>>3「目が覚めたら>>6になっていた…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:19:04.51

μ'ｓでもAqoursでもいいです

**名無しで叶える物語**(やわらか銀行) · 2018/04/08(日) 21:19:53.68

海未

**名無しで叶える物語**(やわらか銀行) · 2018/04/08(日) 21:20:23.77

まり

**名無しで叶える物語**(やわらか銀行) · 2018/04/08(日) 21:21:16.04

果南のおじじ

**名無しで叶える物語**(茸) · 2018/04/08(日) 21:21:48.59

果南

**名無しで叶える物語**(しまむら) · 2018/04/08(日) 21:22:00.33

黒板消し

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:30:24.37

鞠莉「目が覚めたら黒板消しになっていたわ…」

鞠莉「昨日何があったか全く思い出せないわ…」

鞠莉「それにしても目が覚めたら黒板消しだなんて…こんなクレイジーなことってあるかしら…」

鞠莉「教室を見る限りここは私のクラスの教室ね…」

鞠莉「クラスメイトが集まってきているわ…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:39:52.79

ダイヤ「…」

果南「…」

鞠莉「あっ！果南！ダイヤ！」

ダイヤ「一体どうしたのでしょうか…」

果南「昨日何があったのかな…」

鞠莉「…どうやら声は出ないみたいね…」

ダイヤ「昨日帰るときは特に何事もありませんでしたよね」

果南「うん…でも、やっぱり気になるよ…」

鞠莉「一体何を言っているのかしら？」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:45:15.68

先生「えー、皆さん今朝電話があったのですが小原さんが意識不明になったとのことです」

エー！オハラサンガー！ドウシタノカナー！

ダイヤ「…」

果南「…」

黒板消し「なるほど、さっきの二人の会話は多分私のことね…」

黒板消し「きっと私の魂が黒板消しに入っているから元々の私の体は意識不明になっているのね…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:50:37.39

先生「…」ｶｷｶｷ…

生徒「…」ｶﾘｶﾘ…

黒板消し「はぁ、一応周りを見渡すことはできるけど動けないって退屈ね…」

先生「というわけでここは〇〇でして、ＸＸというわけです」

先生「さて…あっ、もう書くところがない」

先生「えーと黒板消し…」

黒板消し「いよいよ私を使うみたいね…」

先生「…」黒板消しを手に取る

黒板消し「黒板の文字を消すってどんな感じなのかしら？」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 21:53:46.50

先生「…」ｹｼｹｼ….

黒板消し「ゲホッ！ゲホッ！」

黒板消し「この感じ…まるで顔を石灰に押し付けている感じだわ…」

黒板消し「黒板消しはいつもこんな苦しみを耐え抜いていたのね…尊敬するわ…」

**名無しで叶える物語**(SB-iPhone) · 2018/04/08(日) 21:54:51.05

>>6が有能すぎた

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:03:15.00

先生「ではこれで授業を終わりにします」

アリガトウゴザイマシター

果南「さてと今日の日直は私か…」

果南「…」ｹｼｹｼ….

黒板消し「ゴホゴホ！またこの苦しみを味わうのね…」

果南「よし、これで消し終わったね！」

黒板消し「消し終わってやることといえば…」

果南「…」

黒板消し「間違いないわ、クリーナーにかけるのね！」

黒板消し「でもクリーナーにかけるってどんな感じなのかしら…」

黒板消し「もしかして黒板を消す以上の苦しみを味わうのかしら…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:11:06.78

ウィーン…

黒板消し「oh！oh！oh！」

黒板消し「思っていたのとは違うけどなんだかちょっとくすぐったいわね…」

果南「よし！これで終わり！」

黒板消し「クリーナーにかけられるのは少しくすぐったいけれどどこか気持ちいいわね」

黒板消し「もっとも黒板を消すのは苦しいけれど…」

ダイヤ「果南さん！何をしていますの？」

果南「何って、黒板を消し終わったからひと段落ついていたところだけど…」

ダイヤ「次は移動教室ですわ！のんびりしている暇はありませんわよ！」

果南「ダイヤは硬いな～」

黒板消し「次は移動教室なのね、それならとりあえず次の時間は黒板を消す苦しみを味合わずに済むようね…」

黒板消し（けれどこのあと思いもよらぬ苦しみを味わうことになったわ…）

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:14:02.56

ウィーン…

鞠莉「苦しみを味わった後に気持ちいいクリーナーにかけられる…楽あれば苦ありとでも言ったところね…」

ウィー……

果南「あれ？」

黒板消し「…どうしたのかしら？」

果南「？」

果南「もしかして…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:18:43.55

果南「先生！クリーナーが故障してしまったみたいです！」

先生「え？あぁ…本当ですね…」

先生「放課後新しいクリーナーの用意をするので今日はこれを使ってもらえますか？」

果南「はい、わかりました」

黒板消し「果南が受け取ったのは…棒？」

果南「さてと…」

黒板消し「ま、まさか…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:24:00.32

パシン！パシン！パシン！

黒板消し「…oh！…oh！…oh！」

黒板消し「なんて痛さなの…まるでブラックマスクにお尻を叩かれるような感じだわ…」

黒板消し「さっきのクリーナーとは大違いね…」

黒板消し「しかもクリーナーじゃなくて棒で叩かれるということは苦しみと痛みを味わうということじゃない…」

果南「ふぅ…このくらいでいいかな？」

黒板消し（私はもうこれ以上の苦しみはないと思った）

黒板消し（けれど現実は非情だったわ…）

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:31:35.04

果南「…」ｹｼｹｼ….

黒板消し「く、苦しい…でもこれは6時間目…これを乗り越えれば…」

黒板消し「というか私はいつまで黒板消しの姿でいるのかしら…」

黒板消し「もしかして一生このまま…」

黒板消し「ま、まさk…」

果南「アッ！」

黒板消し「ホワッツ！？」

果南「これは…」.

黒板消し「何！？何！？何！？何が起きたというの！？」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:40:43.56

果南「先生、黒板消しが…」

先生「あぁ…これはもう駄目みたいね…」

先生「とりあえず黒板消しのことは先生に任せて」

果南「はい、それじゃ…」

黒板消し「え！？何々！？もしかして私使い物にならなくなっちゃったの！？」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:43:22.27

黒板消し「使い物にならないということは…」

先生「さてと…」

黒板消し「まさか…」

先生「…」

黒板消し「間違いないわ…」

ゴミ箱「やぁ」

ポイッ

黒板消し「Noooooooo…」

**名無しで叶える物語**(笑) · 2018/04/08(日) 22:53:22.14

鞠莉「ハッ！？」

鞠莉「ここは！？」

鞠莉「ベッド…！？」

イシキガカイフクシタゾーセンセイヲヨンデコイ！

医師「大丈夫ですか！」

鞠莉「え！？…は、はい…」

果南「ああっ！鞠莉！」

ダイヤ「鞠莉さん！意識が戻ったのですか！？」

鞠莉「果南！ダイヤ！」

果南「よかった、朝練に鞠莉が来なくてどうしたのかと思ったよ」

ダイヤ「携帯で鞠莉さんが意識不明になったと聞いて心配しましたが…」

ダイヤ「意識が戻って何よりです」

鞠莉「え、えぇ…」

鞠莉（今日の出来事は一体なんだったのかしら…）