空へと飛んでったであります・・・・」
梨子「虹が出てるわ。おむつしてたのになんであんな凄い放物線を描けたんだろ?」ペロリ
曜「>>17」 >>18
お前無視すんなや
何が性癖じゃ
ヨハネのイメージ下げてるだけやんけ 曜「ギネス世界記録更新ね」
梨子「そもそもおしっこで空を飛んだ人間なんて居ないけどね」
曜「いや、おむつを貫通して虹を描いたあの鮮やかな放物線のことだよ」
梨子「なんだそっちか。それなら納得」
千歌「>>24」 千歌「やっぱり善子ちゃんはおしっこ漏らしてる時が1番可愛い!」
曜「それわかるー!」
梨子「飛んでった善子ちゃんを探しに行こっか」
曜「>>30」 千歌「やっぱり善子ちゃんはおしっこ漏らしてる時が1番可愛い!」
曜「それわかるー!」
梨子「飛んでった善子ちゃんを探しに行こっか」
曜「>>32」 千歌「やっぱり善子ちゃんはおしっこ漏らしてる時が1番可愛い!」
曜「それわかるー!」
梨子「飛んでった善子ちゃんを探しに行こっか」
曜「>>34」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています