海未「私って別に貧乳じゃないと思うんですよ」
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穂乃果「ははっ」
海未「なぜ笑ったんです?」
穂乃果「いや?違うよ?」
海未「何が違うんですか」
穂乃果「こっちの、漫画の話。勘違いしないでね」
海未「ちゃんと話を聞いてください」
穂乃果「聞いてた聞いてた、私もうすっごい聞いてた」 海未「では穂乃果もそう思いますよね?」
穂乃果「なんて?」
海未「やっぱり聞いてないじゃないですか」
穂乃果「違うよ、ちゃんと聞いてたよ。でもだってさ、え? ウソでしょ?」
海未「本当に聞いていたんですか?」
穂乃果「聞いてたよ。私話を聞くことにかけては日本で一番だよ」 海未「……もう一度言いますけど私って別に貧乳じゃないですよね」
穂乃果「ははっ」
海未「何が面白いんです?」
穂乃果「違う、違うんだよ。漫画の話。今いいところだからさ。海未ちゃんのタイミングが悪いよ」
海未「もういいです……」
穂乃果「ごめんて、拗ねないでよ。ほら、そこはさ、人それぞれだよ? ね、ことりちゃん?」
ことり「え……どうしてこっちに振るの」
穂乃果「なんだか微妙な顔してたからあえて」 ことり「あえて……?」
穂乃果「一緒に地獄に落ちようよ」
ことり「ことりは黙秘権を行使します」
海未「ダメです」
ことり「え……ダメなの?」
海未「駄目です」
ことり「じゃあノーコメント……」
穂乃果「いけないよ、そういうの。本人の為にならないから」 海未「ことりはどう思います?」
ことり「え、え〜…………そもそも海未ちゃんはどうしてそんなこと聞くのかな?」
海未「いえ、大したことではないんですが」
穂乃果「だいたいそういうのって大したことだよ、ねえ?」
海未「ネットでたまたまμ’sに関するコメントを見てしまいまして」
穂乃果「え?海未ちゃんエゴサなんてしてるの?」
海未「エゴサ?」
ことり「snsとかで自分の名前で検索すること、かな?」
海未「し、してません!」 穂乃果「その反応が怪しいよ〜。でも気持ちはわかるよ? やっぱり気になるもんね〜」
海未「だからしていません」
ことり「うん、うん、それで!?」
海未「いえ、その……園田さんは胸が小さいと書かれていて……」
穂乃果「なんだ〜、そんなことかー」
海未「そんなこととは何ですか!」 穂乃果「顔の知らない人が言ってることなんて気にしなくていいんだよ」
海未「穂乃果は人の言うことを気にしなさ過ぎなんです」
穂乃果「海未ちゃんが細かいこと気にしすぎなの。そういうのいちいち気にしてたらそのうち病んじゃうよ? 言いたい人には言わせておけばいいんだってば」
ことり「そうだよ海未ちゃん。海未ちゃんは海未ちゃんのままでいいんだよ」
海未「そうでしょうか……」
穂乃果「そうそう。はい、この話終わりー」
海未「でも私貧乳じゃないですよね?」
穂乃果「……うん?」 海未「だから私貧乳ではないですよね?」
ことり「そこは……ほら、人の価値観によるから……ね?」
海未「いえ、価値観などではなく一般的に見てです」
穂乃果「まあそりゃ一般的に言ったら海未ちゃんは──」
ことり「穂乃果ちゃん?」
穂乃果「……何でもない」
海未「一般的に言ったら、何です?」
穂乃果「違うよ?」
海未「何が違うんですか?」 海未「何が違うんですか?」
穂乃果「違わないけどさ、違うよ?」
海未「言いたいことがあるならはっきり言いなさい」
穂乃果「や、ほら、こう言っちゃうと照れるけど海未ちゃんは可愛いよ」
海未「あ、ありがとうございます……ですがそういう話ではなくてですね」
ことり「海未ちゃんは可愛いよ!」
海未「何ですか急に」 穂乃果「どっちかと言うとカワイイ系よりキレイ系かもね!」
ことり「そうだね!うん!」
海未「何なんですか、2人とも……まあもういいです」
穂乃果「はいはい、今度こそこの話終わりー」
ことり「ふぅ〜」
海未「穂乃果もことりも私と大して変わりませんしね」
穂乃果「えっ」
ことり「……」
穂乃果「あっ……」 ことり「──だよ」
穂乃果「ことりちゃん?」
ことり「貧乳だよ」
穂乃果「ことりちゃん!?」
ことり「海未ちゃんは! 貧乳だよっ!」
海未「なっ……!」 穂乃果「ちょちょちょ、耐えて。耐えてことりちゃん」
ことり「もう遅いよ、ちゃんと言わないと海未ちゃんはわかんないの!」
穂乃果「いやそんなはっきり言わなくても」
ことり「この間の採寸の時に取ったデータがあるから! 数字で! 教えてあげる!」
穂乃果「どうどう、ことりちゃん」
ことり「認めてよ……! 海未ちゃんは……グスッ……貧乳なんだよぉ……うえーん」
穂乃果「おーよしよし怖かったね〜」 ことり「オーイオイオイオイ」
海未「あ、あの……」
穂乃果「海未ちゃん」
海未「はい……」
穂乃果「ことりちゃん、泣いちゃったよ?」
海未「これ私が悪いんですか?」 穂乃果「海未ちゃんはことりちゃんが悪いって言うの?」
海未「……いえ」
穂乃果「うん? どうしたの? うん。うんうん」
海未「……」
穂乃果「ことりちゃんはね、甘い物が食べたいって言ってるよ」
海未「いやことりは何も言ってないですよね?」
ことり「オーイオイオイオイ」
海未「……」 穂乃果「それで許してくれるって」
海未「……」
穂乃果「ちなみに私も甘いの食べたいよ」
海未「今ですか?」
ことり「ナウ」
穂乃果「ことりちゃんはナウって言ってる」
海未「……それ嘘泣きですよね」 でも4cmしか違わないのですよ?
これは実質的にことりでは? オーイオイオイオイって泣くことりちゃん見たすぎるでしょ >>32
4pでこんなに変わるとかマジかよ…
これじゃ19pも違うにこっちと希を見比べたら恐ろしい事になるわね 75と76は大差ないにゃ
76と77も大差ないにゃ
75と90も大差ないにゃ 落ちついたらまた書いてなー
あ、これはオチがつくと落ち着くをかけた…… 海未(危うく昨日は一杯食わされるところでした……)
海未(あの2人は昔から付き合いがあるからと何かと私のことを適当に評価しがちです)
海未(まったく……親しき仲にも礼儀ありという言葉を知らないのでしょうか)
海未(やはりここは私のことを正しく評価してくれる人に尋ねるのが良いでしょう)
海未「というわけで絵里」
絵里「どういうわけで?」 海未「絵里ならば真面目に私の話を聞いてくれると思いまして」
絵里「穂乃果やことりは?」
海未「あの2人は駄目です。信用できません」
絵里「2人には言えない悩み事? それならこのエリチカお姉さんに話してみなさい」
海未「エリチカ……お姉さん……?」
絵里「そこに引っかからなくてもいいわよね……? で、どうしたの?」
海未「絵里は胸が大きいですよね」
絵里「私にセクハラとはいい度胸じゃない」 海未「断じて違います」
絵里「何よ、真面目な話かと思ったら……」
海未「私は至って真面目です。胸の大きい絵里なら公明正大に判断してくれると思うんです。穂乃果やことりは所詮私と同じくらいですから」
絵里「所詮……? まあいいけどそれで?」
海未「では、単刀直入に聞きますけど、私って貧乳ではないですよね?」
絵里「あー……」 海未「……」
絵里「あのね、海未。色々気にしてしまうのはわかるけど」
海未「はい」
絵里「でもね身長とか、体重とか、胸の大きさとか、そういうことでその人の価値が決まったりするわけじゃないの」
海未「その通りだと思います」
絵里「ええ、だからあなたは今のあなたのままで充分魅力的だと思うわ。何も考え過ぎる必要はないのよ?」
海未「待ってください、絵里」
絵里「うん?」 海未「何やら聞こえのいいような事を言っていた気がしますが」
絵里「き、聞こえのいいようなこと……」
海未「なぜ絵里は私が貧乳であることを気にしているかの様な言い方をするんです?」
絵里「えっ?」
海未「はい?」 絵里「いや……あれ?」
海未「何がおかしいんですか?」
絵里「えっ?」
海未「はい?」
絵里「あれ? そういう話だったわよね……どこで間違えたのかしら……?」 海未「しっかりしてください。絵里しか頼れないんです」
絵里「えーっと、じゃあ海未は……胸が小さいことで気に病んでいるというわけではないのよね?」
海未「さすがに絵里程ではないですけれど私、平均くらいはあると思うんです」
絵里「えっ?」
海未「何です?」
絵里「あー……うん、そうね、海未は……スレンダーで良いと思うわ」
海未「スレンダーかどうかなんて話はしていませんよね」 絵里「ごめんなさい、間違えたわ。あ、いや変な意味で言ったんじゃないの」
海未「どういうことなんですか?」
絵里「違うの、そのね、ほら……何だったかしら。あ、平均ね、平均……え? 平均?」
海未「何がおかしいんですか?」
絵里「あ、いや……ちょっと平均がどれくらいかわからないけど……」
海未「確かに実際どれくらいかは私もわかりません」 絵里「ま、まあ? 多分海未がちょうど平均? くらいな感じはするわよ。うん、多分……」
海未「そうですよね!」
絵里「え、ええ……」
海未「やはり絵里に聞いてみてよかったです」
絵里「いえ、大したことないわ……」
海未「これでことりも納得するはずです。ありがとうございました」
絵里(…………きっとこの世界か私のどっちかが間違ってるのね) 穂乃果「ぅ絵里ちゃん!」
絵里「あら、今度は穂乃果……? 大丈夫、穂乃果は平均より上よ」
穂乃果「そんな事より! 海未ちゃんに変なこと言ったでしょ!」
絵里「まあ言ったというか、言わされたというか」
穂乃果「どっちでもいいよ! 今教室でことりちゃんが海未ちゃんに絡まれて面倒なことになってるんだってば!」
絵里「面倒なこと……?」
穂乃果「いいからちょっと来て」 海未「絵里が言ったんですよ。私が丁度日本の基準だと。最初から私は間違っていません。」
海未「間違えてるのはあなた達です。だいたい何をもって小さいと言うのですか。」
海未「プロフィールの数字で言ったら私もことりもやはり大差ありませんよ。私が小さいと言うのならことりも小さいと言わなければおかしいのです。そうは思いませんか? 」
海未「それなのに何故かイメージだけ先行してしまいああだこうだと誤解されている状況をなんとかしたいのです。」
海未「いえ別に自分が恵まれている方だと思いはしませんよ? ただ言うほど悪くはないと、私はそう言いたいんですね。ちゃんと聞いてますか?」
ことり「(・8・)」
絵里「……微妙な顔してるわね」
穂乃果「ヘルプのサインだよあれ!」 絵里「助けに行ってあげなさいよ」
穂乃果「絵里ちゃんがややこしくしたんだよー! 責任取ってはっきり言ってあげて!」
絵里「嫌よ。別に海未が日本の女子高生の基準値でも誰も困らないでしょう」
穂乃果「困るの! 本人が!!」
絵里「海未が一番困らないわよ」
穂乃果「だって……海未ちゃん貧乳なのに、自分は貧乳じゃないと思いながら生きてくんだよ……? 貧乳なのに!! そんなの可哀想過ぎるよ!!」
絵里「そこまで言わなくても……」 穂乃果「貧乳に気づかないまま貧乳が社会に出るなんて……ああ! 想像しただけで恐ろしい!」
絵里「じゃあ穂乃果から伝えてあげなさいよ」
穂乃果「いやだ私死にたくな゛い゛っ!!!!」
絵里「えぇ……」
穂乃果「平均って言ったらね、ことりちゃんくらいのことを言うんだよ……なんで気づかないのかな……まさか平均以下が平均に向かって私が平均ですなんて、身の程を知ってよ……」
希「いやことりちゃんは平均より大きい方やろ」
穂乃果「うわぁ! おっぱい大魔王!」 希「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン! おっぱい大魔王のぞみんだよ、ぶいっ!」
希「って誰がおっぱい大魔王や」
絵里「……?」
希「あんなエリチ、ハクション大魔王っちゅうアニメがその昔あってやね」
穂乃果「いいよ説明しなくて。それより、え? ことりちゃん大きめなの?」
希「そうやね、ワシった感じことりちゃんはCくらいあるやろ」
穂乃果「まあそれくらいだよね」
希「でもあれはただのCちゃう」
穂乃果「凄いCなの?」
絵里「凄いCって何よ……」 希「D寄りのCや!」
穂乃果「D寄り!?」
希「いやもう四捨五入したらDや!」
穂乃果「四捨五入したらD!?」
絵里「それって厳密には違うじゃない」
希「DカップのDはだいたいのDって昔からよく言われとるんでおじゃりまするよ」
穂乃果「ウソでしょ、おっぱい大魔王……」
希「誰がおっぱい大魔王や」
穂乃果「寄せてきてんじゃん。でも私、ことりちゃんとバスト2センチくらいしか違わなかったような」
希「つまり、あれやん?」
穂乃果「どれやん?」
希「逆サバやん」
穂乃果「うそやん!!!!」 >>62
そういう意見は確かにあると思います
>>1も若干感じています
でもこの海未ちゃん的には「貧乳」はnot破廉恥ワードなのでセーフということでどうか
多分「巨乳」は破廉恥です 海未「小さくはないですよね?」
穂乃果「何が?」
海未「胸の話です」
っていうくだりにすると長くなるからね アイドル界の青髪ロングは貧乳 これは13年前からの掟なのよ >>93
海ちゃんが青髪ロングスレンダー美人キャラなのは25年前からだぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています