にこ「愛してる真姫ちゃん」
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矢澤にこ、21歳。
現在私は、西木野真姫ちゃんと付き合ってる。
真姫ちゃんが高校2年生、私が大学1年生の夏に告白され付き合い始めた。
それから二人でいろいろなことをして過ごしてきた。
真姫ちゃんが唐突にコスプレにハマり、イベントで薄着の衣装を着たらポロリしたこと。
女医さんじゃなくて、声優になると両親に宣言したのを機に2週間我が家で匿ったこと。
せめて大学は出て欲しいと懇願され、演劇で名を知られている大学に必死になって受験したこと。
私が大学を選んだ理由は、家から近くて学費が安いことだったから、
真姫ちゃんみたいに、自分のしたいことを見つけて夢に向かって頑張っているのを見ると羨ましい。
にこはすっかりアイドルなんて夢模様になってしまったから。
「なーんてにこには暗い気分は似合わないにこー!」
今日は真姫ちゃんとのデートの日。
2週間ぶりに顔を合わせる真姫ちゃんはどんな格好をしてにこの前に現れるのだろう?
>>3「にこ(ちゃん)!」
>>3 はμ'sメンバーのみ 真姫ちゃん以外でも可。 嫌煙権は認められるなら嫌犬権も認めろよ
犬が嫌いな人も結構多い
吠える噛み付く糞小便垂れ流す
汚らしいんだよ >>5
μ'sならだれでもって書いてあったし……怖いなぁ…… やって来たのは、高校を卒業してから会っていない花陽だった。
真姫ちゃんと同じように随分と大人っぽくなった少女は、手に花束を抱えこちらにニコっと笑いかけるのだった。
「……」
呆然と立ち尽くすにこにー
待ち合わせ場所を間違えてしまったとか、花束を抱えた花陽の様子に
もしかしたら真姫ちゃんは事故にでもあって入院をしてしまったのかもとか、
マイナスの想像ばかりが脳内を駆け巡るようになった。
「ああ、ごめんねにこちゃん」
「は、花陽……」
「私がここに来た理由は >>↓2 なの」 >>6
勘違いするな
安価が気に入らないんじゃない、お前の存在自体が不愉快なんだグランドカナン
分かったらさっさと消えろ 「にこちゃん、真姫ちゃんは花陽の物なの……」
体がビクリと震えた。
確かにまきりんぱなの3人はとても仲が良い。
にこの卒業後しばらくはその3人だけで遊んでいたと言っていたし……
でも、もうすでに真姫ちゃんと付き合いはじめて2年が経とうとしている。
何度ともなく身体を重ねた経験はあったし、同性婚ができる国に行きたいと冗談で言ったこともある。
ただ、もしこの花陽に憐憫さそう様子で迫られちゃったりしたら、真姫ちゃんは優しいから関係を持ってしまうかもしれない。
ただ一度だけの身体の関係が、2回3回となりやがて……
花陽も随分とスタイルが良くなって、高校時代ののぞみんと同じくらいになってる、何がとは悔しくて言わないけど。
そういえば真姫ちゃん結構胸の大きな子が好きだった気がする……コスプレした時もそうだったし。
「ざ、残念だったわねえ! 真姫ちゃんはにこの虜なのよ!」
「そんな薄らべったな、洗濯板でよくそんなこと言えるね?」
「お、女の子の魅力は胸じゃないもん!」
「なら、>>↓2 を見せてあげる!」 その写真を見せられた時、にこの目には自然と涙が浮かんだ。
何故か、見せた花陽当人も涙を見せている。
どうやら見せる写真を間違えたらしい。
「ご、ご、合成なの!」
「合成?」
「別に真姫ちゃんが希ちゃんとエッチしている写真なんて……私は持ってないの!」
そりゃそうだ。
持ってたら一流の寝取られ萌えか、変態である。
それにしても。
真姫ちゃんはクンニされている姿もかわいいなあ……ほら
だいたいエッチしちゃってるときって、顔を性器に向けているから真姫ちゃんがどんなふうに感じているとか
そういうのはよくわからないでしょう? 人差し指を口に添えなんとかして喘いでいる声を隠そうとしているとか
いやあ、にこは別にSでもMでも無いんだけど、好きな女の子が悶えていると……こう、くるものがある。
「わかった、この写真は見なかったことにしましょう、ちょっと預かっておくわ」
「真姫ちゃんの痴態が写っている写真で何をするつもりなの!?」
「決まってるじゃない、希に↓1 するのよ」 安価下か?
真姫ちゃんが好きな人は3人のうち誰なのか話をつけに行く >>18で行きます
「希に真姫ちゃんが好きな人は3人のうち誰なのか話をつけに行くの」
「……十中八九、写真が決め手で希ちゃんになりそうだけど」
確かに。
とりあえず今までに確定事項なのは、真姫ちゃんは希、花陽、そして私と肉体関係を持っている。
そしてさらには、自分がエッチしている写真を撮影させることに成功している。
恐らくだけど写真は希がどうにかして撮ったのだろう、この写真を見せればおとなしく私達が引き下がると思って。
それにしても、真姫ちゃんは昨日もメールやLINEで好き好き大好き超愛してる。とか言ってたのに……
「……にこは、負けないわ」
「わ、私だって!」
「とにかく、希に会いに行きましょう、話はそれからよ!」 花陽と一緒に(花束は途中の電信柱のそばに置いた)のぞみんの家に向かう。
にこと同じように大学に進学した彼女だったけど、留年したのを機に退学。
ウチにはもっと大事なものがあるんや、という捨て台詞を残し両親から捨てられる。
その後宝くじで一等と前後賞を引当て、死ぬまで働かなくて良いように安アパートで一人で暮らしているらしい。
「どうしよう……」
「どうしたの花陽」
「もし、希ちゃんの家に真姫ちゃんがいたら」
「それはないわよ、だってにことデートする予定だったんだもの」
「遅刻しているんでしょ?」
「……それは、そうだけど」
「エッチなことしてて忘れたって可能性は無きにしもあらずだよ」
花陽の言う話によると、真姫ちゃんはすぐに体を求める方向に動くらしい。
にこの身体にはあなたを大事にしているから触れないって言ってたのに――!
巨乳とくればすぐこれだ!
「さてと、ここが希の家ね」
「ブンブンみたいな建物だね……」
「いくらなんでも動物はココらへんに出ないでしょ」
インターホンを鳴らす。
しばらくして女の子の声がした。
「この声……」
「↓(μ's にこ・花陽・希以外) の声だ……!」 「あら、にこに花陽ではありませんか、お久しぶりです」
希の家のドアからひょっこり顔を出したのは海未だった。
何故か裸にエプロンというスタイルで登場した彼女は、こちらに向かってにこやかな笑みを浮かべている。
指摘をするべきか、そうせざるべきか。
「は、花陽、あんた後輩でしょ……指摘しなさいよ」
「こういう時は先輩におまかせするのが私のスタイルです」
「そんなんだから凛に捨てられるのよ」
「捨てられてません、キープしてます」
どのみちひどい。
「どうしたのです、二人とも。さ、上がってください。狭いところですがもてなしますよ」
「え、ええ、では上がりましょうか、花陽」
「は、はい!」
部屋の中に上がり込むと甘いような――女の子の匂いしかしなかった。
それは海未から湧き上がる芳香ではなく、かぎ慣れた真姫ちゃんの匂いもほんのりする。
本当にここで希とエッチなことしたんだと思うと、心が空虚に支配されそうだった。 安アパートの一室は海未の言った通りかなり狭い。
一応お風呂とトイレはついているものの、ちょっと付けてみましたと言わんばかり。
キッチンなんかは洗い物が溜まっていて、臭気を少しだけ発している。
こういうのを我慢できないのが海未ちゃんなんだけど……人は変わってしまうということか。
「その、海未」
「なんでしょう、にこ」
「希と付き合ってるの?」
「はい♡」
いい笑顔で答える、んみちゃー。
もし彼女に希と真姫ちゃんのエッチしている写真を見せたらどうなるか――
想像するに恐ろしかった。
「こんな格好でごめんなさいね、二人とも。新婚夫婦はこの格好で一日過ごさなければならないと、希に言われたもので」
「こ、こっちも突然押しかけてきちゃったからね!」
「そ、そうです! ラブラブな二人が羨ましいです!」
部屋の中には一つしかドアがない、その扉を開くと
希が >>24 をしていた。 扉を開けた途端、海未が固まった。
そこには、二人の少女がくんずほぐれつしていて、夢中になっていた。
二人というのは、東條希と星空凛。
一人は先に花陽がキープしているからーと余裕ぶっこいてた少女である。
「にゃぁ!? そ、そんなになめられたら、凛、イっちゃうにゃあ!?」
「ええんやで、もっとウチに恥ずかしいところ見せて」
「あっ♡ あ♡! んあっ! ひんっ♡ あっー! ああああ!!♡」
凛の背中が弓なりにそれ、ビクンビクンと全身を揺らす。
希の高等テクニックによって一人の少女がイかされた瞬間を、なんとも言えない気まずい状態で見入っていた。
海未の拳が、近くにあった机に叩きつけられた。
私と花陽は抱きしめ合い、この恐怖の空間から一刻も早く退去することばかり考える。
こ、これは修羅場だ。
さっきまで自分たちが修羅場るとばかり思っていたけど、まさか第三者として眺めることになるとは。
「こ、この泥棒猫!」
「あああっ♡ 海未ちゃんの怒声でもう一度イっちゃった……」
「あなたは性懲りもなく……! 窓から入ってきて! 希も希です! なぜこんな貧乳を抱くのですか!」
「そりゃあ、>>26 だからやんな♪」 悪いけど真姫ちゃんとことりちゃんと絵里ちもウチの虜やで 「そりゃあ、悪いけど真姫ちゃんもことりちゃんもエリちもウチの虜だからやんな♪」
「答えになってません!」
「もちろん、海未ちゃんも凛ちゃんもそうなんや」
ここで一瞬、凛とエッチしていて、リンちゃんなう! とか真姫ちゃんにメールを送ったらどうなるだろうと
そんな現実逃避に近い内容が脳内にリフレインする。
「わ、私を……! 私を一番大事にするとは……!」
「んー、海未ちゃんはおっぱいが小さいからなあ……」
「豊胸します! だから! だから捨てないでください……後生ですから……!」
「どうしようっかなー? 海未ちゃん起こると怖いし」
「わ、わかりました……>>28 しますから……なんとかして、許してください……」 「希が競馬で負けた分の借金を返済しますから……」
「お、それはラッキーやんな♪」
なんだかものすごい現場に出くわして、花陽と私が空気。
それにさっきから凛が自分で自分を慰めている、イッたばかりではなかったのか。
「ちょっと前に10万負けてもうてなー、生活費から出したけど、やっぱりなんとかせんと思うてたんや」
「そ、それくらいなら……私の貯金で」
「だ、ダメだよ海未ちゃん!」
「そうよ海未! 身体だけ求められた挙句に金を要求されるとか……! もうやばいわよ!」
全力で海未を止める。
だけど彼女は寂しそうに首を振り、
「もう私は希無しでは生きていけないのです……」
いたいけな彼女をどうするべきか、花陽と顔を合わせながら考える。
それと凛は少しはこっちを気にするべきだと思う、少しは会話に参加をしてほしい。
>>30「話は聞かせてもらった!!! 海未(ちゃん)は返してもらう!!!」
(ことり 絵里 穂乃果 のいずれのうち誰か) そこには馬鹿がいた。
「この婚姻届が目に入らぬか―っ!」
希の家の窓からひょっこり顔を出したのは、μ'sのリーダー高坂穂乃果。
ちなみにへへーっと頭を下げたのは凛だけ、真っ白なおしりをこちらに突き出し、
状況が状況なら挿入されてもおかしくない出しっぷりである。
残念ながらこの場所に肉棒がついている女子はいない、そんなのは二次操作だけで十分。
「ほ、穂乃果……あなたは……いつも遅すぎる……!」
「そんなこと無いよ! 穂むらの看板娘になった今なら、海未ちゃん一人養うくらい余裕だよ!」
「私はもう金では動かない女、希の魅力にすっかり虜になってしまったのです……」
ちなみに希はテレビで和風総本家の再放送を眺め始めた、もうそんな時間か。
「いいの! 希ちゃん! この婚姻届を役所に提出しても」
「好きにしたらええんと違う、あー、このクイズほんま難しいわー」
「凛はその問題わかってたにゃ」
「ほう、そんなことを言うのはこの口か、この口か―?」
「ああん♡そこはエッチな口だにゃ♡♡♡」
やばい、海未の目が死んでる。 花陽と相談してこの場から撤退しても良いんだけど……なんか、逃げたら殺人事件に発展しそうで怖い。
「ほら、希ちゃんは凛ちゃんに夢中!」
「わ、私にだって夢中です! 昨日だって30回はイキました!!」
「そう思ってるのは海未ちゃんだけなんだよ、穂乃果には分かる」
「あなたに何が分かるというのです……!」
「本当に海未ちゃんは、希ちゃんとエッチしてたの? 違う人とエッチしてたんじゃない?」
「私は処女の時から毎回希とエッチしていました!」
帰りたい 帰りたい 暖かい我が家が待っている。
そろそろ真姫ちゃんはにことの待ち合わせ場所に到着しただろうか。
LINEもメールもいっこうに届かないから、もしかしたら何かあったのかもしれないけど
ぶっちゃけこの状況を見たら、どうでも良くなってきた。
「う、海未ちゃん……」
と、ここでおずおずと花陽が海未に進言する。
「ここはやっぱり >>33 すべきだよ」 なぜ>> 1だけNGされてるのか不思議だった
グラカナが安価取ってやがったのか
くそ迷惑 「ここはもう、和解するべきだと思う」
「は、花陽……」
戸惑うような声を出す海未。
彼女だってわかっているはずなんだ、ここでごねても状況は変わらない
それどころかますます悪化するはずなんだって。
凛と希が第二ラウンドをはじめて、ますます声が高まっていく中、海未は――
「わかりました」
「わかってくれた!?」
彼女は寂しげな笑みを浮かべなら、穂乃果をみて、希を観て――
凛を殺意に溢れた視線で睨みつけた。
晴れやかな表情を浮かべる時に人を選ぶのはやめてください。
「希と……>>37 します!」 「希と別れて穂乃果と結婚します!」
「……海未ちゃん!」
お互いに抱きしめ合い、キスを連続させる。
アツアツな雰囲気を醸し出す二人を尻目に、希がじゃあ4Pにする?
と、聞いてボコボコに殴られていました。
にこと花陽はそんなカオスな状況の家を出ていき、空を見上げながらため息を付きます。
昔のμ'sはこんなんじゃなかった、もっと節度を持ってエッチなり何だりしてた!
絵里に肉棒が生えてハラショーな事態になった時も、穂乃果は体を張って事態を収拾させた。
今回の件も恐らく、希というアンデッドガールから海未を助けるために――
「私達、これからどうしよう……」
「そうね、花陽、エッチなことでもする?」
「でもにこちゃん、真姫ちゃんと付き合ってるんじゃ……」
「もういいのよ、なにもかも……どうでも良くなっちゃったわ」
思えばはじまりは真姫ちゃんとのデートだった。
何日も前からそわそわして眠れなくて、やっとのことで眠れたと思ったら真姫ちゃんが夢に出てきて。
朝に起きるとガッカリしている自分がいて。
「私も……真姫ちゃんのことはどうでも良くなっちゃいました」
「花陽も?」
「それよりも、今近くにいる人を大事にしちゃいたいって、思っちゃいました」
私たちはお互いを見つめ合い、そしてそのままキスを重ねました。
にこぱなルート ハッピーエンドね クソワロタ
外伝でも色々起きてそうだなこの世界線は ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています