ダイヤ「シスター」
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トン……トン……チャン……
ダイヤ「……」スーッ
ルビィ「……」ジーッ
ダイヤ「……ふぅ」
ルビィ「……おねぇちゃん凄い……!」パチパチ
ルビィ「ルビィにはおねぇちゃんみたいに格好良く踊ったり出来ないから……」 ダイヤ「……」
ダイヤ「……それは、貴方が習い事を全て辞めてしまったからでしょう……?」
ルビィ「あ……うん……ごめんなさい……」
ダイヤ「……」
ダイヤ「謝罪なら、お父様とお母様にする事ね」 果南「ちょっとダイヤ」
ダイヤ「何ですか?」
果南「そんな言い方は無いんじゃないの?」
果南「もう何年も前のことじゃん」
果南「ルビィだって、嫌な事を無理に続けるのは辛かったんだよ」
ダイヤ「……私は、全て未だに続けておりますが……?」
ルビィ「……」 ダイヤ「勿論、全てが楽しいわけでは有りません」
ダイヤ「黒澤家の教養と誇りのために修練しているのですから」
果南「そうかもしれないけどさ、ルビィの気持ちだって……」
ダイヤ「そのお話は、両親にして下さい」
果南「……」
ダイヤ「私が決めたことでは有りませんので」 ルビィ「……」
ダイヤ「今日の日本舞踊の練習は、もう辞めにしますわ」
ダイヤ「では、失礼いたします」
果南「……」
ルビィ「……」
果南「……まあ、さ」
果南「ダイヤも、ああいう硬い性格だから……」
果南「ルビィはルビィのペースでやりたい事を見つけて行けばいいんじゃないかな?」 ルビィ「……」
果南「ほら、元気だして」
ルビィ「か、果南ちゃん……」
果南「……ん?」
ルビィ「勉強……教えて……」
果南「……へ?」
ルビィ「ルビィにお勉強教えて……」 果南「お、お勉強……なんでまた……」
ルビィ「次のテストで満点を取って……おねぇちゃんに認めて貰うの!」
果南「あー……うん、良いと思うよ」
ルビィ「本当!?」
果南「良いとは思うんだけど……」
果南「私には……ちょっと無理かなぁ……」 めんどくさダイヤと生理中果南とかいうラブライブ史上屈指の危険な組み合わせ ルビィ「え……どうして……」
果南「いやぁ……それが……」
果南「私も……頭悪いから……」
ルビィ「そ、そんな……」
ルビィ「どうしよ……」
果南「あーじゃあ」
果南「鞠莉にでもお願いしよっか」
ルビィ「……!」 ワイ「かなルビが見られないなんて…そ、そんな……」 ルビィ「……」ドキドキ
「次、黒澤」
ルビィ「は、はい!」
「はい」
ルビィ「……」ソーッ
ルビィ「……!?」 ルビィ「理科……97点だ……!」
ルビィ「やったぁ!!!」
ルビィ「これでおねぇちゃんに褒めて貰える!」
ルビィ「早くおねぇちゃんに見せたいなぁ……!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています