絵里「捨てうみビッチがいるわ……」
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絵里「もう、傘持ってきてない日に限って突然降ってくるんだから!」
「……ほ、ほっ……」
絵里「ん?何の音……?」
「ほっ……ほっ……」
絵里「この特徴的な啼き声、もしかして……」タッタッタッ
絵里「やっぱり」
うみビッチ「ほ…………ほ…………」
絵里「捨てうみビッチがいるわ」 絵里「かわいそう……雨に打たれ続けて疲弊しきってる」
うみビッチ「ほっ……くしゅん!」
絵里「そういえばこの前ニュースで、うみビッチはウミ科の中では非常に奇抜で、みんな物珍しさに飼うことが多いけれど、そのうち付き合いきれなくなって捨てて野生化してるのが社会問題になってるんだって言ってたわね……」
絵里「こんなにかわいいのに捨てることないじゃない!しかもこんな雨が降る日に!」
絵里「よい、しょ」
うみビッチ「ほっ!?」
絵里「大丈夫、怖がらないで。家に連れて行ってあげる」
うみビッチ「ほ……」 絵里「ただいまー」
絵里「亜里沙の靴がないわね。雨なのにあの子どこ行ってるのかしら」
絵里「あなたも私もずぶ濡れだから、まずはシャワーに直行ね」
うみビッチ「ほっ」コク
絵里「ウミ科と体質的に変わりがないなら、シャワーは特に気を使う必要はないはず……」シャー
絵里「洗っていくわね」シャー
うみビッチ「ほっ……ほ〜♨」
絵里「ふふっ、なにその声。お湯が気持ちいいのね」
うみビッチ「ほっ、ほっ」
絵里「む……へぇ、普通のうみより毛深いのね」
うみビッチ「ほっ❤」ガバッ
絵里(普通のうみならこう言われると恥ずかしがって隠すのに逆に見せつけて来た……確かにウミ科の中では特殊だわ) 絵里「乾かすからお膝に乗ってくれる?」
うみビッチ「ほっ」
うみビッチ「んほぉっ❤」グリグリ
絵里「ちょっと、腰動かさないの。髪がデリケートなのは同じなんだから傷めちゃうわ」ブォー
うみビッチ「ほっ❤ほっ❤んほォォォォォオオッ!?❤❤」プシャッッッ
絵里「ドライヤーが余程気持ちよかったのね。まさか気絶するとは思わなかったけど」 絵里「よしっ、綺麗になったわ。こうやって綺麗なところを見るとほかのウミ科と全然変わらないのにどうしてみんな捨てちゃうのかしらね……」
うみビッチ「ほっ、ほっ!」
絵里「え?お礼してくれるの?」
うみビッチ「ほ!」
絵里「ふふ、嬉しいわ」
うみビッチ「ほっ❤ほっ❤ほっ❤ほっ❤」カクッカクッ
絵里「ガニ股腰ふりダンス……!生で見るの初めてだわ。うみビッチのコミュニケーションでもっとも重要な行動……感謝としても使われるのね」 絵里「決めたわ!私、この子を飼うことにする!」
うみビッチ「ほっ!?」
絵里「ふふ、大丈夫。あなたはなにも心配することないのよ。このマンション、ペット黙認してくれるの」
うみビッチ「ほっ❤ほっ❤んほォォォォォオオオッッッ❤❤❤」プシャッッッ
絵里「あ、それは結構うるさいから夜はやめてね」
うみビッチ「ほっ……」ペコリ
絵里「亜里沙もきっと仲良くなってくれると思うわ。これからよろしくね、うみビッチ❤」
うみビッチ「ほっ❤」
これは絢瀬家とうみビッチの愛に溢れた物語───
完 ほっ❤ほっ❤ンホォぉぉおおぉぉっ❤まん汁ブッシャーーーーー また海未ちゃんがアヘ顔ガニ股でまん汁噴きまくってるにゃー!とんでもなく臭いにゃー! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています