凛「かよちんと冬キャンプ!」
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凛「ねぇかよちん、今日練習終わったらかよちんの家寄っていい?」
花陽「いいよ、よかったら晩ごはんも食べてく?」
凛「いいの?食べる食べる」
花陽「じゃあお母さんにあとで連絡しておくから」
凛「かよちんありがと、かよちんの家のごはん楽しみにゃ!」 凛「今日は本当疲れたにゃー」
花陽 「ねー今日練習きつかったねー」
凛「にゃあ・・・」
花陽「まぁラブライブ近いからね、しょうがないね。」
凛「そぅだにゃ・・・」
花陽「ごはんできるまで何する?」
凛「かよちんと一緒ならなんでもいいよ!」 花陽「じゃあ、アニメでも見ない?」
凛「アニメ?」
花陽「うん、1話から録り溜めしててまだ観れてないのがあるの」
凛「どんなお話なの?」
花陽「女の子たちでキャンプする話みたい」
凛「へー、早く観よ観よ」 〜アニメ視聴後〜
凛「凛も冬キャンプしたい!」
花陽(あー…、言うと思った…)
凛「かよちん、一緒に行こう!」
花陽「んー…、でもお金かかるよ?それにまだ寒いと思うよ」
凛「大丈夫にゃ!テント980円で買えたってさっきアニメで言ってたよ!」
花陽「テント以外にも必要なもの沢山あるし・・・」 凛「キャンプしながら食べるラーメンはきっと格別だろうなー」
花陽「まぁ確かに・・・」
凛「それに・・・キャンプ場で炊いたご飯はもう最高だと思うにゃ」
花陽「!!!」
凛「ね?」
花陽「凛ちゃん!キャンプ行こう!」
凛「行こう行こう!」
花陽「とりあえず道具一式揃えたらどのぐらいかかるか調べてみる?」
凛「うんうん!」 凛「・・・・」
花陽「やっぱりだけど結構するね・・・」
凛「お年玉あといくらあったかな・・・?多分全然足らないけど…」
花陽「アニメに出てた子たちは道具のためにバイト始めたりしてたね」
凛「凛たちμ'sの練習あるからバイトしてる時間ないにゃ・・・」
花陽「おしゃれな椅子やテーブルも欲しいけど・・・」
凛「手が出ないにゃ・・・」
花陽「調理と寝るのに最低限必要なものだけで値段調べてみようか」 凛「コンロとテント、あとシュラフとマットにゃ」
花陽「あとランタンね、暗くなったらこれ無いと身動き取れなくなるし」
凛「そうか!」
花陽「まずはテントは・・・」カチカチ…
花陽「980円では売ってないね・・・・」
凛「なんで嘘つくにゃ!」
花陽「一番安い一人用のが2000円ぐらいかぁ・・・」
凛「凛はかよちんと一緒なら狭くても平気にゃ!」 花陽「コンロは・・・。5000円そこそこはするね」
凛「ランタンが2000円ぐらいからだね」
花陽「シュラフは冬用が・・・最低でも3000円台からだね。本当に3000円で暖かいのかな・・・・?」
凛「寒さ対策は大事にゃ」
花陽「マットとかは結構安いのがあるね」
花陽「鍋とかは家に小さいのあるからそれ持っていくとして・・・」 花陽「全部安物で済ませてもざっと合計で15,000円ぐらいかな?」
凛「じゃあなんとかなるにゃ!」
花陽「ううん、あとキャンプ場の利用料や交通費・・・」
凛「あっ・・・」
花陽「あとほかにも、食材やいろいろ細々したものを買ったら・・・」
凛「足らないかも・・・・」
花陽「花陽もこの前アイドルのグッズ買っちゃったし・・・」
凛「なにか削らないと・・・」
花陽「ねぇ……、シュラフ…、無しでもなんとかならないかな?」 凛「え?」
花陽「新聞紙とかで代用できないかな・・・?」
凛「流石にちょっと・・・・」
花陽「凛ちゃん、ちょっと床に寝てみて?」
凛「い、いいけど・・・・」
花陽「じゃあ新聞紙かけるね」ガサガサ…
凛「ちょっと暖かいにゃ」ガサガサ
花陽「……(エアコンの設定温度上げちゃお)」 ピッピッピッピッ…… 凛「おぉ!おー!新聞紙すごいにゃー!暖かいよかよちん!」ガサガサ
花陽「でしょ?」ニッコリ
凛「じゃあシュラフいらないね!」
花陽「そうだね!」
凛「あ、凛そろそろ帰らないと」
花陽「そう?じゃあ玄関まで送るよ」
凛「ありがと!」 花陽「凛ちゃん」
凛「ん?」
花陽「明日学校終わったらアウトドア用品のお店ちょっと行ってみない?」
凛「楽しそう!行こう行こう!」
花陽「うん、じゃあね凛ちゃん、また明日ね!」
凛「かよちんばいばーい!」
ガチャリ…
花陽「……」
花陽「さてと…、冬用のシュラフ注文しよ・・・」 〜数日後〜
花陽「道具揃ったね!ちょっと最低限過ぎかもだけど」
凛「大丈夫にゃ!」
花陽「ところでどこのキャンプ場に行く?」
凛「富士山!アニメでやってた富士山の見える湖畔のキャンプ場がいい!」
花陽「ちょっと遠くないかなぁ」
凛「えー、せっかくだし景色のいいところがいいにゃー」
花陽「うーん…、そうだよね!湖畔のキャンプ場にしよ!」
凛「やったー!」 花陽(山梨県かぁ…荷物持って電車移動はちょっとだるいなぁ・・・)
花陽(アレ…やるしかないかぁ…)
花陽「じゃあ次の土日ね」
凛「うん!楽しみにゃ〜」
花陽「花陽が凛ちゃんのお家に迎えに行くね」
凛「いいの?」
花陽「うん、凛ちゃんはすぐ出れるようにお家で待ってて」 〜キャンプ当日〜
凛「かよちんまだかなー」ソワソワ
キキー!ブロロロロロロロ…
プップー!!!
凛「なんだろう・・・?」ガチャ
花陽「凛ちゃんおはよー」
凛「かよちん!?なんで車乗ってるにゃ!?」
花陽「お母さんに借りたの、いいから早く荷物積んで?」
凛「え?え?かよちん免許は・・・」
花陽「いいから」
凛「う、うん…」 凛「二人でドライブなんてなんか大人になったみたいだにゃ!」
花陽「そうだね凛ちゃん!」
凛「今何キロぐらい出てるの?」
花陽「110キロぐらいだよぉ」
凛「すごいにゃー」
花陽「チッ…」
凛「!」ビクッ
花陽(なんなの後ろの車???前も横も詰まってるんだから花陽の車煽ってもしょうがないのに・・・)
凛「かよちん・・・?」
花陽「あ、ごめんごめん、ちょっと次のSA入ろっか、喉乾いたでしょ?」
凛「そうだね……」 〜キャンプ場到着〜
凛「すごいにゃー、本当に富士山見える!」
花陽「いいところだね」
凛「かよちんかよちん!早くテント建てよ!」
花陽「そうだね、どこにする?」
凛「じゃあこの木の隣らへんにしよ!」
花陽「そうだね」
凛「ここをキャンプ地とする!」 花陽「設営完了だね!」
凛「意外と簡単なんだね」
花陽「ねー、とりあえずお茶にする?」
凛「うん、買ったコンロ早く使ってみたかったんだー」
花陽「あっ、ティーバッグ車に置きっぱなしだったからちょっと取ってくるね」
凛「じゃあ凛がその間にお湯沸かしておくにゃ」
花陽「うん、お願い」
・・・・
花陽「さてと・・・バッテリーのマイナス端子外しとこ」 凛「ふ〜、あったまるにゃ〜」
花陽「そうだね〜、景色のいいところでこんなふうにお茶するのってなんかいいね」
凛「落ち着くにゃ〜」
花陽「飲み終わったら少しこの辺り散策してみようか」
凛「うん!」
花陽「それにしてもやっぱりちょっと寒いね」
凛「動いていれば寒くなんかないよ!」 凛「なんだか少し暗くなってきたにゃ」
花陽「もう夕方だもんね、そろそろゴハン作る?」
凛「そうしよ、ちょっとお腹すいてきた」
花陽「待ちに待ったキャンプ飯だね凛ちゃん」
凛「凛ずっとこの時が楽しみだったよ」
花陽「花陽もだよ」 凛「食べた食べた」
花陽「ごはんもラーメンもおいしかったね」
凛「キャンプ最高にゃ!」
花陽「あまり食材余分がないから失敗したらどうしようって思ったけど大丈夫だったね」
凛「凛は大満足にゃ」
花陽「片付けしたら、寝るまでなにする?」
凛「そうだ、キャンプファイヤーしたい!」
花陽「ちょっと難しいかなぁ・・・焚火ぐらいならできるよ?」
凛「じゃあ焚火しよ!」 凛「・・・」ウトウト
花陽「それでこの間ね・・・あれ?凛ちゃん?」
凛「ん・・・?あ、ごめんねかよちん」
花陽「ううん、いいよ別に」
凛「焚火暖かくて眠くなっちゃったにゃ」
花陽「じゃあもうそろそろ寝ようか」
凛「そうする」
花陽「じゃあ火消すね」
凛「うん」 凛「はい、かよちん!」
花陽「ん?」
凛「かよちんの分の新聞紙も持ってきたよ!」
花陽「ああ、それなら大丈夫だよシュラフ持ってきたから」
凛「ほんとに!?凛も分も?」
花陽「だから花陽の分の新聞紙も凛ちゃんが使っていいよぉ」
凛「」 花陽「あ〜暖かい、凛ちゃんはどう?」
凛「寒いにゃ・・・」ガサガサ…
花陽「大丈夫・・・?」
凛「かよちん!凛もかよちんのシュラフに入れて!」
花陽「えぇ…無理だよ・・・一人用だし・・・」
凛「そんなひどいにゃ!大体それどうしたのかよちん!」
花陽「家にたまたまあったから持ってきたの」
凛「いいな〜凛は寒くて死にそうにゃ・・・」
花陽「ごめんね、家に一つしかなくて・・・」
凛「凛もお小遣い前借りするなりして買っとけばよかったにゃ…」 凛(寒い寒い寒い寒い寒い)
花陽「凛ちゃん?もう寝た?」
凛「かよちん・・・寒くて寝れないよ・・・」ガサガサ…
花陽「んー、じゃあ凛ちゃんは車で寝る?」
凛「えー、せっかくキャンプしに来たのに・・・」
花陽「車ならエンジン掛ければ暖房つくよ?」
凛「う、うん・・・このままだと本当に死んじゃうかもだし・・・」
花陽「花陽も車まで付いていくから」
凛「ありがとかよちん」
花陽「ううん、ごめんね凛ちゃん」 花陽「あれ?あれ?おかしいな・・・?」カチッカチッ…
凛「どうしたの?」
花陽「エンジン掛からないよ・・・」
花陽(掛かるわけないんだけどね・・・)
凛「えぇー!?」
花陽「どうしよう・・・」
凛「どうするの?明日帰れないよ?」
花陽「ライトとかも全く付かないし、バッテリー上がりかな・・・?」
凛「治るの・・・?」 花陽「こういう場合ロードサービスを呼んで救援してもらえばいいんだけど・・・」
凛「じゃあ早く呼ぼ!寒くて寝れないし」
花陽「花陽が呼ぶわけにいかないんだよね・・・色々とまずいから・・・」
凛「免許かにゃ?免許かにゃ?」
花陽「というわけで明日朝お母さんに来てもらって救援呼んで貰うしかないなぁ」
凛「そ、そんなぁ・・・」
花陽「じゃあテント戻ろっか、車よりマシだと思うよ」
凛「う、うん・・・」 凛「かよちんやっぱりテントも寒いよ・・・」
花陽「ごめんね、まさか車のエンジンが掛からなくなるなんて・・・」
凛「ううん、かよちんは悪くないよ」
花陽「これは非常事態だからね、大人の同行者も居ないし、頼みの綱の車も壊れちゃったし」
凛「凛たちどうすればいいの・・・?」
花陽「花陽たち二人でなんとか朝まで乗り切るしかしかないよ」
凛「うん・・・」
花陽「ねぇ凛ちゃん、この寒いテントの中でシュラフなしでも暖を取る方法が一つだけあるけど・・・」 凛「ほ、本当に!?」
花陽「もうこれ以上凛ちゃんだけ寒い思いをして欲しくないの・・・」
凛「かよちん…」
花陽「いい?今からすることはあくまでも暖を取るためにするんだからね?」
凛「もう寒いのは嫌にゃ、かよちん何とかして」
花陽「そうだよね、だから花陽にぜーんぶ任せて」
凛「か、かよちん!?!?どうして凛の服を脱がせるにゃ!?」
花陽「それは・・・脱がないとシにくいからね・・・・」 ┏━━━━━┓
┃ セ .滅 こ ┃
┃ ッ 茶 の.┃
┃ ク .苦 あ ┃
┃ ス .茶 と .┃
┃ し .┃
┃ た ┃
┃ ゜ .┃
┃ .┃
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