千歌「輝きたい!!」
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――――――――浜辺
千歌「ぃよし!!今日からレズ活、頑張るぞ〜!!」
曜「お〜っ!って意気込みたいところだけど、うちの学校でレズ活動するってなると……」
梨子「あの生徒会長よね……」
千歌「だよね……。今ダイヤさんと対等にレズれるのって、梨子ちゃんだけだし……」
梨子「対等かどうかは怪しいわ。……ちょっと、これを見てくれる?」ザッ
曜「なになに?……ピラミッド?」 梨子「レズのパワーバランスよ。このピラミッドの頂点に君臨するのが、レジェンドレズと言われるμ'sやA-RISE。
その下に、彼女たちに憧れ彼女たちの意志を脈々と受け継ぐレズの素質を持った人たち……通称トップレズ。ダイヤさんはここに属するわ。
さらにその下に、一般的にレズと言われる中間層……私はここね。
さらにその下が、ただ女の子が好き……もしくは女の子に変態的な行為をしたいという人たち、百合。
さらに最下層にノンケと呼ばれる人たちが存在するの」
千歌「まるで食物連鎖だね……」
梨子「あながち間違いじゃないわ。強者は弱者を補食し快楽を貪るんだから。黒澤ダイヤ……あの人の実力は、トップレズの中でもさらに中枢……限りなくμ'sに近いとは言わないけど……。私程度のレズで歯が立つかどうか……」
曜「やっぱり、私たち全員がレズにならないとだよね……」
千歌「梨子ちゃん、どうやったらレズになれるの?」 梨子「レズっていうのは、基本的に生まれ持った才能……何もしなくても好かれ、惚れられ、愛でたくなり、従いたくなり、独占したくなる……それこそがレズの定義にして絶対条件。後天的にレズとして目覚めた事例はごく僅か」
千歌「……たしかに!梨子ちゃんは何もしてないのに、今私スゴく抱きつきたい!」
梨子「おいで」キリッ
千歌「きゃ〜♪」ギューッ
曜「え〜っ?私には〜?」ムスー
千歌「曜ちゃんは普通」
曜「普通怪獣ちかちーが言うな〜っ!」モミモミモミモミ
千歌「ちょっ、曜ちゃんっ!!///」
梨子「二人とも、レズの片鱗はあるんだけどね……」ハァ
梨子「でもまあ……方法が無いわけじゃないわ」
千歌「ホント!?」
梨子「ええ。ちょっとした賭けだけど――――」 バババババババババ
梨子「?」
梨子「ヘリ?」
曜「ん、ああ。小原家のヘリだね」
梨子「小原家?」
曜「川島にあるホテルの経営をしていて、新しい理事長もそこの人らしいよ」
梨子「へぇ……」
バババババババババ
千歌「……な、なんか近くない?」
バババババババババ
ババババババババババババババババババ
ようちかりこ「うわわわわわわわわ――――!!!!!?」
千歌「なになになに!!?」
ゾワッ
千歌「えっ!?」
梨子「ッ!この気配……」
ガラッ
???「チャオー☆」ピッ
ようちかりこ「……………………」
???「ウフッ♪」ウィンク ――――――――理事長室
千歌「新理事長!?」
鞠莉「イェーッス♪でもあまり気にせず、気軽にマリーって呼んでほしいの☆」
曜「でも……」
鞠莉「オシッコ、飲みたい?」ニコッ
千歌「……新理事長」
鞠莉「マリーだよぉ」ズイッ
千歌「ま、マゥリィ…………その制服は……」
鞠莉「なにか変かな?ちゃんと三年生の制服、用意したつもりだけど」
千歌「理事長ですよね!?」
鞠莉「しかぁし!この学校の三年生♪生徒兼理事長♪二穴バイブみたいなものね♪」
梨子「たとえがよくわからない……」
鞠莉「わからないの?」 千歌「私を巡って争ってるんだな」
千歌「曜ちゃんが梨子ちゃんに嫉妬してたこと、私知ってるよ。鞠莉さんから聞いたもん」
曜「ウガー!」
梨子「ウオー!」
千歌「凄い迫力だね。私に原因があるんだし、止めに行かなきゃ」
千歌「二人とも待ってー!私を巡って争うのは止めてー!」
千歌「ふたりとも落ち着いてー!」 曜「あっ、千歌ちゃん」
梨子「いい所に来たわ」
千歌「二人ともどうしたの?凄い剣幕で喧嘩してたんだけど」
曜「うん、いい機会だし、千歌ちゃんに決めてもらおう」
梨子「そうね。いい加減、白黒つけるべきだわ」
千歌「な、何の話?」
千歌(なーんて。きっとどちらか選べって言ってくるんだろうな)
千歌(全く、三人で仲良くしようという発想がないなんて)
千歌(あ、その発想をさせない私が罪なのか) 曜「聞いてよ千歌ちゃん。梨子ちゃんたら、おかしいんだよ?」
梨子「何ですって?曜ちゃんの方こそ分からず屋よ」
曜「何をー?」
梨子「きぃー!」
千歌「まぁまぁ」
千歌「で、何を揉めてたの?」
千歌(分かってて聞いちゃうなんて、私って残酷だなぁ)
千歌(くすっ) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています