希「お泊り合宿と豆マキ」
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オカルト研究部の小泉花陽です
前回までのあらすじは
ある日の放課後、凛ちゃんが街で見かけた真姫ちゃんに似たそっくりさん
それが騒動の始まりだったんです
それはの正体はなんとドッペルゲンガー、真姫ちゃんの身に危険が!
花陽達は皆で真姫ちゃんを守ることに
そんな中、真姫ちゃんは皆を危険な目にあわせたくないからって諦めモードに
でも、皆で力を合わせて真姫ちゃんを助けることに成功したの!
けど、あのドッペルゲンガーが最後に言ってた何年後って言葉、それがずっと気がかりなのは、真姫ちゃんには内緒だよ? ドサッ!!ガラララ!!
真姫「痛たた...うわっ...ゴミ箱にぶつかってゴミまで被っちゃってるじゃない!!」
凛「......」
真姫「もう!!このパジャマ!気に入ってたのよ!!」スッ
凛「!!」
真姫「もう!!許さないわよ!!」
凛「........」ジリジリ
真姫「...ん?」
希「なんか様子がおかしい?」 真姫「一体どういうことなのかしら?」
凛「..........」ジリジリ
希「凛ちゃんが少しずつ後退していってる?」
真姫「よくわかんないけど、チャンスみたいね!」
パー....
希「あ、お日様が上がってきた、もう夜明けやったんやね」
凛「!!!!」
真姫「もう、容赦しないわよ!!」
凛「!!!」クルッ!
希「!...ん?あれって.....」
凛「.......」ダッ
希「あ、逃げていく...?」
真姫「こら!!!待ちなさいよ!!」 希「待って!真姫ちゃん!」
真姫「止めないでよ!希!凛が変なのよ!」
希「周りを見て」
真姫「周り?....あれ?皆、いなくなってる?」
希「うん、日が昇ってきた途端に皆、いなくなったんよ」
真姫「...まさか、太陽になにかあるのかしら?」
希「もしかしたら日が苦手なのかも...」
真姫「...成程ね、通りで昼間は誰もいない訳だわ」
希「まるで吸血鬼みたいやね」
真姫「...案外そうだったりしてね」 真姫「...ってことは昼間のうちは安全ってことよね」
希「!...そ、そうやね」
真姫「じゃあ、一旦うちに戻ってみましょうか、着替えたいし...」
希「う、うん....」プルプル
真姫「あとシャワーとか洗濯も...もうゴミで汚れちゃったし...」
希「っ.....」プルプル
真姫「さっきからどうしたのよ、希?」
希「あははは!!真姫ちゃん、頭の上に生ごみが乗ってるよ!!」
真姫「え?あ....」
希「あはは!さっきまでかっこよかったのに台無しや!」
真姫「こっちは真剣だったのよ!!笑わないでよ!!」
希「あはは!!」
真姫「もう.....」 真姫「ふぅ....さっぱりしたわ」
希「冷えた体も温まってよかった....風邪をひかないでよかったね」
真姫「そうね...けど、一緒に入る意味はあったのかしら?」
希「いや、その...ほら!いつ、なにが起こるかわからないし!」
真姫「...まぁ、緊急な状況だから目をつぶりましょう」
希「そうそう」
真姫「さてと...夜が来る前に対策を練りましょう」
希「そうやね」 真姫「凛は...一体、どうしちゃったのかしら?本当に吸血鬼にでもなったのかしら?」
希「あのね、真姫ちゃん一つ、気になることがあったんよ」
真姫「気になること?」
希「凛ちゃんが逃げる時にチラっと見えたんだけどね、角が見えたんよ」
真姫「角?」
希「チラっと見えただけだから、見間違いの可能性もあるんやけど」
真姫「鬼....まさか....」
希「なにか思い当たることがあるの?真姫ちゃん?」
真姫「希...今日は何月何日?」
希「え?」 希「今日は...えっと...2月6日だけど」
真姫「じゃあ、3日前は?」
希「一昨日?....あ、節分?」
真姫「そう、私達が街を離れた2月3日の朝、もしかしたらその日のタイミングでなにかがあったのかもしれないわ」
希「そっか、だから凛ちゃん角が生えてたんかな?」
真姫「もしかしたら、街の人達が皆、鬼になってるかもしれないわ、なんかの呪いなのかしら?」
希「うーん.....」
真姫「そうすれば、あのタイミングで凛が怯んだも納得ができるわ」
希「え?どういうこと?」
真姫「あの時、私が被っていたのはなに?」 希「え、えっと生ごみだよね?」
真姫「そうね、正確には?」
希「魚...あー!もしかして!」
真姫「そういうことよ、鰯の頭ってことよ」
希「成程、成程」
真姫「おそらくね、もしかしたらそれが効くなら対処法は自ずとわかってくるわ」
希「たしか柊の葉っぱとかも効果があったよね」
真姫「そうね、でも、もっと強力なやつがあるでしょ?」
希「....そっか!それが効くならあれならもっと効果がありそうだね!」
真姫「そうよ、あれよ」 真姫「問題はあれがどこにあるかよ...たしか、うちにはなかったわね」
希「うーん...お店で買う?」
真姫「店がそもそも開いてないじゃない」
希「たしかにどこのお店も閉まってるね」
真姫「こんなにコンビニが閉まってるなんて初めて見たわよ」
希「どうする?...夜までになんとかしないと」
真姫「うーん.....」
「誰かー!!誰かいないの!?」
真姫「!!声がする?」 絵里「誰かー!!ふざけるはやめてよ!!誰かいないの?」
真姫「...あれは絢瀬先輩」
希「エリチ!」
絵里「!....希!!西木野さん!!」
真姫「どうしてここに?」
絵里「あんな変な電話をされたら心配にもなって急いで帰ってくるわよ!」
真姫「成程」
絵里「もう!心配したんだから!」
希「パララパッパパー...エリチが仲間になった!」
真姫「ふざけてるんじゃないの、希」 絵里「全く、一体どういう状況なの?街には誰もいないし、店は全部閉まってるし」
真姫「鬼がきたのよ」
絵里「鬼?」
真姫「どうやら私達が離れていた節分の間になにかが起きたみたい」
希「街の皆は鬼みたいになってるんよ」
絵里「!そ、そんなこと言って!また、私を驚かそうとしてるんじゃないでしょうね?」
真姫「しないですよ」
希「うんうん、現にうちらは襲われたし」
絵里「襲われた?」
真姫「えぇ、どうやらこの街の住人は夜になると鬼になるみたいなの」 絵里「そんな...鬼?」
真姫「嫌でも後で会うことになるわ、今夜も襲ってくるはずだろうし」
絵里「え!じゃ、じゃあ!早く逃げないと!」
希「出られないんよ...この街は今、入ることができても出ることはできないんよ」
絵里「そんな...嘘でしょ?...」
真姫「だから戦うしかないわ、絢瀬先輩が来てくれて助かりました」
絵里「戦うって...どうやって?」
真姫「手がないことはないです、今、それを探しているんです」
絵里「何を探しているの?」
真姫「豆です」 絵里「豆?...まさか、豆まきでもするつもりなの?」
真姫「その通りです」
絵里「豆なんて撒いても意味があるの?」
希「あるよ、エリチ」
希「ほら、豆をまく時って『鬼は外、福はうち』って言うやん?」
絵里「言うけど、それでその...鬼が退治できるの?」
希「元々、節分っていうのは、季節の分かれ目のことで、実は1年に4回もあるんよ」
絵里「4回もあるの?」
希「たしか立春、立夏、立秋、立冬の4つとその前日辺りを指すものなんよ」
絵里「へー...」 希「季節の変わり目っていうのは邪気が入りやすいって昔から言われていて、その時期に邪気を追い払う儀式や行事が行われていたんよ」
希「その儀式や行事が時代と共に変わっていって、その一つが豆まきなんよ」
絵里「詳しいわね、希」
希「伊達に巫女さんのバイトはしてないよ?」
真姫「それで大豆を探しているんだけど...なくてね、ちょっと困ってるのよ」
絵里「大豆か...うちにはないわね...」
真姫「そうですか...」
絵里「他の豆ならあるけど」
希「他の豆?そら豆とか」
絵里「いや、落花生...知り合いの子にもらって」
真姫「落花生か.....」
希「ナイス!エリチ!!!」
真姫「え?」 真姫「お邪魔しまーす...」
絵里「どうぞ」
希「そういえば妹さんはどうしたん?」
絵里「今はロシアに帰ってるわ、ちょっと用事があってね」
真姫「そうですか...でも、まさか落花生にもそんな効果があったなんて」
希「東北とか北海道の方では大豆の代わりに撒いているらしいから」
絵里「それは知らなかったわ」
真姫「まぁ、たしかにこっちのが片づけるも楽そうだしね」
希「そういうこと、さて...エリチ、落花生を炒ってもらっていい?」
絵里「え?落花生を」
希「うん、お願い」 絵里「えっと...とりあえず適当に炒ったけど、これって意味があるの?」
希「あるよ、生の豆だと拾い忘れたりしてその豆から芽が出ると縁起が悪いって言われてるんよ」
真姫「悪い芽を摘むってことね」
希「あと炒ると射るの語呂合わせとも言われてるけどね」
絵里「成程ね」
希「他にも魔の目、魔の目に豆をぶつけて魔を滅するっていうのもあるんよ」
真姫「さすがにこの分野には詳しいわね」
希「褒めてくれてもいいんだよ?」
絵里「調子に乗りそうだからやめておくわ」
希「なんで!?」 絵里「さてと...こんなものかしら?」
希「いっぱいやね」
真姫「まぁ、相手はたくさんいるんだし、これでも足りないくらいね」
絵里「たくさんか...でもなんでこんなことに...」
希「それにはうちにもわからないよ」
真姫「とにかく鬼退治をしないとだめそうね」
絵里「本当にこの街は不思議なことがよく起こるわね」
希「エリチ!」
絵里「!なに?希?」
希「スピリチュアルやね」ドヤッ
絵里「やかましいわ」 真姫「さて、これからだけど....」
グー....
希「.......」
真姫「っ......」
絵里「い、今のって...西木野さん?」
真姫「うぅ....」
希「仕方ないよ、うちら昨日の夜から大したものを食べてないんだから」
真姫「......」
絵里「これは先に腹ごしらえが必要そうね」 真姫「ご馳走様でした」
希「美味しかったぁ」
絵里「口に合ってよかったわ」
真姫「絢瀬先輩、料理が上手なんですね」
絵里「そうかしら?大したものは作ってないわよ」
真姫「さすがロシアのクォーターですね、こんな時にロシア料理を食べれるなんて思いませんでした」
絵里「だから大したものじゃないって」
真姫「〜♪」
希「....うちも料理上手くなったほうが...いいのかな?」 真姫「お腹も満たされたし、準備の続きをしないと」
絵里「西木野さん、少しは休んだら?夜からずっと起きてるんでしょ?」
真姫「これくらいは慣れてるわ」
絵里「そう...でも、相方はお眠みたいよ?」
希「すー.....zzzzzz」コクコク
真姫「.....旅行から帰ってきたばっかでこの状況だものね...希にも無理をさせすぎたみたいね」
絵里「とりあえずベッドに運んでおくわね」
真姫「すいません」
絵里「いいのよ、西木野さんも無理をしすぎないでね?」 絵里「....で?どこで戦うの?」
真姫「面倒だから街を歩いて片っ端に豆をぶつけてやろうと思ってるけど」
絵里「無茶苦茶ね」
真姫「無茶苦茶にされたのは私の家よ」
絵里「でも本当に効くのかわからないのに、それをするのは危険じゃない?」
真姫「たしかに...言われてみれば」
絵里「ねぇ、少し寝たほうが....頭も回るんじゃ」
真姫「時間が惜しいの、また変なところがあったら言ってください」
絵里「え、えぇ....」
真姫「..........」 真姫「そうですね、じゃあ、拠点が学校で」
絵里「そうね、いざって時に隠れたり、逃げたりしやすいし」
真姫「場所もよく知ってる場所だから、行動もしやすいですね」
絵里「決まりね」
真姫「さて...あとはこれが効いてくれればいいんだけど」
絵里「そうね....」
希「ごめん...うち、いつの間にか寝てたみたい....」
真姫「おはよう、希」
希「真姫ちゃんは寝たの?」
真姫「えぇ、軽くね」
絵里「........」
絵里(嘘つき....) 学校
真姫「そろそろ日が暮れるわね....」
絵里「そうね...え!あ....」
希「どうしたん?エリチ?」
絵里「え、いや...えっと、なんでもないのよ、なんでも」
希「?」
絵里「.........」
真姫「さてと...鬼退治といきましょうか?」
希「なんか桃太郎みたい」 「「..........」」
絵里「うわっ....え、これって...皆、やばいやつ?」
真姫「多分、また一段と集まってきたわね」
希「うひゃあ....これは骨が折れそう...」
真姫「でもやるしかないわ」
絵里「全く、こんな異常な状況なのに冷静な自分を褒めてあげたいわ」
ガシャン!!ガシャン!!
絵里「こら!!学校の門が壊れちゃうでしょ!!」
真姫「さてと...」
希「豆まきの時間や!!」 希「.........」グッ
希「鬼はー外!!福はー内!!」
パラララ!!
絵里「無駄に投げるモーションがいいわね」
真姫「ちゃんと効いてくれるかしら?」
「「!!!!!!」」
真姫「!」
「「ぐわぁあああ!!!」」
絵里「どうやら効いてるみたいね」 「「」」バタンバタン
絵里「豆が当たった人達がドンドン倒れていくわ」
真姫「本当に鬼でも憑りついているみたいね」
希「二人共!」
真姫 絵里「!!」
希「ぼーっと見てないで!二人も撒いてよー!」
絵里「あぁ、そうだったわね!」
真姫「ごめん、今からやるわ」
絵里「鬼はー外!」
真姫「福はー内!」
パラララ!! 真姫「それにしてもこれも作っておいてよかったわね」
希「そうやね、見事にこれ以上は侵入してこないもんね」
絵里「柊の葉っぱに鰯の頭がこんなに役に立つ日がくるなんて」
希「まるで結界やね」
真姫「そうね」
絵里「でも見た目が.....柊の葉と鰯の頭で囲まれた円の中にいる女子高生なんて、中々な光景よ」
希「昔の人に感謝やね」
真姫「そうね」 「やってくれたね」
真姫「!」
絵里「貴方は....」
希「花陽ちゃん?」
花陽「..........」
真姫「...いや、花陽だけど花陽じゃないわ」
希「でも今までの人達と違って喋れるってことは」
絵里「親玉の登場ってところかしら?」 花陽「まさか、取り込むつもりがこっちが退治されてしまうことになるんてね」
真姫「貴方たちは何者なの?」
花陽「うーん...まぁ、災いをもたらすって言われてるものかな?」
絵里「なら、ご退場を願いところね」
花陽「そうだね、このままだとこっちの邪気を無駄に減らすだけだし...帰ってあげるよ」
真姫「話がわかる相手でよかったわ」
希「....でもなんでことをしたの?」
花陽「....こんなこと?それは貴方達の責任でもあるのよ」
絵里「え?どういう意味よ」 花陽「そうだね...元々、私達は節分の時期になると力が増すの」
花陽「でも、古来から貴方達の先祖に儀式や呪いで力を抑えられていたから私達もそこまで暴れることもできなかったわ」
花陽「けどね、近年...豆まきをしないようになってきていてね、おざなりになってきているの」
真姫「.........」
花陽「なんかやたら恵方巻は目につくようにはなったけど、豆まきをしないじゃない、貴方達」
絵里「だから...こんなことになったっていうの?」
花陽「そうだよ」
希「でも、こんなことをしなくても」
花陽「自業自得だよ、ただの」
真姫「........」 真姫「その言いぶりだと...もしかして貴方達、暴れたくないのに暴れているってことなの?」
花陽「........」
真姫「魔が滅されないから力が暴走したってことよね?」
花陽「さぁね?まぁ、今回は大人しく退治されてあげる」
花陽「でもね...貴方達が古い風習や習慣を粗末にしたりすれば、痛いしっぺ返しを覚えていたほうがいいよ」
絵里「わかったわ....」
花陽「私達はいつでも!!貴方達のそばにいるってことを忘れないことね!」
希「.......」
花陽「貴方達がまた習慣を忘れたり、粗末にしたら、私達は帰ってくるからね!!」
真姫「えぇ、よぉく覚えておくわ」 花陽「」フッ
真姫「花陽!!」
希「花陽ちゃん!!」
ガシッ!
「あれ?」
「なんで私、学校にいるの?こんな時間に」
絵里「周りの人達も...元に戻ったみたいね」
真姫「ふぅ...やっと」
希「一件落着みたいやね」 凛「あれ?...凛はなんで学校にいるの?」
絵里「星空さん」
凛「絵里先輩?なんで先輩がここに?」
花陽「なんか私達が知らない間に色々とあったみたい」
凛「色々?」
真姫「すー.....」
凛「あれ?真姫ちゃんってば、こんなとこで寝てるの?」
希「あ、凛ちゃん」
凛「希ちゃん、なんで真姫ちゃんがこんなところで寝てるの?しかも希ちゃんに膝枕されてるの?」
希「色々あったんよ、今はそっと寝かしてあげて」
凛「?....うん....」
絵里「でも、寝るならちゃんと布団で寝かしてあげなさい、風邪ひくわよ」
希「エリチ...空気読んでるけど、空気読んでないよ」
真姫「zzzzzzzzzzz」 ザッザッ
凛「今回の件で凛は学んだよ、古い習慣や行事はとっても大事ってことが」
花陽「そうだね、それだけ大事なことだから現代になっても残ってるんだもんね」
凛「そうだね....でも....」
花陽「ん?」
凛「なんで凛達が撒いた豆の掃除をしないといけないの?」
花陽「真姫ちゃん、不眠不休で頑張ってて今、電池が切れちゃってるから」
凛「今度、ラーメン奢ってもらおう....」
絵里「ほら!口じゃなくて、手を動かす!」
凛「はーい...」 真姫「全く、今回は家の硝子は割られるし散々だったわ」
希「そうやね、なんか濃い日が続いたね」
真姫「それにしても今回は希の知識が役に立ったわ、ありがとう」
希「まぁ?いつも助けられてばっかりじゃ、面白くないからね」
真姫「そう....」
希「うちだって!真姫ちゃんの役に立てるんだよ」
真姫「...で?今回のテストの出来は?」
希「.......」
真姫「.........」
希「........」ダッ!
真姫「あ!こら!待ちなさい!」 希「数学以外は赤点じゃなかったよー!」タッタッタッ
真姫「それって数学は赤点ってことじゃない!」タッタッタッ
希「そうともいうーねー」
真姫「こら!待ちなさい!」
絵里「....!こら!廊下を走らない!」
希「今回は運がなかったんやー」
真姫「それってどういう意味よ!」
希「さぁーねー?」
真姫「希ぃ!」
絵里「聞いてないし....本当にあの子達は....」
絵里「まぁ、これも青春ってことなのかしら?」
絵里「.........!」クルッ
絵里「おしまいよ」 これでおしまいです
最後まで読んでいただきありがとうございました おつおつ
根付いてる風習にはそれなりの価値があるってことやね 乙でした
書き続けてくれてありがたいです
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