鞠莉「ホント腹立つよね〜、コイツ!」
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鞠莉「退学にしちゃおっと♪」
果南「えっ」
ダイヤ「ちょっと鞠莉さん!果南さんは復学したばかりで」
鞠莉「そんなの関係ありませーんっ!理事長の言うことを聞かない生徒なんかこの学校には必要ありませーんっ!」
鞠莉「はい、承認」
ポスッ
果南「や、やめてよ、鞠莉…」
鞠莉「んー?なぁに?退学になりたくないの?果南は」
果南「そんなの当たり前じゃん…」
鞠莉「なら謝って?」
果南「う、うぅ…」
鞠莉「……承認」
ポスッ
果南「わ、わかった……わかったから」
果南「ご、ごめん……鞠莉」 鞠莉「ちゃんと謝れるなんて偉いね。果南」
ダイヤ「何はともあれ、よかったですわ。これで果南は退学にならずに」
鞠莉「違うよ、ダイヤ。私は果南の退学を取り消すなんて一言も言ってない」
ダイヤ「そんなっ…」
鞠莉「この承認済みの退学書類を国会に提出すれば果南は退学。そうなってしまったらいくら私でも果南を助けられないよ?」
果南「で、でもちゃんと謝ったじゃん…」
鞠莉「謝って済むなら、この世に地獄なんて存在してませーん!」
鞠莉「果南は横着だからね。退学を取り消した途端、またワガママ言い出しかねない」
ダイヤ「それは……そうかもしれませんが」
果南「言わないっ、もうワガママなんて言わないからっ」 鞠莉「うーん……じゃあこうしよ?」
果南「んぅ…?」
鞠莉「執行猶予2週間の刑!この2週間、果南の素行を徹底的にチェックしまーす!」
鞠莉「もしその間に、果南がワガママ言ったり、私の言うことに逆らったりした場合…」
果南「した場合……?」
鞠莉「……ふふっ。はい、承認」
ポスッ
鞠莉「この3通の承認済み退学書類を1通ずつ国会に郵送しまーす!」
ダイヤ「分ける意味はあるんですの…?」
ダイヤ「ですが、まあとにかく。よかったですわね。果南さん」
果南「え?」
ダイヤ「おかしなことをしなければ退学は免除してくれる、と。鞠莉さんはそう言っているんでしょう?」
鞠莉「その通りでーす!」
ダイヤ「この機に果南さんも真人間になるというのもよいかもしれませんわね」
果南「…わかった」 翌朝
鞠莉「すぅ……すぅ……」
果南「おーい、朝だよ。鞠莉」
鞠莉「……」
果南「早く起きなきゃ遅刻しちゃうよ?」
鞠莉「……」
果南「もう、目は覚めてるの知ってるんだから早くベッドから……そもそも毎朝起こしにきてって言ってきたのは鞠莉なんだから」
鞠莉「……承認」
ポスッ
果南「えぇ!?」
鞠莉「全然ダメ」
果南「なにが…?」
鞠莉「目覚めのキスくらい当然でしょ?」
果南「いや、当然ではない気が……」
鞠莉「また私の言うこと聞かない…」
果南「わ、わかった!わかったから!……もう」
果南「……ちゅ」
鞠莉「んっ……グッモーニンッ!果南!」 果南ちゃんって誰かに従事してる姿妙に合うよな
執事とかボディガードとか向いてそう 果南「毎朝これやんなきゃいけないの……?」
鞠莉「果南は嫌?」
果南「嫌じゃないけど」
鞠莉「じゃあオールオッケーだね!」
果南「まあ、オールオッケーかな」
鞠莉「それより果南、ブレックファーストの用意はできてる?」
果南「ん、一応。これも私が毎朝準備するのかぁ。大変だ」
鞠莉「……!」
果南「どうしたの?鞠莉。早く食べないと学校に遅れちゃう」
鞠莉「…これは?」
果南「へ?鞠莉言われて作った朝食だけど」
鞠莉「全然ダメっ!」 >>23
|c||^.- ^|| ←親友が退学にされそうなのにニッコニコやんけw ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています