その日はアクアのメンバーが九人でお泊り会を開いていた


果南「私の番か…怖い話ね。うん。あれにしよう」

果南「最初に聞いておくけど皆の中に身籠ってる人っていないよね?」

果南「いるわけないって?でも一応聞いておかないと」

果南「お爺からきつく言われたんだ。この話を妊婦さんに聞かせたら駄目だって」

果南「いや そんなにショッキングな内容じゃないんだよ?」

果南「そうじゃなくてさ 呪いみたいなものなんだって」

果南「もし妊娠してる人が聞いたら――おかしくなっちゃうんだって」

果南「これは本当にあった話なんだ」