千歌・曜「ルビィちゃんのツッコミを取り戻すよ!」
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とある日、黒澤家のCYaRon!…
千歌「うぅ…宿題つかれたのだ…」グダー
千歌「ねぇお願い10分!10分だけ休憩しよーよ!」
曜「千歌ちゃん、もう2回も休憩してるよ?」
千歌「さ、最初のはオヤツ休憩で2回目はお昼寝休憩だからいいの!」
ルビィ「じゃあ次の休憩は?」
千歌「つ、次は〜…う〜ん…そうだ!」ポンッ
千歌「おかし休憩だよっ!」
曜「えっと千歌ちゃん、それって…」チラッ
千歌「え?どうかしたかな…」チラッ
ルビィ「賛成!ルビィもおかし食べたいな♪」
千歌・曜「…」
千歌・曜「「おこりんぼ大会!」」クワッ
ルビィ「ピギャアァァ!?」ビクッ ルビィ「ど、どうしたの急に…?」
千歌「ダメだよルビィちゃん…ブッブさんだよ…」ハァ
曜「せっかく千歌ちゃんがおバカなボケをしたのに…」ハァ
千歌(あっ、おかし休憩自体は本気だったんだけど…)
ルビィ「いまボケたの?気づかなかったよ」
曜「だってホラ!オヤツとおかしは同じものじゃん!」
ルビィ「うゅ?」 千歌「昔のルビィちゃんなら“おんなじだよっ!”ってツッコんでたよ!」
曜「そうそう!キレの良いヤツをね!」
ルビィ「えっ!る、ルビィそんなこと出来ないよぉ…」
ルビィ「引っ込み思案で恥ずかしがり屋だもん…ツッコミなんて…」
曜「ほう〜?そんなこと言っちゃいますか」
曜「千歌ちゃん、編集した例の動画を」
千歌「ヨーソロー!」スッ 千歌「この動画は撮影した活動記録から、ルビィちゃんの語録を集めたものなのだ!」
ルビィ「そ、そんなことしてたんだね」
ルビィ「でもそれにどんなセリフがあるの?」
曜「聞いてみればわかるよ!再生!」
ポチッ 〜活動記録 ルビィツッコミ編〜
善子『深海の悪魔…シーラカンスゥ!を召喚っ!」
ルビィ『しなくていいよっ!』ビシッ!
千歌『ルビィちゃんが記憶を無くしてるかも…』
ルビィ『無くしてないよっっ!』ビシッ!!
千歌『大丈夫!これも立派なバイトだから!』
ルビィ『ぜんぜん立派なバイトじゃないよっっっ!』ビシッッッ!!!
… ルビィ「え…」
ルビィ「え、えー!?ルビィこんなにツッコミしてたの!?」
千歌「いつもはあまり大きな声を出さないルビィちゃんのツッコミ…いいよねぇ」
曜「うん!なんだか気持ちがスッキリするもん!」
千歌「それが今や、逆にツッコまれる立場に…」ハァ
曜「もうあのルビィちゃんは見れないのでありますか…」ハァ
千歌・曜「もう一度ツッコミルビィちゃんが見たいなぁ〜…」ハァ〜
ルビィ「うゅ…!」ガーン
ルビィ「そ、そうだよね…“包丁人ルビィ”とかはボケ倒してたもんね…」シュン
千歌「あれはツッコミが追い付かないから気にしなくていいよ」 ルビィ「…決めた!ルビィ、ツッコミキャラになる!」
ルビィ「昔の自分が無くなっちゃうはイヤだもん!」
千歌・曜「「おぉ〜〜〜!」」
ルビィ「これからはみんなにガンガン突っ込んであげるね!」
曜「!?」
曜(…る、ルビィちゃんからガンガン突っ込まれちゃう(意味深)でありますか!?///)タラー
千歌「曜ちゃん、なんで鼻血出してるの?」 曜「じゃあ、おかし休憩に入ろっか!」
ルビィ「結局、休憩しちゃうんだ!?」ビシッ
千歌「お〜!いいよルビィちゃん!」
曜「いい感じであります!」
ルビィ「えへへ…///頑張るビィ!」フンスッ
ルビィ「ちょっと待ってて!おかしがあるか見てくるね♪」
千歌・曜「やったぁー♪」 ルビィ「おまたせ!アイスが3つあったよ!」トンッ
千歌「おぉ〜!オコタでアイスはサイコーだよね!」
曜「いいの?これダイヤさんが買ってたアイスってパターンじゃ…」
ルビィ「これはルビィが今日のために買ったのだから大丈夫だよっ!」
千歌「じゃあ安心だね!いただきまーす!」パクッ
ルビィ「おいしいね〜!」パクパク
ダイヤ「ルビィ、私が買ってたアイスを知りませんか?」ガラッ
曜「やっぱりかーい!」 ダイヤ「ンマー!?それはわたくしが買っておいたアイスじゃありませんの!」
ルビィ「ち、違うよ!これはルビィが…」オロオロ
ダイヤ「言い訳はぶっぶーですわ!わたくしは3つ買ったのですから!」
ダイヤ「朝はバニラ!昼はチョコ!夜はストロベリーと決めてましたのに!」
千歌「えっ?でもこれ全部同じ味だけど…」
ダイヤ「へ?」
曜「ダイヤちゃん、ゴミ箱の中に空のアイスが3つあるよ?これじゃない?」
ダイヤ「あっ…そうでしたわ///」
ダイヤ「あまりに美味しくて、昨日の夜に全部食べたんでした…///」カァアアア ルビィ(あっ!ここがツッコミポイントだよっ!)
ルビィ「もうっ!お姉ちゃんてば!」
ルビィ「アイス食べ過ぎ…だよっ!」ブンッ
ドゴォオオオッ!
ダイヤ「はぐっっっっ!?」
ダイヤ「」ドサッ
ルビィ「お姉ちゃああああああ!?」
千歌「えぇ!?なんでいまダイヤさんに腹パンしたの!?」
ルビィ「ただツッコむだけだったんだけど…慣れてないから加減が分からなくて…」
曜「ダイヤちゃん大丈夫!?」ユサユサ
ダイヤ「」チーン ダイヤ「う、うぅ…」ムク…
千歌「あ、復活した」
ダイヤ「そ、そこまで怒らなくてもいいじゃないですか!」
ダイヤ「ルビィが…ルビィが…」ジワ…
ダイヤ「反抗期ですわーーーーー!」ワーン
ダダダダ…
千歌「泣きながら部屋に戻っちゃった…」
曜「ダメだよルビィちゃん…ツッコミはもっとソフトにやらなきゃ…」
ルビィ「う、うん…やってみる!」 次の日…
ルビィ「花丸ちゃん、善子ちゃん!おはよー!」
花丸「ルビィちゃんおはようずら!」
善子「おはよう…」ギンギン
ルビィ「わっ!どうしたの善子ちゃん、目が真っ赤だよ!」
善子「ふふ…!より強き堕天使へのメタモルフォーゼが始まるのよ…!」キメッ
花丸「どーせまた夜更かししただけずら」
善子「ずら丸うっさい!」ムキー
ルビィ(…!ここツッコミポイントだね!)ハッ
ルビィ(力加減を間違えないように…優しく…優しく…) ルビィ「善子ちゃん!」
善子「ん?」
ルビィ「黒魔術はほどほどにだよっ!」シュッ
トンッ…
善子「よはっ!?」グラァ…
善子「」ドサッ
ルビィ「善子ちゃーーーん!?」
花丸「えー!?なんで善子ちゃんの首に手刀を打ち込んだずら!?」
ルビィ「ちちち違うの!ルビィはただツッコミを入れるつもりで…」 アセアセ
善子「」チーン 部室…
果南・鞠莉「「ルビィが反抗期!?」」
ダイヤ「うぅ…そうなのですわ…」
ダイヤ「いくらわたくしが間違えたとはいえ、腹パンをされるなんて…」グスグス
果南「あの子がそんなことするとは思えないけど…」
鞠莉「でも今朝、いきなり善子の首に手を当てて気を失わせたらしいわよ」
ダイヤ「る、ルビィ…なんてひどいことを…!」
ルビィ「そんなつもりは無いよっ!」ガチャ
シュッ!
ダイヤ・鞠莉「!」 パシッ
果南「…危ないよ?何の真似かなルビィ?」キッ
ダイヤ「果南さん!」
鞠莉「あの早い手刀を止めるなんて!」
ルビィ「離して果南ちゃん!ルビィはたくさんツッコミを入れなきゃいけないの!」
ルビィ「じゃないと昔のルビィが無くなっちゃう!」
ダイヤ・鞠莉「???」ポカン
ダイヤ「あの子は何を言ってるのかしら…」
鞠莉「意味は全くわからないけど凄い気迫だわ!」 ルビィ「だからお姉ちゃん…鞠莉ちゃん…!ルビィにツッコミをさせて!」ジリジリ…
ダイヤ「ひいっ!?」
鞠莉「る、ルビィストップ!目が怖いわよ!」
果南「そんな事はさせないよ!」バッ
ダイヤ「果南さん!」
果南「ツッコミポジションは譲れない!ダイヤと鞠莉にツッコむのは…私だよ!」
鞠莉(そこ!?) ルビィ「どいて果南ちゃん!」シュッ
果南「どかないよ!まだルビィのツッコミは未熟なんだから!」パシッ
ルビィ「お願い!ツッコミさせてよ!」シュッシュッシュッ
果南「させないって言ってるでしょ!」パシッパシッパシッ
ダイヤ・鞠莉「」ポカーン
ダイヤ「何て凄まじいツッコミの応酬なのでしょう…!」
鞠莉「いや…なんもツッコんでないわよあの2人…」
鞠莉(てか私がツッコミしてるじゃないの…) しばらくして…
ルビィ「はぁ…はぁ…」
果南「はぁ…はぁ…」
ルビィ「果南ちゃんすごい…ルビィのツッコミが全部止められちゃった…」ハァハァ
果南「ルビィもすごいよ…まさかここまでツッコミに本気だったなんて…」ハァハァ
ルビィ・果南「…」
ルビィ・果南「…!」ガシッ
ダイヤ「なんで握手してるんですの…」
鞠莉「戦いの後に芽生える熱い友情よ!ジョーシキでしょ?」シャイニー
ダイヤ「はぁ…そういうものですか…」 ダイヤ「…では昨日の私のパンチも、善子さんの当て身もツッコミだったのですね」
ルビィ「うん。ごめんね、まだ力加減が上手くいかなくて」
鞠莉(アクション漫画の主人公みたいなこと言ってるわね…)
果南「でもどうして急にツッコミキャラになろうとしたの?」
ルビィ「そ、それは千歌ちゃんと曜ちゃんが…」
ルビィ「昔のツッコミルビィを見たいって言ってたから…」シュン
ダイヤ・果南・鞠莉(やっぱりこのパターンか…)
――――
――
― 2年教室…
梨子(急にダイヤさんたちが来たと思ったら、千歌ちゃんと曜ちゃんが正座させられた…)
千歌・曜「…」セイザ
ダイヤ「まったく!前回、前々回のように昔のキャラをイジるのはおやめなさい!」
ダイヤ「ルビィが間違えた方に解釈したではありませんか!」
千歌「ご、ごめんなさい…」
曜「そんなつもりじゃ無かったんだけど…」 ルビィ「…」
ルビィ「ううん、ルビィ楽しかったよ」
ルビィ「久しぶりに昔のキャラを思い出せたし…でもね」
ルビィ「昔は色んな設定があったけど…今のルビィも大好きだから!」ニコッ
ダイヤ「ルビィ…」
千歌・曜(て…)
千歌・曜(天使がいる…!///)キュン
鞠莉「シャイニー!じゃあ一件落着だし部室に戻ろっか♪」
果南「そうだね。次のライブの打ち合わせしないと!」 部室前…
梨子「な、なるほど。そんなことがあったのね…」
千歌「昔のキャラを出すのは難しいよね〜」
曜「やっぱり今の自分がいいであります!」
ルビィ「あはは、そうだよねっ!」
ガチャッ
善子「あっ、やっと来たわね」パクパク
花丸「誰もいなかったからおやつタイムしてたずら」パクパク
鞠莉「あら、2人は何を食べてるの?」
善子「冷蔵庫にあったプリンよ」パクパク
花丸「とってもおいしいずら〜♪」パクパク
ルビィ「!」
ルビィ「そ、それ…ルビィが買っておいたプリン…!」
善子・花丸「えっ」 ルビィ「う、うゅ…」プルプル
ルビィ「善子ちゃんと花丸ちゃんの…!」
善子「ひいっ!またルビィのツッコミが来る!」サッ
花丸「善子ちゃん!マルの後ろに隠れたらズルずらー!」ジタバタ
ルビィ「ばかーーーーー!」シュッ
ビシィッ!
おわり |c||´.-`|| おわり。短くてすみませんわ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています