絵里「夜のお供に鳥と猫」
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ことり「絵里ちゃんお風呂ありがとー♪」
絵里「ゆっくり出来たかしら?」ブォォー
凛「にゃぁ……」
ことり「うん♪…なんで絵里ちゃんが凛ちゃんの髪を乾かしてるの?」
絵里「だってちゃんと乾かさないんだもの」ブォォー 凛「にゃぁ……」
ことり「もーちゃんと乾かさないと風邪ひいちゃうよ?」
凛「はーい」
絵里「はい、OKよ♪」ポンポン
凛「ありがとー♪」 絵里「ことりも乾かしてあげるわよ?」
ことり「えっ、恥ずかしいからいいよぅ」
絵里「いいじゃないたまには♪ほらおいで♪」
ことり「えー」 凛「絵里ちゃん上手だよ!」
絵里「亜里沙の髪をよく乾かしてあげてたから♪」
ことり「そういう問題じゃないんだけど……」
絵里「ほーら、早く乾かさないと風邪ひくわよ?」クスッ
ことり「もぉ……」ペタン 絵里「熱かったら言ってね」ブォォー
ことり「うん」
凛「……」ジィ…
絵里「ことりの髪サラサラね」ブォォー
ことり「恥ずかしいよぅ……どうしたの凛ちゃん」
凛「なんかすごいレアな光景だなぁと思って」 絵里「ふふっ、確かにことりってあんまり人に髪を触らせないわよね?」ブォォー
凛「うん、凛達のセットはしてくれるのに」
ことり「それは、だってことり自分で出来るし……」
絵里「あんまり触られるの好きじゃないとか?」ブォォー
ことり「好きじゃないって言うか……美容師さんくらいしかそういう機会がないから、慣れてなくて」 絵里「へぇ、穂乃果にぐしゃぐしゃされたりとかは?」ブォォー
ことり「うーん、ないかなぁ」
凛「凛はお母さんにぐしゃぐしゃされる」
ことり「お母さんも撫でてくれたりはするけど、結ったりは結構小さい頃から自分でしてたし」
絵里「そうなのね」ブォォー
ことり「だからなんかちょっと恥ずかしいというか……くすぐったいの」 絵里「……」ブォォー
凛「……」
ことり「……」
絵里「うりゃー」ワシャワシャワシャ
凛「んにゃー」ワシャワシャワシャ
ことり「きゃぁっ!?ななななにっ!?」
絵里「ふふ……ふふふっ♪」
凛「うわぁ、ことりちゃんの髪が爆発しちゃった」 ことり「もぉー!二人共ひどいよー!」
絵里「ちょっとくらいいいじゃない、ねー♪」
凛「ねー♪」
ことり「むー」
絵里「ほら、拗ねないの、梳かしてあげるから♪」
ことり「……ん」 絵里「この後はどうしようかしら?」
凛「結ぶの?」
絵里「いや、ことりの髪じゃなくて、まだ結構早い時間でしょ?」
ことり「んー何か遊ぶものとかは?」
絵里「んー……普段希くらいしか泊まりに来ないから……」 凛「希ちゃんとはなにしてるの?」
絵里「雑誌見たり……映画見たり……ただ喋ってたり……」
ことり「なんか……恋人みたいだね」
絵里「……」チョップ
ことり「あいたっ!?」 絵里「変なこと言わないで、凛は花陽と何してるの?」
凛「雑誌見たり……テレビ見たり……アイドルのライブ見せられたり……あとお喋り」
絵里「変わらないじゃない」
ことり「えー、絵里ちゃんと希ちゃんだとなんか違う……」
絵里「……」チョップ
ことり「いたいっ!?」 絵里「ことりこそどうなのよ」
ことり「えーっと……お菓子食べて……穂乃果ちゃんがなんか持ってきてて遊んで……色んな服を着せ合ったり」
絵里「思ったより違うわね」
ことり「そうでしょ?だから絵里ちゃんと希ちゃ「もういいわよ」チョップ
ことり「ちゅんっ!?」 絵里「あ、ケーキ」
凛「ケーキ?」
絵里「真姫が美味しいお店を教えてくれてね、買ってたのよ、ちょっと取ってくるわ」
ことり「はーい」
凛「真姫ちゃんがオススメするケーキって高そうにゃ……」 ことり「流石にそんな高いものは勧めて来ないと思うけど……」
凛「きっと金箔とかのってるんだよ……」
ことり「製菓用の金箔はそこまで高くないよ」クスッ
凛「そーなの?」
ことり「うん♪たくさん乗せたらもちろん高くなっちゃうけどちょびっとだけだから」
凛「はぇー、ことりちゃんも持ってるの?」
ことり「ことりはあんまりそういうのを作らないから」 絵里「おまたせー、何の話?」
凛「真姫ちゃんは金箔食べそうって」
絵里「……ほんとに何の話よ」
ことり「あはは……何のケーキなの?」
絵里「えっと……紅芋のモンブランに、無花果のベイクドチーズケーキに、アールグレイとプラムのタルト……あとドライフルーツのフロランタンとドラジェがあるわ」
凛「おぉ……よく分からないけど豪華だにゃ」 ことり「チーズケーキが食べたいですっ♡」チュンチュン
絵里「そうだと思ったわ、はい」クスッ
ことり「はぁん♪美味しそぉ♡」
絵里「凛はどっちにする?」
凛「お芋のモンブランと……こっちなんだっけ?」
絵里「紅茶とプラムのタルトよ」 凛「ぷらむって何?」
ことり「すももの事だよ♪」
凛「すもも……じゃあタルトにする」
絵里「はい、飲み物はジュースでよかった?」
ことり「本当は紅茶が欲しいところだけど今飲んじゃうと眠れなくなっちゃうかもだよね」
凛「凛はジュースで大丈夫だよ」
絵里「じゃあこれで♪」 ことり「た、食べてもよろしいでしょうか」ムムッ
絵里「ええ、召し上がれ♪」
ことり「いただきまーす♡」
凛「いただきまーす♪」
ことり「あむっ……んっ!んー!んー!!」
凛「にゃ」ビクッ
絵里「ことり大丈夫……?」 ことり「おいしぃ……♡」ウットリ
絵里「よ、よかったわ」
凛「ん……プラム美味しい!」
絵里「ふふっ、モンブランも一口食べる?」
凛「うんっ♪」
ことり「ドラジェって滅多に食べないからなんかワクワクしちゃう♪」モグモグ
絵里「お祝いとかじゃないとなかなか見ないわよね」モグモグ 凛「これどらじぇって名前だったんだね」モグモグ
ことり「そうだよー♪ちなみにラテン語の美味しい物って意味の言葉が語源かもしれないんだって」
絵里「服とお菓子に関してはほんとに詳しいわね」
ことり「好きこそ物の上手なれってね♪」
凛「これも食べたことある」モグモグ
絵里「フロランタンはお菓子の詰め合わせなんかでよく見るわよね」モグモグ
ことり「でもこんなにドライフルーツがいっぱいなのは初めてかも」
絵里「結構美味しいわよね」 凛「ふろらんたん、プランタンみたいな名前」
ことり「全然関係ないんだけどね」
凛「外国語は難しいにゃ……」
絵里「ふふっ」
ことり「はぁ…全部美味しかったぁ♪」
絵里「真姫にお礼言っておかなくちゃね」 凛「やっぱりお高いお店だったの?」
絵里「んー……確かに若干高かったかも」
凛「金箔とか乗ってるのもあったの?」
絵里「あったけど……金箔ってガトーショコラとかにも普通に乗ってないかしら?」
ことり「あーガトーショコラはよく乗ってるかも」 凛「金箔って美味しいの?」
ことり「うーん……美味しいとか美味しくないとかじゃなくて、単なる飾り付けだし……」
絵里「食べたかったの?」
凛「えっ、いらない……」
絵里「じゃあなんで金箔の話したのよ……」 ことり「お風呂上りにケーキなんて贅沢…♪」
絵里「海未が聞いたら怒りそうね」クスッ
凛「地獄のダイエットにゃー」ブルブル
ことり「内緒にしておかないと……」ビクビク
絵里「さてデザートも終わっちゃったけどどうする?」
凛「まだ寝るには早いよね」
ことり「何かある?」 絵里「えっと……希が置いていった玩具なら……ジェンガとか」
凛「ジェンガ……なんか懐かしい響きだね」
ことり「小学生の頃とかはやってた気もするけど」
絵里「やる?」
凛「やる」
ことり「久しぶりにやったら楽しいかもね♪」
絵里「じゃあちょっとお皿片付けてくるわね」 ーーー
凛「にゃ……にゃ……」プルプル
絵里「あ、倒れ……」
凛「取れた!」
ことり「ひぃ……揺れてる……」 絵里「ことりの番よ」
ことり「こんなの取れないよぅ……うぅ……」ツンツン
凛「あー崩れるー崩れるー」
ことり「ひぃ……えいっ」
ガッシャーン
ことり「やぁん……負けたぁ」ヘナァ 絵里「これで私が頭一つ抜けたわね!」ドヤァ
凛「くぅぅ、もう一回!」
ことり「もう一回!」
絵里「ふふっ、望むところよ!」 ーーー
凛「疲れたぁ……」
絵里「思ったより白熱したわね……」
ことり「あっという間にこんな時間になっちゃった……」
絵里「明日も朝から練習だしそろそろ寝ましょうか」
凛「はーい」 ことり「凛ちゃんはどこで寝る?」
凛「真ん中!」
絵里「亜里沙の部屋から布団持ってくるわね」
凛「ん?」
ことり「えっ?」
絵里「ん?」 凛「一緒に寝るんじゃないの?」
絵里「ええ、だから布団を」
ことり「3人一緒にベッドで寝るんだよ?」
凛「うん」
絵里「えっ?」 ことり「希ちゃんと一緒に寝たりしないの?」
絵里「しないわよ」
凛「えっ?」
ことり「えっ?」
絵里「えっ……するの?」
凛「かよちんといっつも一緒だよ?」
ことり「穂乃果ちゃんも一緒だよ?」 絵里「……」
凛「……?」
ことり「……」
絵里「やっぱり布団を」
ことり「ダメだよ!」ガシッ
凛「3人で一緒に寝るにゃ!」ガシッ 絵里「シングルのベッドで3人寝れるわけないでしょ……」ググッ
ことり「寝れるから!」ググッ
凛「くっついたら平気にゃー!」ググッ
絵里「そんな密着して寝れるわけないでしょ……!」ググッ
ことり「いーやーだー」ググッ
凛「ねーるーのー」ググッ 絵里「ぬぅ……あーもう、分かったわ」
ことりん「いえーい♪」ハイタッチ
絵里「寝苦しいって言っても聞かないわよ?」
ことり「大丈夫!」グッ
凛「問題ないにゃ!」グッ
絵里「はぁ……」 ことり「じゃあ凛ちゃんが真ん中で♪」
凛「わーい♪」
ことり「絵里ちゃんは壁際がいい?」
絵里「そうね……落ちるのは遠慮したいわ」
ことり「じゃあ決定♪」
凛「絵里ちゃんが奥だからどーぞ」
絵里「はいはい」ノソノソ 凛「お邪魔しまーす」ノソノソ
ことり「じゃあ電気消すね」
絵里「ストッ「えいっ」
パチンッ
絵里「ひっ!?」ギュゥゥ
凛「もごっ!?んんん!?」ジタバタ
ことり「あれ?枕……あれ?」オロオロ
絵里「暗い暗い……」ギュゥゥ
凛「んんんんー!?」ジタバタ
ことり「見えない……」 パチンッ
絵里「あっ」ホッ
凛「ぷはぁ!はぁはぁ……」
ことり「落っこちてた……り、凛ちゃん大丈夫?」
凛「絵里ちゃんの……お、おっぱいに殺されかけたにゃ……」ゼーハー
絵里「ご、ごめんなさい……」オロオロ ことり「じゃあ今度こそ電「待って!」
ことり「えっ?」
絵里「消す前にそっちのスタンドの電気を点けて」
ことり「これ?」
絵里「ええ、私真っ暗だと寝れないの」
凛「真っ暗だとまたおっぱいに殺されそうになるにゃ……」 ことり「じゃあ点けるね」ポチッ
絵里「ありがとう」
ことり「じゃあ消すよー」
パチンッ
ことり「よいしょ」ノソノソ 絵里「ねぇ、やっぱり窮屈じゃないかしら?」
凛「これくらいでいいよ」
ことり「うん」
絵里「そう……」
凛「ふわぁ……」
ことり「ふふっ、じゃあおやすみなさーい」
凛「おやすみー……」
絵里「ええ……おやすみ」 ーーー
ピピピピ
凛「んにゃっ」ガバッ
ことり「んー……」モゾモゾ
絵里「うう……」
凛「うー……」ゴシゴシ
ことり「んー……」ムクリ
絵里「ん……」ゴロンッ
凛「んわっ…」ドテッ
ことり「ほえ……きゃっ!?」ドスンッ 凛「んにゃっ!?」ビクッ
絵里「なにっ!?」ガバッ
ことり「あいたたた……」
凛「あ、ことりちゃん大丈夫?」
ことり「うん……えへへ、大丈夫」
絵里「あ、もう朝なのね……」ゴシゴシ ピピピピ
凛「あ、かよちんからだ……」
ピピピピ
ことり「海未ちゃんだ……」
ピピピピ
絵里「希からだわ……」
ことえりりん「……」 絵里「不味いわ!完全に遅刻よ!?」ドタドタ
凛「にゃぁぁ!?」アワアワ
ことり「ピィィ!?海未ちゃんから滅茶苦茶電話かかってる!?」バタバタ 絵里「ことり、早く!」
ことり「待って待って!」
凛「絵里ちゃんスマホ忘れてる!」
ことり「鍵は!?」
絵里「OK!大丈夫!」
凛「早く早く!」 ピピピピ
ヒィ!マタウミチャンカラ!
トニカクムシシテダッシュヨ!
アサゴハンタベタイニャー!
アキラメナサイ!
マクラワスレター!
カエリニトリニクレバイイデショ! 導入部から凛ちゃんかわいい
後からゆっくり読ませてくれ 珍しい組み合わせだけど、結構そのキャラでイメージしやすい会話内容だった
今夜はいい夢見れそう
乙! 住宅から犬20-30匹分の骨が…飼い犬閉じ込め餌や水与えない虐待 68歳男逮捕 岐阜(東海テレビ) - Yahoo!ニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180411-00003034-tokaiv-l21
岐阜県大垣市の住宅に飼い犬2匹を閉じ込め、餌や水を与えないなどの虐待をしたなどとして、68歳の男が逮捕されました。
逮捕されたのはアルバイトの大岡茂容疑者(68)で、今年1月下旬ごろから2月15日にかけ、大垣市南頬町の住宅に飼い犬の大型犬2匹を閉じ込め、餌や水を与えないなどの虐待をした疑いです。
6年ほど前から付近の住民から保健所に苦情が相次ぎましたが、大岡容疑者は職員の立ち入りを拒否。通報を受けた警察が捜査を進めていました。
住宅からは、犬20匹から30匹分の骨が見つかったということで、調べに対し、大岡容疑者は「犬を閉じ込めていたわけではない」などと容疑を一部否認しています。 三姉妹感良いなぁ…三人とも可愛い
お姉さんっぽく振る舞ってたのに寝るときはやっぱりボロがでる絵里ちゃん好き 素晴らしい。
組み合わせはこのままでも変更してもいいので、次回作に期待。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています