善子「初デートはシュガー&ビター」
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―帰りのバス
曜「はぁ〜、ようやく1週間が終わるね〜。」ノビィ〜
善子「そうね。」
善子「でもまあ練習漬けで放課後だけはあっという間だけど。」クスクス
曜「あはは♪」
曜「確かにそうかもね〜♪」
善子「昔の私からしたら考えられないわね。」
善子「外に出てしかも身体を全力で動かしてるんだから。」
曜「私はあんまり変わらないかな〜。」 善子「それはわかるかも・・・。」
善子「曜さんが家の中でじっとしてるなんて姿想像できないわ。」
曜「それは失礼じゃないかな?」
曜「私だって家で静かに過ごしてる日もあるよ・・・、多分・・・。」
曜「いや・・・、病気以外はないかも・・・。」グヌヌ
善子「やっぱりね♪」
曜「昔からじっとしてられない身体なもんで・・・。」ポリポリ
善子「小さい時からそのテンションなのね・・・。」
善子「まあ曜さんらしいと言えばそうだけど・・・。」 曜「そうだ!」ピコン
善子「!?」
善子「どうしたの急に・・・。」ドキドキ
曜「明日だよ明日!」
善子「明日がどうしたのよ?」
善子「明日は練習ないから休日でしょ?」
曜「そう休日なんだよ!!」ガシッ
善子「だからなんなのよ///」
曜「よっ、しっ、こちゃ〜ん♪」ズイッ 善子「きゃっ///」
善子「(な、なんなの急に///)」
善子「(顔がめっちゃ近い///)」
曜「明日デートしよう♪」ミミモトササヤキ
善子「〜〜〜っ///」ゾクゾク
善子「なんで耳元で囁くのよ///!!!」
善子「それくらい普通に言いなさいよ///!!」
曜「ええ〜、だって周りに聞こえたら恥ずかしいじゃない///」
善子「なんで変なとこで照れるのよ!!」 善子「いみわかんな 曜「しー♪」」クチビルピトッ
善子「(///!?)」
善子「(曜さんの指が唇に当たって///!?)」
曜「車内は静かにしないとダメだよ?」
曜「他の人に迷惑だヨーソロー♪」
善子「・・・。」コクコク
曜「えらいね♪」
曜「流石良い子の善子ちゃんだね♪」ナデナデ
善子「バカ・・・///」 曜「・・・。」ジー
善子「どうしたの自分の指なんて見て?」
曜「いやぁ〜、さっきこの指で善子ちゃんの唇に触れたじゃない?」
善子「そうだけど・・・。」
曜「この指で自分の唇に触れたら間接キスになるのかな?って考えてたんだよね♪」
善子「そういうのは思ってても言うなぁ///!!!」
善子「バカじゃない///!!!」
曜「あははは、冗談だよ冗談♪」
善子「(この人は・・・///)」 善子「(絶対にからかってるでしょ///)」
曜「で、どうかな?」
曜「善子ちゃん明日空いてる?」
善子「・・・空いてるわ///」
曜「本当!?」パァ〜
曜「ありがとう〜善子ちゃん♪」テヲギュッ
善子「そんなことくらいで喜ばないでよ///」
善子「だって私達コイビトドウシダシ・・・///」ゴニョゴニョ
善子「デートクライアタリマエダシ・・・///」ゴニョゴニョ 曜「ふ〜ん・・・。」ニヤニヤ
曜「善子ちゃん照れてますなぁ〜。」ニヤニヤ
善子「うるさい///!!!」
善子「私のことはいいの///!!!」
曜「えへへ〜♪」
曜「やっぱり善子ちゃんからかうのはおもしろいね♪」
善子「ひどくない!?」
曜「あっ、そろそろバス着くね♪」
曜「詳しいことは帰ってから電話するから〜!」 善子「わかったわ。」
善子「21時くらいにしてくれたら取れるから。」
善子「待ってるわね♪」
ピンポーン
曜「次おりまーす!」
善子「言わなくてもいいの//!!!」
曜「じゃあね善子ちゃん♪」
善子「ええ、さようなら曜さん。」
曜・善子「「またね。」」 ―善子の部屋
善子「お風呂も入ったし、後は曜さんの電話を待つだけね・・・。」
善子「今は20時10分か・・・。」
善子「うぅ・・・、なんだか緊張する・・・。」
善子「なんなの!ただの電話じゃない!!」
善子「このヨハネが緊張するなどありえないわ!」
善子「私は堕天使ヨハネ!」
善子「人間ごときに遅れを取るなどありえない!」
善子「しっかりしなさい!」 善子「スーーーーーーーハーーーーーーーー。」
善子「スーーーーーーーハーーーーーーーー。」
善子「よし!!!」
善子「これで大丈夫よ!」ギランッ
善子「・・・。」チラッ
善子「まだ5分しか経ってない・・・。」
善子「はぁ〜。」ベットニダイブ
善子「まだかな・・・。」スマホチラッ
善子「早く曜さんと話がしたい///」 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f) 善子「うぅ///」
善子「うにゃ〜〜〜///」ゴロゴロゴロ
善子「このじれったさなんなのよぉ〜///」バタバタ
善子「はぁ・・・///」
善子「でもこの気持ち嫌いじゃないかも///」
善子「今まで電話を心待ちになんてしたことないもんね///」
善子「曜さん///」
善子「はぁ・・・」
善子「ため息ばっかりね・・・。」チラッ 善子「まだ20時20分か・・・。」
善子「う〜、そうだ!!!!」ガバッ
善子「明日着る服用意しないとっ!」スクッ
善子「ええっと・・・、流石にいつもの堕天使ファッションは止めておこうかな・・・。」ガチャッ
善子「う〜ん・・・、どうしようかな・・・。」カチャカチャ
善子「曜さんはAqoursの衣装担当だからきっとオシャレしてくるだろうし・・・。」カチャカチャ
善子「いや、逆にボーイッシュで攻めてくるかもしれないし・・・。」カチャカチャ
善子「そうすると私は何を着ていけばいいかしら・・・。」
善子「一応流行りの服も用意はしてるんだけどなぁ。」 善子「曜さんは可愛い系がいいのかしら?」
善子「それとも清楚系?」
善子「あまりセクシー系は好きじゃなさそうだけど・・・。」
善子「うぅ・・・・。」
善子「迷う〜!!!」
善子「無難に纏めるのがいいかもしれないわね。」
善子「これなんてどうだろう?」カチャッ
善子「ええっと鏡鏡っと。」
善子「う〜ん・・・、悪くはなさそうなんだけど・・・なんかいまいちね・・・。」ジー 善子「トップス決めるより先にスカートかパンツにするかを決めたほうがいいかしら?」
善子「それだったらこっちにタンスにしまってるから・・・。」
善子「ええっと・・・どこだったかしら・・・。ゴソゴソ
善子「ああ〜、これいいかも♪」
善子「いつも黒系が多いからちょっとキャメルかダークグレーってものいいわね♪」
善子「ここはスカートを止めてガウチョパンツってのもありだわ♪」
善子「でも、こっちのフレアスカートも捨てがたい・・・。」
善子「ああ!!決まらない!!」
善子「どうしたらいいのよぉ〜!!!」 ♪〜〜〜〜♪
善子「!?」ビクッ
善子「え?ええ?」チラッ
善子「ってもう21時じゃない!!」スマホトリアゲ
善子「スーハー・・・。」
善子「よしっ!」スゥー
善子「もしもし曜さん?」
曜『あっ、善子ちゃん?』
曜『こんばんわよーそろー』
善子「こんばんわ、って語呂悪いわよ。」 曜『えへへ〜、それは言わないでよ!』
善子「はいはい。」
曜『約束どおりにかけたけど、今大丈夫?』
善子「ええ、大丈夫よ。」
善子「むしろ待ってたくらいだわ。」
善子「(部屋は服で散らかってるけど・・・。)」
曜『ふ〜ん、善子ちゃん私の電話心待ちにしてたんだ♪』
曜『嬉しいなぁ〜♪』
善子「だ、誰も心待ちにしてたなんて言ってないでしょ///!!」 曜『えへへ〜、それは言わないでよ!』
善子「はいはい。」
曜『約束どおりにかけたけど、今大丈夫?』
善子「ええ、大丈夫よ。」
善子「むしろ待ってたくらいだわ。」
善子「(部屋は服で散らかってるけど・・・。)」
曜『ふ〜ん、善子ちゃん私の電話心待ちにしてたんだ♪』
曜『嬉しいなぁ〜♪』
善子「だ、誰も心待ちにしてたなんて言ってないでしょ///!!」 善子「普通よ普通に待ってただよけ///!!」
曜『ええ〜、だったら私の電話待ってなかったの・・・。』
曜『それはそれで寂しいなぁ・・・。』
曜『私は善子ちゃんとの電話心待ちにしてたのに・・・。』シュン
善子「ワタシモ・・・シテマシタ・・・///」ボソボソ
曜『え?善子ちゃんなんて?』
善子「ワタシモココロマチニシテマシタ・・・///」ボソボソ
曜『聞こえないよぉ〜そろ〜♪』
善子「私も心待ちにしてたって言ったのよ///!!」 善子「何回も言わせるなぁ〜///!!」
曜『よしよし!』
曜『素直が一番だよ!』
善子「うぅ〜・・・///」
善子「せっかくお風呂に入ったのに変な汗出てきたわ・・・///」
善子「もう1回入らないとダメじゃない・・・///」
曜『そのまま来てもいいんだよ?』
曜『善子ちゃんの汗の匂い私は大好きだから!』
曜『むしろそのままで来て!』 善子「バカっ///!!」
善子「変態!変態!本当におかしいんじゃないの///!!」
曜『あははは〜♪』
曜『まあまあ怒らない怒らない♪』
曜『半分くらい冗談だよ♪』
善子「半分は本気なのね・・・。」
曜『そうともいうね♪』
善子「はぁ〜、なんだかどっと疲れたわ・・・。」ポスン
曜『それは大変だ!!』 曜『善子ちゃんが疲れきる前に先に予定決めよっか!』
善子「(ほとんど曜さんのせいだけど話が先に進まなそうだから黙ってよ・・・)」
曜『善子ちゃんどこか行きたいところある?』
善子「そうね・・・、普通に沼津のモールでウィンドウショッピングでもする?」
曜『それもありだね〜。』
曜『でもせっかくの初デートだからもっとデートっぽくもしたいよね!』
善子「・・・///」
善子「そうね///」
曜『ウィンドウショッピングもするけど、映画でも見に行く?』 曜『実は見たい映画があるんだ〜。』
善子「映画か〜、私も見たいのがあったのよね。」
曜『それは奇遇だね!』
曜『せーのでタイトル言わない?』
善子「良いわね♪」
曜『じゃあいくよ!』
曜『せ〜の♪』
曜・善子「「○○○!!」」
善子「!?」 曜『おお〜、同じ映画だったんだね♪』
善子「本当ね♪」
善子「今流行の恋愛映画だったからどうしても見たくって・・・。」
曜『うんうん!』
曜『私も見に行きたかったんだよ!』
曜『なんかすっごく感動するらしいし、評判もいいんだよね♪』
曜『前から見たかったんだけど、タイミングがなくってね・・・。』
善子「私もなんとく見れなかったわ・・・。」
曜『なんか運命感じちゃうね!』 曜『やっぱり私達運命の恋人同士なんだよ!』
善子「そうかもね///」
善子「運命の恋人かもね///」
曜『えへへ〜、何か照れるね///』
善子「ええ、でも嫌じゃないわこの気持ち///」
曜『うん///』
曜『それじゃあ明日は10時くらいに時計の前に集合でいい?』
善子「それでいいわ。」
曜『まずは適当にモール内うろついて、お昼を食べてから映画にしよう!』
善子「私はそれでいいわよ。」 曜『それでまたモール内うろついて・・・。』
曜『あっそうだ夕ご飯はどうする?』
曜『食べて帰る?』
善子「私はどちらでもいいけど・・・。」
善子「結構融通が利く家だから。」
善子「(本当は夜まで一緒にいたいけどあまり我侭言ったらだめよね・・・。)」
曜『ふふふ・・。』
善子「どうしたのよ?」
曜『善子ちゃんどっちでもいいなんて嘘付いたらダメだよ?』 曜『本当は一緒に食べて帰りたいんでしょ?』
善子「え///?」
善子「(嘘!なんで分かったの///)」
善子「(本当にこの人は私のことなんでも分かるのかしら///)」
曜『で、もう1回聞くけど。』
曜『善子ちゃんどうする?』
善子「一緒にいたい・・・///」ボソボソ
善子「出来ることなら夜まで一緒にすごしたいです・・・///」ボソボソ
曜『善子ちゃんは素直だから好きだよ♪』 曜『私も善子ちゃんとずっと一緒にいたいよ♪』
曜『それじゃあ夜もどこかで食べようか!』
善子「ええそうしましょ。」
曜『何か食べたいものある?』
善子「そうね・・・。」
善子「私、曜さんが食べたいものが食べたいわ。」
曜『へ?』
曜『私が食べたいもの?』
善子「ええ。曜さんが食べたいものよ。」 曜『私はうれしいけど・・・。』
曜『善子ちゃんはそれでいいの?』
善子「嫌ならそんなこと言わないわ。」
善子「曜さんがおいしいと思うものを一緒に食べたいの。」
善子「(だって好きな人がおいしく食べてる姿を見るととても幸せになれるから・・・。)」
善子「(それだけで普段食べているものが何倍もおいしくなる・・・。)」
善子「(不思議なものよね♪)」
曜『そっか♪』
曜『じゃあ私のとっておきのお店に連れて行ってあげる♪』 善子「エスコートはおまかせできるかしら?」
曜『もちろんであります!』
曜『可愛い愛しの彼女のためにはりきっちゃうよ!』
善子「もう///」
曜『えへへ〜♪』
善子「じゃあ決めることも決めたし、そろそろ切るわね?」
曜『そうだね!』
曜『また明日ね!』
善子「ええ、また明日曜さん。」 曜『おやすみなさぁ〜い。』
善子「おやすみ。」
曜『愛してるよ♪』ブチッ
善子「なぁ〜〜///」
ツーツーツー
善子「もう///!!!」
善子「私も愛してるわよ///」ボソボソ
善子「〜〜〜///」バタバタバタ
善子「本当に私らしくも無いわ///」 善子「はぁ〜・・・///」
善子「あっ、そうだった・・・。」
善子「・・・。」キョロキョロ
善子「この部屋片付けてから寝ないとまずいわよね・・・。」ゴチャァ
善子「はぁ・・・。」
善子「まあ自分が悪いから仕方ないか・・・。」
善子「さっさと始めましょう。」
善子「日付変わるまでには終わらせたいわね・・・。」
善子「終わるかしら・・・。」 TVN NEWS|奈良テレビ放送
http://www.naratv.co.jp/news/20180131/20180131-03.html
奈良市で先月、歩行者にけがをさせる交通事故を起こしたにも関わらず、その場から立ち去った疑いで逮捕された郡山警察署の男性警察官がきょう減給100分の10、6カ月の懲戒処分を受けました。
この警察官は逮捕された当時、容疑を否認していましたが、その後の調べで事故を起こした認識はあったと話し「被害者の方に迷惑をかけた」と反省しているということです。なお、きょう付けで辞職しています。 ―0時頃
善子「ようやく終わったわ・・・。」
善子「ええっと時間はっと・・・。」チラッ
善子「え!?」
善子「もうすぐ日付が変わるじゃない!」
善子「早く寝ましょう!」
善子「ええっと目覚ましは・・・、7時にセットでいいかしら・・・。」
善子「まあ9時に出れば大丈夫だからいけるか・・・。」
善子「よし、セット完了!」
善子「おやすみなさい。」カチッ 今日はここまでです
実はデート編書いてるんですけど何だが無駄に長くなりそうで・・・
まだ書き終わってません
明日スレが残ってたらまた投稿することにします |c||^.- ^|| ぴゅあぴゅあようよしいいですわぁ
善子ちゃんの「曜さん」呼び、もっと流行って欲しい…… >>52 >>54
前スレはそれになります
おまけも書いてたんですけど一旦寝かすことにしてデート編にしました
後タイトルはお察しのとおり某曲から拝借してます 大体21時くらいには投稿出来そうです
最後まではちょっと怪しいですが・・・ ―翌朝
pipipipipi・・・
善子「うぅ・・・。」
pipipipipi・・・
善子「うるさい・・・。」
善子「今日は休みなのになんで目覚まし鳴ってるのよ・・・。」ガサゴソ
pipipipipiカチッ
善子「もうちょっと寝よう・・・。」
シーン・・・ 善子「ってダメダメ!!」ガバッ
善子「今日は絶対に遅刻出来ないんだから!!」
善子「せっかく昨日夜遅くまで服とかアクセまで選んだのに、遅刻したら意味ないじゃない!」
善子「ゆっくりなんてしてられないわ!」
善子「ええっと・・・。」
善子「何からしようかしら?」
善子「顔洗って、服着替えて、髪をセットして・・・。」
善子「う〜ん・・・。」
善子「とりあえず、ご飯食べてこようっと。」 ―リビング
ガチャッ
善子「おはよう。」
善子ママ「おはよう。」
善子ママ「あら今日はお休みなのに早いのね。」
善子「今日は朝から出かける用事があるのよ。」
善子ママ「!?」
善子ママ「うそっ・・・。」
善子ママ「あの万年引きこもりで超インドア派のあなたが朝から外出!?」 善子ママ「休日なんて昼に起きてゲームして寝るしかやることのなかったあなたが・・・。」ジーン
善子ママ「よかったわね・・・。」ウルウル
善子ママ「あっ、でも今日は傘が持って出かけたほうが良さそうね・・・。」
善子「実の親なのに辛辣すぎない!?」
善子「私だってたまには朝から出かけるわよ!」
善子「たまにはね・・・。」
善子「(いや・・・、出かけた記憶ないわね・・・。)」
善子ママ「ふぅ〜ん。」ニヤニヤ
善子「な、なによ。」 善子ママ「べつにぃ〜、なんでもないわよ。」ニヤニヤ
善子「だったらその顔やめて!」
善子ママ「まあ朝ご飯食べてる間に話を聞くことにして、今日は何食べたい?」
善子ママ「パン?それともご飯?」
善子「今日はパンでいいわ。」
善子「どうせ私の分用意してなかったと思うし、軽めで。」
善子ママ「あら?遠慮しなくてもいいのよ?」
善子ママ「作るのは対して変わらないから。」
善子「ううん。」 善子「少し寝不足で食欲ないからやっぱりパンでいいわ。」
善子ママ「昨日夜遅くまでバタバタやってるからそうなるのよ・・・。」
善子「だって色々準備が必要だったんだもん・・・。」
善子ママ「ふ〜ん。色々準備ねぇ〜。」ニヤニヤ
善子「もう///!」
善子「時間が無いから早く作ってよ///!!」
善子ママ「はいはい♪」
善子ママ「すぐ準備するからそこに座ってなさい♪」
善子「はぁい。」 ―――
――
―
善子ママ「はいどうぞ♪」
善子「軽めっていったのになんでこんなに豪華なの・・・。」
善子ママ「だって〜、今日は善子の外出記念だから♪」
善子ママ「はりきっちゃった♪」テヘッ
善子「年齢的にきついからそれやめたほうがいいわよ。」
善子ママ「善子明日から1週間ご飯抜きね。」 善子「なんでそうなるよの!」
善子ママ「はいはい早く食べないと遅れるんじゃないの?」
善子「そうだった!」
善子「いただきます!」パンッ
善子ママ「あわてて喉をつまらさないようにね。」
善子「ふぁ〜い。」モグモグ
善子ママ「で、今日は誰と出かけるの?」
善子ママ「彼氏でも出来たの?」ニヤニヤ
善子「うぐっ〜〜、〜〜〜っ。」 善子ママ「あらあら早くこれ飲みなさい。」
善子「ゴクゴクゴク ぷはぁ〜。」
善子「いきなりなんてこと聞くのよ///!!」
善子ママ「だって、朝早くに起きてオシャレして出ていくって言ったらデートしかないじゃない?
」
善子ママ「変なことは聞いてないと思うけど?」
善子「確かに変なことじゃないけど///」
善子ママ「それで誰なの?」
善子ママ「紹介しなさいよ♪」
善子「いや/// だからデートじゃないって///」 善子ママ「嘘おっしゃい!」
善子ママ「そんなに顔も真っ赤になって照れてるのにデートじゃないわけないじゃない!」
善子ママ「ほら!パパには黙っててあげるから♪」
善子「う〜///」
善子「Aqoursの渡辺曜先輩と出掛けるの・・・///」
善子ママ「へ?Aqoursって善子がやってるスクールアイドルの?」
善子「///」コクン
善子ママ「ほ〜そうなんだ♪」
善子ママ「その先輩のこと好きなの?」 善子「なんでそんなこと聞くのよ///!!!」ガタッ
善子ママ「いやだって聞く流れかな〜って思ったから。」
善子ママ「それで?」
善子ママ「善子は渡辺先輩のことが好きなのかな?」ニヤニヤ
善子「〜〜〜〜っ///」
善子「はい・・・///」
善子ママ「ひゅ〜ひゅ〜♪」
善子ママ「熱いね〜♪」
善子「からかわないでよ///」 善子ママ「それにしても善子の好きな子が女の子とはね〜。」
善子「何よ///!悪い///!」
善子ママ「ううん。私は全然OKよ♪」
善子ママ「善子さえ幸せになってくれればそれでいいから。」ナデナデ
善子「ママ///」ウルウル
善子ママ「ただね。」ナデナデ
善子ママ「世の中そうじゃない人もいるの。」
善子ママ「きついこと言われたりすることもあると思う。」
善子ママ「辛くてその恋が間違ってたんじゃないかと思う時もある思うの。」 善子ママ「でもね、その時はお母さんが善子のこと守ってあげるから。」ギュッ
善子ママ「あなたはその恋を貫き通しなさい♪」ナデナデ
善子「うん・・・。」
善子「ありがとうママ。」ギュッ
善子ママ「さあさっさと食べないと遅れちゃうわよ!」セナカポン
善子ママ「精一杯オシャレして楽しんできなさい♪」
善子「うん♪」
善子ママ「今度絶対に会わせてよ?」
善子「それはまた追々ね・・・。」 ―善子の部屋
善子「よしっ!」
善子「ご飯も食べて歯磨きも終わったし、顔も洗った。」
善子「後は身支度をするだけね。」チラッ
善子「あまり時間もないからぱぱっとしちゃいましょう。」スルスル
ガチャッ
善子ママ「善子ちょっといい?」ヒョコッ
善子「きゃぁ〜〜〜///」
善子ママ「あら着替えてたのね?」 善子「部屋に入る前はノックしてっていつも言ってるでしょ///!!」
善子ママ「いいじゃない別に母親なんだから裸の1つや2つ見られても・・・。」
善子「私が良くないのよ///!」
善子「で、何か用事なの///?」
善子ママ「そうそう、私もこの後パパのところに出かけるんだけど、今日は帰ってこないから戸締
りだけはしっかりしてね?」
善子「わかったわ。」
善子「パパによろしく言っておいて。」
善子ママ「ふふふ、彼女さんのことは伏せておいて、元気にやってるって言っておいてあげる♪」
善子「余計なことは言わなくていいからね///!」 善子ママ「それじゃあよろしく♪」
バタンッ
善子「全く・・・デリカシーがないママなんだから・・・。」ヌギヌギ
ガチャッ
善子ママ「それと肝心なこと忘れてたわ。」
善子「って、全然反省してないじゃないの///!!」
善子ママ「おお〜、完全に下着姿じゃない。」
善子「早く出てってよ///!」
善子ママ「こほん、善子今日はデートなのよね?」 善子「そうだってさっき言ったじゃない///!!」
善子ママ「そして今日の夜、家には誰もいない・・・。」
善子「それがどうしたのよ///」
善子ママ「善子!」ガシッ
善子「何!?」
善子ママ「ここは親であり教職者の立場として言います。」
善子ママ「善子も年頃の女の子だから仕方ないと思うんだけど・・・。」
善子「?」
善子ママ「曜ちゃんを連れ込んでエッチするのはまだダメだからね!」 善子ママ「せめてもう少しデートとか色々段階を踏んでからの方がいいと思うの・・・。」
善子ママ「だから・・・。」
善子「なぁ〜///」
善子「何言ってるのこのバカママ///!!!」
善子「よりにもよって年頃の娘にそんなこと聞いてくるなんて///!」
善子「ありえないわよ///!」
善子ママ「いやぁ、一応念だけ押しておこうかなってね♪」
善子ママ「まあ雰囲気に流されたなら仕方ないけど。」
善子ママ「その時は曜ちゃんに責任を取ってもらわないとね♪」 善子「ほんとバカなんじゃないの・・・///」
善子ママ「それじゃあお母さんはここで退散するわ。」
善子ママ「あっそれとはいっ、これお小遣い♪」
善子「え?」
善子ママ「せっかくのデートなんだし楽しんでいらっしゃいな♪」
善子ママ「じゃ〜ね〜♪」フリフリ
バタン
善子「あ、嵐が過ぎ去ったみたい・・・。」
善子「でもうれしい。」 善子「ちゃんと応援してくれてるんだ///」
善子「変に固いところあるからダメだって言われるかもって思ってたけど///」
善子「ありがとうママ///」ギュッ
善子「さぁ〜て!着替えましょう!」
善子「早くしないと本当に時間が無くなっちゃうわ。」
善子「ええっと、下着下着っと・・・。」
善子「昨日選んだのになんだか地味に思えてきたわね・・・。」
善子「やっぱりこっちの黒いのにしたほうがいいのかしら・・・。」
善子「って見せるわけじゃないんだからなんでもいいじゃない///」 善子「うぅ・・・///」
善子「ママが変なこと言ったから気になってきた・・・///」
善子「曜さんが見られるってことも想定したほうがいいのかしら・・・///」
善子「ああ〜もう!!」
善子「迷うなヨハネ!」
善子「自分の感性に自信を持ちなさい!!」
善子「見えないところもオシャレするのが本当のオシャレよ!」
善子「そうよそうよ!」
善子「これにしましょう!」ガシッ 善子「・・・。」スルスル カチッ
善子「・・・///」
善子「ちょっと大胆すぎるかしら・・・///」
善子「いいわよね///」
善子「もしものこともあるし、これくらい攻めたっていいわよね///」
善子「うんうん。そうね///!」
善子「備えてあれば憂いなしよ///!」
善子「後は昨日用意したものに着替えてっと・・・。」スルスル
善子「よしっと♪」 善子「どうかしら?変じゃないわよね?」クルクル
善子「いざ着てみると自信がなくなってきたわ・・・。」
善子「う〜ん・・・。」
善子「いっそ全部変えてみる?」
善子「いやいや、やっぱりこのままの方が・・・。」
善子「ああ〜、どうすればいいのよ〜!!」
ガチャッ
善子「!?」
善子ママ「早くしないと時間に遅れるわよ?」
善子「わかってるわよ!」 善子「ってノックまた忘れてるでしょ!」
善子ママ「全くこっちが心配してあげてるのに・・・。」
善子ママ「親の心子知らずとはよく言ったものね。」ヤレヤレ
善子「それとこれとは話が違うっていうか・・・。」
善子ママ「あら?まだ着替え中だったの?」
善子「うぅ・・・。」
善子「なんだか決まらないのよ・・・。」
善子「ママどうしよう・・・。」ウルウル
善子ママ「今でも十分可愛いじゃない♪」 善子ママ「何が不安なの?」
善子「分からないの・・・。」
善子「どれが一番いいのかわからないのよ・・・。」シュン
善子ママ「私は今のままでいいと思うわ♪」
善子ママ「だって♪」ギュッ
善子ママ「恋する乙女はこの世の中で一番綺麗で可愛いものなんだから♪」
善子ママ「自分に自信を持ちなさい善子!」ナデナデ
善子ママ「あなたは今世界一可愛いわよ♪」ナデナデ
善子「うん///」 善子「ありがとう///」
善子ママ「う〜ん髪型はいつも通りにするのかしら?」
善子「ええ、そのつもりよ。」
善子ママ「お母さんがやってあげようか?」
善子ママ「少しアレンジしてあげる♪」
善子「ええ〜、ママ出来るの?」
善子ママ「こう見えても昔は色々髪型いじってたのよ?」
善子ママ「可愛い善子をもっと可愛くしてあげる♪」
善子ママ「ほらそこに座って!」ポンッ 善子「わかったわ。」
善子「ママお願い♪」
善子ママ「任せてちょうだい!」
―――
――
―
善子ママ「はいっ!完成っと!」
善子ママ「どう?ちょっと束ねたり編み込んだりしたけど・・・。」
善子「わぁ〜。」キラキラ 善子「いい!すっごくいいわ!」
善子「ママありがとう♪」ギュッ
善子ママ「気に入ってもらって良かったわ。」
善子ママ「ほらっ、そろそろ出かけないと遅れるわよ。」
善子ママ「集合15分前には着くように出かけること!」
善子ママ「それがマナーよ♪」
善子「わかったわ。」
善子ママ「忘れ物が無いようにしなさいね。」
善子「ええっと、財布持ったし、ハンカチもティッシュもある。」 善子「スマホも入れたし、念の為折り畳み傘も入れた・・・。」
善子「後は・・・。」
善子ママ「本当に念の為だけど、絆創膏も入れておきなさい。」
善子ママ「あなたそそっかしいから怪我するかもしれないし。」
善子「ありがとうママ♪」
善子「よし!これでOKっと!」
善子「それじゃあ行ってきます!」
善子ママ「いってらっしゃい♪」
善子ママ「気を付けて楽しんできなさい♪」
善子「わかったわ♪」 ―ショッピングモール時計前
善子「ふー今日は何事もなく着くことが出来たわね・・・。」
善子「(本当に何もなくて良かった・・・。)」
善子「(あまり祈ったことないけど神様お願いします。)」
善子「(今日1日は不幸が降りかからないように守ってください・・・。)」
善子「あ、あれって?」
善子「曜さん!?」タタタタッ
善子「曜さんもう来てたの?」
曜「あっ、善子ちゃんおはヨーソロー♪」 曜「はやいね♪」
善子「って私の方が遅く来てるんだけど・・・・。」
善子「いつからここにいたの?」
曜「今来たところだよ!」フンス
善子「絶対に嘘ね・・・。」ジー
曜「うっ・・・、一度言ってみたかったセリフだったのに・・・。」
善子「それでいつから来てたの?」
曜「ええっと・・・、1時間前くらいかな・・・。」
善子「そんなに早く来てたの!?」 善子「だったら連絡してくれたら早く来たのに・・・。」
善子「曜さんごめんなさい・・・。」ペコリ
曜「ええ〜!善子ちゃん謝らないで!」
曜「私が勝手に早く来たのが悪いんだから!」
曜「ほら顔上げて!」
善子「でも・・・。」ウルウル
曜「ほら私って用意がすぐ終わっちゃうんだよね〜。」アハハハ
曜「終わったらなんかじっとしてらんなくって・・・。」
曜「外に飛び出しちゃったんだ♪」 曜「善子ちゃんはきっととびっきりオシャレして来てくれるって思ったから連絡するのも悪いかな
〜ってね。」
善子「そうだったの・・・。」
善子「確かに用意に手間取ってたから連絡が来てもすぐにいけなかったのかもしれないわ。」
善子「それで///」
善子「どうかしら///?」ウワメヅカイ
曜「・・・。」ジー
善子「(ドキドキする///)」
善子「(どうしたのかしら///?)」
善子「(もしかして何かおかしいところでもあったのかしら///?)」 善子「(どうしよう・・・。)」
曜「すっ。」
善子「す?」
曜「すっ〜〜〜〜〜〜っごく可愛いよ善子ちゃん♪」ギュッ
曜「いつも可愛いけど、何倍いや何十倍も可愛いよ♪」
曜「今日の為に頑張ってオシャレしてくれたんだね!」
曜「すっごくうれしいよ♪」ニコッ
善子「ありがとう///」
善子「曜さんの為に頑張ってオシャレしたから褒めてもらえてうれしい///」 善子「すごくうれしいわ///♪」
曜「流石私の自慢の彼女だね♪」ミミモトボソボソ
曜「綺麗だよ善子ちゃん♪」ボソボソ
善子「〜〜〜っ///」カオマッカ
善子「(全くこの人はいつもいつも///)」
善子「(本当にずるいわ///)」
曜「私ももっとオシャレしてきたら良かったかな〜。」キョロキョロ
曜「いつもよりは気合入れたんだけど、善子ちゃんに比べたら見劣りするね・・・。」ニガワライ
善子「そんなことないわ!」 善子「私は曜さんのその恰好すっごく素敵だと思う!」
善子「コイビト・・・、の私が言うんだから間違いないわ!」
善子「胸を張っていいのよ!」
曜「えへへ〜、善子ちゃんに褒めてもらえてうれしい///」
曜「昨日悩んだかいがあったよ!」
曜「ありがとう善子ちゃん!」
善子「いいのよ別に。」
善子「私たち恋人同士なんだから///」ゴニョゴニョ
曜「ふふふ、それじゃあいこっか!」テヲギュッ
善子「ええ、行きましょう♪」ニギリカエリ ―ショッピングモール内
曜「何見に行く?」
善子「そうね・・・。」
善子「曜さんは何か見たいものある?」
曜「そういえば今日善子ちゃんが着てる服ってどこで買ったの?」
善子「え? ああ、それならこのモール内にあるわよ。」
曜「そうなんだ。」
曜「なんかいつもと違って雰囲気のいい服だからちょっと見てみたいなって思ってね♪」
善子「それっていつもの服が悪いみたいないいかたね・・・。」ジトー 曜「いや、そんなことはないよ!」アセアセ
曜「いつものロリータチックなファッションもいいんだけど、今日のはええっとなんていうか・・
・。」アセアセ
曜「私も着てみたいし・・・。」アセアセ
曜「ええっと・・・、そのぉ・・・。」
曜「ご、ごめん・・・。」シュン
善子「ふふふ・・・。」
善子「あはははは〜。」
曜「善子ちゃん?」キョトン
善子「冗談よそんなことで怒るわけないじゃない♪」 曜「え?」
曜「ええ〜!!!」
曜「だましたなぁ〜!」
曜「すっごく心配したのに!」
曜「ひどいよ善子ちゃん!」プンプン
善子「まさかあんなに必死で謝るなんて思わなかったから。」
善子「少し焦った曜さんを見るのも新鮮だったわ♪」
善子「今度から怒った振りしてからかおうかしら?」ニヤニヤ
曜「ぶー!」プンプン
曜「そっちがその気なら!!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています