千歌「スターウォーズごっこやろうよ!」
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梨子「えっ!?」
曜「おっいーね!やろう!」
梨子「やるの!?」
梨子「と言うか2人共、スターウォーズ知ってるの...?」
千歌「勿論!そのためのごっこなんだし」
梨子「じ、じゃあスターウォーズってどんなの?」
千歌「あれでしょ?ダースベイダーが出てくるやつ」
曜「光る剣でドンパチやるんだよね?」
梨子「微妙に合ってるけどちがーう!」
千歌「他は...えーと...」
曜「あっ、宇宙が出てくる!」
梨子「当たり前だよ!」
千歌「それ以外は知らない」
曜「私もー」
梨子「全然知らないじゃん!!」 千歌「いやなんかさ、最近コマーシャルでやってたからちょっとブームに乗ろうかなぁって」
曜「ダースが出てくる歌なら知ってるよ!牛乳とコッペパンが歌詞のやつ」
梨子「ベイダーまで言おうよ...それじゃ関西にいたピッチャーだよ」
梨子「あと歌詞も空耳だし」
千歌「えー、梨子ちゃんは知ってるのー?」
梨子「えっ」
梨子「ま、まぁ...それなりには?」
千歌「ふーん」
梨子「ほら!これ見たら何となくわかるよっ!」ゴソゴソ
千歌「っと」
曜「なになに...?『アミダラ議院の淫らな一面』」
梨子「!!」バッ
梨子「こっち、こっちだから!!」 千歌「ふんふむ...スターウォーズの主人公はルークなんだね」
曜「へー、こんな人達がいたのかぁ」
梨子「よく知らないでごっこやろうなんて言ったね...」
千歌「ノリでいけるかなーって」
梨子「私がいけないよ...」
曜「よし決めた!私ハン・ソロね!宇宙海賊ってカッコイイし!」
千歌「じゃあ私ルーク!」
梨子「曜ちゃんのハン・ソロ...悪くないかも」
千歌「あーでもスターウォーズってどんな話しなんだろ」
曜「適当でいいんじゃない?」
千歌「私はルーク!ダースベイダーを倒すものだ!」
曜「俺の名前はハン・ソロ!海賊王に俺はなる!」
梨子「ぜんぜんちがーう!!」 千歌「もー、梨子ちゃん邪魔しないで」
曜「そうだよ。今からハン・ソロがルークと戦うところなんだから!」
梨子「戦ったりしないの!ルークとソロは仲間なの!」
千歌「そうだったの!?」
曜「てっきり海賊だから敵同士なのかと...」
梨子「しかも曜ちゃん!ソロは海賊王なんかにならないよ!それじゃゴムっぽい海賊だよ!」
梨子「ソロはもっと口が悪くてお調子者だけど強くてカッコよくてそれから...」
千歌「うわ、語りだした」
梨子「取り敢えず今日のごっこは中止!一通り映画を観てから!」
千歌「えー」
曜「今やりたかったのに」ブ-
梨子「返事!」
ようちか「はぁい」 その夜
〜千歌の部屋〜
千歌「借りてきたけど、結構あるんだね...取り敢えず1から観たらいいのかな」
ピロン
千歌「梨子ちゃんからだ」
Riko:エピソード4から観ること!
千歌「え、そうなの?」
千歌「確かに絵柄が古いもんね」
千歌「よしじゃあ早速...」スッ
〜♪
千歌「はじまった...」
千歌「あっ、ダースベイダーだ」
千歌「ふぉぉ...!」
千歌「...」
千歌「zzz」 ローグワンで皆殺し路線にしたディズニーは許さねぇからな エピソード1から見たらエピソード4の戦闘シーンのショボさに凄く違和感を持った思い出 〜曜の部屋〜
曜「やーっと3まで観たよ...」
曜「いやーでも面白かったなぁ...まさかあんな風にダースベイダーになるとは」
曜「さてとー明日も学校だし寝よう」
(^8^)チュンチュン
曜「え...もう朝?」
曜「夜通し観てたってこと!?」
曜「どーしよ!お風呂入ってないよー!!」
曜「うぅ...臭いかな」
曜「フォ、フォースがあれば何とかなるよね!」 千歌「おはよー」
曜「おはヨーソロー」
梨子「おはよう」
梨子「凄いクマだけど大丈夫?」
曜「平気平気、スターウォーズ一気見しただけだから」
梨子「一気に観たの!?」
曜「だって早くごっこしたいし」
梨子「ごっこごときにどんだけ熱意注ぐの...」
曜「千歌ちゃんも全部みた?」
千歌「いやーそれが、5までは最後まで観たんだけど」
曜「寝ちゃったパターン?」
千歌「うん、6をかけてナメクジ観たいなところまでは観てたよ。そっから気が付いたらベイダー燃えてた」
梨子「ほぼ寝てるし...」 千歌「よーし!ごっこやるぞー!」
曜「おー...」
梨子「曜ちゃん今日はゆっくり休んだら?眠いでしょ?」
曜「いやいや...今休んだら何のために徹夜したかわかんないよ」
千歌「何する何する?やっぱりルークとベイダー?」
梨子「それがいいんじゃないかな」
千歌「はいじゃあ梨子ちゃん、ライトセーバー」スッ
梨子「えっ」
千歌「私ルークね」
梨子「えっ」
曜「おぉ...エピソード5のあのシーンか」 梨子「えぇ...」
千歌「ほーら梨子ちゃん!構えて!」
梨子「うぅ...いざやるとすっごい恥ずかしい」
千歌「行くよ...とりゃー!」タタタ
梨子「えっちょ」
梨子「む、無理ー!!曜ちゃんバトンタッチ!!」
曜「うぇぇ!?」
梨子「恥ずかしいよぅ/////」 曜「んもぅ仕方ないなぁ...」スッ
曜「コ-ホ-コ-ホ-」ブゥンブゥン
千歌「っ!」
曜「コ-ホ-コ-ホ-」スッ
千歌「!!」ブゥンブゥン
曜「コ-ホ-コ-ホ-」グイ
千歌「ア゙━━━━━━━━━━!!!!!!!」
梨子「千歌ちゃん!?」
曜「逃げ場はないぞ。わしに殺させるな」
梨子「待って!新聞紙だよね!?千歌ちゃんの右手吹っ飛んだよ!?」
曜「ルーク、おまえは自分の重要性に気づいておらんのだ。おまえは自分の力に目覚めたばかりだ。わしと手を組め。そうすれば訓練を終わらせてやる。我らの力を合わせればこの破壊的な争いに終止符を打ち、銀河に秩序をもたらすことができる」
千歌「貴様などと手を組むものか!」ドクドクドク
梨子「止血しようよ!保健室!!」 >>9
親父にそれ言ったら”CGなんて知らないような当時に時代にあれはとんでもねえ衝撃だったんだぞ!”
って説教されたわ… 梨子「す、ストップストーップ!!」
千歌「んもー梨子ちゃんさっきからうるさい」
曜「今からあのシーンなんだよ?」
梨子「千歌ちゃん痛くないの!?」
千歌「え?何が?」
梨子「右手だよっ!」
千歌「右手...?うわっ!ちょん切れてる!!」
曜「えぇっ!?ごめん!大丈夫!?」
千歌「いたたー...ちょっと保健室行ってくるね」
曜「うん...」 千歌「うぇー血が止まんないよー」
鞠莉「あらちかっち...って、どうしたのその右手!?」
千歌「いやーちょっとスターウォーズごっこで」
千歌「ルーク対ベイダーの再現をしてたらつい...」
鞠莉「待って、ごっこなのよね。何で右手切れるの?」
千歌「何ででしょうね」
鞠莉「こっちへいらっしゃい」
千歌「へ?あ、はい」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています