にこ「ニコハード」
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今夜の音ノ木坂洋画劇場は
矢澤にこ主演 ニコハード!!
高層ビルを舞台に不死身の女、矢澤にこが戦いを挑む!
絵里「マシンガンは頂戴した...にっこにっこにー....」
にこ「うわあああああああああ!!!」ガラガラ
地上40Fが戦場と化した!!
にこ「イピカイエ!ざまぁにこ!!」
ニコハード この後すぐ \25th CENTURY NIKO/
主演 矢澤にこ
にこ「うぅ......」そわそわ
ことり「あの...飛行機が苦手なんですか?」
にこ「なんでわかるのよ...」
ことり「見ればわかりますよ、そうだ!航空事故に遭わないおまじないって知ってますか?」
にこ「何よ、それ」
ことり「それはですねー.....」
にこ「それは?」 NIKO HARD
にこ「ふぅ..やっと着いたにこ」
にこ「真姫ちゃん...これ、喜んでくれるかな?」
真姫「..........」スタスタ
穂乃果「真姫ちゃーん、今夜一緒に食事でもしない?」
真姫「穂乃果...今日はクリスマスイブよ、サンタさんが来るんだから早く寝て靴下の準備をしないと」
穂乃果「あ...そ、そうだね」
真姫「....はぁ....」 ブロロロロロロロ
希「ねぇ、お客さんは恋人さんとかはいるの?」
にこ「まぁ、一応ね」
希「一応?」
にこ「まぁ、色々あってね...半年ぶりね、会うのは」
希「喧嘩でもしたの?」
にこ「...いちいちうるさい運転手ね」
希「まぁまぁ、ええやん?少しくらい、目的地に着くまでの暇つぶしってことで」
にこ「はぁ......」 希「もしかしてー恋人さんは怖いの?」
にこ「怖いっていうよりは...素直じゃないってかんじね」
希「ふーん...仕事はしてるの?」
にこ「バリバリのキャリアウーマン...というかお医者様ね」
希「医者?」
にこ「えぇ、次期院長ってとこかしら...今、経験を積む為にこっちの病院に勤務してるんだけどね」
希「なんで貴方は行かなかったの?」
にこ「こう見えてもにこは刑事でね...地元を守らないといけないのよ」
希「またまた、そう言って恋人さんが寂しくなって自分に泣きついてくるって思ってたんやないの?」
にこ「....あんた、読みがいいわね」 希「はい!到着!」
にこ「ありがとう」
希「大きなお世話かもしれないけど、恋人さんに会ったら思いっきり抱きしめてあげるんだよ?」
にこ「...させてもらえるかしら?」
希「え、そこまで険悪なの?」
にこ「............」
希「じ、じゃあ!もしダメだったら!うちとささやかなパーティでもしようよ!地下のガレージで待ってるから、今日はイブなんだし」
にこ「いや、別にいいわよ」
希「上手く言ったら連絡をくださいね!待ってますから」バタン
にこ「ちょっと!待ちなさいよ!」
希「チップは後でいいからねー♪」
ブロロロロロ
にこ「全く、変わった運転手ね....」 にこ「なんで医者の真姫ちゃんが...こんなビルのパーティに参加してるのよ」
にこ「....パーティ会場は30Fか」
にこ「............」
理事長「私がここのビルの社長の南です」
にこ「どうも...矢澤にこと言います...えっと」
理事長「西木野さんですね?ちょっと今呼んでくるわ」
にこ「はい、お願いします」
真姫「にこちゃん?」
にこ「真姫ちゃん!」 にこ「ふぅ...やっと荷物が置けるわ...ここ、いい部屋ね」
真姫「にこちゃん....」
にこ「何?真姫ちゃん?」
真姫「私...寂しかった...」
にこ「ごめんなさい...でも、にこは街を守らないといけないから」
真姫「けど....少しくらいは私に構ってくれても...」
にこ「うん、だからその為に今日は来たんだから」
真姫「ありがとう.....それで、いつまでお休みなの?」
にこ「....明日」
真姫「え?」 真姫「明日?」
にこ「うん...だから明日の夕方には帰らないといけないの」
真姫「え...だって、今はもう夕方よ...もう1日しかないじゃない」
にこ「休みが長くは取れなくてこの時期は...ごめん」
真姫「嫌っ....」
にこ「え?」
真姫「嫌っ!!もっとにこちゃんと一緒にいたい!」
にこ「にこだってそうしたいわよ...でもね、この時期は年末年始はどうしても」
真姫「そう言って...いつも全然一緒にいてくれないじゃない!」
にこ「!!」 真姫「私の誕生日も...海に行くって言った時も、旅行に行くって言った時も...いつもそうじゃない!」
真姫「急な応援が入ったとか!休みが取れなかったとかそんなのばっか!」
真姫「なんでいて欲しい時に一緒にいてくれないの!?」
にこ「そんなの....そんなのにこだって....にこだって一緒にいたいわよ!」
にこ「今日だって上司に無理を言って無理矢理なんとか休暇を取って来たっていうのに!なんでそんなことを言うのよ!」
にこ「それにこのパーティはなによ?あんた医者でしょ?なんでビルのパーティに参加してんのよ!意味がわかんないわよ!」
真姫「それはこのビルのオーナーがパパの知り合いだから、参加してるの!それにクリスマスだから!にこちゃんとパーティに参加したかったらよ!」
真姫「なんでわかってくれないのよ!」
にこ「わかってないのはそっちよ!」
「あのー...西木野さん」ガチャ
にこ 真姫「!?」 「あの、すいません...南オーナーがお呼びです」
にこ「...........」
真姫「...........」
にこ「いきなさいよ...呼ばれたんでしょ」
真姫「言われなくてもいくわよ!」
真姫「............」バタン
にこ「はぁ...何やってるのよ....私は!」 ダイヤ「ルビィ、どうですか?作業の進行状況は?」
ルビィ「うーん...あともう少しで終わるよ、お姉ちゃん」
ダイヤ「.........」カチャ
ルビィ「え?何?お姉ちゃん?もう、チェーンソーを出すの?」
ダイヤ「..........」ブウン!ココココ....
ルビィ「え!ちょっと待ってよ!まだ終わって!」アセアセ
ダイヤ「...........」ブィィィン!!
ルビィ「!!はぁ...なんとか間に合った...」
ダイヤ「さて、計画のスタートですわ」 にこ「あれ?...電話が...」
バン!バン!ダダダ!ダダダダダダ!
にこ「!?な、何事!?」
\キャーキャー/\キャーキャー/
にこ「何よ、あいつら....」
にこ「これは...まさか」
にこ「.............」ダッ 絵里「〜♪」
理事長「.........」
絵里「いいスーツを着てるわね...どこのブランドかしら?」
理事長「..........」
絵里「あら?無駄なおしゃべりは嫌いなかんじかしら?」
絵里「なら、単刀直入に言うわね...ここの金庫の中身が私達は欲しいのよ」
絵里「その金庫を開ける為に協力をしてほしいのよ」
理事長「貴方達はただのテロリストじゃないの?」
絵里「いいえ、協力してくれれば何も手荒なことはしないわ...どうなるかは貴方次第ってことよ」
理事長「.......」
にこ「あいつらが...このビルを占拠したってことね...」こそこそ 絵里「さて、金庫の解除コードを教えてもらえないかしら?」
理事長「解除コードは全部で9つあるのよ、コードキーはその1つにしかすぎないわ」
絵里「なら、さっさと話せるでしょ...そのスーツを汚したくはないでしょ?」スッ
理事長「........」
絵里「...3数えてあげるわ、4つ目はないわ」カチャ
理事長「!?」
絵里「1....2....3....」
理事長「私は何も知らないわ!知りたければ本部のUTXに電話することね!私のことは好きにしなさい!」
絵里「そう....ならそうさせてもらうわ」パンッ!!
理事長「」ドサッ
にこ「!?」 絵里「はぁ、楽にはいかないようね...片づけておいて」
絵里「ダイヤ、機械室に行って作業状況の確認をしてきて頂戴」
ダイヤ「はい」スッ
にこ「!?やばっ!!こっちに来る?」ガタッ
絵里 ダイヤ「!?」
絵里「.........」クイッ
ダイヤ ルビィ「.........」ダッ
にこ「!?か、隠れないと!」 ダイヤ「..........」ガチャ
ルビィ「.........」キョロキョロ
ダイヤ「........」ガタン
にこ「.........」ドキドキ
絵里「どう?誰かいた?」
ルビィ「いえ」
ダイヤ「誰もいませんわ」
絵里「わかったわ、作業に戻って」 絵里「花陽...コードの解除はできそう?」
花陽「その為に花陽を呼んだんでしょ?まかせてください」
絵里「頼んだわ」
花陽「解除コードの解除はそうだね...うん!2時間程度あればなんとかできるかな?」
絵里「そう...頼んだわよ、花陽」
花陽「でも一つ問題が、最後のロックがUTXの本社じゃないと解除できないの」
絵里「それなら問題ないわ」
花陽「?わかったよ....」 にこ「っく!なんであの時出ていかなかったのよ!」
にこ「...でも、あの状況ならにこもやられて終わっていた!考えるのよ!考えるのよ!にこ!」
にこ「どうする!どうする!!」
にこ「!これは...火災報知器....そうだ!」
海未『絵里、32Fで火災報知器が鳴っています』
絵里「...警察にはガードマンの名前と番号を伝えて誤報だって伝えて頂戴」
海未『わかりました』
絵里「...32Fか、ルビィ!様子を一応見てきて頂戴」
ルビィ「は、はい!」 ピーポーピーポーウーウー
にこ「来た!!こっちよ!!ベイビー!」
にこ「へへっはっはっははっ!」
にこ「さぁ!こっちよ!早く来なさい!チュウしてあげるわ!」
にこ「....え?なんで!引き返すのよ!」
にこ「戻ってよ!戻ってきてよ!!」
ルビィ「...誰かいるの!?」
にこ「!?」ビクッ ルビィ「誰かいるの?...」スタスタ
ルビィ「............」カチャ
ルビィ「...........」キョロキョロ
ルビィ「...いるなら大人しく出てきたほうがいいよ」
ルビィ「.........」
にこ「銃を降ろしなさい」カチャ
ルビィ「ピギィ!」
にこ「早くそれを降ろしなさい...警察よ」
ルビィ「そっか...でも貴方はルビィを撃つことができない」 にこ「なんで?そう思うの?」
ルビィ「警官さんには規則があるからね...」
にこ「よく知ってるじゃない...署長にはよく言われるわ!!」ブンッ
ルビィ「ピギィ!!」
ルビィ「あぁぁぁぁぁあぁ!!」ダダダダダダッ!!
にこ「っく...この!」
ルビィ「ふぬぬぬ...」ググッ
にこ「銃を離しなさい!離せって言ってるのよ!」ガンッ!
ルビィ「っ..........」
にこ「こいつー!!離せって言ってるのよ」ガンッ!ガンッ! にこ「っ....銃をよこしなさい!」
ルビィ「嫌だっ!」ガンッ
にこ「ちょっと...ここ階段....」ガタッ
ルビィ「きゃあぁぁぁあ!!」ゴロゴロ
にこ「うわぁぁぁぁああ!!」ゴロゴロ
ルビィ「ピギィィィィ!!」ゴキッ!!
にこ「はぁ...はぁ....痛てて.....」
ルビィ「」
にこ「はぁ...畜生....なんて日なのよ、本当に」 絵里「皆さん、南オーナーは私の思いには答えてくれなくて残念な結果になってしまったわ」
絵里「私としては、一人の犠牲の犠牲は出したくはなかったのだけど...皆さんはそうならないことを祈ってるわ」
真姫「...........」
絵里「貴方達の命は私が握っているのを忘れないでね」
ポーン
ミカ「ん?....!?」
「きゃああああああああ!!!」
ルビィ「」
絵里「!?どうしたの!っち!!皆を下がらせなさい!」ダッ
ヒデコ「下がりなさい!!大人しくするのよ!」 絵里「これは.....」
ルビィ「」
絵里「マシンガンは頂戴した...にっこにっこにー....」
ミカ「ガードマンがまたいたんでしょうか?」
絵里「いえ、老いぼれガードマンの仕業じゃないわね...これは素人の仕業じゃないわ、これはプロの仕業よ」
ミカ「..........」
絵里「それにしても一体誰の仕業よ、随分となめたことをしてくれるわね」
にこ「.............」 ミカ「...一人とは限らないですよね?」
絵里「えぇ、でも...多分1人よ」
ミカ「どうします、絵里さん」
絵里「...ダイヤを下に呼びなさい、ルビィがやられたってね...」
ミカ「ダイヤ聞こえる?」
ダイヤ『はい、どうしました?』
ミカ「下に降りてきて」
にこ(...エリ.....ダイヤね...)
にこ「.........」カキカキ ダイヤ「うわああぁぁぁああああ!!!」バタンッ!!パリンッ
絵里「落ち着きなさい!!」ガッ
ダイヤ「妹がやられて黙って落ち着けと!!?」
絵里「私達にはまだやることが残っている!爆弾のセットにコードの解除に時間もかかる!!」
絵里「もう少し我慢をして頂戴!!今は、計画を進めることが最重要なのよ!!」
ダイヤ「奴は...奴が絶対に私が始末してやりますわ!!!」
穂乃果「ねぇ、なんか様子がおかしいよね?」
真姫「何かまずいことでも起きたのかしら?」
穂乃果「警察かな?」
真姫「まさか....にこちゃん?」 にこ「さて...敵はかなり多いと見たわ、どうしよう」
にこ「待てよ...さっきのやつからたしか....」ゴソゴソ
にこ「そうだ!この無線で...応援を...」
にこ『メーデー!メーデー!』
絵里「!?」
にこ『音ノ木ビルが武装したテロリスト達に占拠されてる!人質もたくさんだ!』
絵里「この無線は....送信先は...」
ミカ「えっと....」
にこ『誰か返事をして!!』
絵里「屋上よ!行ってきなさい!」
ダイヤ「...........」ダッ 雪穂『あのー...クリスマスだからって変な悪戯はやめていただけますか?』
にこ「悪戯じゃないわよ!こうしてる間に1人やられているのよ!」
雪穂「はぁ...これは無線での緊急チャンネルなんですよ、ご用件があるなら電話でどうぞ」
にこ「電話が封鎖されてるからこうやってるんでしょうが!これじゃあ!ペバロ二のピザの注文もできやしないわ!」
雪穂「いい加減にしないと、電波法違反で告発されますよ!」
にこ「っ!!だったら!捕まえにきなさいよ!!ここまで来いっていうの!!」
バン!バン!ダダダ!ダダダダダダ!
にこ「!?」
雪穂『!な、なに!?この音は!?』
ダイヤ「..........」ダダダダダダ!
にこ「っち!見つかったか!」ダッ
にこ「うわああああああああああ!!」ザッー 雪穂『リンガー11の1、応答願います』
凛「はい、リンガーの11の1にゃ」
雪穂『音ノ木ビルのコード2の確認願います』
凛「リンガー11の1了解にゃ、これから向かいます」ガチャ
凛「...........」スタスタ
凛「あのビルだね.....」
凛「.........」バタン にこ「もう!しつこいわね!」バン!バン!ダダダ!
ミカ「...........」ダダダダダダ!
ダイヤ「..........」スタスタ
にこ「っく!....こんなんじゃ!弾が足りないわ!」ガチャン!
ミカ「............」ダダダダダダ!
にこ「このままだとジリ貧だわ....どうする、どうする!」
にこ「.....そうだ、あれだわ!」
にこ「...........」ダダダダダダ!
にこ「開けェ!!」バンッ
にこ「ここは一旦撤退よ!」 ミカ「絵里さん!あいつを見失った!」
絵里『貴方達、今何階にいるの?』
ミカ「34Fのエレベーターシャフト前です!」
ダイヤ「あいつはシャフトの中ですわ!」
絵里『警官が間もなくここに来るわ、銃声を聞かれてしまっては計画が破綻するわ』
絵里『エレベーターはもう封鎖してあるわ、あいつはもうシャフトから出られない』
にこ「うわあああああああああ!!!」ガラガラ
にこ「っく!落ちてたまりますか...こんなところで...」
にこ「ふぬぬぬ....」 凛「ここが音ノ木ビル.....」スタスタ
海未「絵里が言っていたのは.....あれですね......」
海未「...........」スタスタ
凛「.........」コンコン
海未「....どうかされましたか?」ガチャ
ミカ「警官は何人来たの?」
ヒデコ「弱そうなのが1人よ」
ダイヤ「ならいっそのこと始末したほうがいいんじゃないですの?」
フミコ「ふふふふ.....」 海未「先程も警報ミスがありましてね...ここのシステムも意外といい加減で困っているんですよ」スッ
凛「...........」
海未「....あぁ!また負けました!何故負けるのです!」
凛「.........」
にこ「なにやってるのあいつは!なんで気が付かないのよ!」
にこ「....こうなったら.....」
にこ「だりゃああああああ!!」バシンッ!!パリンッ
ヒデコ「奴がいたわ!下よ!下にいるわ!」
ミカ「まったくチョロチョロと!」 凛「ねぇ、少し中を見ていっていい?」
海未「どうぞ、ご自由に」
凛「...........」スタスタ
海未「...........」
にこ「だぁぁああああああ!!」ドシンッ
にこ「割れなさいよ!この!!」
ミカ「.........」ダッ
にこ「動くなぁ!!撃つわよ!!撃つわ!!」バッ
ミカ「う、撃たないで!!」
にこ「早くそれを降ろしなさい!」
ミカ「わかった!わかったから!!」 にこ「伏せろ!!」
ミカ「わかった!伏せるから!」
ヒデコ「こいつ!!」スッ
にこ「!?」ダダダダダダ!
ヒデコ「きゃあ!!」
ヒデコ「」
ミカ「ヒデコ!!こいつ!」
にこ「やばっ....テーブルの下に」ゴロゴロ
ミカ「よくも!始末してやる!!出てきなさい!」
にこ「.........」もそもそ
ミカ「出てきなさいよ!!」バン!バン! 凛「うーん....やっぱり時間の無駄だったにゃ」
海未「.........」
凛「今日はもうさっさと帰るにゃ」
ミカ「こいつ!出てきなさい!」バンッ!バンッ!
にこ「.........」もぞもぞ
ミカ「もうそこで行き止まりよ!諦めなさい!テーブルはそこまでよ」カチャ
ミカ「馬鹿ね!引き金を引く時はためらないことよ!」カチャカチャ
にこ「....そうね」
にこ「.........」バンッ!バンッ!バンッ!!
ミカ「ぎゃあああ!!!」バタンッ
ミカ「」
にこ「...アドバイスどうも」 にこ「え!なんで帰るのよ!」
にこ「...!そうだ!」
凛「こちらリンガべー11の1」
雪穂「リンガべー11の1どうぞ」
凛「音ノ木ビルは平和そのものにゃ、多分悪戯にゃ、以上!」
凛「全く、クリスマスだっていうのに...辛いにゃ...」バタン
凛「せめて雪でも降ってくれれば....」ブロロロ
ミカ「」バシンッ!!
凛「な、なにこれ!!空から人が!!」ブーン!!!
バン!バン!ダダダ!ダダダダダダ!ダダダダダダ!バン!バン
にこ「パーティへようこそ!!」 バン!バン!ダダダ!ダダダダダダ!ダダダダダダ!バン!バン
凛「にゃあああああああ!!」
凛「さっきの無線は取り消すにゃ!音ノ木ビルで攻撃を受けている!」
凛「早く!!早く応援!応援をよこしてほしいにゃ!!」
ガランゴロンゴロンパリンッ!
凛「っく..........」ガチャ
凛「にゃあ...ひどい目に遭ったにゃ」
凛「早く応援を!さっさとよこして!!車がスクラップになったにゃ!」 絵里「ジタバタしないで!あいつらが来るのが早くなっただけで、予定はしていたことよ」
絵里「とにかくあいつらを中に入れなければいい、ただそれだけのことよ」
絵里「外でいくら騒ごうが放っておけばいいわ」
『ザー!!』
絵里「!...言ったはずよ、私が指示するまでは無線を使うなと」パシッ
にこ『あぁ!それは申し訳ない、絵里...それは聞いてなかったからね』
絵里「!?」
にこ『ホワイトボードにでも書いてくれてればわかったのに』
にこ『ミカにヒデコ...それにもうさっきもう1人のお友達がいなくなって貴方を含めてダイヤやフミコが寂しがってると思って声をかけたのよ』
ダイヤ「なんで私達の名前を!」
絵里「しっ!静かに....それはご丁寧にどうも」 絵里『それにしても貴方をパーティに招待した覚えはないのだけど、貴方は一体何者なの?』
絵里『警備員にしては態度が厚かましい態度』
にこ「ぶーっ!残念はずれにこ!絵里どうする?早く正解しないと持ち点が無くなっちゃうわよ」ゴソゴソ
にこ「!う〜ん...お菓子の食べ過ぎには注意しましょう」
絵里『貴方は誰なの?』
にこ「お邪魔虫と言ったところかしら?人の邪魔をするのが好きでね」もぐもぐ
にこ「....わーお....こんなものまで」スッ
絵里「ミカ達が本当にやられたか確認するのよ、ただし無線を使うのは禁止よ」
絵里「...招かれざる客さん、そこにまだいるの?」
にこ『えぇ、あんたらが出ていけば話は別だけど』
絵里「それはできない相談ね、それにしても困った人ね、一体貴方は誰なの?」
絵里「まさか自分がヒーローだと思い込んでる頭がおめでたい人かしら」
にこ「本当のこと言うとアイドルのが好きなのよ、やっぱり人を笑顔にするのっていいわよね」
絵里「...勝ち目があると思うの?アイドルさん」
にこ「イピカイエ!ざまぁにこ!」 ダイヤ「ヒデコがやられていたわ、ミカは外に転がってましたわ」
絵里「本当だったのね....」
ダイヤ「それとヒデコのバッグが無くなってましたわ」
絵里「起爆装置が入ってたやつよね、それ」
絵里「はぁ...やってくれるわね、本当に」
にこ「とりあえず連中は鍛えれてる精鋭よ」
凛『なんでそんなことがわかるの?』
にこ「あいつらの持っていた偽造の身分証明書よ、偽造の仕方が金がかかってる」
にこ「総合して一筋縄ではいかない連中よ、気合を入れて行かないと厄介よ」ごそごそ
凛『了解したにゃ!音ノ木の人は皆、優秀だよ!ゆっくり休んでていいよ!』
にこ「もうしてるわ」もぐもぐ 凛『ねぇ、貴方のことなんて呼べばいい?』
にこ「そうね....私のこの美貌からして天使って呼んで?」
凛『....ちょっと寒くないかにゃー』
にこ「なんでよ!!じゃあ....ソラって呼んで」
凛『わかったにゃ!ソラちゃん!何か変わったことがあったらなんでも言ってね!すぐに凛に教えて!』
凛『後は凛達に任せて、どっかでゆっくり休んでていいにゃ!』
にこ「わかったわ....そうさせてもらうわ」 真姫「グループごとに皆をトイレに行かせてほしいの」
絵里「いいわ、それは認めるわ、他には何かある?」
真姫「いえ、それだけよ」
絵里「さすが次期西木野病院の跡取りね、肝が据わってるわ」
真姫「どうも.....」
絵里「.........」
希「〜♪」
『音ノ木坂ビル前から中継です!今から2時間前にこのビルがテロリストに占拠されました!』
希「え?」
『全ての出入り口は封鎖されて、回線も普通になっています』
希「...うち、今このビルの地下の駐車場にいるんだけど....さっきから少しうるさいと思ってたけど...まさか!!」ガチャ!
『第5班は正面から突入!』
希「Oh......」 ピカー!!
にこ「!?なによ、この照明は....凛!どういうこと!」
凛『ごめん、今忙しいの!!後で説明するよ』
にこ「凛!」
凛『貴方なら察してると思うけど、今から....始めるみたいなんだよ』
にこ「...突入するつもり?やめなさい!相手はプロよ!何を考えているのよ!!」
『突入よ!!』
凛『............』
「「..........」」タッタッタッ
にこ「!何をやってるのよ!!早く戻りなさい!!」 花陽「.......来たよ」
花陽「さてと、クリスマスの夜にあわてんぼうの来訪者だよ、4人のあわてんぼうさんが裏口に向かってます?プレゼントでも持ってきたのかな?」
絵里「........」
「..........」カチャカチャ
フミコ「.........」スッ
ダっダダダダ!!
「!?」
「撃ってきてますね」
「ただのやけくそよ、全然当たってないじゃない」
凛「違うよ!あれはライトを狙ってるんだよ!」
パリン!!
「!?」
「やつらはライトを狙ってる、呼び戻して!」 ゴー!
花陽「今度は装甲車だね...南東から来てます」
絵里「ならおもてなしをしてあげるだけよ」
ダイヤ「早く!してください!!」
英玲奈「そう、せかすな...よっと....」ガチャン!
花陽『敵が階段にひっかかってます、今です』
ダイヤ「やぁ!!」バン!
ドーン!!
にこ「!?」 花陽『さすが!お見事です!』
絵里『もう一発よ、撃ちなさい』
にこ『やめなさい!もう実力の差はわかったはずよ!』
絵里『私って中途半端なのは嫌いなの、やりなさい』
にこ「っく!!」
バン!
ドーン!!
にこ「!?....あいつめ...待ってなさいよ!」 ダイヤ「予備の弾を取ってきますわ」
英玲奈「ここは頼んだぞ」
あんじゅ「OK〜」
フミコ「次はパトカーにお見舞いすればいいのかしら?」
あんじゅ「そうね、こっちもかましてあげましょう」
にこ「この爆弾をパソコンのモニターに巻き付けて、更に椅子ともつなげて....」ガチャガチャ
にこ「ふぬぬぬ!!」
ガラララ
にこ「はぁ..はぁ...やつらが撃ってたのはこの下よね」
にこ「これでもくらいなさい!!」ブン!
ヒュー....
ドーン!!
あんじゅ「!?」
フミコ「きゃああああああああ!!!」 海未「警察が迫撃砲でも撃ってきたんですか!?」
絵里「違うわ...やつよ」
にこ「...........」
ボワァ!!!
にこ「やば!!爆風が!!」
バーン!!
にこ「うわあああああ!!!」 ダイヤ「ヤツを始末しないからこうなるんです!!」
絵里「落ち着きなさい、クールじゃないわよ」
ダイヤ「私の手で始末しないと気がすみません!!」
絵里「......なら」
ドン!!
キャー!!キャー!!
にこ「!?」
絵里『聞こえてたかしら?今度は人質を撃つわよ、爆弾はどこ?』
にこ「........」
絵里『答えなさい!!』
にこ「地獄に落ちなさい...ベイビー....」 絵里「そうね...あと人民軍も解放しなさい」ガチャ
ダイヤ「解放軍ですか?」
絵里「新聞に書いてあったわ」
絵里「あとヘリを用意しなさい、2時間以内によ以上よ」ブチッ!
ダイヤ「要求は通ると思いますか?」
絵里「そんなことよりも....」
絵里「花陽、そっちはどう?」
花陽『最後の一個が厄介だよ、これは奇跡でも起きないと無理かも』
絵里「今夜はクリスマスイブよ、奇跡なんていくらでも起きるわ」
絵里「最後に一個が解除できたら連絡を頂戴」
絵里「ダイヤ、うちょろちょろしている奴を始末して、爆弾を取り返しきなさい」
ダイヤ「爆薬のチェックはどうするんですの?」
絵里「それは私がやるわ、貴方はあいつを見つけなさい」 絵里「...........」コツコツ
絵里(銃が邪魔ね、ちょっとここにおいていきましょう)コトッ
絵里「はぁ......よいしょっと!」スタッ
にこ「.........」
絵里「!」
にこ「どうも!なにしてるの?」
絵里「......あ...ぁあ!!命だけは助けて!貴方もあいつらの仲間なんでしょ!!」
絵里「お、お願い!!殺さないで!!」
にこ「........」
絵里「撃たないで!!お願いよ!!」
にこ「落ち着きなさい!!撃たないっての!!」
絵里「そ、そう...?よ、よかった...はぁ....」
にこ「........」 にこ「こんなところで何をしているのよ」
絵里「隙を見て逃げ出してきたのよ...お、屋上に行けば助けを呼べると思って!」
絵里「お、屋上に行けば!こっちよ!!」
絵里(銃さえ、回収できれば!)
にこ「屋上は危険よ、見張りがいるわ!死にたくなければ一緒にいなさい」
絵里「.......」
にこ「食べる?」スッ
絵里「あ、ありがとう....」
にこ「.......」モグモグ
絵里「貴方はうちの社員じゃないみたいだけど、奴らに仲間でもない...何者なの?」
にこ「刑事よ」
絵里「刑事?...」
にこ「間違えて呼ばれてしまって、このざまよ」
絵里「ふふ...そう....」 絵里「なんでそんな格好なの?」
にこ「まぁ、色々とあってね」
絵里「そう....」
にこ「私はにこ、矢澤にこよ」
絵里「...愛乃...南條愛乃よ」
にこ「...そう...銃は使える?」スッ
絵里「まぁ、多少は...でもモデルガンだけどね」
にこ「引き金を引けばいいだけよ、じゃあ、行きましょうか」
絵里「33階のコンピュータールーム前よ、見つけたわ、すぐに来て」カチャ
にこ「.......」 絵里「銃を捨てなさい、爆弾を返してもうおうかしら?」
にこ「やっぱりね、絵里か」
絵里「銃を捨てなさい、早く」
にこ「全くいい演技だったわ、役者になれるわね、で?爆弾なんか今更どうするつもりよ...まぁ、にこがさっき全部使っちゃったけどね」
絵里「3つ数えるうちに言いなさい」
にこ「ふーん....やってみなさいよ」
カチッ!
絵里「!?」カチッ!カチッ!
にこ「残念、弾は入ってないわよ、そんなに私は甘くないわよ!!」
絵里「それはどうかしら?」
ポーン!
ダイヤ「はぁ!!」バラッララララ!!!
にこ「うわああああああああ!!!」 ダッダダダ!!バララララ!!!
絵里「っち!!しぶといやつね!!」
ダイヤ「......」
絵里「!そうよ、あいつは裸足よ!硝子を撃ちなさい!」
ダイヤ「わかりましたわ!!」
バララララ!!
にこ「っく!!.....」
絵里「逃げられたか...でもこの血の跡は...」
ダイヤ「.......」
絵里「ダイヤ、仕事に戻りなさい」
ダイヤ「!!....はい...」 ダイヤ「っく!!」ドン!!バン!!
穂乃果「あの人、滅茶苦茶怒ってるね」
真姫「.....にこちゃんよ」
穂乃果「え?」
真姫「あれだけ人を怒らせられるのはにこちゃんだけよ」
花陽『絵里ちゃん!奇跡を急いで!8個目のロックを解除したら、9個目の電磁ロックが偉い勢いでかかちゃったよ!!』
絵里「OK!そっちにすぐに行くわ」
にこ「あんたは外回りが専門なの?」
凛「違うよ、デスクワークがメインかな?」
にこ「成程...っ...運転があれなわけだわ」パリン
凛「うん...まぁ、ちょっと色々あってね」
にこ「なによそれ」
凛「事故を起こしちゃったんだよ」 凛「間違えて...人を撃っちゃったの...」
にこ「.......」
凛「暗くてね...おもちゃの拳銃を本物とを間違えちゃって...」
凛「学校では...その後にことなんて誰も教えてくれなかったにゃ...」
にこ「っ.......」
凛「あれ以来、凛は銃を抜けなくなっちゃったの...」
花陽「誰だろあの人達は?」
絵里「多分、FBIね、このビルの電源の供給を切るつもりね」
絵里「間抜けね、教科書通りに動いてるわね...まぁ、これで切れなかったロックを解除してくれるんだから感謝はしないとね」 フッ!
にこ「!!」
非常灯が点灯します
にこ「凛!今度は何が起きてるの!」
凛「FBIに聞いて?あの人達、対テロリストの教科書通りにやるつもりだよ」
花陽「ロック解除!!やった!!開いた!!」
絵里「......」
海未「すごいですね...お札の山ですね」
花陽「メリークリスマス!!」 花陽「FBIにヘリをよこさせてどうするの?」
絵里「ヘリが着いたら屋上ごと爆破するわ、死体も丸焦げ、確認は時間がかかるでしょうね」
海未「それでその間に私達は海外へ」
絵里「豪遊ね」
にこ「はー...はー...一つ頼みがあるの」
凛『なに?』
にこ「ビルの中に私の彼女がいるの、伝えてほしいの」
にこ「彼女に対して...私は...私は...」
凛『.......』
にこ「はー......時間がかかったけど自分が馬鹿だったって...なんであの時、喧嘩をしたのか...なんで素直に応援ができなったのか...」
にこ「本当は優しくしてあげるべきだった....そばにいてあげるべきだった!」
にこ「伝えて頂戴、彼女は私の人生にとって最高のモノだったって!」
にこ「愛してるってのはたくさん言ったけど、素直に謝ったことはなかったわ...だから伝えて頂戴」
にこ「にこがごめんねってね、伝えてよね!いいわね!」
凛『わかったよ、にこちゃん...でも自分でいいなよ!いいね!』
凛『貴方ならできる!もうひと踏ん張りだよ!!』
にこ「.........ありがとう」 にこ「上で...絵里は何をやっていたのよ」キョロキョロ
にこ「これは...爆弾....しかもこの量は....」
にこ「凛!!まずいわ!!あいつら屋上に!!」
スッ
にこ「!」
ダイヤ「........」
凛「にこちゃん?にこちゃん?」
「どうかしたんですか?」
凛「いえ、罠がなんとかだって....」 ダイヤ「妹の仇です、わかってますわね?」
にこ「あー......ああああああ!!」
ダイヤ「!!」
ガラララ!!
にこ「やぁ!はぁ!!!」ビシ!バシ!!
ダイヤ「っぐ!!!」
にこ「でやぁ!!」
ダイヤ「........」パシッ!
にこ「!?」
ダイヤ「ふん!!はぁ!!」ドン!!バシン!!
にこ「ぐあああ!!」 海未「!ヘリが来ました!」
絵里「屋上に人を集めなさい」
『二人共きっと無事ですよ、TVから呼びかけてください』
絵里「........」
真姫ママ『真姫ちゃん!にこちゃん!二人が無事に帰ってくるのを待ってます』
絵里「!」
絵里「成程...そういうことだったのね...」
真姫「!!」
絵里「西木野さん、お近づきになれて光栄だわ」 にこ「この!!」ガン!!ガン!!
ダイヤ「っ!!」
にこ「あんたの妹をやった時の悲鳴を聞かせてあげたかったわ!!」
ダイヤ「!!!このぉ!!」ガッ!
にこ「ぐっぁ!!」
真姫「結局はただの泥棒だったみたいね」
絵里「泥棒で誘拐犯よ、これから貴方を人質にするわ、下手な口は出さないことね」
ダイヤ「やああああ!!」バシン!!
にこ「っぐあ!!このぉ!!!やってやる!!」ガラン!
ダイヤ「鎖でなにを!!」
にこ「この野郎!!!」バシン!!
ダイヤ「っぐ...ああああああ!!あ...ぁ....」
にこ「はぁ....はぁ...」
ダイヤ「」ブランブラン
にこ「真姫ちゃん!!」ダッ ドン!!
「ぐわあああ!!!」
にこ「真姫ちゃんはどこ!?」
穂乃果「にこちゃん!!真姫ちゃんは金庫室に連れていかれたよ」
にこ「それはどこ!?」
穂乃果「30階だよ!!」
にこ「ここの屋上には爆弾が仕掛けられているわ、ここから離れて!」
穂乃果「わかった!」 にこ「ヘリもこっちに来ないで!!危ないわよ!!」
バララララ!!
にこ「ちょ、ちょっと!!にこは味方だって!!馬鹿!!」
にこ「もう...なんでこんな目にばっかり...にこは悪い事してないのに!」
海未「!人質が屋上から戻ってきてます!」
絵里「っ!爆破しなさい!」
海未「でも、上にはダイヤが!!」
絵里「......」スッ
にこ「もう...絶対に高いビルには登らないわ...なんでこんなバンジージャンプをしないといけないのよ!」
ヒュー...
にこ「っ...神様どうかにこにご加護を」
ドーン!!
にこ「うわあああああああああああ!!!!」 にこ「やぁ!!」ドン!!
にこ「っぐ!!この!!」ガン
ダダダダ!!
パリン!!
にこ「っ、し、バンジー成功....」
ドーン!!!ドーン!!!
にこ「絵里のやつ.....爆弾を起爆させたわね」
ボワァ!ヒュー!
にこ「あああああああああ!!!!」 コポコポ...
にこ「ぷはぁ!!」ザッパン!!
にこ「はぁ...はぁ...もう!!」
ポーン!
にこ「!」
ドーン!!!!
にこ「もう!!にこは知らないからね!!」
ガチャン!
希「ん?」
花陽「........」コソコソ
希「あれは救急車?何をやってるん?」 真姫「やめて離して!!」
絵里「大人しくしなさい!!」
にこ「!真姫ちゃん.....待ってて...」カチャカチャ
にこ「あと2発...っく!!今すぐに助けるから!!」
にこ「...!!あれは....」
希「よし....」ブロロロロ!!
希「いくでー!!!」ブーン!!
花陽「!!!」
ドン!!!
希「よし...」バタン
花陽「っ...なに?」
希「この!!」パシン!!
花陽「ぴゃあ!!」バタン
花陽「」
希「へっへへ...頑張った!うち!!...でもちょっと手が痛い...」 英玲奈「ぐわぁ!!」バタン
にこ「えりィィィィィ!!!」
絵里「!!」
真姫「にこちゃん....」
にこ「はぁ...はぁ...やぁ、真姫ちゃん」
絵里「.......」
にこ「これが目的だったのね!このコソ泥が!」
絵里「銃を降ろしなさい」
にこ「なんでビルを爆破したのよ!」
絵里「ただの銀行強盗とは訳が違うのよ、だから死んだことにして逃げようって話よ」
にこ「はぁ...はぁ...」
絵里「銃を降ろしなさい!」
にこ「っ」カラン
真姫「にこちゃん!!」 海未「......」スッ
絵里「待って!まだ、だめよ!!」
にこ「降参よ...」フラフラ
絵里「ヒーロー気取りの刑事さん、まだヒーローのつもり?」
にこ「アイドルだっての、バカ」
絵里「冗談もこれまでよ」
にこ「あんたも意外とアイドルってかんじがするわ」
絵里「それはどうも...あの時なんて言ったかしら?イピカイエ、ざまぁにこ」
にこ「へへへへへへ....あはははははは!!」
絵里「ふふふ...」
にこ「あはっははは!!真姫ちゃん!!」
真姫「!!」
にこ「.......」バン!バン!! 海未「っぐ!!」バタン
絵里「!!っ...」ヨロヨロ
にこ「いい旅を」
絵里「っ.....」バタン!!
真姫「!!」グイッ!
バリン!!
真姫「きゃあああああ!!」
にこ「真姫ちゃん!」 真姫「あああああ!!」
にこ「にこの手を離さないで!」
絵里「........」スッ
にこ「!!」
絵里「.......」ニヤッ
ブチッ!!
絵里「!!!」
絵里「!!!!!!!!!!」
凛「誰かビルから落ちくる!」
「人質じゃなきゃいいんだだけど」
ドン!!! にこ「真姫ちゃん....」
真姫「にこちゃん...」
にこ「ごめんね、真姫ちゃん」
真姫「ううん...私こそ...にこちゃん、ひどい怪我...早く病院に行きましょう?肩を貸すわ」
にこ「ありがとう...」
凛「........」
にこ「凛....」
にこ「っく.....」フラフラ
凛「ふふふ....」
にこ「あは...あはははは!凛、彼女の真姫ちゃんよ」
真姫「西木野真姫です、初めまして」
凛「真姫ちゃんよろしく、いいパートナーだね、大切にしてあげてね」
真姫「うん....」 「にこ!!!聞きたいことがある!山ほどね!!」
にこ「!!はぁ...あれは地元の警察市長ってところかしら?」
「建造物破壊に公務執行妨害...それに!」
「きゃああああああ!!!」
にこ「!?」
ダイヤ「はぁ....はぁ....」カチャン!
にこ「真姫ちゃん!!伏せて!!」
ダイヤ「........」スッ
にこ「っ!!」
バン!!
ダイヤ「!!」
バン!!バン!!バン!!
ダイヤ「っく....」バタン
凛「はぁ...はぁ...」
にこ「凛....」
凛「へ...えへへ?」 凛「.........」
バーン!ブロロロロ
凛「!」チャキン!
にこ「待って!あれは...友達よ」
SB「SBです!にこさん!今日は大変な一日でしたね、今のお気持ちをどうぞ」
にこ「........」
真姫「.......」バシン!!!
SB「っ!ぐへぇ!!」
にこ「あはははは!!」
真姫「行きましょう....」
SB「今の撮ってた?」
凛「バッチリだったにゃ」 希「どうぞ」
にこ「ありがとう、メリークリスマス」
希「メリークリスマスやね」
真姫「........」
にこ「........」
希「来年も荒れるよーこの二人はきっと!!」
THE END これでおしまいです
最後まで読んでいただいた方ありがとうございます
配役に関しては勘弁ね >>80
コマンドーとプレデターとイレイザーは海未ちゃんで書いたからないです >>81
なるほど
にこロッキーもいつかオナシャス! 乙です、ちょっと前にBSで見てたからタイムリーでした
自分が知らないだけでトータル・ニコールもあったりするんでしょうか リクエストしたら書いてくれるとは…
しかも早い!ありがとうございます! 書くのも投下も早くて草
流石にエリスの件はカットか 俺ってダイハード最後の方しか見たことなかったみたい ここで聞くのもあれだけど
20世紀少年パロディみたいなssはどうなったんだろう タイトル見てえっちなヤツかと思った
でも面白かったよ^ ^ >>92
クライマックス直前でスレが落ちてまだ建ってない 先週のイレイザーも良かったよ
次はトゥルーライズかクリスマス繋がりでターボマンを A-RISEの秘密を探るべくUTXに潜入する矢澤にこ
しかしそれは綺羅ツバサの仕組んだ巧妙な罠だった このSSを感情込めて読むために原作買ってきて観てから
読んだらこんな時間になってたw
つくづく穂乃果ちゃんが下手な交渉に臨まなくて良かったと思う
あと、凛ちゃんが最初にカップラーメンを山ほど買い込んでた
コンビニの店員はマルちゃんだよな?w 絵里ちゃんのハリウッド映画の悪役感…
ロシアだからね仕方ないね ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています