千歌「すき焼き食べたい」
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『さあ高海千歌さんの挑戦!ここを乗り越えて賞金なるか!?』
梨子「千歌ちゃん頑張れ!」
曜「100万円が待ってるよー!」
千歌「...」
千歌「っ!」ダッ
『スタートしました!』
千歌「(遅っ!何でこんなに身体が動かないの!?)」
『さぁ第1関門はドラム缶ローリング!落ちずに向こう岸まで渡りきれるか!?』
千歌「よいしょっ!」ガシ
ごろんごろん
千歌「(順調順調〜)」
ごろんごろん...
ピタッ
千歌「え!?」
『止まったぁ!』
千歌「(ちょちょちょ!?真ん中で止まる!?しかも下マグマだよ!?落ちたら死ぬって!!)」
千歌「(動けっ!動けってば!!)」
ズシン
千歌「(え...何これおっも)」ググ
チカチャ-ン!!
千歌「もう...耐えられ...な」ズルッ
『ざんねーん!!』
千歌「(さようなら...みんな)」
千歌「!!」バッ
果南「あ、起きた?」 千歌「え...何で?果南ちゃん?」
果南「おはよー千歌」
千歌「今何時?」
果南「んーとね、3時半」
千歌「は?」
果南「3時半だよ」
千歌「そっか...おやすみ」
千歌「じゃないよ!何で私の部屋にいるの!?」
果南「しー」
千歌「むぐ」
果南「美味しいお肉が手に入ったんだ。だからすき焼きしたいなーって」
千歌「ぷはっ」
千歌「馬鹿アホまぬけ!今何時だと思ってるの!?」
果南「ほら、前に千歌も朝早くからやったじゃん。あれの2回目2回目」
千歌「今は真夜中だよ!」
千歌「てゆーかどうやって入ったの...?あと手に持ってる内臓っぽいのはなに?」
果南「ヒミツ」
千歌「秘密って...」 果南「さ、皆誘ってすき焼きパーティしよ?」
千歌「ちょっと待って...着替えるから」ヌギヌギ
果南「楽しみだなぁ」
千歌「眠くないの?」
果南「私は元気だからね〜」
千歌「理由になってないよ...」
千歌「ふぅ、着替え完了」
果南「よーし、すき焼きパーティの準備開始♪」
果南「最初は誰にする?」
千歌「誰にするって、みんな寝てるよね」
果南「そんなの、起こせばいいじゃん」
千歌「殺されるわ」
果南「何とかなるって。みんな優しいし」
果南「前に爆竹残ってたよね?ほら、あれ使ったりさ」
千歌「度重なる部屋の崩壊に無くなりました」
果南「あら、残念」
千歌「まぁでも実はいつかやろうと思ってこんなの用意してました」テッテレ-
果南「わーおクラッカー」 千歌「それじゃ、準備できたし誰にしようかな」
果南「うーん...沼津組は車が欲しいしなぁ」
千歌「そうだね。近場から攻めようか」
果南「千歌の好きにしなよ」
千歌「んー」
千歌「それじゃあ>>7で」 舎弟と書いてルビィと読む
あ、今のはルビとルビィを(ry 果南「ルビィか。いつも通りだね」
千歌「ちょっと起こすのは可哀想な気がするけど...」
果南「ルビィ起こしたらセットでダイヤも起きそうだけど...」
千歌「まぁそれはそれでよしってことで。2回も怒られたくない」
果南「確かにね」
千歌「そんじゃ行こっか」
果南「あ、ごめん後ろ乗せて」
千歌「えっ」
果南「いやここまで歩いてきたからさ」
千歌「何で?果南ちゃん馬鹿なん?」
果南「馬鹿じゃないよぅ」
千歌「はぁ...まぁいいよ。乗ってきな」
千歌「その代わりポリっぽいのがいたら降りてよね」
果南「わかってまーす」 千歌「はぁふぅ...」キコキコ
果南「ファイトー」
千歌「うーさむさむ...果南ちゃん平気?」
果南「へーきへーき、千歌あったかいし」ギュ
果南「楽ちんだわ〜」
千歌「くそー!普通逆じゃない!?果南ちゃんの方が力持ちなんだから!」
果南「まぁまぁ、自転車は千歌のだし」
千歌「理由になってないよ!」キコキコ
果南「おっ、もう見えてきたじゃん。早いね〜」
千歌「相変わらずでかい家だなぁ」 キキーッ!
