花陽「ほどほど宝島〜」
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世間は春休み―――
高校生たちは日ごろの学業の疲れを存分に癒している―――
ここ、音ノ木坂の地も例外なく春休みの雰囲気を漂わせている―――
ここは真姫ちゃんの家
にこ「ちょっと!真姫ちゃん!なんでそんなにゲーム下手なのよ!また負けちゃったじゃない!」
真姫「うっさいわね!!にこちゃんが猪すぎなのよ!なんで暗黒騎士のセシルで前ブーするのよ!」
花陽「あわわわわ……」
凛「またにこちゃんと真姫ちゃんが喧嘩しちゃったにゃ……」 真姫「にこちゃんだって!いつまで技空振ってんのよ!糞バッツ!!」
にこ「にこはブレイブ技だって大切にしてるのよ!」
花陽「この2人いっつも喧嘩してるよね……」
凛「そろそろどっちかが担架を切って、真姫ちゃんがにこちゃんを追い出すかにこちゃんが帰るかだね」
にこ「もういい!!帰るっ!!もう真姫ちゃんとゲームしない!!!」
真姫「ふんっ!!!にこちゃんなんか二度と家に招いてあげないわよ!!!」
花陽「ほら……」 にこは怒って帰っていった―――
真姫「ふんっ、にこちゃんなんか大っ嫌い!凛、花陽、ちょうど3人になったし、3バーするわよ」
凛「う、うん……」
花陽「そうだね……」
凛(ここは従っておいた方がよさそうだにゃ、真姫ちゃん機嫌悪いし)ヒソヒソ
花陽(そうだね……)ヒソヒソ
真姫と凛と花陽はしばらく3人でゲームした。
しかし、雰囲気は重い。真姫が怒っているということもあるが、それ以上の要因がある。
真姫「……なによ、にこちゃんなんて」
花陽「………」
凛「………」 花陽「ねぇ、真姫ちゃん、明日仲直りしようね」
凛「そうだよ!にこちゃんだって、好きで真姫ちゃんと喧嘩したいわけじゃないにゃ」
真姫「ふ、ふんっ、にこちゃんが悪いのよ!にこちゃんが謝るまで絶対に謝らないわ!」
真姫「にこちゃんなんて、にこちゃんなんて」グスン
花陽「もう、真姫ちゃん、素直じゃないんだから」ナデナデ
真姫「うっさいわよ!」プンスカ
凛「あはは!にこちゃんみたいな反応だにゃ!」
花陽「この様子なら、明日には仲直りするよね」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています