海未「いえ、とんでもないです。エリチカさんの本はいつも読ませて頂いているので、こうしてコスプレをして売り子できたのが光栄です」

海未「あ、それと敬語はやめてください。いつものツイッターで話す感覚で構いませんから」

絵里「え?本当?らぶあろさんが良ければ……ありがとう」

絵里「しかし本当に助かったわ。部数も多くなってきたし、一人じゃとても回しきれないって思ってたから」

海未「ふふ、完売おめでとうございます。私としてはエリチカさんの新刊をいち早く読むことができて、頒布中は少し誇らしい気分だったのですよ」

絵里「そ、そんなに私の描いた本好きなの?」

海未「はいっ、大好きです!」

絵里「っ……」ゴク

絵里「ね、ねえ。らぶあろさん、この後……即売会が終わった後、予定ある?」

海未「いえ……知り合いも少ないですから」

絵里「そ、そうなの。よかったらご飯一緒に……」

海未「私の方から誘おうと思っていました。ぜひご一緒させてくださいっ」

絵里「それと……その、ご飯のあと……なのだけれど……」モジモジ

海未「?」

絵里「アフター……いいかしら」ボソ

海未「っ!!!///」

海未「…………はい」


ギシッ♥ ギシッ♥ ギシッ♥ ギシッ♥ ………………

これが現実