花丸「善子ちゃんいい加減学校に来るずら
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善子「行かない。行く必要がないわ」
花丸「どうして?勉強しないといけないし、友達だってできるずら」
善子「議論を交わす眷属を得るためなら学校に行く事も価値があるかもしれないわね。でも、それ以上に大切な事があると思うのよ」
花丸「学校よりも大切なもの?」
善子「そうよ。ずら丸はヨハネのリトルデーモンよね?」
花丸「契約した覚えはないずら」
善子「じゃあ一緒に考えてくれないかしら?」
花丸「…まぁ相談には乗ってあげるずら 善子「花丸はどうやって生まれたの?」
花丸「質問の意味がわからないからあえてそのまま答えるけど。両親が愛し合って生まれたずら」
善子「そうよね。じゃあ花丸のお母さんはどうやって生まれたの? 」
花丸「お婆ちゃんから生まれたずら」
善子「ええ、そうやって原始のヒトにまで遡れるわね。じゃあ原始の人はどう生まれたの?」
花丸「神話ならアダムとイヴ…ずら。一般ではダーウィン提唱の進化論で猿人類から進化した事になってるずら」 善子「じゃあ仮に神話通りだとしましょう。アダムとイヴは天界から追放されたのよね」
花丸「うーん、厳密には違うけどそんな感じずら」
善子「もう少し突き詰めるわ。天界には神様がいるわね?神様はどうやって生まれたの?」
花丸「え?神話だと神様に始まりや終わりの概念はないずら。時間の始めから終わりを見守ってる… 」
善子「なるほどね。じゃあ神様はいつから居るの?」
花丸「え?…え?」 善子「神様は永遠にそこに居るの?」
花丸「…そういう事になる…かな?」
善子「永遠は有り得ないって事が科学的に証明されてるのに?」
花丸「相対性理論ずら。うーん…」
善子「結論は出ないでしょうね。じゃあ仮に進化論だったらどう?」
花丸「猿人類から逆算していくと、原始の単細胞生物まで遡れるずら!」 善子「その最初の生物はどうやって生まれたの?」
花丸「確か、小惑星同士の衝突で出来た物質がたまたま化合してタンパク質になって、地球がそれが生存できる環境に適していた…ずら」
善子「へぇ…じゃあ小惑星を遡ったらどこに行くの 」
花丸「…?宇宙の起源?」 善子「そうよね、やっぱり。宇宙の起源はビックバン?」
花丸「定説ではそうなってるけど、あくまで理論上だけずら」
善子「ビックバンって確か∞の質量とゼロの体積を持つ特異点よね」
花丸「そうずら。それが何らかの理由で大爆発を起こして、原始宇宙が生まれたずら」 善子「何らかの理由ね。原因がないと変化は起こり得ないものね」
花丸「しかもビックバンを起こした原因は外的なものとされてるずら」
善子「第三者がビックバンを起こしたって事?いったい何が?いえ、誰が…かしら」
花丸「神様…かな?哲学者はこれを神の一撃と呼んだずら」 善子「また神様…。唯物論者はそのへんどう思ってるの」
花丸「それは色んな説があるずら。宇宙は膨脹・収縮を繰り返してるとか、宇宙は始まりがあっても終わりがないとか」
善子「始まりがないって考えはないの?」
花丸「始まりがない事は説明出来ないずら。仮に時間が回帰されていても、始まりなくしては時間は存在しないずら」 善子「突き詰めていくとこの世界には始まりがどこかにあるはずよね?」
花丸「そう考えるのが自然ずら」
善子「じゃあ、その始まり以前はどうなってるのよ?宇宙が出来る以前は」
花丸「…マルは、完全な無だと思うずら。超ひも理論ではビックバン以前は無じゃない可能性もあるらしいけど」
善子「仮にそうでも、その状態にも始まりがあるはずよね」
花丸「そうなるずら」 善子「でも無から物質を誕生させる事は出来ないわよ」
花丸「科学の大前提ずら」
善子「科学は逆に神様(始まりを与えた者)の存在を肯定しちゃったわけね」
花丸「そう。皮肉にも科学は突き詰めると神的存在にぶち当たるずら」 こういうこと考える頃は高二病の前兆やね
善子ちゃんは厨二も卒業してないのに大した子やでぇ 花丸「そもそも科学は哲学の発祥だから、根源は同じ所にあるずら」
善子「哲学って、『自分はどこから来たのか』って疑問から始まったのよね」
花丸「そう。あらゆる学問は哲学に帰結するずら」
善子「でも数千年たった今でも始まりの謎は解明されてないんでしょ?」
花丸「…悲しいけど、1番発達した科学ですらたどり着いてないずら」 善子「じゃあちょっと質問を戻すわ。私達がこうして考えられるのも意識があるからよね」
花丸「そうずら。意識があるから学ぼうという欲求もあるずら」
善子「それなら、意識はいつ生まれたの?原始から生物なら意識を持ってたの」
花丸「それは難しい質問ずら。意識を定義する事自体が難しいから…」
善子「どういう事?」 花丸「意識って事は、言い換えると自我があるって事ずら」
善子「そうよね。植物とかには意識はないし」
花丸「もっと言えば、知能を持ってるって事ずら」
善子「つまり、生物…というか知的生物に限定されるのね」
花丸「それがそうとも言えない。一つおもしろい話があるずら」 善子「なによ?」
花丸「日本にある脳科学研究所である実験が行われたずら」
善子「へぇ。どんな実験?」
花丸「今まさに善子ちゃんが抱いた疑問、『意識はいつからあるのか』を調べるための実験ずら」
花丸「まず、『食べる・寝る・繁殖する』という機能だけを持たせたプログラムを♂型と♀型に区別して、仮想の空間で起動したずら」
善子「本能しか持たない単細胞生物のサンプルみたいなもんね」 50億年後には太陽は消滅して人類は滅ぶずら
人生は無意味ずら 花丸「アダムとイヴと名付けられたそのプログラムは、やがてエサを求めて移動し始めるずら」
善子「エサもプログラムなの?」
花丸「そうずら。エサ一つ当たりに決められたエネルギーを設定して、食べたらアダムとイヴは成長するずら」
善子「理解したわ。それで?」
花丸「エサを食べてある程度成長したアダムとイヴは、本能に従って性交して子供を産んだずら」
善子「当然そうなるわよね」
花丸「でも、産んですぐにアダムとイヴはその子供を食べちゃったずら…」 善子「食べる、寝る、増えるしかない生き物だから、当然と言えば当然よね」
花丸「ところが!アダムとイヴは産んでは食べて大きくなりを繰り返しといくうちに、変わった行動を取ったずら!」
善子「子供を食べなくなったの?」
花丸「そのとーり!なんとアダムとイヴは成長して理性を持ったずら!」
善子「すごいわね…ちゃんと子供を育てるようになったの?」
花丸「そうずら!これはすでに意識の誕生と言っても良いよね!?」 善子「そうかもしれないわね」
花丸「そして子供を増やしていき、アダムとイヴは寿命を迎えて、子供達はどんどん繁殖したずら」
善子「もう増えて行くだけね」
花丸「…そうだったらよかったんだけど。異常事態が起こってしまったずら」 花丸「子孫達は増えていき、やがてコロニーを作ったずら」
善子「文明を作りはじめたの!?」
花丸「そう…やがてコロニー同士がエサを巡って争い始め、数はどんどん増えた」
善子「すごいわね。人間の進化そのものじゃない」 花丸「でも、それでめでたしとは行かなかったずら 」
善子「…なによ」
花丸「なんと…恐ろしい事に、プログラム達は死者の周りを取り囲んで儀式のようなものを始めたずら」
善子「宗教的なもの?。なにが恐ろしいのよ?」
花丸「わからない?死者に祈るって事は、死後の世界の存在を認知しているって事」
善子「でも、人間だって天国だの地獄だの言うし、神様を信じる奴もいるじゃない」 花丸「違うずら!疑問に思わないずら?」
善子「な、なにを」
花丸「食べる・寝る・繁殖するしか知らなかったプログラムが、どうして死後の世界や神様なんてものを知ってるずら」
善子「!!」 花丸「答えは一つ。『はじめから知っていたから』」
善子「な…」
花丸「はじめは我が子さえエサにしていたアダムプログラムが、死者に祈るようになった」
善子「ま、まさか」
花丸「そう。意識が芽生え、理性を持つようになってから死後の世界や神様の存在を『知った』ずら」 どこかで聞いた話と思ったらこれローゼンSSの名前変えただけじゃん
このままだと善子がオカルト否定に傾くから詰まったか? はぁ....前もそんなことやってるやついたよな同一人物? 元のssがあるのか。面白いから探して読んでみるかな SS警察ほんと邪魔
気づいてるやつはすぐ気づくんだから終わってから言えば良いのに いや、パクり野郎はとっとと断罪されるべきだから良い これっすね
ローゼンとのパロネタとかならともかくローゼン要素抜き取って内容だけまるパクリはさすがにどうかと思う
金糸雀の哲学教室かしら!
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1227758906/ 叩かれてるめざしも自分で考えてるだけまだマシな部類だったんだな
他の絵師もめざしの二番煎じ多い これでもともとなかったよしまる派の人権がさらになくなったな どうしてこうも一人がやったことを全体の罪にさせられるのかな 自分の好きなのがやらかす→一部だけで全体と取るな!
自分の嫌いなのがやらかす→一部とか関係ない関わる奴ら全員悪! そりゃ5chで揚げ足取られるようなことしたら股を引き裂く勢いやぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています