ルビィ「うゅ……どうしよう……」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
四方を壁で遮られた狭い空間の中
私はただじっとうずくまっていた
遠くからは、運動部の生徒の声だろうか?
それがかすかに聞こえてくる
もうどれくらいここにいるんだろう
本当なら私も部活の最中なんだけど
今はここにこうして身動きが取れずにいる 花丸「ルビィちゃん……遅いずらね……どうしたんだろう」
善子「たしかに……あれからもう30分以上は経つんじゃない?」
梨子「何かあったのかしら……心配ね」
ダイヤ「…………」 ルビィ「痛っ……うぅ……苦しいよぉ……」
鈍い痛みが身体を襲う
少しずつ足も痺れ感覚がなくなってきた
季節は秋も終わり
まだ本格的な寒さを迎えてはいないとはいえ、ここ最近下がり始めた気温は身動きの取れない身体
から容赦なく体温を奪う ルビィ「どうしてこんな事になっちゃったんだろう……」
後悔しても今更遅いのはわかってる
でも、まさかこんな事になるなんて夢にも思っていなかった
まさかこんな……
ルビィ「うんちが太過ぎて途中で止まっちゃうなんて」 約30分前
鞠莉「ワン、トゥ、スリィ、フォー、ワン、トゥ、スリィ、フォー! ……ハイ、OK! ちょ
っと休憩にしましょうか」
千歌「ふぅ〜」
花丸「疲れたずらぁ〜」
ルビィ「うゅ……」 ダイヤ「ルビィ」
ルビィ「ピギッ……お姉ちゃん……」
ダイヤ「いつも言ってるでしょう。水分はちゃんとこまめに摂りなさいって。はいコレ」
ルビィ「ご、ごめんなさい……ありがとうお姉ちゃん」ゴクゴク ギュルルルルゥ
ルビィ「ピギッ!?」
花丸「え? どうしたのルビィちゃん?」
ルビィ「な、なんでも……ルビィちょっとお手洗い行ってくるね!」 正直、気にしてはいたんだ
ここ一ヶ月くらいお通じがなかったこと
でも、とくに体調も悪くなかったし別に大したことないじゃないかなって
そのうち自然と出てくるかなって
でも…… さっき練習でいっぱい動いて、お水を飲んで
多分、それがきっかけで便意が急にきて
急いでトイレに向かって、ああ、やっとうんちが出るんだって安心したのもつかの間
一ヶ月の間にルビィのお腹の中に溜まったうんちさんはこんなにも太く固くなってて
一生懸命、きばったら半分くらい顔を出してくれたんだけど
そこでピタっと止まったままそれ以上出てきてはくれなかった とっても固くなったうんちさんはルビィのお尻の穴をキュッと締めても千切れてはくれず
その先のうんちさんは更に太くなってるみたいで頑張ってきばってみようとするとお尻の穴に
ピリリと痛みが走った ルビィ「どうしよう……無理に出そうとしたらお尻の穴が切れちゃうかも……」
うちの学校は古いからトイレはみんな和式の便器
だからルビィはトイレに入ってからずっとうんち座りの状態なんだけど
ずっとその体制でいたから足もどんどん痺れてきた
ルビィ「ルビィ……このままずっとここでひとりぼっちなのかなぁ」
お姉ちゃん……みんな…… 花丸「ルビィちゃん?」
ルビィ「花丸ちゃん!?」
花丸「ルビィちゃん……やっぱりここにいたずらね
善子「まったくなにやってんのよ……みんな心配してるわよ」
ルビィ「善子ちゃんも……」
善子「ヨハネっ!」
花丸「ルビィちゃん、大丈夫? 体調が悪いずら?」
ルビィ「うゅ……実は……」 ーーー
花丸「ええっ!? そんな事に!?」
善子「大変じゃない!!」
ルビィ「うゅ……」
花丸「ルビィちゃん、このドアの鍵を開けて!」
ルビィ「えっ……でも……」
善子「なにしてるのよ! 緊急事態でしょ! 早く開けなさい!」 ルビィ「ピギッ……う、うん……」
ガチャ
花丸「こ、これは……ルビィちゃんのお尻からのっぽパンが出てるずら……」
善子「これぞまさに……深淵より出でしダークマター……」 花丸「これは一体どうしたら……」
千歌「おーい、二人とも。ルビィちゃんいた?」
花丸「千歌ちゃん……みんなっ!」
曜「えっ……花丸ちゃん……いったいどうしたの!?」
花丸「実は……」 かくかくしかじか
梨子「ええっ!?」
千歌「花丸ちゃん! 大丈夫……うっ……これは……」
鞠莉「オーマイガー……」
果南「なんて事なの……」
ルビィ「うゅ……」ポロポロ
ダイヤ「…………」 ダイヤ「まったく情けない……なんて無様な姿を晒して」
ルビィ「おねぇ……ちゃ……うっぐ、ひっく……」ポロポロ
鞠莉「ちょっとダイヤっ!」
果南「そんな言い方っ……」
ダイヤ「貴女達はちょっと黙っててっ!!!」
7人「っ……!!」ビクッ ダイヤ「ルビィ……貴女は黒澤家の人間でしょう」
ルビィ「うぐ……ひぐ……」
ダイヤ「ならばわかっている筈です……黒澤家にふさわしいのは常に勝利のみであると!」
ルビィ「っ……!」
ダイヤ「ならば背筋を伸ばしなさい! そしてこの程度の試練は軽く蹴散らしてやるのです!」
ルビィ「おねえ……ちゃん……」 ダイヤ「まったく……」ギュ
ルビィ「!」
ダイヤ「大きくなったと言うのにいつまでも泣き虫なのですから」
ルビィ「うゅ……」
ダイヤ「でも私は知っていますよ。貴女がとても強くなったと言うことを」
ルビィ「…………」 ダイヤ「だから大丈夫。きっとルビィならこの試練を乗り越えられます。あとはほんの少し……」
ルビィ「お姉ちゃん……」
ダイヤ「勇気をお出しなさい」チュ
千歌「うんちもお出しなさい!」
ルビィ「うん……お姉ちゃん、ルビィがんばる!」 うんちを出してみて
本当は怖いよ
僕だって最初からできたワケじゃないよ
いっぱい詰まってた
苦しい思いが
強さをくれたんだ あきらめなきゃいいんだ
フン
糞してみたいと 君の目が濡れて
迷う気持ちも(涙も)バイバイ
フン
さあ糞出すんだ!
何度だってふんばってみようよ 負けないで
失敗なんて誰でもあるよ
尻は切れない 尻は切れない
何度だってふんばってみようよ 負けないで
もっと(うんち)だして(もっと)
その勇気は君にあるよ ふんばルビィ!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュ!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥッッ!!) 半分出かかってるくっさいところでこいつらは何を歌ってるんですかねえ…(諦観) ルビィ「っ……」
千歌「がんばって!」
ルビィ「ふっ……」
曜「負けるなっ!」
ルビィ「うゅ……」
梨子「しっかり!」
ルビィ「うぅっ……」ムリ
花丸「がんばるずらっ!」
ルビィ「ピギィッ……」ムリムリ
善子「気合い入れなさいっ!」
ルビィ「んんっ……」
鞠莉「ファイトっルビィ!」
ルビィ「ふうぅっ……」ムリムリムリ
果南「あと少しっ!」
ルビィ「ふ……ふ……」ムリムリムリムリ
ダイヤ「…………ルビィっ!!!」
ルビィ「ふんば……ルビィっ!!!」
ボチャン ーーー
ピピピピ ピピピピ ピ……
ルビィ「……うぅ〜ん、もう朝かぁ……」
目覚ましを止めてぐっと背を伸ばす
ルビィ「お姉ちゃん……はもういないんだっけ」
あの日から数ヶ月……
季節は春を迎え、お姉ちゃんは東京へ行ってしまった ルビィ「おはよう、お姉ちゃん」
枕元に飾ってある写真に声をかける
あの日、みんなに支えられて……
みんなの応援を力に出したあのbrktうんちと一緒にみんなで記念に撮った写真のなかにいるお姉ちゃんに
ルビィ「今日からルビィも新しい学校か」 結局、ルビィ達は学校を廃校から救えなかったしラブライブも優勝出来なかった
でも、あの日みんなと共に戦って勝ち取った勝利は何物にも変えられない思い出として残った 母「ルビィ、忘れ物はない? ちゃんとハンカチも持った?」
ルビィ「大丈夫だよお母さん」
新しい学校は……本当はちょっぴり不安
でも、あの日みんなと一緒に戦った
あの時の出来事がルビィに自信をくれるんだ
だから、これから先なにがあってもルビィは大丈夫
だから………
ルビィ「いってきます!!!」
安心してね、お姉ちゃん
終わり 昨年末に読んだアナル白玉に強い感銘を受けて書きました
まあ、昔書いたローゼンSSとハルヒSSの改変なんだけどな >>41
雛苺「これはピンチなの〜」
古泉「くっ……これは参りましたね」
っていうの ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています