善子「先輩と後輩と登下校バス」
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〜バス〜
善子「ふぁぁ……ぁふ……」
曜「眠たそうだね善子ちゃん?」
善子「ヨハネよ。……レッスンで身体動かしたらそりゃあ眠たくなるでしょう」
曜「ふむふむ……でも曜ちゃんはまだまだ元気が有り余っているのであります!」
善子「センパイたちがげんきのかたまりなのよ……」
曜「じゃあ瀕死の善子ちゃんを全回復しちゃうぞ〜」
善子「今はそのテンションが恨めしいわ」
曜「……本当に大丈夫?」
善子「大丈夫……だけど、眠たくて眠たくて……」
曜「ふむ……それじゃあ曜センパイにおまかせあれ!」ガシッ
善子「え?」
グイッ
善子「うわっ!?」
ポテン
善子「…………は?」 曜センパイは行動力の化身
あ、褒めてるわけじゃないから
by善子 と、こんな感じで特にゆるい会話を描きます
今日はこれでneru 見直して気づいたけど2話目が下校で始まってるのに最後に千歌ちゃんと梨子ちゃんにおはようって意味わかんない
完全に何も考えず適当に書いてしまったごめんなさい ┌|∵|┘ ジ!モ!アイ! └|∵|┐ジ!モ!アイ! 無限に続けなさい。続けてください。続けてくださいまし! この曜ちゃんうざいな
善子じゃなくてもうざいわ
続きはまだかな? ところで
曜「残念! 女の子同士だから結婚できませ〜ん!」
の人だろうか 勘違いかな ある日の通学
善子(朝のバスってとっても眠たい)
善子(特に私は沼津から内浦の山の上の学校に通っているわけだから、バスの移動時間がとんでもなく長いわけ)
善子(だから毎朝早くに起きてご飯食べて用意してなんとかバスに間に合って)
善子(そうしてバスはゆっくりひと眠りするのが私の密かな幸せ)
善子(……だったのに)
プシュー
ドタドタ
曜「善子ちゃんおはよーそろー!」
善子「……おはよう。それとヨハネよ」
善子(────それを破壊する悪の手先よーそろーの襲来である) 曜「今日も眠たそうだね〜!」
善子「そういうセンパイは今日もげんきのかたまりね」
曜「だって善子ちゃんと毎日喋るのが楽しみだからさ!」
善子「はあ……」
曜「反応良くない!?」
善子「私なんかと話して面白いんですか渡辺センパイ」
曜「ねーえー渡辺センパイはやめてってー! 曜ちゃんだよ曜ちゃん、ほらほら」
善子「渡辺曜センパイ」
曜「もっと離れちゃった!」
善子「というか……うるさい」
曜「ぐさっ! ストレートに言われた……」
善子「……」
曜「あ……そうそう、今日はいいもの持ってきてるんだ。これを見れば善子ちゃんも私と仲良くなってくれるはず」
善子「はい?」
曜「ほら、ニンテンドースイッチ!」
善子「!!」
曜「昨日、お小遣い使って買ってきました! これで一緒に遊べるよね?」
善子「そ、それは……遊びたいなら、遊ぶ……けど」
善子「いいの? 私と仲良くなるためにそんな高いもの買って」
曜「もちろん! そのためにスプラトゥーンとマリオカート買ってきたし!」
曜「それにテレビに繋いだらみんなと遊べるって書いてたから、善子ちゃん以外とも遊べるし大丈夫だよ」
善子「……ならヨハネ以外と遊べば?」
曜「えっ!? な、なんでそんなこと言うの〜!」
善子「別にぃ? 私は1人で遊びますからセンパイはどうぞリーダーやリリーたちと遊んでくださいね
曜「なんで機嫌悪くしてるの〜……!」
善子(ご機嫌取りは素直な人にはできないのか)
善子(嘘でも相手が喜ぶことを言う方がいいのか)
善子(ぶっちゃけ私が家からスイッチ持ってきたら2人で遊べたんじゃないのか)
善子(本音と建前うずまかない登下校バスの世界へようこそ) ・・・
善子「ところでセンパイ」
曜「なんでしょうか善子殿!」
善子「ヨハネよ」
曜「ヨハネ殿〜」
善子「スプラはスイッチ1台じゃ2人では遊べないわよ」
曜「えっ」
善子「2人で遊ぶならスイッチが2台必要で、それぞれフレンド登録しないといけないの。だから私が持ってこないと遊べないわ」
曜「そんな……じゃ、じゃあ千歌ちゃんたちとも」
善子「そう、リーダーたちもスイッチとスプラを購入しない限り遊べない」
曜「そ、そんなー! じゃあ私はなんのためにこれを買ったんだー!」
善子「さあ?」
曜「そうだ! 善子ちゃんがスイッチを持ってきてくれたら遊べるんだ!」
善子「……それについても問題があって」
曜「えー……まだあるの?」 善子「スイッチの通信対戦は基本的にWi-Fi……インターネット環境がないとダメだから、私がセンパイどちらかがポケットWi-Fiを持っていないと遊べないわ」
曜「お金取りまくりじゃん……」
善子「ちなみに私は持ってる」
曜「じゃあ遊べるじゃん」
善子「その通り、遊べるわけ。でも私が持って来ないと遊べない」
曜「??」
善子「つまりセンパイの頑張りを生かすも殺すも私次第ということよ」
曜「くっ……堕天使ヨハネめ、ここまで酷いことをしようというのか!」
善子「クックック……私は闇に生まれ闇に忍び闇を切り裂く混沌の堕天使。時代に輝く一本の剣!」
善子「善意の塊だから尚更たちの悪いスーパーヒーローヨーソロー! あなたにはここで消えてもらうわ!」
曜「そうはさせないぞー! 私は善子ちゃんとゲームやるまで倒されるわけにはいかないんだ!」
善子「それはそれとして」
曜「んえ?」 善子「ちなみにマリオカート8デラックスならスイッチ1台で2人プレイは可能よ」
曜「じゃあマリカやろう!」
善子「いいけど私は死ぬほど強いわよ」
曜「曜ちゃんだってDSで鍛えた腕前を見せてあげようではありませんか善子殿!」
善子「バイクとかあるけど知ってる?」
曜「マリオカートWiiやってたから知ってる!」
善子「あ、そう」
曜「まあやってみればわかることさ!」カチッ
曜「……あれ?」カチカチ
曜「……」
善子「……」 曜「…………えへへ、充電するのを忘れてたみたいであります!」
善子「寝るわ」
曜「ごめーんーー! 本当にごめんってー! 昨日夜までやっててそのまま充電しないで寝ちゃったんだよ〜!」
善子「ぐぅ」
曜「よーしーこーちゃーんー! 本当にごめん〜!」
曜「明日はちゃんと充電してくるから拗ねないで怒らないで嫌わないで〜!」
善子「ふんっ」ペチッ
曜「うぎゃあ……ねえ〜許してよぉ〜!」
善子「……」ペシッ
曜「ぐふぅ……って、もう叩かないで〜!」
善子(その後、結局私は学校に着くまで先輩の謝罪に、静かに拳で抵抗するのだった)
善子(そもそもあり得なくない? 充電しないで寝落ちとかゲームやるなら……いや、先輩はやらないのか)
善子(ともかく、私とゲームがしたいならそれくらいの意識はしてほしいものね!堕天使ヨハネを舐めないでっ!)
善子(……まあ普段からゲームやらないみたいだし? 私とやりたいからってわざわざ買ってまで……なんかこう、うん)
善子(アホよねこのセンパイ!) ある日の下校
善子「ええ、また明日ね」
曜「花丸ちゃんまた明日ねー!」
プシュー
善子「ふう……」
曜「むっふっふ……」
善子「……なに?」
曜「やっと2人きりでありますなあ善子ちゃん」
善子「ヨハネよ」
曜「えへへ、ヨハネちゃんと2人になるとたくさんお話できるから嬉しいな〜」
善子「別に普段から話してるわけじゃないのに、無理に話さなくてもいいじゃない」
曜「普段話すタイミングないからここで話すんだよっ」
曜「私は何度梨子ちゃんにギルキスに入れてもらえないか頼んだことか……」
善子「そこまでするの?」 善子「だからって別のユニットに入ろうとするのは良くないと思うけど」
曜「ぐふぅ言い返せないこと言われた……」
善子「それに、わざわざ楽しみにしなきゃいけないようなイベントでもないでしょ? Aqoursの活動中に必要があれば曜センパイと会話するんだし」
曜「分かっていらっしゃいませんなあ〜善子殿は〜」
善子(うざっ)
曜「曜ちゃんは業務連絡とか、Aqoursの活動だからとかじゃなくて」
曜「もっとお友達として善子ちゃんとおしゃべりしたいんだよ。この前のゲームの話とかとっても楽しかったじゃん!」
善子「ああ、センパイが結局充電忘れて何もできなかった時のことね」
曜「ぐふぅ……」
善子「そしてその次の日には充電して持ってくるのかと思えば結局あれから一度も持って来ないし」
曜「ううぅ……だっておうちでずっとやってるとカバンに入れるの忘れるんだもん……」
善子「次のわたしはちゃんと持って来てたわよ」
曜「マリオカート楽しかったよね!」
善子「……はぁ」
善子「ところで、ちゃんとやってるの?」
曜「もちろんであります! スプラのウデマエはBプラスであります!」
善子「……それなりってとこね」
曜「ちなみに善子ちゃんは?」
善子「私のウデマエはXよ」
曜「えっくす?」
善子「Sプラスより上ってこと」
曜「はあ」
善子「ちなみに最上位よ」
曜「すっごーー!」 善子「当然でしょう? 私、スプラは無印からずっとやっていますので」
善子「まあ私くらいになるにはやりこみの他に才能も必要でしょうね!」
曜「すごいなーすごいなー! 私も頑張らないと!」
善子「ふふふ、今度ちゃんと持ってくるならフレンド登録して一緒に遊んであげてもいいわよ」
曜「明日持ってくる! 今度こそマリオカートで勝利をこの手に掴み取るでありますよ!」
善子「どうせ家に帰った時には忘れるでしょ曜センパイは」
曜「帰ったらすぐカバンに入れます!」
善子「じゃあバスに降りた瞬間忘れるわね」
曜「私全然信用されてない!?」
善子(テレビゲームは遊びなのか)
善子(スポーツの試合も遊びなのか?)
善子(断じて否である)
善子(ゲームはゲーム、確かにゲームではあるけれど、この私、漆黒の闇より舞い降りし地獄からの使者・堕天使ヨハネにとって遊びではない)
善子(ゲームをバカにする者はゲームでお仕置き)
善子(そんな漫画を読んでゲームに命をかけることを誓ったこの私)
善子(そして逆にテレビゲームとは無縁の生活を送ってきた曜センパイ)
善子(さあこの私に対して生半可な気持ちでゲーム勝負を挑んで平気なのかどうなのか)
善子(どんな遊びにも命をかける登下校バスの世界へようこそ) ・・・
曜「そうだ」
善子「ん?」
曜「私のとこで降りてバスケやろうよ」
善子「えっ……まじで?」
曜「大マジ! スポーツはいいよ、程よく汗かいて身体動かしてさ! きもちいいよ〜」
善子「ふむ……体を動かすとね」
曜「うんうん! 特にボールに触って動き回るスポーツなら、全身を使うから肩こりとか、体の筋肉の不調にも良いと思うしさ!」
曜「善子ちゃんいつもレッスンの時、身体動かすの大変そうだから凝ってるんじゃないかと思って……なのでやりましょう!」
善子「なるほどね……それは身体にも良さそう、確かにセンパイの見立て通りわたしは日頃部屋にこもってゲームばかりしてるし動画配信とかもしてるから全身不健康の塊」
善子「ここらで健康的にスポーツでもしてAqoursの活動にせいを出すのは良いかもしれない」
曜「でしょ!でしょ!」
善子「だが断る」
曜「なんでー!!!」 曜「今のはオッケーの流れなのに!」
善子「だって面倒臭いし絶対筋肉痛になるししんどいし帰るまで遠いもん!」
曜「送るじゃん! 自転車の後ろに乗せるじゃん! 曜ちゃんの二人乗りは気持ちいいよー?」
善子「それこそ嫌よ。絶対センパイ爆走して私を怖がらせるわよ」
曜「……ソンナコトナイヨー?」
善子「こっち見て言いなさいよ」
曜「遅くなったら晩御飯おごるから! この前に行ってくれなかったさわやか今度こそ行こうよ!」
善子「めーんーどーいー!」
曜「さわやか行こうよ〜!」
善子「どんだけ行きたいのよさわやか!?」
曜「さわやかは良いよ……100%ビーフなんだよ、ずっしりお肉なんだよ、あふれる肉汁と100%ビーフがあつあつほふほふで100%なんだよ!」
善子「……センパイってアホよね」
曜「そんなことないですぞ!?」
善子「……ともかくセンパイがさわやかを愛していることはわかったわ」
曜「じゃあ行こうよ!」
善子「落ち着いてセンパイ」
曜「うん、わかった!」 善子「そもそも今は何時?」
曜「6時にレッスンが終わって今だから……6時半だね!」
善子「そうね、今からどんどん暗くなっていく時間ね」
曜「うん!」
善子「そんな時間からバスケを公園でやるの?」
曜「……」
善子「……」
曜「じゃあさわやかだけでいいから行こうよお……」
善子「……さわやかには行きたいのね」
曜「善子ちゃんと行きたい」
善子「わ、わかった……それはわかったから」 善子「とりあえずバスケは別の日にしましょう、レッスンがない日とかに」
曜「その日ならやってくれるの!?」
善子「ええ、やりますやります」
善子(私と遊ぶためにゲームをわざわざ買ってまで来てくれたわけだし……いや、今までまだ遊んだことはないけど)
善子「だから今日は諦m」
曜「さわやか」
善子「……分かったわよ」
曜「やったー!」
善子(仕方ない……おごりだって言うし、しつこいくらい誘うし)
善子(一回行ってあげれば満足するでしょ)
ピンポーン
ツギ、オリマス
曜「さっわやっかさっわやっか〜」
善子(それに……こんな嬉しそうな顔されたんじゃ、さすがに断れないわよね)
曜「なに食べよっか! ステーキ食べる? 分厚いのに柔らかくて美味しいんだよ〜
善子「さわやかなのにハンバーグじゃないってどういうこと!!?」 第4話 完
G's版の曜ちゃんは自分がやりたいことをやりたいようにやる真っ直ぐなバカってイメージ 番外編
〜さわやか〜
ジュー
曜「さわやか特性特大げんこつハンバーグ!」
曜「お店の人がそれを半分に切ってくれるから、自分の好きな焼き加減でソースをかけて……いただきますっ!」パクッ
曜「ぅんまぁ〜〜〜〜ははぁあん♡♡♡」( *´꒳`* )
善子(ほんとめちゃくちゃ美味しそうに食べるわねこの人……)
曜「善子ちゃんもほら早く熱いうちに!」
善子「え、ええ……いただきます」パクッ
善子 ( *´꒳`* )
善子「……ハッ」
善子(いま一瞬顔がつられてしまったッ! ヨハネ今週最大の屈辱……ッ!)
曜「おいひぃ……さいこぉ〜……♡」
善子(顔をふにゃふにゃに溶かしてハンバーグにかぶりつく一個上の先輩)
善子(今生の幸せとでも言い出しそうな顔の先輩に奢ってもらったハンバーグは)
善子(……正直めちゃくちゃ美味しかった) ふたりの自宅的にもブロンコビリーのほうが近いかもわからん ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています