曜「私、やっぱり曜ちゃんのことが嫌い」
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梨子「東京から帰ってきて、一言目がそれって中々キツいわね」
曜「これ、返すね」
梨子「シュシュ……」
曜「じゃあ、私帰るから」
梨子「衣装係が持っておくべきじゃない?」 1から100まで説明してもらわないと理解できない人はまず読書から始めたら? すまん、>>217と>>218の間が抜けた
これが入る
千歌「梨子ちゃん、曜ちゃんもいいよね?」
梨子「ふふ……」
曜「……!」
梨子「構わないわよ」
千歌「やったー!頑張ろうね、曜ちゃん!」
曜「う、うん……」
梨子「場所はうちでいい?」
千歌「おっけー!」 >>244
一レス抜けてることにも気付けない人は読書から始めたら? じっくり読んでるからこそスムーズに場面転換がなされなかったのが気になったのよ、内容が全く理解できなかったわけじゃない
煽りを生むような発言してゴメンな
>>245
ありがとうスッキリした 地の文なしのSSだと、どうしても読みながら補完する部分は出てくるしね ーー
曜「……嘘だ」
鞠莉「嘘じゃないわ」
曜「嘘だ!」
鞠莉「いいえ、全部本当のこと」
曜「そんな……何で、そんなこと……」
鞠莉「全ては梨子が自分のために……あの子が1番嘘つきよ」
曜「だって……!だって、それなら私は一体……!」
鞠莉「曜……貴女に……梨子はどんな形であれ貴女の」
バン!
曜「!」
善子「はぁ……!はぁ……!」
鞠莉「善子?」
善子「リリーが!」
鞠莉「なっ……遂に!」
曜「……!」ダッ!
善子「曜!?」
鞠莉「待ちなさい!曜!」
曜「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
『曜、あのね。その薔薇の花言葉知ってる?』
『恨みと憎しみでしょ』
曜「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
『ええ。でももう1つあるの』
『もう1つ?』
曜「はぁっ……!うぅ……!」ジワッ
『ええ、それはね』
曜「ああっ……!うわぁあ!」ポロポロ
『梨子は、貴女のことを愛しているのよ』
曜「ぁああああ!!あぁぁああ!!」
『貴女の目を自分に留めておくために、憎しみを使う程』
曜「ぁあああぁぁああぁあ!!」
『梨子はもう……死ぬ』
曜「何で……どうして!!」
『貴女が注いだ憎しみと一緒に、あの子は死のうとしてる』
曜「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
『憎しみですら、あの子にとっては―――』
曜「はー……はー……」
千歌「……よーちゃん……?」
曜「……千歌ちゃん……」
千歌「よーちゃん……梨子ちゃんが……」
曜「……!」ダッ
果南「待ちな!」ガッ!
曜「果南ちゃん!」
果南「面会謝絶だよ。私たちは入れない」
曜「……!!」 千歌「わたし……」
曜「千歌ちゃん」
千歌「……わたし……わたし……何も知らなかった……!」
千歌「隣にいたのに……一緒にいたのに……」
千歌「恋人だったのに!」
曜「……!」
バッ
果南「あ、曜!」 ガララッ
梨子ママ「!貴女は……」
曜「梨子ちゃん!」
梨子「……」
「身内の方以外は面会謝絶です。出ていってください」
曜「梨子ちゃん!梨子ちゃん!」
「ちょっとあなた!」
梨子「……よう……ちゃん……?」
曜「梨子ちゃん!」
梨子ママ「梨子!」 梨子「……きちゃったのね……」
曜「梨子ちゃん!どうして……どうして私を!」
梨子「……」ソッ
曜「りこちゃん……?」
梨子「……綺麗な目ね」
曜「……」
梨子「その目に映ってるのは何色?」
曜「……りこちゃん……」
梨子「オレンジ?それとも……」
梨子「……ふふ……」 曜「ねぇ……!死ぬの……?逃げるの……!?」
梨子「……ありがとう……」
曜「え……?」
梨子「抱いてくれて……ありがとう……」
曜「ちが……あれは……!」
梨子「ごめんね……たーくさん……たーくさん嫌なことした……」
曜「……ホントだよ……」 梨子「……ねぇ、曜ちゃん……」
曜「なに……?」
梨子「……好きって言って……」
曜「え……」
梨子「お願い……」
曜「……嘘は嫌いって言ったでしょ……」
梨子「……うん……でも……」
曜「……私は……!」
梨子「……お願い……」
曜「くそ……最後まで……!」
梨子「……」
曜「………私ね…………梨子ちゃんのことが…………」
曜「……だーーーーーーーーーーーいすき…………!」
梨子「…………私も……!」ニコッ
フッ
曜「……りこちゃん……?」
梨子ママ「梨子!」
「……ご臨終です」
曜「梨子ちゃん……梨子ちゃん……!」
曜「……ぁぁぁぁぁあああああああぁぁぁ!!」
ダイヤ「恋とは……一体なんなのでしょうか」
鞠莉「あら、どうしたの?」
ダイヤ「いえ、梨子さんを見てそう思いましたので」
果南「分からないけど……命より重いものなんじゃないかな」 鞠莉「恋の形は人それぞれよ。梨子にとっては、命よりも重く憎しみすら愛おしかった」
ダイヤ「……理解できません」
鞠莉「そういうことなんじゃない?恋って理解できないのよ」
果南「そっか……」
鞠莉「……ほんと、悪い子ね梨子は……」 千歌「うぇ……ひぐっ……」
曜「千歌ちゃん、行こうか」
千歌「うん……」
善子「……曜」
曜「うん?」 善子「貴女は……」
曜「……?」
善子「……いや、何でもないわ」キュッ
曜「手……」
善子「いいじゃない、たまには。ね?」
曜「……うん」 曜(……梨子ちゃん)
曜(君のせいでグッチャグチャだ……)
曜(Aqoursも……千歌ちゃんも………)
曜(私の気持ちも)
曜(やっぱり私は、梨子ちゃんことが) 終わり
見てくれてありがとう
色々すまなかった
ではでは 乙
これは普通に曜を嫌いで嫌がらせしてた方が救いがあるレベルだな
結果的に梨子は望みを果たすことで曜と千歌にとんでもない十字架を背負わせて逝きやがった
個人的には好きだからまたこういう重いの書いてくれ 梨子も親友として憎からず思ってはいたんだろうけど、それでも曜の心に残るために想いを利用された形になった千歌は
ある意味では曜よりも悲惨な形での失恋だね。一生心に残るという目的は達成されそう このままだと千歌と曜が傷つくって知ってるのに黙ってて曜が1番傷つくタイミングで梨子の目的を暴露した鞠莉が無能すぎるところとか
関わってきても何にも役に立たない果南とか1人だけ蚊帳の外のダイヤとか
アニメをよく再現できてますね たま〜にこういう苦いのもいいね
次は激甘なヤツ頼んます! 梨子→千歌に比べて梨子→曜は相手が人気者の上に長年想ってる人がいる分だいぶハードモードよな 乙でした。
ルビまるが一言も喋らないまま終わったけど、まぁAqoursの中だとドロドロ系にはあまり向いてないキャラなのかね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています