西野「乾、香川、原口、1トップに……黒澤」
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西野「次のポーランド戦はこのメンバーでいくぞ」
ルビィ「うゅ…」
ルビィ(ポーランド戦を前に緊急召集されたけど、ルビィがスタメンで大丈夫かなぁ……)
ルビィ(ルビィよりも大迫くんの方がおっきくてうまいしはやいのに…)
ルビィ「やっぱり……スタメンから外してもらうように監督に…」
クリスティアーノ・ヨハウド「ビビってんじゃないわよ!」
ルビィ「よ、善子ちゃん…?善子ちゃんも代表に選ばれて」
クリスティアーノ・ヨハウド「善子じゃなくてヨハウドっ!」
クリスティアーノ・ヨハウド「たしかに、いきなりの大舞台……緊張する気持ちもわかるわ」
ルビィ「う、うん…」
クリスティアーノ・ヨハウド「でもそんな心配無用よ!だってこのヨハウドがついてるんだもの!」
ルビィ「善子ちゃん…」
ハナマール「マルもいるずら」
ルビィ「まるちゃん……うんっ、ルビィもがんばってみるね!」
ハナマール「その意気ずら」
クリスティアーノ・ヨハウド「ふんっ、しっかりやりなさいよね」 ハナマール「よーし!絶対にポーランドを倒すずらー!」
ルビィ「うん!」
ヨハウド「まあこの魔界最高峰のプレイヤーのヨハウドには練習なんて必要ないけど」
ハナマール「なら二人でやるずら。ルビィちゃん」
ポーン
ルビィ「うんっ!よっ、と……うーん、とらっぷむずかしいなぁ」
ポロッ
ヨハウド「私も混ぜなさいよっ!」
槙野「おっ、新入り元気いいな!」
西野「ふむ…」
ケイスケ「監督、正気ですか?このオレをベンチスタートにするだけじゃ飽きたらず、あの実力未知数の3人を使おうとか」
ケイスケ「とても正気とは思えませんね!」
長友「待て、ケイスケ。この采配には俺もかなりアモーレだが、これまでの監督の采配は当たっている」
ケイスケ「せやけどなぁ」 ケイスケ「よく考えてみ、ユウト」
ケイスケ「カワシマを外してヨハウドを使うのはまだわかる。でもキャプテンの長谷部に代えてハナマール……それとなんといっても大迫のポジションに黒澤はあかんやろ」
ケイスケ「こんなんじゃ予選敗退もありえると、オレは思いますねぇ!」
西野「……」
ケイスケ「おい聞いとんのかっ、オレをスタメンで使えや!」
長友「やめとけって、ケイスケ」
ヨハウド「邪王炎殺黒龍シュートっ!」
ポーンッ
ハナマール「ああ!どこに蹴ってるずらぁー!」
ヨハウド「闇の彼方によ…」
ハナマール「ちゃんと枠内を狙ってほしいずら」
ルビィ「ていうか善子…ヨハウドちゃんってキーパーだよね?」
ヨハウド「だからなんだっていうのよっ!」 ありがちな役立たず
μ's編
第1位 アンカーに西木野
第2位 守護神東條
第3位 トップ下に高坂 カワシマ「おいっ、ヨハウド!」
ハナマール「善子ちゃん、カワシーマが呼んでるずら」
ヨハウド「あの人、暑苦しくて苦手なのよね……無視無視」
ルビィ「い、いいのかなぁ…」
カワシマ「ヨハウドぉぉぉぉ!!!!」
ハナマール「ダメみたいずら」
ヨハウド「もううるさいわねっ!なんか用?このヨハウドは補欠のあんたと違って忙しいのよっ!」
カワシマ「お前はキーパーだろ!なんでシュート練習なんかしてんだっ!」
ヨハウド「悪い?」
カワシマ「悪いに決まってるだろっ!キーパーならちゃんとキーパー練習をだなぁ!」
ヨハウド「キーパーだからキーパー練習?ククク……浅はかね。そんなんだからあんたはいつまでたってもヘボキーパーなのよ!」
カワシマ「なんだとぉ!?」
ヨハウド「キーパーはゴールを守る役割をその両翼に担っている……それは否定しないわ」
カワシマ「だったら」
ヨハウド「ゴールを脅かすシュートが襲ってくる……それはシュートを撃ってくるプレイヤーがいるからよ」
カワシマ「だからなんだってんだよ」
ヨハウド「ここまで言ってもわからないとは、さすがゴリラ並の知能ね。よくその拙い頭でキーパーを任せられていたわね」
カワシマ「んだとぉ!」
ヨハウド「ハッキリ言ってあげるわ!あなたがシュートを止められないのは、シュートを知らないからなのよ!」
カワシマ「なっ…」
ヨハウド「だからヨハウドは自らシュートを研究するの。どんなシュートにも対応できるようにねっ!」
カワシマ「そ、そうだったのか…」
ヨハウド「ふんっ……勝ったわ」 ハナマール「いくずらよ、ルビィちゃん!」
ポーン
ルビィ「わわっ!」
ポロッ
ヨハウド「隙ありっ!」
ヒュッ
ハナマール「善子ちゃん、カワシーマはもういいずらか?」
ヨハウド「キーパーのなんたるかを授けてあげたわ」
ルビィ「すごいなぁ、ヨハウドちゃんは」
ヨハウド「ふっ、これくらい当然よ」
ハナマール「まるも負けてられないずらぁ!」
長谷部「ハナマール、ちょっといいか」
ハナマール「あ、長谷部キャプテン。どうしたずら?」
長谷部「お前に、これを」
ハナマール「これって……キャプテンマークずら?……ってええ!?まるがキャプテン!?」
長谷部「監督の指示だ。俺はそれに従う。次の試合は頼んだぞ、ハナマール」
ハナマール「任せるずら。といってもまるは運動は苦手だからちょっと自信ないけど……それなりに頑張ってみるずら」
長谷部「頼んだ……」 ハナマール「お待たせずら〜」
ヨハウド「遅いわよっ、ズラマール!」
ルビィ「おかえルビィ!あれ?その腕に巻いてるのって」
ハナマール「ふふふー、キャプテンマークずら。今からこのチームのボスはマルずら!」
ルビィ「まるちゃんがキャプテン!」
ヨハウド「ずるいわよ!私に貸しなさい!キャプテンはこのヨハウドこそ相応しいわ!」
ハナマール「だめずらー!これは長谷部元キャプテンの魂ともいえる布切れずら。だからこれを巻いていいのは直接託されたマルだけずらっ!」
ヨハウド「くっ……そういうことなら仕方ないわね。ていうか私はカワシマなんかの代わりなのよっ!」
ルビィ「スタメンに選ばれるだけでもすごいと思うけど…」
ハナマール「というわけで、キャプテンであるマルの言うことには誰も逆らえないずら〜」
ヨハウド「権力を手にして何をするつもりよっ!?」
ハナマール「そんなの決まってるずら」
ハナマール「槙野、アイスを買ってくるずら!」
槙野「え、俺?」
ハナマール「さっさと行くずら〜!この季節のロシアはとても暑くてかなわんずら。スタメンのマルたちがもし熱中症になって倒れでもしたら代表はおしまい、ずら?」
槙野「わ、わかったよ!」 ハナマール「それと岡崎!お前はボールを拾ってくるずら!」
岡崎「うしっ!」
タタタタッ
ルビィ「まるちゃんかっこいい!」
ヨハウド「岡崎はこのヨハウドのリトルデーモンなのにーっ!」
ハナマール「さあ練習を続けるずら〜」
大迫「……」
ヌッ
ハナマール「そこの木偶!突っ立ってたら練習の邪魔ずら!」
ヨハウド「補欠がスタメン様の邪魔してんじゃないわよっ!」
ルビィ「ま、待ってよ!ふたりとも!」
ルビィ「えっと……大迫くん?どうしたの?」
大迫「ルビィちゃん。ポーランドは高さがあって競り合いも強いから、たぶんゴール前は相当熾烈になると思う」
ルビィ「し、しれつ……ルビィ、こわいのやだなぁ……」
ハナマール「木偶!なにルビィちゃんを怖がらせてるずら!」
ヨハウド「スタメン奪われたからルビィのこと妬んでるのよコイツ!」
大迫「ち、違うって!俺はただ、ルビィちゃんの力になりたくて…」
ルビィ「うゅ?」
大迫「俺でよかったら練習相手になるよ。ほら、俺をポーランドのDFだと思ってさ」 ルビィ「うゅ…?」
大迫「たとえばセットプレイなんかの時、DFに囲まれるだろ?」
ルビィ「せっとぷれい?」
ヨハウド「なにナチュラルにエロ発言してんのよ、このむっつり!」
大迫「い、いやっ、そんなんじゃなくて」
ハナマール「そんな練習必要ないずら。ルビィちゃんはマルとパス練習するから」
ルビィ「うんっ、ルビィは痛いのとか怖いの苦手だからパスする方がいいかな」
大迫「で、でも俺のポジションはポストプレーとかがメインで」
ルビィ「ぽすとぷれい?」
ヨハウド「またそんなエロいこと言って!」
ハナマール「神聖なグラウンドを汚したら許さないずらー!お前はもう日本に帰っていいずら。キャプテン命令ずら」
大迫「うっ……」
ハナマール「邪魔者もいなくなったところで、練習を再開するずら〜」
ポーン
ルビィ「ほわっ……よ、っと……!」
ポーン
ヨハウド「ていっ!」
ヒューンッ
ルビィ「あー!ボールがー!」
ハナマール「岡崎、拾ってくるずら」
岡崎「うしっ!」
タタタタッ ルビィ「岡崎選手、走るのはやい!」
ハナマール「アイツは使えるやつずら。スタメンにしようかなぁ」
ルビィ「あれ?」
ヨハウド「どうしたの?ルビィ」
ルビィ「今あっちに何か……あっ!動いた!」
ヨハウド「なによ?」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐
ルビィ「……?」
ヨハウド「なにかと思ったらただのメッノじゃない」
ルビィ「メッノ…?」
ハナマール「メッノは次の試合では右サイドバックのスタメンずら」
ルビィ「へぇ」
ハナマール「アルゼンチン仕込みでなかなかうまいらしいずら」
ルビィ「そうなんだぁ」 ┌メノ┌^ノ。 ^リ┐ バロンドールなんて造作もないわ 西野「ちょっとスタメンいじるぞ」
ケイスケ「やっとわかったか。まあそれでも試合前に気付けた、これは何よりの収穫だと僕は思いますねぇ!」
西野「キーパーにクリスティアーノ・ヨハウド」
ヨハウド「ハットトリック三連撃を魅せてあげるわ。めんたまかっぽじってよく見ておきなさい!カワシマ!」
西野「DF……右からメッノ、槙野、岡崎、長友」
ルビィ「岡崎選手がでふぇんす!?」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐
ハナマール「アイツはよく走るからどこでもいいずら」
岡崎「よしっ、スタメン獲得!」
ケイスケ「それでええんか、お前は…」
西野「中盤の底にシヴァ崎とハナマール」
ハナマール「マルがキャプテンずら」
西野「左に乾、右に小林、トップ下に香川」
西野「1トップに……黒澤」
ルビィ「はい!」
ケイスケ「なんでや」 試合当日
ルビィ「うゅ……緊張してきたよぉ……おねぃちゃぁ……」
ハナマール「き、きっとダイヤさんもテレビの向こうでルビィちゃんを応援しているずら…」
ヨハウド「っ、て、いうか、ズラマール!あ、あんたこそっ、き、きんちょうしてるんじゃないっ!?」
ハナマール「う、うん……善子ちゃんほどじゃないけど、やっぱりこの布切れの重みはとんでもないずら…」
ハナマール「長谷部元キャプテンはこれを毎試合つけて戦ってたんだね…」
槙野「大丈夫だぞ!ハナマール!俺たちは11人で戦うんだ!お前はひとりじゃない!」
ハナマール「うるせぇずら。集中の邪魔ずら」
槙野「すまん!」
長友「おいおい!もっとリラックスリラックス!そんなんじゃ良いプレイできねーぞ!」
ヨハウド「あんたみたいな陽キャと一緒にしないで!こっちは繊細なのよ!」
長友「元気出していこーぜっ!ほらアイツを見てみろよ!」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐
ハナマール「たしかに、リラックスはしてるずら…」
ヨハウド「さすがメッノね」 ???「Yanagisawa,Tamada,Ruby」 ルビィ「うゅっ……も、もうすぐ始まっちゃうよぉ…」
ヨハウド「だ、だいじょうぶよっ、こ、このヨハウドがいるんだからっ…!」
長友「おいヨハウド!なんでそんなとこにいるんだ!お前キーパーだろ!早くしねぇと試合始まるぞっ!」
ヨハウド「うるっさいわね!攻撃は最大の防御なのよっ!」
長友「攻撃は香川たちに任せてお前はしなくていいんだよ!…ったく!」
ルビィ「ふぅ……グラウンドは暑いなぁ……」
ハナマール「そうずらねぇ……もうぐったりずらぁ……槙野、アイスを」
槙野「さっき食ってただろ!ていうか俺をパシリにしてんじゃ」
ハナマール「吉田と交代するずらか?」
槙野「すぐ持ってくるから待ってろ!うぉぉぉぉ!!!!」
ダダダダダッ
香川(大丈夫かな……この試合)
ハナマール「さて、と……槙野がいなくなったところで作戦会議ずら」
長友「作戦って今更……つーかロッカールームで監督ともう会議しただろ」
ハナマール「あんなおっさんの言うことよりマルの言うことを聞けずら」
長友「はぁ?お前なぁ!」
ハナマール「ゴリと代わりたいずらか?」
長友「くっ…」 ハナマール「まず岡崎、お前はひたすらボールを追いかけるずら」
岡崎「うしっ!」
長友「おいおい、フォーメーションってものがあるんだからな!それにセンターバックが好き勝手動いたら駄目だろ!」
ハナマール「駄目なのはお前の髪色ずらぁっ!」
ハナマール「お前は、というかお前ら全員サッカーを全然わかってないずらっ!!」
ルビィ「うゅっ……まるちゃんこわい……」
ハナマール「マルは負けたくないだけずら」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐
ハナマール「サッカーの勝敗はどうやって決まるずら?シヴァ崎」
シヴァ崎「ルビィちゃんの可愛さでしょ」
ハナマール「惜しいずら」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐『サッカーは相手より多く点を取った方が勝つのよ』
ハナマール「正解!」
ルビィ「ていうかメッノちゃんって喋れたんだぁ」
ハナマール「そう!点を入れて、かつ点を取られない。これこそがサッカーの必勝法ずら!」
岡崎「すげぇ!」
長友「だからフォーメーションをきっちりして相手に攻め入られないようにっ」
ハナマール「お前は馬鹿ずら?」
ハナマール「点はどうやったら入るか知ってるずらか?メッノ」
┌メノ┌^ノ。 ^リ┐『ボールがゴールラインを越えたら得点になるわ』
ハナマール「そう、最も重要なのはボールずらっ!!」
岡崎「やべぇ!」 ハナマール「だからどんなにフォーメーションが乱れようと、ボールだけしっかり追っていれば失点することは絶対に有り得ないずら」
長友「それは、たしかにそうだけど…」
ハナマール「そこで岡崎ずら」
岡崎「うしっ!」
ハナマール「岡崎、ひたすらボールを追いかけるずら。というか元々サッカーっていうのはそういうスポーツずら?」
岡崎「うしっ!」
長友「うしっ!じゃねぇよ!普通に考えて一人で90分間もボール追ってられるわけねぇだろが!」
ハナマール「ならお前も追えずら。長友」
長友「はぁ?俺と岡崎がそんなことやってたらDFが」
ハナマール「ディフェンスにはメッノと槙野がいるからお前なんかいらないずら」
長友「…っ、くそっ!どうなっても知らねぇからなっ!」
槙野「おーい!アイス持ってきたぞー!」
ハナマール「おせぇずら!」
槙野「ははは、わりぃわりぃ!」
長友「……槙野、メッノと二人でDF頑張れよ」
槙野「ふたりで?なんで?」
ヨハウド「シュート撃たせるんじゃないよ!槙野!」
槙野「おう!なんかわからんけど頑張るぜ!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています