梨子「…レズソナ!」曜「レズソナ?」
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安価要素ありの選択ゲーです
「転校」
私がその言葉を聞いたのは3学期が始まる少し前だった。
昔から続けていたピアノにも行き詰まり、まるで人生自体が詰まってしまっている様に思えていた私にとって、1つの天啓の様にも聞こえた。
音の木坂…かつてスクールアイドル、μ'sが在籍していた学校。
だけど、私はとてもじゃないけど無理だと思った。恥ずかしいし、地味な私じゃあとてもステージに立てない。もっとも…μ'sは何も音の木坂に残していかなかったけど…。
「まるで、違う世界みたい」
ほとんど東京から出たことがない私にとって、引っ越した先、内浦はまるで異世界の様だった。
「海を見てくるの?気をつけてね」
お母さんに一言断って海を見に行った。東京の海とはまるで違う…【本物】の海だって、思った。
潮の香り、さざなみ…全部が本物だって…
もっと、海を感じたい…
そう思うと、足は自然と海に向かって…
と、その時、誰かに腕を掴まれた
掴んだ相手は…>>2
1.オレンジ髪の明るそうな子
2.グレーの髪をしたスポーティな子
3.ポニーテールのお姉さん
4.黒髪のしっかりした人
5.小柄な赤髪の子
6.小柄な茶髪の子
7.ダークブルーの髪をした堕天使
8.金髪のお姉さん まーたペルソナパロSSか
ラブライブのペルソナパロSSは山のようにあるが完結した物を見たことが無い 「お待ちなさい!あなた、何をするつもりですか!」
振り向くと、黒髪の綺麗な女性に腕を掴まれていた。
思わず、(綺麗…)と心の中でつぶやいてしまうほどだ。
「今、海に入るのは危険です。いえ…そもそもあなた、その格好で海に入るつもりだったのですか?」
「あ、いえ…海が綺麗だったので、つい…」
そういうと、彼女は半分呆れて、半分安心した様に呟いた。
「また、危ない度胸試しをする人がいたのかと…」
「優しいんですね」
そういうと、彼女は少し顔を赤らめて、
「そんなことありませんわ。生徒会長として…」
生徒会長。この辺りの生徒会長ということは…
「浦の星女学院ですか?」
「あら…と、言うことはもしかして貴女が桜内さんですか?」
「はい。来月からお世話になります」
「…ええ、よろしくおねがいします、桜内さん。改めて…私は黒澤ダイヤと申します」
そう答る彼女の顔は、少し苦しそうな、寂しそうな顔をしていたように見えた…
>黒澤ダイヤの友好度が1上がった >1週間後…
「これで、よし」
明日から浦の星女学院での生活が始まる。
でも、何かが変わるわけでもない、学校はいつも通りだ。
教室で、挨拶をするまでは、そう思っていた。
「東京の、音の木坂女学院から転校してきた桜内梨子です。よろしくおねがいします」
ピアノの事は、言うつもりもない。それに、この学校にはスクールアイドルはないし、μ'sの事を聞かれる事もないだろう。
先生もごく普通で、都落ちレズなんて言わなさそうだし…
「曜ちゃん!音の木坂だよ!これって…奇跡だよね!」
「千歌ちゃん声大きいから!…あっ」
…前言撤回。オレンジ髪の可愛らしい子からは、声をかけられそう…
「桜内さん!スクールアイドル、やらない!?」
やっぱり来た。お誘いは嬉しいけど…
「わたしにはスクールアイドルは無理だから…」
「なんで!?可愛いし、それに音の木坂出身なんでしょ?」
「千歌ちゃん、流石にそれは短絡的すぎるし、あと…」
「あと?」
「自己紹介くらいはしようよ。私、渡辺曜。よろしくね、桜内さん」
「ええ、よろしくね、渡辺さん」
渡辺さんは、この子のストッパー役なんだな、と思いながら、次は騒がしい子に視線を向ける。
「ごめんね、私、高海千歌!廃校阻止の為にスクールアイドル始めようと思うんだ!」
「とりあえず3人いればグループとして活動できると思うからね」
渡辺さんがそう言うと同時に高海さんが立ち上がった。
「目指せμ's!一緒にワールドワイドな世界で戦おう!」
何を言ってるのかさっぱりです >お昼休み
「桜内さん!一緒にスクールアイドルを…」
「やりません」
>放課後
「桜内さんにはスクールアイドルが似合います!」
「似合わないわよ…」
こんな問答が今日だけで何回あっただろうか…
「ちぇー…今日は曜ちゃんも部活だし、一旦出直しかなぁ」
よかった、とりあえず今日は諦めてくれたみたい
「じゃあさ、一緒に帰ろうよ!」
「えっ!?」
「ダメかな…?」
すこし潤んだ目でこっちをみてくる…
私は…>>7
1.一緒に帰るわ
2.1人で帰るわ
3.渡辺さんの部活…?
4.学校を少し見てみたいの 「ごめんなさい、今日は1人で帰りたい気分なの」
そう彼女につたえると、少し寂しそうな表情を見せて
「そっか、わかったよ!あ、もしスクールアイドルに興味が出てきたらこのメールアドレスにおねがい!」
高海さんからメールアドレスを渡された。
「私まだスマホ持ってないからさー…はやく曜ちゃんみたいなの欲しいなぁ…あ、桜内さんもスマホなの?」
「ええ。とは、言ってもガラケーと使い勝手は変わらないわよ」
そう答えるとか高海さんは少し残念そうな表情をした。しかし、すぐにいつもの明るい表情に戻ると
「じゃあ、また明日ね!バイバーイ!」
「ええ。また明日」
…スクールアイドルに勧誘されるのは困るけど、ああ言う風に友達としてなら…
そんなことを考えながら帰宅した… >自宅
家に帰ると、スマホに何かメッセージが出ていた。
「新しいナビを入手しました」
…新しいナビ?どういうこと…?
画面を見ると、知らないアプリがダウンロードされていた。
(イカセナビ)
…全くわけがわからない。誰かが勝手にダウンロードしたのかしら
けれど、ほおっておくのも怪しいと思い、アプリを起動してみる。
…画面には8個の、額縁のようなものがあった。
けれど、触っても何も反応がない。
…イタズラかしら。今度お店に行って消して貰おう。
よくわからないアプリをすこし不気味に思いながらも、新生活の疲れからか眠りについた…
>渡辺宅
曜「んー、桜内さんは無理だと思うけど…果南ちゃんは無理言えば来てくれるとして…」
曜「新一年生をターゲットにするのもアリかもしれないね…ってもうこんな時間じゃん。ねーよお…ってなに、このアプリ…イカセナビ?」 >あれから数日 放課後
「梨子ちゃん!スクールアイドル…」
「やらないって」
彼女はまだ勧誘を続けている。私なんかよりよっぽど可愛い人はたくさんいるはずなのに…
「桜内さん、諦めた方がいいかも…」
「えっ、どういうこと?」
不穏な事を言い出す渡辺さん。
「こうなった千歌ちゃんは、スッポン以上にしぶといよ」
「スッポンに例えるのやめてー!?」
…彼女達と話すのは、実は楽しい。もし、友達だったなら私もこんな風に…
「梨子ちゃん、強情だね」
「千歌ちゃん、一旦桜内さんの勧誘をストップして他に行かない?」
いい判断よ渡辺さん!
「桜内さんの好みの女の子連れて来た方が勧誘しやすくなるかも」
なに行ってるんだ渡辺
「そっか!」
納得するな高海
「よーし、今日は1年の教室へ…」
「ヨーソロー!」
ふぅ…スクールアイドルか…
帰ろうと、廊下を歩いてると…何かが落ちていた。生徒手帳だ…名前は>>11
1.高海千歌
2.渡辺曜
3.黒澤ルビィ
4.国木田 花丸
5.津島 善子
6.黒澤ダイヤ
7.松浦 果南
8.小原 鞠莉 一旦セーブします
叫べレズソナ桜内
いやらしいのは一瞬だから大丈夫 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています