絵里「すいようみずいろエリーチカ!」
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ハ // ヽ ヽ ヽヽ / ト、 }
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゛ヽ | ,ィ示. rテミヽ / j } /
i'ヾ弋ソ 弋ソノ//V // < 今日は2018年6月13日、水曜日よ!
リ| リ__ノ "
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ヾ{ /,ニ、:\ }/
ハ: }∧{: :,、:\
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ヽ土土土土ノ
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※転載禁止
. _ ,_ -、 今日6月13日はねぇ、桜桃忌。
〃⌒ `{{X} | 作家の太宰治が玉川上水に身を投げた命日なのよ。
レ|/レヘリ | そんなわけでたまには読み返してたんだけど・・・ふふっ、おかしくって。
. 人゚ヮ^ |八i|
<i}非{{⊃リ あの人、いわゆる『人間失格』みたいな話ばかり書いてるわけじゃないのよ?
く爻爻> 私は『駆け込み訴え』とかも好きなんだけど、
(/'J いま読んでた『畜犬談』なんて最初からふきだしちゃって・・・くふふっ♪
・・・こう思うのはいろいろ失礼かもしれないけれど、
人としてどうかしてたり、間違ってる人の方が、
実はすごい作品を作れちゃったりするのかも・・・ってときどき思うの。
だって、その人が自分の生きづらさを解決するには創作しかないんだから、
普通にしあわせに生きられる人よりも必死で作っちゃうだろうし・・・
あ、うそうそ! μ'sの曲は楽しく聞いて元気になってほしいからね!?
でも・・・そうねえ。やっぱり人となりって、作るものに出ちゃうなぁって・・・
キミはどう思うかしら?
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/⌒(ア´  ̄ ̄\ フワフワ…
/ ノ7 八 \
И ト{ /⌒\トミ │
人_八Ν > ◯レリ
(( くΖ辻人ト " 3 _"ノ| <すいようみずいろ〜?
/⌒(ア´  ̄ ̄\⌒(ア´  ̄ ̄\
/ ノ7 八 \ ノ7 八 \
И ト{ /、__\トミ │ /⌒\トミ │
人_八Ν ○ ○レリΝ > <レリ
くΖ辻人ト "〔 ̄)_"ノ|人ト "〔 ̄)_"ノ| <エリーチカ♪
/⌒(ア´  ̄ ̄\⌒(ア´  ̄ ̄\⌒(ア´  ̄ ̄\
/ ノ7 八 \ ノ7 八 \ ノ7 八 \
И ト{ /⌒\トミ │ /、__\トミ │ / ノ \トミ │
人_八Ν ○ ○レリΝ ‐- -‐レリΝ > <レリ
くΖ辻人ト "〔 ̄)_"ノ|人ト "〔 ̄)_"ノ|人ト "〔 ̄)_"ノ| <高いのこわいチカ〜!
. (匸辻[( └L丞「∨|ノ( └L丞「∨|ノ[( └L丞「∨|ノ
/ ノ7 八 \ ノ7 八 \ \ └'’
И ト{ /ノ \トミ │ /、__\トミ │
(( 人_八Ν ‐- -- レリΝ○ <レリ
くΖ辻人ト "〔 ̄)_"ノ|人ト "〔 ̄)_"ノ| <怪盗団チカ!
. (匸辻[( └L丞「∨|ノ( └L丞「∨|ノ
И ト{ /、__\トミ |
人_八Ν○ ○レリ
(( くΖ辻人ト " 3 _"ノ| <このスレ本で見たことある!
. (匸辻[( └L丞「∨|ノ
 ̄`ー'┘└'’
フワフワ…
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. ,_-、 _ びっくりしちゃった、もう台風の季節みたい!
♪ /{X}}⌒ `ヽ この間なんて土砂降りで、もう靴の中までびしょびしょになっちゃって。
. | 卜i |/レヘ.リ ああいう時、地下鉄の階段なんて降りるの怖くなっちゃうわよね・・・
. リ八j(|^ヮ^ノ|
⊂i}非{{う ¶ そんな季節、部屋の中でしっとり聞きたいこんな曲。
く爻爻> 今週のみずいろソングは、日本語ヒップホップの名曲をどうぞ!
(_ハ_) ♪
降神 “ 暴風雨 ”
(2004、I-DeA『SELF EXPRESSION』収録)
music→ https://youtu.be/hasqkbOl5Mc
lyric→ http://jrap.seesaa.net/article/375987526.html
今週のパートナーを占ってみるやん!
1 リ`・ヮ・)
2 (・8・)
3 /cVσ_VσV
4 >ω</
5 从廿_廿从
6 ╭*( ๑˘ᴗ˘๑ )*╮
7 イw(´ヮ`ハ
8 J(*‘ヮ‘*)し
9-0 つぎのレス
♪ のぞえりSS ♪
えりちの手を握ってたくなるのは、
うちが冷え性だから、
えりちって見た目からしてめっちゃクールコアと見せかけて
実は体温結構ある方で冬場さむい時とか指が気持ちいいから、
……っていうのほとんど言い訳。
もうそんな口実いらないのにまだわたしの口はそんなこと言う。
でも指がきもちいのはほんとうよ?
「っ……その、こそばゆい」
「ホントはクセになってるくせにぃ。このこのぅ」
さすさすもみもみ。
そこで青い目が泳ぐのとか、長いまつ毛が伏せられるのとか、
頬に朱色がひろがってく、
えりちのそういうとこ全部かわいいなってクセになってるのは
やっぱりうちの方でした。
でももうこんなことしてたら暑苦しいかな。
もうすぐ四月だものね。
足下でザクっと踏みつけた根雪、もう跡形もなく消えかかってる。
手をつなげる冬がまた終わる。 「ちょっと……危ないわ」
さっと手を引くえりち、きゅって引っ張られるとドキドキする。
うち実はちょっと強引なくらいが好きなんよー、
なんてギャグの振りして言ってみようかな。目が合う。
透き通った青に見透かされて、わたしの胸まで熱がしみこんできて……
やっぱり、ダメ。
そんなこと言ったらえりちは無理しちゃうから。
「あはは……指、もうあったまったよ」
「さっき転びそうだったでしょう」
そういうとこ頭いい。
うちら、言い訳とか逃げ道を探すのは結構得意。いいのかなそれで。
「そうやねー、じゃあ、仕方ないかな」
きゅ、って握り返す。
握ったり握り返したりして愛とか確かめあうの、あれなんて言ってたかな。
えりち知ってるん? そういう映画好きだったやん? 「私、最近は最近の映画みてないのよね……ヴォルフガンク・ベッカーっていうドイツの映画監督がいてね、」
「ふあぁ、意識たかぁっ」
目を回してみせたらほっぺた膨らまして返す。
どういう意味、なんてむくれた声。
そういう単純なとこ好きなんよね、とか言ったらもっと怒るから絶対いわない。
「『グッバイ、レーニン!』って映画があって、私いちばん好きな映画の一つなんだけど、主人公の男の子がね、実は共産主義時代の東ドイツの話で、」
「あーうん、きょうTSUTAYAで借りて帰る?」
水を差したらしょげちゃった。
でもえりち映画のあらすじの説明いっつもヘタなんやもん。
それ、うち以外の人に聞かせたらあかんよ?
ちゃんと付き合ってあげるの、付き合ってる人くらいやからね。
たとえばうちとか!
……わたし、重いのかなぁ。 「そうね! いつか希にも見てほしかったの! ……ねぇ希、嘘ってどう思う?」
「……はあ?」
なにを言い出すの、絢瀬さん。
「あ……その映画の話なんだけど、あんまり言うとネタバレになっちゃうんだけど、っていうかそれが一番最初の設定だからこれぐらいはいいわよね、でね、」
「えりち話長い」
ちょっと泣きそうな顔。
ごめん、でもここはえりちのために心を鬼にして。
別にえりちのこと涙目にするのが好きとかそういう性癖ではないんよ。
のぞみちゃん嘘つかない。
「っ……その、相手のためを想って嘘をつくのは、いいことか、わるいことか、……みたいな」 「うーん……場合によると思うなぁ。あ、青やん」
手を引いたらちょっとよろけて指をぐってしてくる。
どっちが引っ張ってるかわかんないね。
「希、たとえばもし、私が明日死んじゃうとして、希はそれを言ってくれる? 言わないでくれる?」
うはぁ、重たぁ……。
「たとえ話じゃない……そんな顔しないで」
「たとえ話でも、そんな縁起でもないこと口にしないの。運気が逃げちゃうんやから」
「希がいうと説得力あるわね」
ふふん。 「……うちはね、言ってほしいなぁ」
「希じゃなくって、希の話よ」
「えりち日本語すごい」
「っ、もう……でも、私、……そうねえ。うん」
そこ。横断歩道の上で勝手に納得するのはやめなさーい。ぴっぴー。
「そのね、希にはね、私のためだとしても、嘘を抱え込んでほしくない……って思ったの」
大切な人なのに、
大切だからこそ分かり合えないなんてかなしいから。
えりちは、そう言った。
交差点、とっくに渡り終えてた。 「……道で話すことじゃないと思うんやけど」
「ごめんなさい……」
えりちのそういうとこ、好きなんだけどね。
自転車の人、じゃまそうにしてるけど。
「あ、ごめんなさい、……」
「……でも、うちもえりちもきっと、嘘、ついちゃう系だと思うなぁ」
うっかり口からのぼせた言葉が生ぬるくって、やけに風が冷たく感じた。
えりちの指先、もうわたしが握りすぎて、
感覚とかよくわかんなくって、一瞬そこにないような感じがする。
怖かった。なにに?
「……そう、ね。私も、希をかなしませたくない」
そうやって悲しませちゃうのかしらね、って
えりちの声と含み笑いが、春みたいに暖かくって、かえってしんどくなる。
なんだろうねこれ。 「……でも、でもねえりち。聞いて。えりち、たぶん説明ヘタだから、嘘つくのもヘタだと思う!」 「ちょ、ちょっと」
「だからきっと、わたしはえりちの嘘を見抜ける! 見抜いた上で黙ってだまされてあげるから、好きなだけ嘘ついてね!」
だから大丈夫! 全部オッケーです!
って無理やり落ちをつけたけど、詭弁もいいとこやろ、うちの言い分……。 「……言いたいことはいろいろあるけど、」
すごいため息。
時の流れが重たい。
でも、この腕に掴まっていられるから、まだ悪い気持ちはしなかったりして。
「希には、かなわないなあ、って、……今思った」
そういうのくすぐったいからやめようよ。
ここ、公道ですからね? 生徒会長さん?
ふざけた言葉も今はなんか言えない。 「私ね、寒い日が好きだったの。人の温もりが伝わるから」
「……うん」
「あなたのことも、よく分からないって今でもたまに思うけど、繋がっていたら分かる気がするの」
えりちがわたしの指をそっと持ち上げて、眺めてた。
いまドキドキしてることとか、
あつくなった血が指先にながれこんでく感覚とか、
ふれ合う感じがキスするみたいだなんて、ヘンなこと考えちゃってるの、
全部みえてるみたい。
えりちの目はいつもの冷たい青で、わたしの全部、今日もゆるしてくれる。 「ねぇ私たち、嘘、ついちゃう人なんでしょう?」
「……いじわる」
「ううん。だから、いつでも嘘をつけるように、いつでも本当がわかるように、こうしてくっついていなきゃダメだなぁって……どうかしら?」
強く握りなおして、えりちが言った。 「……そうやね。ほっといたら、すぐ強がって、見栄っ張りだったりして、カッコつけちゃうもんね」
そしたら、また声がふくれてた。
あはは、耳がくすぐったい。
付き合い始めてから希がつめたい、普通はもっと甘くなるはずでしょう、だって。
普通って何なん? ここは二人の話でしょ? よそ様の普通なんて気にしなくていいやん、
なんて言い返そうとしたら今度はローラースケートの女の子とぶつかりそうになったり。
それで二人で笑っちゃったり。 ……えりち、ごめんね、ほんとはさっきも嘘ついてた。
わたしだってきっと、全部が全部は見抜けないよ。
たぶん普通にだまされちゃって、抱え込ませちゃうことだってあると思う。
えりちはかしこいから。
だけど、嘘をつくほど好きだってこと、
言葉以外で伝わってたら、まだ大丈夫かなって思ったの。
嘘の中身は難しくって分からなくても、
嘘をつくる人の気持ちは、こうすれば、感じられるもの。 「そうそうえりち。嘘、つけなくなる方法、もいっこ考えたよ」
細いわき道に入って、もう少しでマンションに着く。
もうじきここから大学に通うんだから、
コンビニの場所とか安いドラッグストアとか調べとかないと、なんて夢だって見れる。
「なぁに?」
「口をふさいで、使えなくしちゃえばええんやないかなぁ?」 そこでうちはわざとふざけた声で言って、
えりちがきょとんとしてる間にすぐさま実行してみました。
……わたしまでおかしくなっちゃうから、この案は、やっぱり保留にしとこ。
おわり。 ∬cV;σ_σv「絵里です。勢いあまっていっぱい書いちゃいました」
∬cVσ_σv「この番組では夜が明けるまでをすいよう日とします」
∬cV^ヮ^v「До свидания!」
※転載禁止 神ssありがとう
文体的にもμ'sのクリスマスの続き風に感じたわ すいようすいようエリーチカ!!
みずいろ大将エリーチカ!! 神定期乙
希が心の声では「わたし」って言ってるの好き ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています