凛「かよちんのためにチョコを作るにゃー!」
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
凛「バレンタインデーだもん!とびっきりのチョコレートを作ってかよちんにプレゼントしちゃうよ!」
凛「かよちん喜んでくれるかなー」
凛「早速がんばるにゃー!」
凛「えっと、まずはチョコを溶かすためにお湯を沸かして…」
凛「うん!湧いた!」
凛「そしたらかやくを入れて…」
凛「3分待って…スープを入れて」
凛「うん!ラーメンの出来上がりにゃ!」
凛「!!!!!」 凛「どこで間違っちゃったのかな…凛、かよちんのためにチョコレートを作ってたはずなのに」
凛「気がついたら美味しい美味しい玉ねぎ豚だししょうゆラーメンの出来上がりにゃ…」
凛「謎は深まるばかりだけど…ラーメンでもかよちんは喜んでくれるかな…」
凛「って、だめだめ!凛はかよちんのためにバレンタインのチョコを作ってたの!美味しい美味しい玉ねぎ豚だししょうゆラーメンはプレゼントできないよ!」
凛「おいしいよ!おいしいけどね!!」
凛「作っちゃったしラーメン食べてからまたチョコレートを作るよ!」
ずる、ずるずるずるずるー
凛「ん?なんかシール入ってた。気づかないでお湯入れちゃってたからふにゃふにゃになってる」
凛「えい」ぽいっ
凛「びちゃびちゃのシールはいらないよーだ」
凛「さーて、気をとりなおしてチョコ作りを再開するにゃー」
凛「まずはお湯を沸かして…」
凛「お湯を入れてかやくを入れて…3分待って…」
凛「!!!」 凛「ら…ラーメンにゃ…またまたラーメンの出来上がりにゃ!」
凛「どうしてなんだろ…チョコレートを作るとラーメンができる」
凛「おいしいおいしいニラうま辛豚骨ラーメンの出来上がりにゃ…」
凛「またまたシールが入ってる。」
ぽいっ
凛「凛が欲しいのはシールでもラーメンでもない…手作りのチョコにゃ!」
凛「かよちんにプレゼントしたいのに…」
凛「凛…もしかしたらチョコレート作れない病なのかもしれない」
凛「うっ…うぅ…かよちん。凛は…凛は…つぅっ」
・
・
・
凛「ごめんね…だからチョコレート作れなかったの」
花陽「謝らなくていいよ!」 凛「かよちん…でも!」
花陽「はい、手作りチョコレート」
凛「えっ…」
花陽「凛ちゃんに作ったんだ。美味しいか分からないけど…」
凛「いいの?」
花陽「うんっ。だって、今日は2月14日。大好きな人にチョコレートをプレゼントする日だし…」
凛「かよちん!!!」ぎゅっ
花陽「ふふっ。りんちゃーん」
凛「凛、チョコレートはプレゼントできないよ。けど…」
花陽「うん?」 凛「かよちんにお礼の手作りチョコを作るにゃ!お湯を沸かしてかやくを入れて3分待ってスープを入れて…できたにゃ!」
花陽「わぁ、美味しそう」
凛「あちゃー。またラーメンだったにゃー」
花陽「うん。けど凛ちゃんらしくていいと思うよ」
凛「そうかな?」
花陽「うんっ!ねぇ、凛ちゃんからのバレンタインデーのプレゼント…食べていいかな?」
凛「あっ、待って!その前に…はい」
花陽「へ?」
凛「チョコレート作ろうとしたらラーメンができたから、ラーメンを作ったら何が出来るのかなと思ったらおにぎりができたにゃー」
花陽「これもいいの?」
凛「もちろんにゃー」
花陽「ありがとう!りんちゃん!」
凛「こちらこそありがとう!美味しそうなチョコレートにゃー」
じゃあ…
りんぱな「いただきます!」 こうして、凛のバレンタインは成功?うーん…出来上がったのはラーメンだったし、バレンタインって言っていいのかな?分からないけど…
花陽「凛ちゃんのバレンタインのプレゼント、とってもおいしいよ!」
凛「えへへー」
かよちんがとってと喜んでくれたからオールオッケーにゃー
だから、凛から言えることはひとつだけ
再来月あたりに…いいえ、わがままは言いません。
明日くらいに春色バレンタインが発売されますように!
おしまい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています