0001名無しで叶える物語(笑)垢版 | 大砲2018/08/06(月) 01:59:13.77ID:CVz/WGSJ 「終点、東京、東京です。ご乗車、ありがとうございました。お忘れ物をなさいませんよう、ご注意下さい」 マイクのスイッチを切ってから、ふうっと息を吐き出す。 凝った首と肩を軽く回してホームに降り立つと、夜の冷たい空気が身に染みた。 これから今日最後の仕事として、各車両に忘れ物や異常がないかまわって確認しなければならない。 人が降りたのを見計らって、さっさと済ませちゃおうと早足で歩き出した。