海未「過去に戻れる能力?」
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海未「物騒な世の中になってきましたね....」
穂乃果「んぅ?ほぉなの?」
海未「また、穂乃果は呑気にパンなど頬張って...その、パンも食べられなくなるかもしれないのですよ?!」
穂乃果「ゔぇぇっ?!」トントン
穂乃果「ぷはぁ〜っ!た、助かったぁ...」
「また、そうやって海未ちゃんはすぐ嘘つくんだから!」
海未「流石に、そうはならないと思いますけど....」
穂乃果「でも、穂乃果。そうなったら大事な人とパンを分けて食べるかな」
海未「穂乃果にそんなことは出来ません!」
穂乃果「ひどっ...っていうか海未ちゃん練習始まるよ!?もう、行こっ!」ガタッ
穂乃果は残りのパンを押し込み、席を立った
海未「あぁっ!ちょっと待ってくださいよ!!」
海未(今から私達は一体.....?)
海未「ダメですっ!そんな先の不安のことばかり考えては!!」
海未は一人の部室で自分に言い聞かせ、穂乃果の後を追いかけた 20✗✗年 日本新聞
これより、日本は国の一体化を図るためマスメディア、新聞紙、インターネット
情報が共有されるものは全て、国の監視下にて行う。
新聞は全て統合。名を「日本新聞」とする
新聞は一つにまとめられるが、独占禁止法には属さない。
よって、法律に則り統合することとした
母「怖い世の中になってしまいましたね...」
父「そうだな。このことで情報は全て国から発信されるもの。日本に不要な情報は回らなくなるってことか」
母「あなたも気をつけてくださいね?」
父「分かってる。大丈夫だから安心してくれ」
海未「どこか行くのですか?」
父「あぁ、ちょっとな」
海未「?」
父のポケットからCDのようなものがはみ出ていた
父「それじゃあ、行ってくる」
母と海未は父の背中に手を降った 日本新聞
米、日本競合。
見出しにデカデカと書かれた内容は露骨なものだった
アメリカと日本が仲がよい
それを伝えたいがために大見出しに乗せているだけだった
新聞紙のどこを見ても写真が載っている様子はなかった 私は気にせず、学校へと向かった
学校へ向かう途中あまり人の顔は見ないのだが、心なしか人々の顔は暗く見えた
海未「・・・」
携帯を開いてもTwitterやネットのニュースの制度は廃止
国民に充分な情報が伝わらないでいた
ピッ
LINE
…………………
この度より、LINEはニュースを廃止。
と、同時にトーク画面は全て国へと送られることとなりました。
ご理解とご協力の程よろしくお願いします。
…………………
確かに、トーク画面の右下に見たことのないアイコンが出来ていた
国会議事堂の様な不気味なマークだった ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています