少し暑い、でもよく晴れた気持ちのいい日の朝だった。あまり外に出かけない俺は珍しく早起きして穂乃果を待っていた


待ち合わせ時間は10:00だったが、9:00から俺はずっと立ち尽くしていた
時折、その場でグルグルと円を描くように歩き回ったり、キョロキョロまわりを見渡しまくったり… 正直不審者と間違われてもおかしくないくらいの挙動不審さだったと思う





俺「まだかなあ… もうすぐ10:30なるぞ…」


穂乃果「ごっめ〜〜ん!! お待たせ!!」


俺「おお!穂乃果! 良かった…もし来てくれなかったらどうしようかと…」


穂乃果「あはは…ごめんね? 朝、ちょっとことりちゃんに服選んで貰ってたんだ、、。」

穂乃果「そしたら、ことりちゃん熱が入っちゃったみたいで、あれもこれもって持ってる服全部着せられちゃったりしちゃって…」


俺「うーん、ことりちゃんらしいな…」