悪天候で淡島から帰れない梨子ちゃんが果南ちゃんの家に泊まる話
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
https://i.imgur.com/RNZYW4C.jpg
泊まりに行ったらピンクのクッションがあって色々考えちゃう梨子ちゃん カエル館の🐸に囲まれた部屋で寝かされる梨子w
「ゲコゲコ言ってる……」 部屋の女の子らしいところを褒めようとするも全部頭に「意外と」がついてしまう梨子
徐々にイライラしてくる果南 マジレスするとあの近さで帰れないってことありえないだろ メノ^ノ。 ^リ ベッドが一つしかない!?私は構わないわ 天気が悪いを理由に梨子ちゃんを引き留める展開でも可 一向に始まらないのは書き溜めてるからか?
あくあく 部屋に指につけるコンドームが置いてあって真っ赤な梨子ちゃん 話題作りに共通の友人として幼馴染の千歌ちゃんと曜ちゃんの昔の写真とかを持ってきて話す果南ちゃん
妹のように可愛がられている幼馴染の中には入れないんだろうな少し羨ましく思う梨子ちゃん
そんな梨子ちゃんの気持ちを知ってか知らずかこれからは梨子ちゃんとの思い出もいっぱい作っていこうねという果南ちゃん
こうして果南ちゃんのアルバムには写真が増えたのでした
みたいな話はどうよ? こういうシチュエーションの時、未だ謎に包まれている松浦家の保護者たちがどう扱われるかが気になる 土砂降りの中を無理矢理連れ出されて外で犯される梨子ちゃん アニメのひもの母さん骨折父さんよりはおじい一人のが扱いやすいよね 果南「ごめんね梨子。私寝る時全裸だからパジャマとか持ってないんだよね」
梨子「あ、いえいえ!そんなお気遣いなく!!」
梨子(か、果南ちゃんってそんな格好で寝てるんだ…///)
果南「私のジャージでもいい?」
梨子「あ、ありがとうございます」
梨子(や、やだっ///果南ちゃんのジャージ…///)
梨子(おっきくて果南ちゃんの匂いがする…///)クンクン
果南「んっ?どうしたの梨子?」
梨子「はわわっ///な、なんでもないですなんでも!」
果南「?」
みたいな 果南「えっ? 梨子って寝るとき服着るタイプの人? うわぁ……」ヒキ
梨子「えっと……着ますよ?」
果南「私、寝るとき服着るような人とは分かり合えないわ。じゃあね」スタッ
梨子「えぇ……」
果南「……」チラ
梨子「何でしょうか……?」
果南「本当は着ないよね?」
梨子「着ます」
果南「着ないでしょ!? 梨子が着るとか信じられない! 着ないって言ってよ!!」ガシッ
梨子「……」
果南「お願い」グスッ
梨子「着ますよ」
ちっ…… 果南「あちゃー…ごめんね、梨子」
梨子「い、いえっ!そんな…果南さんはなにも…」
果南「あっちだったら梨子に迷惑かけることなかったんだけど…」
梨子「でも…それだと果南さんが…」
果南「私は慣れてるし…いざとなったら千歌か曜のとこ行ってるから大丈夫だよ?」
梨子「さすが幼馴染…?」
果南「昔から家族ぐるみでさ…っていうか、もう家族みたいなものだったり…」クスッ
梨子(この果南さんの笑顔を…千歌ちゃんと曜ちゃんはいつも見てるんだよね…)
果南「…梨子?大丈夫?」
梨子「は、はいっ!?す、すみません…ちょっとぼーっとしちゃって…」
果南「そっか…やっぱり不安?」
梨子「少し…だけ…でも、果南さんがいるから…大丈夫です…」ギュ
果南(やっぱり無理してる…いつもだったらあまり近づいてくれないのに…)
果南(しょうがないか…これだけ暴風雨になっちゃったら…怖いよね…)
果南「んー…よしっ!見せたいものがあるからさ、私の部屋まで行こ?」
梨子「…!はいっ…果南さん…♪」
in果南ちゃんのお部屋
梨子(イルカのぬいぐるみに…ふわふわのクッション…)
梨子「……可愛い…」
果南「んー?何か言ったー?」ゴソゴソ
梨子「はっ…!?い、いえっ!」
果南「よし、あったあった…♪」
梨子「これは…アルバム、ですか?」
果南「そ、梨子にもっと知ってもらいたくてさ♪」パラッ
梨子「わ…これ…千歌ちゃんと曜ちゃん…?」
果南「ふふっ、びっくりした?」
梨子「か、可愛い…可愛すぎる…!」
果南「あはは、お気に召したようでなにより♪」
梨子「これは…果南さん…?」ジーッ
果南「う、うん…そ、そんなに見られると…恥ずかしい…かも…///」 梨子「す、すみません…可愛くて…つい…///」
果南「か、かわっ…!?…こほん…次は…おっ、鞠莉とダイヤだね♪」
梨子「わぁ…ダイヤさん…きりっとしてるけど…とっても可愛いです…」
梨子「鞠莉さんも…ふわふわ…これはハグしたくなりますね…!」
果南「でしょでしょ?」
梨子「次は…千歌ちゃんと曜ちゃんと果南さん…ふふっ…いっぱいですね…♪」
果南「やっぱりずっと一緒にいたからね♪」
果南「そっちは夏祭りで…こっちは――」
梨子(果南さん…とっても楽しそう…♪)
梨子(帰れなくなってちょっと不安だったけど…今はむしろお話できて…良かったかも…?)
梨子(…千歌ちゃんと曜ちゃんと果南さん…ずっと一緒の3人…)
梨子(まるで姉妹みたい…元気いっぱいな千歌ちゃんと曜ちゃんと…)
梨子(2人を見守るしっかり者のお姉さんな果南さん…ほんとに家族みたい…)
梨子(今は果南さんとふたりきりだけど…やっぱり…)
果南「…ふぅ…やっぱり千歌と曜が多いけど…昔からこんな感じなんだ♪」
梨子「昔から果南さんはみんなのお姉さんだったんですね♪」
果南「べ、べつにそういう訳じゃ…///」
梨子「くすっ…果南さんも可愛かったです…♪」
果南「もう、あんまりからかわないのっ」
梨子「はーい…♪」
果南「…今日梨子が帰れなくなったのは…運命だった…かもね…」
梨子「運命…ですか…?」
果南「あっ…いや、その…昔も鞠莉と知り合った頃に、こっちで遊んでる時荒れちゃって帰れなくなったことがあったんだ」
果南「あの時はみんな小さくて…凄く怖かった…慣れたけど今でもちょっと、ね…」
果南「でも、ずっと…ずぅっとお互いのことを話して…笑い合って…いつの間にか怖くなくなってて…」
果南「それで、ね…今こうして…梨子とふたりきりなのも…もしかしたら…なんて…」
果南「……あぁっ、もうっ!梨子!やっぱり忘れて!」
梨子「ううん…絶対に忘れませんよ、果南さん…」ギュッ
梨子「わ、私も…果南さんのこと…もっと知りたいです…」 果南「梨子…ありがとう…」ギュッ
梨子「わっ……///」
果南「今日…凄く不安だったんだ…」
果南「梨子のことをあっちに返せなくなって…」
果南「ちゃんと梨子と話せるか…梨子に迷惑かけないか、って…」
果南「でも…よかった…梨子から直接聞けて…」
梨子「果南さん…私の方こそ、ありがとうございます…」
梨子「私も果南さんのこと…今だけじゃなくて昔のことも知れて…とっても嬉しいです…♪」
果南「ふふ…それじゃあ、さ…」
梨子「はい…?」
果南「これからは私と梨子との…思い出、作っていこっか…♪」
梨子「はいっ…果南さん…♪」
的な 梨子「えっ、船出せないんですか?」
果南「この天気じゃね〜」
梨子「…滅多に不通にならないって果南さんが…」
果南「そうだっけ?まあ仕方ないしうちおいでよ」オシリムギュッ
梨子「ひゃあっ!?」
果南「ん〜?」モミモミ
梨子「そっ、その手が…///」
果南「ああ、ごめんねつい」パッ
梨子「…い、いえ…その、いきなり泊まるなんておうちの人に迷惑じゃ」
果南「今日はうち誰もいないから、気にしないでいいよ」ヘラヘラ 梨子(ここが果南さんの部屋......)
果南「なんにも無いけど、まあ適当にくつろいでよ」
梨子「あら?ベッドにイルカさんが」
果南「あっ、しまっ」
梨子「へー、いつもこの子と一緒に寝てるんですか?」
果南「ち、違うって、ちょっと片付け忘れ...じゃなくて、掃除するときにたまたまそこに置いてそのままにしてただけで」
梨子「ふーん」スンスン
果南「嗅ぐなぁ!///」
梨子「名前はなんていうんですか?」
果南「え、名前?」
梨子「はい名前、まさかつけてないんですか?」
果南「......フィンくん」
梨子「名前つけてるんだ」クスクス
果南「あーーーーーーっ!!!///」 ーーー淡島 内浦ダイビングセンター
ーーー果南の部屋
果南「ごめんね、梨子ちゃん。忘れ物を届けてくれたのに、こんなに長く引き止めちゃって」
梨子「いえ、いいんです。果南ちゃんのお話、面白かったから」フフッ
果南「そう? そんなに面白かった? 千歌と曜と三人で、自転車で富士山を目指した話」
梨子「はい。……千歌ちゃんと曜ちゃんは昔から元気いっぱいで、わんぱくで、可愛かったんだ、ってことが分かったから」クスッ
果南「まあ、あの二人は子供の頃の性格そのまま、高校生になったようなものだからね」クスクス
梨子「もう少しだけ、お話を聞いていたいけれど、連絡船の時間もあるし……」
チラッ
梨子「……今、午後4時半かぁ。連絡船の最終便は確か5時半だったから……」
果南「じゃあ、あとちょっとだけ、お話聞いていく? 千歌と曜と三人で、マルちゃんのお寺で肝試しをした時の話もあるけど」
梨子「はいっ、ぜひ聞いてみたいです」ニコニコ ーーーそして
果南「……そしたら、突然、風がビューって吹いて、千歌が」
果南『ぎゃああああ! オバケだあああっ! チカ、食べられたくないよおおお!! 食べてもまずいよおおお!!』
果南「って、叫び声を上げて逃げ出すものだから、曜も」
果南『あああああっ! 助げでおどうざああああん!』
果南「……泣きべそかいちゃって」
梨子「曜ちゃんが泣きべそをかく姿、なんだか想像できないなぁ……」
果南「結局、千歌と曜の大声で住職さん、……マルちゃんのおじいちゃんにバレちゃってね」
果南『夜中にお墓を彷徨くなんて、悪い子どもたちずら。……悪い子は悪い妖怪に祟られて、地獄に真っ逆さまに落っこちてしまうずら?」
果南「……こんな感じでマルちゃんのおじいちゃんに、お説教を食らったっていうお話」
梨子「風をオバケと勘違いしちゃった千歌ちゃんがとても可愛いけど、もし梨子が同じ立場だったら……逃げ出すどころか、腰が抜けて立ち上がれないだろうなぁ……」
果南「梨子ちゃんは肝試しに向いてないだろうね、絶対」クスクス
梨子「それにしても、さっきの果南ちゃんの千歌ちゃんと曜ちゃんの声マネ、すごく似てました」フフッ
果南「そう? まあ、昔からよく聞いてきた声だしね」
梨子「あと、マルちゃんのおじいちゃんのしゃがれ声も」クスクス
果南「うーん、それは喜んでいいのかな?」 梨子「やっぱり果南ちゃんのお話、面白いな」フフッ
果南「私の話というか、千歌と曜、二人との思い出が面白いんだけどね」フフッ
梨子「いえいえ、それを面白おかしく話してくれたのは、果南ちゃんですから。果南ちゃんのお話は面白かった、ってことで」
果南「ふふっ、ありがとう。……ところでだいぶ話し込んじゃったけど、最終便の時間、大丈夫?」
梨子「今何時だろ、時計は……」
チラッ
梨子「……あれ、壁掛け時計は、4時半を指したままだ。まだそんなに時間が経ってないのかな……?」
果南「おかしいな、結構喋ってたのに……」
ジーッ
果南「時計の秒針が、全く動いてない……」
梨子「えっ」 ガサガサ
果南「あちゃー。……時計の電池が切れてる……」
梨子「うそっ、じゃあ今本当は何時なの、……えっと、携帯携帯……」
ガサゴソ
チラッ
梨子「……午後6時過ぎてる……」
果南「それじゃ、もう最終便終わってるね。……ごめん、うっかりしてたよ……」ペコリ
梨子「そ、そんな果南ちゃんが悪いわけじゃ、梨子が果南ちゃんのお話を聞きたくてつい長居を……」アセアセ
果南「うーん、困ったなあ。ジェットスキーも今、沼津のヤマハマリーナに点検に出してて、向こう岸までの足が無いんだよね……」
梨子「……ってことは、私……」
果南「……淡島から帰れない、ってことだね」 梨子「どうしよう、どうしよう……」オロオロ
果南「落ち着いて、梨子ちゃん。明日の朝になれば連絡船はやってくるし、別に無人島に取り残された、ってわけじゃないんだから……」
梨子「……どうしよう、今日学校でたくさん課題を出されたから……やらないと明日先生に怒られちゃうよ……」
果南「んー……、明日朝一番に、千歌か曜に見せてもらえば?」
梨子「そんなっ、課題は自分の力でやってこそ、でしょ!?」
果南「真面目だね、梨子ちゃん」
梨子「……あと、千歌ちゃんと曜ちゃんは、課題をやってくるタイプじゃなくて、誰かに見せてもらうタイプだから……」
果南「……冷静だね、梨子ちゃん。そういえばそうだった……」 果南「とりあえずさ、梨子ちゃん。慌てたって、何にもならないよ。もう課題のことは諦めて、今日はうちに、泊まっていきなよ」
梨子「……はい、今日一晩お世話になります」ペコリ
果南「あっははっ、まさに『青天の霹靂』ってやつだね。まさか梨子ちゃんが、うちに泊まっていくなんて」
梨子「『青天の霹靂』は、ちょっと大袈裟な言い方じゃ……」
果南「でも、なんか嬉しいな。ちょうどじいちゃんが、水中カメラマン時代の古い仕事仲間の人に会いに行ってるから、一人でちょっと退屈だったしね」
梨子「えっ、果南ちゃん……一人だけ?」ドキッ
果南「今更気づいたの? お店に誰もいなかったでしょ」
梨子「確かに、果南ちゃんが出てくるまでお店の中、ガランとしてたけど……」
梨子(ということは……果南ちゃんと二人……果南ちゃんと梨子の二人っきり……)ドキドキ
梨子「……この淡島で、果南ちゃんと、梨子の二人っきり……///」
果南「あの……何を照れてるの? ていうか、マリーのホテルもあるから、淡島に二人きりってわけじゃないと思うけど……」 ここまでダラダラ書いて、眠たくなってきたんだけどどないしよ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています