【憩いの場】ラブライブ！板第肆拾捌休憩所
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スレ立ての代行頼んだり、分からないこと質問したり、何でも出来る便利なスッドレですよ。
変人暇人乞食基地外嫌われ者未来人宇宙人異世界人超能力者誰でも大歓迎。
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忘れずに一スレ目一行目に「!extend:none:none::」と入れてね。二行目からテンプレにゃ。
お茶でも飲みながら暇潰して鬱憤消してごろごろ心を安らげましょ。
U 旦 U 旦 U 旦 U 旦 U
セ ル フ ド リ ン ク バ ー
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（ >ω<)ノ
ｷｺｷｺ（ ο┳ お茶ﾄﾞｿﾞﾆｬ
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バックトゥーザｵﾌﾄｩﾝ ﾆｬ
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VIPQ2_EXTDAT: none:none:1000:512:----: EXT was configured 口だけなのではなく人より動き始めるのが10倍ぐらい遅いだけなのだ
>>246
そういえばあったなこれ
>>247
これほんと好き 把握してる人結構いんのな
いやそれ覚えてはいるんだけどさ
長編なのが読みたい できれば2,3スレくらいいくやつ
流し読みで読み返したけど何ていうんかな、ハッピーエンドじゃないん
自分で書けコラって話なんだが書けねえんだよコラって話なんです
こういうネタ好きな長編作者いねーかな… 踊る赤ちゃん人間の熱量すげえ
これssにまわしたら熱いssかけるぞ
あああ能力が足りないのがもどかしい NHKの作者は残念な宗教家になってしまってて昔調べて少しへこんだ
自己暗示や催眠術であなたの元に岬ちゃんを召喚する音声データとか販売してた
今また調べたら小説家として引き戻されつつあるように見えた
期待したい nhkって体験談を元にストーリー作ってるんだよね
そういう書き方してる人って何作も書くの大変そう
でも無責任にもまたひきこもりとかダメ人間を題材としたヒット作を作ってほしいと思うん
あの笑えない生々しさと救いもなくおちてく感じ、それでも最後は何とか生きてくのが何だろう、自己投影してるのかインパクトあるんだよな
のめり込んでくるというか
あと岬ちゃんがヤンデレかわいい 岬ちゃんを召還するにはまず自分が岬ちゃんにならないといけないのかあ… コピペだが
踊る赤ちゃん人間
歌：筋肉少女帯 作詞：大槻 ケンヂ 作曲：橘高 文彦
あぱぱ あばば あぱば 踊る赤ちゃん人間
人は裸で 生まれた時は 誰も愛され 同じはずが
どうしてなんだ 生きていくうちに 運命は別れ むごいくらいだ
人の目見たり 見れなかったり 恋を知ったり 知れなかったり
それなら僕は いっそなりたい 死ぬまでベイビー 赤ちゃん人間
｢ああ なんてかわいいベイビー 愛したくなるわ｣(思うツボだぜ)(うまくいったぜ)
彼女抱いた赤子 実は赤ちゃん人間
あどけなさの裏であばば ほくそ笑むのさ
君もなれよ 楽でいいぜ ベイビーヒューマン
あばば あばば 踊れ増やせ 世界制覇だ
ロシアも 力ナダも インドも
思うだけなら 王様なのに 見つめていれば 恋人なのに
どうしてなのだ 現実なんだ 真実さえ 必要なのか
笑いさざめく ふりしてみても 無理があるねと 言われた日には
僕はなるのさ それしかないぜ 死ぬまでベイピー 赤ちゃん人間
｢ああ なんて賢いベイビー 大物になるわ｣(そうでもないぜ)(こなもんだぜ)
彼女抱いた赤子 なんと赤ちゃん人間
かくれみのは赤いおべべ カモフラージュさ
バイト仕事ないぜ いいぜ ベイビーヒューマン
あばば あばば 踊れ増やせ 地球この手に
チャイナも ユーロも トルコも
｢ああ なんてかわいいベイビー 愛したくなるわ｣(思うツボだせ)(うまくいったぜ)
彼女抱いた赤子 実は赤ちゃん人間
あどけなさの裏であばば ほくそ笑むのさ
君もなれよ 楽でいいぜ ベイビーヒューマン
あばば あばば 踊れ増やせ そして宇宙へ
火星へ 土星へ 銀河へ
踊るよ 赤ちゃん 人間
踊るよ 赤ちゃん 人間?? ダメ人間だ
ふひひって笑う腐のかちゃんがいたな
海未ちゃんかかよちんかえりーちか辺りのダメ人間ss（救いのないやつ）いいんじゃないか
書けるかな… 大槻ケンヂ→銀杏BOYZ→神聖かまってちゃん
なのかな
どれも同じではないけど 検索欄に「岬」だけ打ったら二段目に岬ちゃん 来ない って出て草
アカウントとか紐付け解除してるから多分純粋
ところでうちにはいつ来るんですかね？
最近少しss書いてから熱だイメージだそんなことばかり考えて曲聴いてるけどなんかもうどの曲も爆発してんな
すげえ >>256
なんか分かる気がする
>>257
おやすみずら
我々は永遠に来ない岬ちゃんを待ち続ける運命 俺もヒキ体質だから共感するぜ
もどかしい世界の上でもいいし
赤ちゃん人間もいいよな
寝る また夢においてかれる
>>259
銀杏の峯田も影響を与える側になったんだなぁとほっこりする昨今です
NHKって意外とサブカルに優しいよね 峯田電気の息子か、懐かしいな
親父の顔はよく見るわ そりゃ面白いアニメを上映して引き篭もりへといざなう闇の協会ですし
NHKそっちかよっていうね あれワーキングとかサーバントサービスとかイメージだけでいうとぜったい職場アニメ
最終的に人質交換会とか色々あったけど最終的にNHKにようこそってタイトルってどういう意味なんだろ 普通に考えたら引きこもり協会の方に決まってるな…
頭が動いてないなこれは
workingって職場アニメなんだろうか… >>263
そういえばさくらんぼが地元だね
近所に有名人の家族だなんて実感わかないなあ 261は放送協会の話
NHKは朝ドラに峯田出したりμ's出したりかまってちゃんの特番やったりサブカルに優しいなぁって
ファンタジーな陰謀論はSNSとスマホの全盛でかなり弱まった気がする
今の時代に妄想しても引きこもり教会にはならなさそう
エヴァ自体が古すぎるし 近くにりんごの地元があるあるよ
増田さんあるあるよ
ようこそって誰に対してのメッセージ？なんだろ
読者じゃないよな… >>268
あれ放送協会の方で合ってたのかややこしいｗｗ
昔からアニメに定評あったりするしねNHK 軟銀疲れてるんだよ…
駄目だ内容覚えちゃいね
陰謀論とか中二病の延長みたいなもん
ラストに岬ちゃんと一緒に陰謀の塊のバケモノみたいのを見て主人公が一人で倒そうとしたシーンがあったな
陰謀の世界にようこそ！架空の敵をつくって理由を作って現実から目を背ける世界にようこそ！
理想通りになんていかないから、なるようになってくしかありませんよ、そんなことを伝えたタイトルなのかね？分からん なるようになってくしか…というより、こんな人たちのこんな抗い方をご覧あれ、的なようこそかな
どっちも極端だな
こんな風に、この人たちは受け止めていったんです、て言えばしっくりくるかな いや普通に最後に岬ちゃん「NHKにようこそ」って言ってたんじゃん…
これからの意味も込めての言葉だったんですね いろいろ並行してしてるせいなのよ…
個人的にはシンプルにそのままの意味で受け取ってるなタイトル ウイルスだと怖がるならやめることや
あるいはスタンドアロンで化石pcかAndroidに解凍させるこっちゃな
こういうのって聞いてるだけで楽しいんな
https://d.kuku.lu/2eba0966ee >>256
まさかラ！板で神聖かまってちゃんって文字を見るとは思わなかった ドラマくっそ面白くて11話連続で聞いてしまった
音だけでもしっかりと状況をわからせてくれる説明と音だけって部分を活かしてくれてる場面と映像がないからこそギリセーフみたいな場面もあったりして感動した 聞いたことあるようなタイトル
昨日も誰か言ってたな ピアノとギターだがベースだか（いまいち違いがわからん）の旋律とやべえボイスかっけえええ
しばらくまたハマるな 2006年ってアニメ豊作とかそんなレベルじゃねえな
ギアスとハルヒいるだけでおかしいのに時かけブラックラグーンひぐらしもここかよさらにNHKゼロ魔kanon
狂ってんじゃね 自分はタイバニ2期でバイソン回さえやってくれれば文句ないです クソアニメかどうか以前に1クール区切りが当たり前のような状況になって切り替えの早さで作品が置いてけぼりになってる気がする つい最近けいおんが終わって10年代に入ったと思ったら、もう10年代も残り少しになってしまった…
どうりで俺もオッサンになるわけだ 1クールが12話どころか11話のアニメも増えてきてるのがね
次回予告やらないのも増えてるよな、予告は公式サイトでとか 10や11で終えてdvd等で12話やゴジツダンみたいないれるのきらい
おまえだよ某遊園地 ちょっと人気なアニメならみんなOVAあるじゃん
お遊園地か甘ブリか（※違います） 甘ブリは12話やったしOVAも2話地上波で放送したから
最後アニオリのハッピーエンドで締めちゃったからこれ以上続きはやりようがないのがなぁ >>279
なぜ今！って感じはする
>>282
この板的にはストパニも忘れてはならない
あと武装錬金も 何、アニメの隔離板他に基本知らないけどどこも百合板になるとかそういう？
理解できねー
昔から同性愛は大人気な訳ですね やっとこさ病状回復と思ったら気力が悪化したげすよ
できない状況のときばかりやる気がでるのにいざ暇を持て余すと面倒くさくてだらだらごろごろ
病気のときにゃ健康のありがたみが理解できるのに健康なときにはそれが分からん
虹の足的なあれ
なんていう贅沢
おらにやる気をわけてくれ ぷわぷわーおは何度聞いてもかよちんが気になる
慣れぬ ヘッドホンについて少し調べたがヘッドホンでもアホかってほど高いのちらほら出てるがイヤホンみたいに価格帯自体持ち上げられてるってことはなくて売れる値段は変動してなさそうで安心
で売れるヘッドホンがベイヤーバイザーに続き赤毛不動のSTAXで二強がT1 2ndとHD800sのままなのに驚いた
視聴の手間がかからなさそうで安心 赤毛が最強 T1持ってるけどk701が最強
俺環だけどどんな環境でも全く刺さりなくそれでいて伸びて伸びて伸びて凄まじい美音を奏でるのは赤毛だけ T1みたいにあふれる空間もいいがAKGのように開放型を存分に活かした広がるスッキリした美音が良い 712もいいね 心地良い低音が出る
バイザーは800以外駄目だ 低音過多 低音ってのはスッキリしてて心地よくないと駄目なん うるせーうるせー
赤毛の伸びはもう神 コスパにも優れるとかいう鬼 どうしてこんなに刺さらないのか疑問になるほどには刺さらない T1より刺さらない どっちも原音忠実でT1のほうが色々顕著に出すけど7xxは基本どんな音もキレイに奏でちゃうからなそういう意味でも環境選ばないすぐれもの
無人島に持っていくならこいつ AKGk712proべた褒めして「へっ」て思いながらT1装着したらT1やっぱすげえわベイヤーさん見下してごめんなさい
空間ができてる
712は伸び広がる音で晴れ渡る草原に伸びてくイメージなんだけどT1は逃げを許さない 演奏をする
一つ一つの楽器の音がするんだよ 当たり前なんだけど違う 一人ひとりいるのがわかる 一つ一つの音が、全部の音が生きてる
一つの空間の中で、たくさんの楽器が、曲を演奏してる 決して一つの曲じゃない
うまく説明できないがボーカルはもちろんピアノにもベースにもエレクトリック系の楽器にもドラムにもどの楽器にも曲が与えられてるような とにかくどの音にしてもすっごく生き生きとしてる
空間が溢れてる くそ…濃密な音で溢れかえってやがる…！
比類なき表現力で空間を力強く美しく贅沢に描き出してくる それがT1
これはヘッドホン界の王者ですわ 音頭の金髪姉さんの歌い方に痺れる
イケメン過ぎだろ ちょっとメモ代わりに置いとく
在日疑惑しうまいの生態
・自ら外国人を証明しアンチ活動
・｢ボクのラブライブを汚すな｣という理由だけで声優叩きに励む
・無職なのかお国柄なのか仕事と犯罪の区別がつかない
・わりと打たれ弱く正論が来るとすぐに逃げ出す
・しれっと庭などの表記で活動するが口調と思考のせいですぐにバレ、しうまいで開き直る
・お供に失笑がいる(無能)
・自信をなくすと地震なしになる ←new メモメモ
140 名無しで叶える物語(しうまい) sage 2018/03/21(水) 13:02:22.22
>>139
それに胡座かいて利用してるのが逢田だろ
わかっててヤンジャンに載って脱ぎだすゴミが逢田
ジャップは仕事って建前使えば全部責任逃れ出来ると思ってるよな
161 名無しで叶える物語(しうまい) sage 2018/03/21(水) 13:19:37.47
>>157
じゃあ人殺しても仕事なんだな
269 名無しで叶える物語(しうまい) sage 2018/03/21(水) 14:14:11.54
>>265
そうだな、部下の実行犯には責任ないもんな
全部上のせいで本人は合意してても責任ないもんな
人殺したってそうだもんな 仕事が忙しいと、ついつい録画したアニメとか溜めちゃう
で、休日もやることに終われて結局見れないでどんどん溜まってく
最近はなんとかラジオは一週間のうちに聞くようになったが… 新しいオーディオで今まで聴いてきた音をききたくなるよな 1 名無しで叶える物語(しうまい) 2018/03/24(土) 12:59:09.60 ID:fd11c8O2
すわわとあいにゃ(笑)は特別だよな？
2 名無しで叶える物語(地震なし) 2018/03/24(土) 12:59:34.85 ID:fd11c8O2
可哀想
これも採取です
しうまいの生態痕跡集めしてる気分だ 今日散々あちこちのスレで暴れたけど、人をイラつかせる才能あるかも私！ >>304
あいにゃ（マリーの中の人）が歌うバジリスクOP好き
和風な曲本当に合うなあと思う
>>308
あるある
ラジオは30分ぐらいがちょうどいいなあと感じる むしまるQのMCって三石琴乃さんだったのね
ホントこの人どこにでもいる むしまるQなついなｗｗ
三石さんといえばイエローハットのイメージが強い ウチくるが最初に浮かんだ
今ポプテピ出てたしソシャゲも結構出てるよねあの人 数々のアニメを見てきて大体甘々の評価を下すワイ
ポプテピはマジでクソアニメとかじゃなくて普通につまらない
声豚じゃないからかも知れないけど 4コマは面白いと思ったんだけどね
アニメにしたら本当に普通につまらない アニメポプテピピック最大の功績はボブネミミッミだと思うの そらアニメ化するようなもんじゃないし
星色ガールズドロップの方が面白そうじゃん
原作の4コマは元ネタ分かれば面白いんだけどね ツイのラ仲間たちの間では盛り上がってるけどな
俺は興味ないから最初から見てないが ポプテピピックは話題性あるだけなのか
まぁ1話くらい見なきゃなんとも言えんが アルフレッド流行らせたはいいが乱用されて元ネタが薄れてしもうた
まぁ元ネタ言うてもパクリだけど あああああくそ
なんか無性にイライラするぜ
この気持ちをかよちんにぶつけてやるぜ 三月末。
あたたかい天候に恵まれたおかげですでに桜は散ってしまいました。
今は濃いピンクの梅の花が咲いていてとてもキレイです。
ベランダからも見えますね、ほらあそこ。
とはいっても、やっぱり夜じゃ暗くてわかりにくいですね。
「……はぁ」
ため息が出ました。
適当にスリッパを脱ぎ捨てて、部屋に戻ります。
何となくベランダに出てひとりごとを心の中でつぶやいたりしてみたものの、スッキリしません。
むしろ湿った風が体にまとわりついたように気持ち悪いです。
「……はぁ」
特に思い当たる理由なんてないんですが、こう、無性にイライラしてるんです。
やるべきことのタイムリミットが迫っていたり、お腹が空いていたりすることもありません。
むしろ何もないのですが。
超暇です。
暇なのが原因でしょうか。
かといって、不思議なことに、何かを始めるやる気が起きないのです。
読みたい文庫本、アイドル雑誌、録り溜めてあるドラマ番組、多くなってきた衣類の整理、などなど、やりたいことはいくつも思い浮かぶのに、そのどれにも手がつきません。 「……よしっと」
このままではどうしようもなくストレスが溜まるだけだと判断して、夜のお散歩に出てみることにしました。
服を着替えるのが億劫だったのでパジャマにオリーブ色のコートを羽織っただけの格好ですが、もう12時をまわってるので多分問題ないと思います。
パジャマは上下紺色だし、ぱっと見じゃ気付かないんじゃないかな。
髪型もそれなりに整っていて問題なさそうです。
では持ち物確認。
鍵よし。スマホよし。小銭入れよし。
次に防災確認。
窓よし。火の元よし。蛍光灯消灯。
準備は万端です。
靴を履いて、玄関を開けると、暗い住宅路が、どこか新鮮に感じました。
最後に、二つ、玄関の鍵を閉めます。
鍵閉め、よし。
さて、お散歩に出発です。 行くあてがないので、住宅路を抜けて、なんとなく大通りに出てみることにしました。
ひょいと裏通りから顔を出してみると、そこは真っ暗でした。
夕方までは人でひしめき合っている場所ですが、今は水を打ったように静まり返っています。
音も、光も、人の熱気もないそこは、まるで別世界。
所狭しと並んでいる個性豊かな店々は、揃いも揃って閉店して、照明を消しています。
照らすのは、街灯と月明かりのみで、お店の看板やポスターの女の子に懐かしさすら感じます。
雑踏に紛れることのない足音が響くのがおもしろくて、少し歩いていきました。
5分ほど歩くと、裏通りに繋がる細い道のほうに自然と目が向きました。
かなり眩しい光を放っているそれは、自動販売機。
夜中でも休まず営業中ですね、お疲れ様です。
特に意味もなく、進行方向を変更して自動販売機さんに近付いていきます。
意味もなければ目的もないので、多分こんなもんでしょう。
取り扱ってるのは、コーラ、お茶、コーヒー、お水、ドクターペッパーに紅茶にミルクティーに。
喉乾いてませんし、買うつもりはないけど、真新しいものでも探す気分で商品のサンプルのプラスチックみたいなのを眺めます。
暗闇になれた目には眩しい！ すぐに見飽きて、移動しようとしたとき、ガサっと物音が聞こえた気がしました。
びっくりして自動販売機のほうを振り返ると、ペットボトル用のごみ箱の影からうす黒い塊が動きました。
「ひっ……」
一歩下がりながら思わず声が出てしまいました。
だって怖いんです！
すると、塊は返事をするようにこう答えました。
「ニャー」
のそのそと自動販売機の下まで来ると、長いしっぽと耳が。
警戒する様子も悪びれる様子もなく、なんか私のこと見てます。
「ニャー」
灰色と黒の縞柄の猫ちゃん。
なんだか貫禄を感じますね。
「に、にゃー」
とりあえず鳴き真似をしてみます。
にゃーにゃー。
「ニャー」
「にゃー」
「ニャー」
かわいいです。
動物全般好きてすが、猫ちゃんは特に好きですね。
癒やされるんですよ。
あと小さい頃から猫ちゃんとはたくさん触れ合ってるから、特にかわいいのかも。 もう少し距離を縮めたいです。
膝をゆっくりと折って、びっくりさせないようにしゃがみ込みます。
お顔の距離、1.5メートルくらいでしょうか。
どれだけ心を開いてくれるかな。
「にゃー」
「……」
「にゃーお」
「……」
「にゃおー」
「……」
うむむ、無反応ですか。
ああ、猫ちゃん背中を向けてしまいました。
「にゃおー」
もう興味をなくしたとでも言わんばかりにしっぽでふいと声を押し返すようにして歩き出してしまいます。
ざんねん。
「ニャー」
猫ちゃんは一回だけ振り向くと、のそのそと見えないところに消えていきます。
「にゃー」
「ニャー」
ふふ、お返事してくれました。
さあ、立ち上がってお散歩の続きです。
大通りから離れて、少し細い道を歩いてきましょう。 約1年ぶりに戻ってきたけど相変わらず焼け野原みてぇな板だ 懐かしい公園が見えてきました。
今の時期は梅の花に囲まれていてたいへんキレイですね。
夜ですしもっと薄暗くて見づらいものかと思っていましたけど、月明かりの下の花というのもなかなか映えています。
ここ、保育園に通っていた頃、よく遊んだ公園です。
小、中、高校生の頃も、友達とだべる場所として度々お世話になりました。
花に気を取られながら公園内に入ると、そこではじめて人影を発見しました。
公園の真ん中にある時計台をぐるりと取り囲むようにしてつくられたベンチに人がいます。
木々に囲まれた公園の中、ぽつんと、じっと夜空を眺める、一人の女性。
風がそよぎ、木々がサワサワと音を奏でる中、座って眺める姿は、すごく絵になっていると感じました。
ちょっと悪い気もするけど、失礼してその空間に足を踏み入れます。
彼女は振り向きません。
気付いているのか、いないのか。そんなことを考えるのは、野暮な気がしました。 彼女のすぐ隣まで行って、腰掛けるのと同じくらいのタイミングで声をかけました。
「や、久しぶり」
「奇遇ね」
風が、爽やかで心地良いです。
木に囲まれているからでしょうか。
「どうしたの？こんな時間に。お散歩？」
「散歩…みたいなもんね。日課なの。勉強で疲れるから」
「日課なんだ。やっぱり、お医者さんのお勉強って大変？」
ああ何を聞いてるんですか、私。
疲れを癒やすためにお散歩してるのに思い出させちゃ駄目じゃないですか。
「まあね。でもどっちかっていうと内容云々より周囲からのプレッシャーの方がくる」
「……そっか」
「花陽は何してるのよ。夜逃げ？」
「し、借金?!そんな話ないよ?!ないない！どこから出てきたのさ、それ」
「あははっ、冗談。だってさ、花陽がこんな時間に出歩くなんて意外でしょ？キャラ的に。おとなしい人が夜歩く理由なんて夜逃げかなーって」
「違うよお。親が学費払ってくれてるし仕送りもくれるし、無駄遣いしないでバイトしてお金ためてるもん」
「まあそうでしょうね。花陽だし」
「褒めてる？」
「褒めてる褒めてる」
「……」
「……」
「……ここ、涼しいね」
「そうね」
「なんか、部屋が蒸し暑くてさ」
「冷房入れればいいのに」
「ブルジョアジー」
「ふっ」
風が花と葉をないで、隙間をキラキラと月が輝きました。
「ちょっとトイレ」
彼女はそそくさと公園を出ていきました。 5分ほどすると、2つの缶を持った彼女が戻ってきました。
「ん」
「ありがとう」
アイスココア缶。
これ甘くていいんですよ。
プシュっと小気味いい音をたてて缶を開けます。
自動販売機ならではのキンキンに冷えた一口目が体に染みます。
まだ缶を開けていない彼女は、不意に口を開きました。
「この公園って、なんか落ち着くのよ」
「昔からたくさん遊んだりして馴染み深いからかな？」
「そう、なのかしらね」
「うん」
そうだと思います。
こうして座ってるだけで、過去の映像が流れていますから、私。
ほら、3Dホログラムみたな。
「でも、それって、何かズルくない？」
「……」
「過去に、縋ってる、というか」
「……うーん」
と、その時、前方の入り口に、新たな入園者（っていうと保育園みたいだけど）が現れました。 「や」
適当に手を上げて再会の挨拶です。
奇遇なものですね。
「おお、二人とも」
あっちも気が付いたようで足早に駆け寄って来ました。
「なになに、二人でこんな時間にどったの。飲みにでも行ってたの？」
私の横に座るなり、私たちについて尋ねてきます。
まあ気になりますよね。私も二人のこと気になりますから。
「散歩」
私より先に即答しました。私も続きましょう。
「お散歩」
「夜のお散歩だね」
「うん。ついさっき、偶然ここで会ったんだ」
「へえ、じゃ私も偶然？すごい偶然だね」
「ねー」
「っくしょん」
おや？
「ん？鼻が急に…」
「花粉症？なら薬持ってるけど」
「お薬持ち歩いてるんだ。さすがお医者さん。だけど違うよ。猫だけど」
「ああ私、さっき猫ちゃんに会ったよ。でも触ったりしてないはずなんだけど」
関係あるんでしょうか。
「どうかしらね。くしゃみの原因なんて他にいくらでもあるし」
「なんでもいいや」
「風邪には気を付けてね？」
「うん」
目の前を、ずいと未開封のアイスカフェオレ缶が横切りました。
「ん」
「あ、さっすが真姫ちゃん！気が利くにゃー」 缶を開けて、嬉しそうに口をつけて喉を鳴らし、一口飲みました。
もう一人が、髪の毛をくるくるさせながら尋ねました。
「散歩？」
「ふぇ？」
「凛は、何してるの」
「うん、お散歩。何ていうんだろう、つまんなくて、寂しくなっちゃってさ」
「……そう」
「きっと気持ちが落ち着かないんだと思う」
ああ、きっと私も同じような状態です。
桜が散り、梅が咲き、焦ってるんだと思います。
けれど、彼女はそれを許しません。
自分の言葉で告白しろと。
「二人は、どうしてお散歩してるの？」
「……勉強で心身が凝るから、解してるのよ」
「心も凝るんだね」
「ええ。ストレス溜まるから」
気持ち良さそうに、両腕を上げて伸びをした。
「んっ……。夜の外ってね、好きなの。静かで、肌寒くて、落ち着けて」
「この街って昼と夜で全然違うよね。昼間はあんなに賑わいを見せるのに」
夜の大通りは何度見てもすごいです。
さっきも見たけどすごかったです。
「そうね。この公園だって、夕方までは、たくさんの子で溢れてる」
そう言って遠い目をしました。
夜空を眺めて。 「懐かしくて。ここが。忘れられない」
梅の花が揺れて、星々が光ります。
「ほぼ毎日来てるのよ」
くすっと、自虐的に笑いました。
美しいようで、儚いようで。
「いいね、そういうの」
「どうだか」
「いいよ。だって凛もこれから不安だなーと思ったときは、昔のこと思い出して安心するもん」
「そう」
「そうだよ」
彼女は、焦っているのだと言いました。
彼女は、過去にとらわれていると言いました。
私は。
私は、何でしょうか。
爽やかで涼しい、ともすれば肌寒い風が抜けていきます。
サワサワ、サワサワ。自然が創り出す風鈴みたいです。
「ね、そろそろ行かない？」 懐かしい帰路を以前と同じように並んで歩きました。
それぞれの大学のことだったり友達のことだったり先輩のことだったりくだらないことを話しながら歩きました。
この三人で過ごす時間は本当にあっという間で、二人と別れるべき道がはやくも見えてきました。
悲しいです。
お散歩も終わりかと思うと同時に、はじめた理由を思い出します。
原因不明のもやもや、イライラを解消するため。
すっかり、解消されましたね。
さてはて、原因は何だったのでしょう。
きっと、不安、焦り、これまでのこと、これからのこと。
二人と同じようなものを抱いていたに違いありません。
ですが、もう一歩、自分なりの言葉にするのならば。
親友のことが、気になっていたのではないでしょうか。
人と、親友と繋がりたかったのでは？
二人と偶然出会っておしゃべりしたくて出歩いた、というのはいささか大げさな言い方かもしれませんが、私が一番納得できる答えです。
だって怖かったですもん。寂しかったですもん。一人でイライラして、ソワソワして。
辛いときは、いつだって親友といたい。
そう思うのは、当たり前ですから。
出歩きたくなる理由にもなり得るってものです。 違う学校に行って、それぞれの道を、どんどん歩んでいくのでしょう。
新しい仲間ができて、その仲間とも遊びに出かけるのでしょう。
時々、怖くなると思います。私は二人を忘れているのではないか。二人から忘れ去られてしまっているのではないか。
そんなときは、また、お散歩してみるのもいいかもしれません。
ね？
では私なりのこの答えを二人に伝えなくちゃですね。
最後になっちゃったけど。
「真姫ちゃん、凛ちゃん、またお散歩しようねー。おやすみー」
「ええ。いい夢見なさい」
「おやすみー！いい夢見るにゃー」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