果南「着いた〜」
千歌「自転車ここに止めていいかな?」
果南「いいんじゃない?」
千歌「さてと...」ガシャン
千歌「どうやって入るんだこれ?」
千歌「インターホン?いや家の人も起きちゃうよね」
千歌「うーん...」
果南「千歌ー」
千歌「ほぇ?」
果南「こっちこっち」
果南「昔3人で作った抜け道があるんだ」
千歌「おおー、ないすぅ」 果南「ここを抜ければ...っと」
千歌「」
果南「千歌?」
千歌「腹が詰まった」
果南「んもー、差し入れのやりすぎだよ」
千歌「自重します...」
果南「よいしょと」グイ
千歌「」ズボ
千歌「ふぅ...」
果南「これ、何とかしないとね」グニグニ
千歌「はぁい」
果南「さてと、この扉開けたらダイヤの部屋の前に」パカ
千歌「おお!」 ダイヤ「...zzz」
果南「よく寝てるね」
千歌「うん、死んでるみたい」
果南「その表現はどうかと思うよ...」
千歌「鼻つまんじゃえ」キュ
ダイヤ「...zz」
ダイヤ「!?」
ダイヤ「〜!!」ジタバタ
果南「や、やめなよ千歌〜w」
千歌「そだねw」
果南「ほら、目的はルビィでしょ?」
千歌「うん、ルビィちゃんの部屋にレッツゴー」
果南「ダイヤ、また後でね」
ダイヤ「...」
ダイヤ「zzz」 ルビィ「ピギギギギギwww」
果南「なんじゃこのいびき」
千歌「ダイヤさんとは大違いだね」
ルビィ「ピ...ピギッ...フガッ!」
千歌「ブフッ」
果南「ルビィ...おっさんじゃんw」プルプル
千歌「気持ちよーく寝てるところ悪いけど」スッ
果南「いくの?いっちゃうの?」
千歌「いくよー」スッ
パァン!
果南「そりゃー」
パァン!
ルビィ「!!??」ガバッ
ルビィ「くせ者!?」スチャ
ちかなん「」
ルビィ「ふぇ?ちかしゃん?かなんしゃん?」キョトン 千歌「お、おは〜...」ドキドキ
果南「る、ルビィちゃん?その手に持ってるのはちょーっとヤバいかなん...?」ドキドキ
ルビィ「な、何でいるんですか...?」ガクガク
ルビィ「まさか...どろぼう」
千歌「ないない!そんなことしないから!」
果南「ほら、差し入れだよ。差し入れ」
ルビィ「!」
ルビィ「なんだ...そうだったんですか」ホッ
ルビィ「こんな朝早くから珍しいですね。あ、またお鍋パーティですか?」
果南「3時40分なんだけどなぁ」
千歌「鍋パーティねぇ...まぁ似たようなものかな」
千歌「今回はすき焼きなんだよねー」
果南「ねー」 ルビィ「すき焼き...!」ジュルリ
果南「ちなみにお肉はもうあるんだ〜」
ルビィ「ほんとですか!?」
千歌「てなわけでルビィちゃんにはすき焼きに合いそうなものを持ってきて欲しいんだよ」
ルビィ「なるほど...それで家まできてくれたんですね」
ルビィ「ルビィびっくりして久しぶりに45口径をぶっぱなすところでしたよ」
千歌「久しぶり...?」
ルビィ「はい!おねいちゃあとケンカしちゃった時に」
ルビィ「まぁそれは置いといて、食材取ってきますね〜」トテテ
果南「う、うん...いってら」
ちかなん「...」
千歌「モデルガン、だよね...?」
果南「試してみる?」
千歌「やめようよ...死んじゃうって」 果南「てかさ、ダイヤもだけど家の人全然起きてこないね」
千歌「黒澤家の朝は早いらしいんだけどね〜」
果南「まぁその方が都合いいんだけどさ」
千歌「そうだね」
果南「あ、ルビィ帰ってきた」
ルビィ「お待たせしました〜」
千歌「おかえり〜」
果南「おぉまたどっさりと」
ルビィ「えへへ、パーティしますから」
千歌「なにかななにかなー?」
>>24 ルビィの持ってきたもの 果南「春菊かー」
千歌「いいねいいね〜すき焼きって感じだね」
ルビィ「えへへ、この前知り合いの農家さんが贈ってくれたんです」
千歌「いいなぁ...私もそんな知り合いが欲しい〜」
果南「みかん農家?」
千歌「もちろん!」
千歌「毎日美味しいみかんを贈ってもらうんだ〜」
果南「そんなにもってこられても飽きるよ?」
千歌「飽きないよ〜」
ダイヤ「...うるさいですわ」ヨタヨタ
ルビィ「あっ、おねいちゃあおはよ」
ダイヤ「おはようルビィ、早起きさんね」
果南「おはようダイヤ」
千歌「おはちかー」
ダイヤ「...」
ダイヤ「まだわたくしは夢を見ているのかしら」
果南「現実現実」
千歌「安心してください、本物の高海ですよ?」 ダイヤ「な、何故あなた達がここにいるんですの...!?」ガタガタ
千歌「差し入れですよ〜」
果南「すき焼きパーティ!」
ルビィ「いぇーい!」
ダイヤ「すき...焼き?こんな時間ですのに?」
千歌「夜中にすき焼きパーティだなんて面白いでしょ?」
ダイヤ「ぜんっぜん面白くありませんわ!大体、こんな時間に何故起きているんですの!?」
果南「私が起こした」
千歌「起こされた」
ルビィ「ルビィは舎弟だから」
ダイヤ「馬鹿ばっかりですわ!」
千歌「というわけでダイヤさん!」
ダイヤ「やりませんわ。せっかくの休日なのに無駄な時間を過ごしたくありませんもの」
千歌「えー、やりましょーよー」 ダイヤ「やりません!」
果南「ダーイヤ〜」グイグイ
ダイヤ「やりませんったらやりません!」
ルビィ「おねいちゃあ...」スッ
ダイヤ「!?」ビクッ
ルビィ「ルビィ、みんなですき焼きパーティしたいよぉ」チャキッ
ダイヤ「し、仕方ありませんわね!少しだけ待っていてください!」
千歌「いぇーい!」
果南「ありがとうルビィ」
ルビィ「いえいえ」 ダイヤ「春菊が見当たりませんが...」
ルビィ「あっ、ルビィが持ってきちゃった」
ダイヤ「あら、そうでしたの」
千歌「なになに?何持ってきてくれたんですか?」
果南「すき焼きだよー?間違っても変なの持ってきちゃダメだからね〜」
ダイヤ「わかってますわ!」トテテ
〜数分後〜
ダイヤ「持ってきましたわ」スッ
千歌「おぉー!」
果南「何だろう」
>>32 ダイヤの持ってきたもの 千歌「おお〜これもすき焼きの必需品」
ダイヤ「すき焼きに入れられる具材はこれしかありませんでしたもの」
果南「いやでも充分じゃない?」
ルビィ「お肉と春菊としいたけ。幸先いいですね〜」
千歌「うん!これは期待できそう!」
ダイヤ「そう言えば、パーティはどこでやるんですの?」
千歌「へ?私の家ですけど」
ダイヤ「すき焼き用のお鍋はあるんですの?」
千歌「うーん...お客さん用のはあったと思うけど」
ダイヤ「では黒澤家に伝わるすき焼き用のお鍋を持って行きましょう。すき焼きが1層美味しくなりますわ」
果南「え?鍋で変わるの?」
ダイヤ「当たり前ですわ!熱の伝わり方や鉄分がクドクド」
ルビィ「とにかく美味しいんですよ!1度食べてみてください!」
果南「楽しみ増えたね」
千歌「うん!何が違うんだろうね」 千歌「よーし、次行ってみよー」
果南「おー」
果南「あ、ダイヤ」
ダイヤ「どうしました?」
果南「自転車ある?余ってるの」
ダイヤ「確か倉庫に」
果南「ちょっと借りるね」
ルビィ「え、ここまでどうやって」
千歌「もちろんニケツ」
ダイヤ「よく警察のお世話になりませんでしたね...」
果南「時間が時間だからじゃない?」
千歌「外寒かったからあったかくしていったほうがいいですよ」
ダイヤ「そうですわね。カイロ貼って行きましょう」
千歌「さぁ行こう!目指すは>>37の家!」 どうやって北海道まで自転車で行くんだろうなー(チラッ 3人「は?」
千歌「行こう!」
ダイヤ「何を馬鹿なことをおっしゃいますの!?函館よ!?函館ですわよ!?」
果南「千歌、内浦と函館ってどんくらい距離あるのか知ってる?」
ルビィ「行くだけでも死んじゃいそう...」
ダイヤ「ルビィ、わたくし達は家で大人しくしていましょうか」
ルビィ「うん」
果南「私も」
ダイヤ「あなたは首謀者なのですから行ってきなさい!」
果南「やだよ!寒いし!」
千歌「まぁまぁ、みんな」
千歌「大丈夫だから、私を信じて」
果南「不安だなぁ...」
ダイヤ「不安ですわ」 千歌「よしっ」チリンチリ-ン
ダイヤ「って!結局自転車じゃないですか!!」
果南「期待した私が馬鹿だった...」
ルビィ「うゅ...せめて電動自転車なら」
千歌「取り敢えず、私がいいよって言うまでおもいっきり漕いで!」
果南「えぇ...」
千歌「漕がなかったら死ぬから」
ダイヤ「漕ごうが漕がまいがいずれ死にますわ!!」
千歌「じゃあ行くよ〜」
ダイヤ「人の話をお聞きなさい!!」
千歌「せーっの!!」キコキコキコキコ
キコキコキコキコキコ 果南「こ、これ...いつまで漕ぐの!?」キコキコ
ルビィ「足が...」
千歌「みんな...行くよ!」スッ
BGM:自転車が空を飛ぶアレ
フワッ
ダイヤ「おファッ!?」
果南「え?何で!?自転車浮いてる!!」
ルビィ「しゅごい!」キコキコ
千歌「ルールールルルルルールルー♪」キコキコ
ダイヤ「凄い...これなら函館へ行けますわ!」
果南「いやでもこのスピードならいつ着くんだよ...」
千歌「しっかり捕まってて!」キコキコ
千歌「ハイパードライブ、起動!」
フッ 〜函館〜
聖良「遂に完成ね...」
理亞「まさか創刊号のプルトニウムがここで必要だったとは」
聖良「理亞、行ってくるわね」
理亞「姉様...」
聖良「大丈夫、試運転はお母さんでやったでしょ?」
理亞「でも...」
聖良「セイントスノーに不可能はない。だから必ず帰ってくる」
理亞「うん...姉様、気をつけて」
聖良「じゃあ、エンジンかけるね」カチャカチャ
ブロロロン
理亞「時速88マイルで起動するから」
聖良「88マイルね。何キロかしら?」
理亞「88キロでしょ?」
聖良「えっ、そんなに遅いの?」
理亞「知らない。ググる」
聖良「もっと速かったような...」
理亞「時速142キロだって」
聖良「結構飛ばすわね...」 ブロロロロロ
理亞「姉様...!」
ソコノクルマ-!トマリナサ-イ!
理亞「姉様!?」
トマレ-!トマレ-!
フェェ...トマッテヨォ
バリバリバリントォォォン!!!!!
理亞「!?」
キエタ!?
理亞「せ、成功したの...?」
フッ
ズザザザザァ!!!!!
千歌「ふぃ〜...とうちゃーく」
理亞「!!??」
果南「ごめん、吐きそう...」
ルビィ「おねいちゃあもう吐いてます」
ダイヤ「オロロロロ」
理亞「何で...?何でここに!?というかどうやって!?」 〜数日前 内浦〜
バリバリバリントォォォォン!!!!
シュウウウウ
聖良「...」
聖良「ここは...?」
聖良「千歌さんの家の前...ということは!?」
聖良「やっぱり!昔の時間に来てる!」
聖良「やった!成功よ!」ピョンピョン
聖良「さて、タイムスリップしてやることは...と」
聖良「千歌さんのお部屋に侵入ね」
〜千歌の部屋〜
千歌「...zzz」
聖良「ふふ、可愛い寝顔」
千歌「...よーちゃん」ムニャムニャ
聖良「」チュッ
千歌「...えへへ、おなかいっぱい」
聖良「ごちそうさま」
聖良「怪しまれないように持ってきたこれに着替えて...」ゴソゴソ
うちっちー(聖良)「これで大丈夫ね」 理亞「高海千歌、ここはどこかわかる?」
千歌「函館だね」
理亞「今乗ってるのは?」
千歌「自転車だね」
理亞「...」
理亞「頭痛い」
ルビィ「うん、わかる。わかるよ理亞ちゃん」
ダイヤ「お姉さんの方は?」
果南「こんな夜中なのに良く起きてたね」
理亞「タイムスリップしてる」
果南「は?」
理亞「過去のどこかにいるはず」
ダイヤ「タイムスリップって...そんな漫画みたいな話あるわけないでしょう」
ルビィ「おねいちゃあ、ルビィ達空飛ぶ自転車に乗ってワープして函館まで来たんだよ?」
ダイヤ「そう言えばそうでしたわね」 てっきり千歌たちがデロリアンに乗って帰還したのかと 理亞「取り敢えずよくきた」
千歌「よく来てやった」
果南「普段来る側だから来てもらうとびっくりでしょ」
理亞「」コクン
理亞「何かあったの?」
千歌「パーティ!」
理亞「パーティ?」
ダイヤ「すき焼きパーティをするんですの」
理亞「今から!?」
千歌「今から!」
理亞「馬鹿だ。馬鹿すぎる」
ルビィ「ほら、おでんの時も朝早くやったし」
千歌「パーティは早くからやると楽しいでしょ?」 理亞「すき焼きか...取り敢えず食材もってくる」
千歌「はーい」
理亞「あ、寒いからどうぞ上がって。コーヒーいれる」
ダイヤ「お気づかいなく」
ルビィ「うぅ...函館来るならもっとあったかくしてくれば良かったよぉ」
果南「そだね...ちょっと寒い」ガタガタ
千歌「何持ってきてくれるかなー」
ルビィ「うーん...お豆腐?」
ダイヤ「糸こんにゃくは外せませんわね」
果南「割り下でしょ。すき焼きが始められないし」
理亞「お待たせ」
理亞「砂糖とミルクはこれ使って」
千歌「ありがとー」
理亞「あとこれ、すき焼きの」
千歌「はいよ〜」
果南「なになに?」
千歌「なんだろね〜」
>>54 理亞の持ってきたもの 千歌「蟹!?」
理亞「ほら、いつぞやの時に蟹を渡せなかったから...」
果南「あーあったね」
千歌「いやでも蟹...すき焼きに蟹って」
ダイヤ「蟹の味をぶち殺しそうですわね」
ルビィ「普通に蟹として食べた方が...」
理亞「そうしてほしい」
果南「でもさ、かにすきってあるよね?」
千歌「ほんとだ!じゃあいけるんじゃ...!」
ダイヤ「かにすきはかにのすき焼きではありませんわ」
千歌「そうなの!?」
ルビィ「常識的に考えてすき焼きに蟹を入れますかね...」 千歌「よーし、蟹も手に入れられたし次行くか」
果南「え、またこれで帰るん?」
理亞「大丈夫、本来なら私が向かうために用意してたのがあるから」
ルビィ「流石理亞ちゃん!」
理亞「/////」
ダイヤ「ですがいつも来る時は1人でしょう?今回は5人いるのですが...」
理亞「平気」
果南「でもミサイル的なのはやだなぁ...死にたくないし」
ルビィ「木っ端微塵になっちゃうよぅ」
理亞「普通の輸送機だから」
千歌「それなら安心だね」
ダイヤ「次会う人は決まりましたの?」
千歌「もちろん!次は>>58です!」 果南「おぉー、鞠莉か」
ルビィ「呼ばれるの珍しいかも」
ダイヤ「確かに、呼ばれてるのは珍しいですわね」
千歌「前呼びましたけどね」
果南「鞠莉を手に入れられたら車もついてくるから沼津組も行きやすくなるね」
千歌「確かに」
果南「え、それを踏まえて決めたんじゃないの?」
千歌「いやー考えもつかなかったよ」
果南「ほんとにもぅ」
ルビィ「それで理亞ちゃん、帰りの乗り物は...」
理亞「今電話する」プルル
『ペガサスライフスタイルマネジメントです。ご要件は?』
理亞「旅客機お願い」
『旅客機ですね。かしこまりました。近くに用意しますのでしばらくお待ちください』
千歌「えっ...旅客機持ってるの?」
理亞「仮想通貨で一儲けした」
果南「すげぇ」 ゴォォォ
千歌「はぁ〜快適快適」
ルビィ「理亞ちゃん見てあそこ、すっごくキラキラしてる」
理亞「あれはイカ漁ね」
ルビィ「凄い光だね。こんな空高くからでも見える」
ダイヤ「鞠莉さんの家と言ってもホテルでしょう?セキュリティとか大変だと思いますわ」
千歌「それなんだよね〜。何かいい方法ないかなー」
果南「裏から入るのは?」
千歌「このまま飛行機ごと突っ込む!」
果南「いいねぇ、最高のサプライズだよ」
ダイヤ「普通にアポをとるという考えは無いんですの...」
ちかなん「ない!」
ダイヤ「はぁ...」
『投機はまもなく着陸致します。シートベルトを忘れないでください』
千歌「もう内浦かぁ」
果南「早いね。流石旅客機」
理亞「ふふん」ドヤ 千歌「戻ってきたー!」
果南「内浦に戻れば寒いのマシかなと思ったけどそんなことなかった」ガタガタ
ダイヤ「さっさと鞠莉さんを回収して次に向いましょう」
ルビィ「おねいちゃあノリノリだね」
ダイヤ「そ、そんなことありませんわ/////」
千歌「さてさて、どうやって入ろうか」
果南「やっぱ裏口でしょ」
千歌「しかないよねぇ...」 キィィ
バタン
千歌「お邪魔しま〜す」
果南「暗っ!電気消えたら真っ暗なのか...」
理亞「懐中電灯」
果南「おっ、気が利くね」カチ
ダイヤ「何だか薄気味悪いですわね...本当に鞠莉さんのホテルなのでしょうか?」
ルビィ「こわいよぅ...」
理亞「私がいるから」キュ
ルビィ「理亞ちゃん...」
果南「えぇと...鞠莉がいつもいるところは」
果南「こっちだね」
千歌「エレベーターは...切ってるのか」
ダイヤ「こういうところで節電しているのですね」
千歌「つけとけよー」
ダイヤ「わたくし達が来るのなんてわかるわけないでしょう。階段を使いますわよ」 千歌「あれ?最上階?」
果南「えぇと...こっからは階段が向こうに行かなきゃなかったと思う」
ダイヤ「面倒な作りしてますわね」
果南「仕方ないよ。非常階段なんだし」
ヒタ...
ルビィ「ヒッ!い、今何か足音が...!!」
理亞「何も聞こえないが」
ルビィ「ほ、ホントに足音がしたんです!!」
千歌「お客さんでしょ。普通にホテルなんだから」
ルビィ「あっ、そっか」
果南「もールビィは怖がりだなぁ」
ルビィ「ごめんなしゃい」
理亞「雰囲気が悪い。夜中にうろつく方が悪い」 果南「あっれー」
ダイヤ「果南さん...あなたまさか迷ったのでは」
果南「いや、ここの道のりであってるはずなんだよ。でもこんなところあったっけなぁ」
パッ!
5人「!?」
千歌「え!?何!?急に明るくなったけど!!」
ダイヤ「何ですのこの部屋は...」
ガシャン!
ルビィ「ピギッ!!」
理亞「クソ!開かない!」ガチャガチャ
千歌「もしかして...変な所来ちゃった...?」
果南「ヤバ、セキュリティ起動させちゃったかも...」
ダイヤ「んなぁ!?」 果南「みんな、ダッシュで向こうの扉を突き破ろう」
千歌「うん」
果南「せーの「お待ちなさい!!」
果南「へ?」
ダイヤ「あれを...」
千歌「あれ?」
ブワン
ジジジジジ...
果南「れ、レーザー!?」
果南「やばいやばい!みんな避けて!!」
ジュッ
理亞「」
亞「」ゴロン
ルビィ「ピギャァァァァ!!!!!」
千歌「何これ!?こんな所で全滅しちゃうの!?」
果南「とにかくレーザーを避けながら先に進まないと」 ブワン...
千歌「また来た!!」
ジジジジジ...
ダイヤ「今度は低いですわ!」
果南「せーのでジャンプするよ!」
果南「せーのっ!」
ルビィ「えっあっ」オロオロ
ジュッ
ルビィ「」ズリュ
ダイヤ「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
果南「セキュリティ!!私だよ!果南!!鞠莉の友達!!」
千歌「Aqoursです!Aqoursの高海千歌です!!セキュリティ解除してください!!」
ダイヤ「ルビィ...ルビィ!!」ガタガタ
ブワン
ジジジジジジ...
千歌「また来た!」
ダイヤ「今度は真ん中...伏せますわ!」
グニャア
果南「うそ...」
ダイヤ「こんなことって...」
千歌「終わった...私達全員サイコロステーキだ」
ジュッ
ボト...
ボトボトボト 果南「いやー酷い目にあったね」
千歌「もぅ!あんなセキュリティがあったなんて聞いてないよ!」プンスカ
ルビィ「確実に侵入者を殺しに来てましたね...」
理亞「恐るべしホテルオハラ」
タイヤ「果南さん、もう鞠莉さんはすぐなのですね」
果南「うん...ってダイヤ」ヒョイ
果南「左目のところ落ちてるよ」グイ
ダイヤ「あら、ありがとうございます」
千歌「用心深いなぁ小原家は」テクテク
∪・ω・∪
千歌「わっ、犬だ」
ルビィ「ヒイッ!ワンチャンさん!?」ビクビク
理亞「何でここに犬が...」
果南「ねぇ犬、鞠莉の部屋しらない?」
∪・ω・∪
ダイヤ「知ってるわけないでしょう。先に行きますわよ」 千歌「ほーらわんちゃん、お手お手〜」
果南「千歌ー、行くよー」
千歌「あーん待って〜。この子可愛いんだよぅ」ナデナデ
ルビィ「ワンチャンさん...怖い」
理亞「犬苦手なんだ」
∪・ω・∪
千歌「よーしよしよし」
∪・ω・∪「ぱふぁ」
千歌「へ?」
果南「わーお」
ダイヤ「これもセキュリティの1つでしたのね...」
千歌「〜!!」ジタバタ 千歌「くそー、二連チャンで酷い目にあうとは...」
果南「あっはは、千歌らしいね」
千歌「笑ってる場合じゃないよー!」
果南「さ、着いたよ」
『Mary's Room』
ダイヤ「確かに鞠莉さんのお部屋ですわね」
千歌「では失礼して...」ガチャ
千歌「鞠莉さ〜ん」
千歌「うぇっ!?起きてる!?」
鞠莉「...zzz」
果南「アイマスクだね」
ダイヤ「自分の顔のアイマスクだなんて、趣味の悪い人ですわ」
ルビィ「寝てます...よね?」
理亞「寝てる」プニ
鞠莉「んん...」ゴロン
果南「寝てるね」
千歌「やっぱり鞠莉さんスタイルいいなぁ...寝てる姿がセクシー、エロい」 果南「こんなに気持ちよく寝てたら起こしにくいね」
千歌「おい、私も爆睡だったぞ」
果南「まぁまぁ、千歌は千歌だから」
ダイヤ「それで、どうやって起こすんですの?」
千歌「えぇと...このクラッカーで」
千歌「あれ?ない!?」
果南「嘘!?」
千歌「おっかしいなぁ...函館まではあったはずなのに」ガサゴソ
果南「あ、もしかしてあの部屋のところで」
ダイヤ「サイコロステーキになったのですから、クラッカーも同じようになっていますわね」
千歌「くそー!」モミモミ
鞠莉「んっ.../////」ピクッ
果南「鞠莉〜起きなよ〜」クチュクチュ
千歌「鞠莉さーん!起きて〜!」モミモミ
鞠莉「ふぁっ...あっ/////」ビクン
ダイヤ「見てはいけませんわ」メカクシ
ルビィ「ふぇ?何も見えないよぉ」
理亞「...」ゴクリ 鞠莉「ンア━━━━(≧Д≦)━━━━!!」
鞠莉「ハァ...ハァ...」
果南「ぐっしょりだよ」
千歌「よいお目覚めですね」
鞠莉「果南!?ちかっち!?」
ダイヤ「/////」カァァ
ルビィ「見えない!見えない!」オロオロ
理亞「姉様もこうして果ててたのか.../////」
鞠莉「ねぇ、私死ぬわ」
果南「いやいや!なんでさ!」
鞠莉「友達と後輩にいじくられて大勢の前でイッて目覚めたのよ?死ぬしかないでしょ」
千歌「い、いいと思いますよ?高校生最後の思い出として」
鞠莉「よくないわよ...てゆーか今何時?」
果南「4時」
鞠莉「は?」
果南「よじよじよっじ〜♪」
鞠莉「てめぇぶっ殺すぞ」 果南「もうぶっ殺されたよ〜」
千歌「みんなサイコロステーキだよ!?」
ダイヤ「どうなってるんですの?ここのセキュリティは」
鞠莉「いや...あそこ入るとか逆にどうやって来たのか知りたいわよ」
ルビィ「何か変な匂いがしゅる」
理亞「大人の匂い」
ルビィ「時々おねいちゃあの部屋からしゅる匂いと同じ!」
ダイヤ「ルビィ!」
鞠莉「で、何か用なの」
果南「うん」
千歌「鞠莉さん、すき焼きパーティしましょう!」
鞠莉「いつ」
千歌「今から!」
鞠莉「どこで」
千歌「私の家!」
鞠莉「...」
鞠莉「着替えて来るから待ってて」スタスタ
千歌「...」
果南「いやー切れた鞠莉は怖いねぇ」 〜数分後〜
鞠莉「お待たせ」
果南「あ、もう着替えてきたんだ」
鞠莉「ん」ポイッ
千歌「よっと」
鞠莉「それ、すき焼きの差し入れよ」
果南「鞠莉怒ってる?」
鞠莉「別に」
果南「怒ってるじゃーん」ナデナデ
鞠莉「やめて、マジでイラついてるから」パシ
ダイヤ「鞠莉さんの気持ちはよーくわかりますわよ。普通に考えたら4時に起こされるとかガチギレ案件ですもの」
理亞「確かに。今4時か」
ルビィ「何だか時間の感覚がわかんないね」
千歌「袋の中身はなんだろな〜」
>>78 鞠莉の持ってきたもの >>81
スクールアイドルは残機制なの知らないの? 从c*??ヮ??§ ナチュラル畜生
(*> ?? ??*)ゞ メイ*σ _ σリ (q|`?? ??)乙 クレイジーサイコレズ
⌒°( ・ω・)°⌒ 舎弟
`¶cリ??ヮ??)| ノcリ,,・o・,,ル |c||^.- ^|| まとも
ノξソ>ω<ハ6 パッパラパー
ノJ(`σ_ σ´リノし 不憫な娘
∫∫( c||^ヮ^|| ←サイコレズ4号 千歌「わっ!卵だ!」
果南「鞠莉...」
鞠莉「すき焼きなんでしょ?卵がないと始まらないもの」
千歌「鞠莉さんありがとう!」
ダイヤ「これはいい卵ですわね」
理亞「そんなのわかるの?」
ダイヤ「彩美卵でしょ?」
ルビィ「お正月にマーくんさんが食べてた卵かけご飯と同じメーカーなんだよね」
理亞「そうなんだ」
果南「テレビに出るってことは、それなりの卵なんだね」
鞠莉「そう?安物よ?」
千歌「10個2000円のどこが安物なんですか」
鞠莉「毎日これを飲んでランニングしてるのよ」
千歌「ロッキーかよ」
果南「そんな卵でロッキーごっこなんかしたらロッキーに殴られるよ」 千歌「でもまこれで卵が手に入ったね」
果南「そうだね。順調順調〜」
ダイヤ「全員呼ぶとして、残り半分ですわね」
ルビィ「お肉に春菊にしいたけに卵!」
理亞「あと蟹も」
ルビィ「蟹は別物だよ〜」
鞠莉「蟹もすき焼きに入れるの?とーってもシャイニーなすき焼きになりそうね♪」
千歌「入れませんよ...」
鞠莉「んもぅちかっちは冒険心がないんだからぁ」
果南「次どこ行く?」
千歌「んーと、次は...」
千歌「>>93で!」 果南「梨子かぁ」
鞠莉「お隣さんに行くのね」
千歌「1度食材置いときたいのもあるしね〜」
ダイヤ「卵を持ったまま色々行くのも気が引けますからね」
ルビィ「割れちゃったら大変だもんね」
果南「んじゃま、千歌んとこまで戻りますか」
果南「鞠莉」
鞠莉「ん?」
果南「車」
鞠莉「え?」
千歌「車出してくださいよ〜」
ダイヤ「鞠莉さんが車を出してくだされば、沼津の人達も拾いやすいですし」
果南「鞠莉〜お願〜い」
鞠莉「はぁ、わかったわよ」 鞠莉「ちかっちの家まで行けばいいのね?」
果南「ごーごー!」
千歌「レツゴー!」
理亞「運転できたのか...」
鞠莉「まぁ、それなりに?」
ダイヤ「それなりと言ってよろしいのでしょうか...」
ルビィ「生きた心地がしませんでした...」
鞠莉「あれから結構走ったんだから!」
鞠莉「それじゃ行くわよ〜」
ブロロン
鞠莉「出発しまーす」グイ
ブゥン!
理亞「(アカン)」 ブロロロ
果南「あーでも結構マシになってる?」
鞠莉「当たり前よ。ちゃーんと教習所にも通ったんだから」
千歌「えっ待って...何で免許持ってたんですか?」
鞠莉「ヒミツ」
ダイヤ「わたくし達は危うく集団自殺をするところだったのですね...」
理亞「そう言えば、姉様は帰ってこれたのだろうか」
ルビィ「タイムスリップしたんだよね?」
鞠莉「タイムスリップ?それってもしかして週刊のやつ?」
理亞「そう」
鞠莉「へー、あれ揃えてたの。よく完成したわね〜」
鞠莉「私も集めてたんだけど、プルトニウムなくしちゃって」
理亞「そうなんだ」
鞠莉「完成品を1度見てみたかったわ〜」
ブロロロ
千歌「ねぇ鞠莉さん」
鞠莉「なぁに?」
千歌「ウチと全然違う方進んでるんですけど...」 鞠莉「おかしいわねぇ...紫の方向に進んでるはずなのに」
果南「んー?」
果南「ってこれ沼津行く道だよ!」
鞠莉「マジ?」グイ
キキッ!
ダイヤ「はうっ!」ゴッ
ルビィ「ピギィ」
ダイヤ「い、いきなりブレーキをかけないでくださいまし!!」
鞠莉「ごめんごめん、すぐにちかっちの家まで行くからね。ちょーっと近道するわよー」グイ
ブロロロロ
千歌「鞠莉さん!そっちは崖...」
鞠莉「ハイジャーンプ!」
理亞「(姉様、お元気ですか?私鹿角理亞は今日をもちまして長い長い旅に出ます。さようなら...)」
ガッシャァァン!
鞠莉「っと、ほら近道でしょ?」
果南「やるねぇ」 鞠莉「夜中にドライブってテンション上がるわねぇ!」グイ
千歌「イェイイェイ!アクセル全開だ〜!」
果南「いけいけ鞠莉〜!」
ダイヤ「ほ、法定速度を守りなさい!!」
理亞「ルビィ」ギュ
ルビィ「大丈夫、大丈夫だよ理亞ちゃん...」ギュ
ドンッ!
ギャ-ッ!
鞠莉「あら?何か轢いた?」
果南「いや、何にも」
千歌「ここ歩道のような気が...」
ドンッ!
ギャ-ッ!ウワ-ッ!
ドンッ!ドンッ!
鞠莉「もうそろそろちかっちの家よね?」
千歌「あ、はい。あそこです」
☆☆☆
果南「ねぇ鞠莉、なんか星が出てるんだけど」
鞠莉「あら、ホント」
ウーウー
ソコノクルマ!トマレ!トマリナサイ!!
ダイヤ「ひいっ!う、撃たれてますわよ!?」 パリーン
ルビィ「窓ガラスが...!」
☆☆☆☆
鞠莉「んもぅ...めんどくさいわねぇ」
ドンッ!ドンドンッ!
千歌「鞠莉さん...ヘリコプター飛んできましたけど」
果南「特殊部隊みたいなのも来たよ」
鞠莉「んもー!大人しくドライブさせて!」
キキィー!
千歌「っと」
鞠莉「ちょっと待っててね」スッ
R1,R1,○,R2,左,右,左,右,左,右
☆☆☆☆
☆☆☆
☆☆
☆
千歌「あれ?警察がどんどん離れていく...」
果南「すご、何やったの?」
鞠莉「ヒーミーツ」
ダイヤ「今日の鞠莉さんはヒミツが多いですわね」 鞠莉「着いたわよー」
千歌「ありがとうございます。ちょっと荷物降ろしますね」
果南「じゃ私達で梨子を起こしに行こっか」
ダイヤ「いいですわね」
ダイヤ「ルビィと理亞さんは千歌さんの家で大人しくしてなさい」
鞠莉「ここからは大人の時間ヨ☆」
ルビィ「はーい」
理亞「大人の時間ってなんだ...」
果南「うーん、R-18G?」
ダイヤ「Z対象ですわね」
鞠莉「このSSには暴力シーンやグロテスクな表現が含まれてマース」
理亞「今更すぎる...」
果南「てなわけで梨子起こしてくるねー」
ルビィ「はーい」
理亞「ルビィ、よく言うこと聞くね」
ルビィ「え?だって大人の時間だから...」
理亞「...」
理亞「まぁいっか。悪い様にはならんだろう」 〜梨子の部屋〜
梨子「...zzz」スヤスヤ
果南「よく眠ってますなぁ」
鞠莉「寝顔撮っとこ」
ダイヤ「シーですわよ」
鞠莉「無音カメラだから」
果南「さてと...」
果南「どうやって起こそうか」
ダイヤ「考えて無かったのですか!?」
鞠莉「いっつも無計画なんだから!」
梨子「...」モゾ
果南「ほら、大声出しちゃダメだって」ヒソヒソ
鞠莉「ソーリー」ヒソヒソ
ダイヤ「で、どう起こすんですの?」ヒソヒソ
果南「そうだなぁ...うーん」ヒソヒソ
鞠莉「あっ、>>107なんてどうかしら?」ヒソヒソ
果南「いいねそれ。採用」ヒソヒソ
ダイヤ「早速実行ですわ」ヒソヒソ 梨子「...zzz」
果南「じゃあ言い出しっぺの鞠莉からね」
鞠莉「えー私?まぁいいけど」
チュッ
梨子「...zzz」
鞠莉「あら、起きないわね」
果南「残念、鞠莉は梨子の王子様じゃなかったみたいだね」
ダイヤ「王子様って...わたくし達は女の子ですのよ?」
果南「ものの例えだよ」
鞠莉「次はどっちにするの?」
果南「じゃあダイヤで」
ダイヤ「いえいえ、果南さんから」
果南「いやいやダイヤが」
ダイヤ「いやいや果南さんが」
鞠莉「どっちでもいいから早くして!!」
梨子「...」
果南「じ、じゃあ私がいくね」
梨子「何してるんですか」
果南「フォァァッ!?り、梨子起きたの...?」 梨子「何で私の部屋にいるんですか...?」
果南「え、えーと...?」
鞠莉「ドッキリ的な?」
梨子「今何時...は?4時半?」
梨子「...寝よ」
ダイヤ「お待ちなさい!」グイッ
梨子「わぷっ」
ムチューッ
ダイヤ「ぷはっ」
梨子「...へ?」
梨子「へぇ!?/////」
ダイヤ「さぁ、果南さんの番ですわよ」
果南「いや...ガッツリ目覚めたんだけど」
梨子「だ、ダイヤ...さん?へ?え?なんで?なんでキスしたの?」
鞠莉「どうやって梨子を起こそうか3人で考えてたのよ。それで、kissで起こすって結論に」
ダイヤ「わたくし達はやったのですから、果南さんがやらなくては不公平ですわ」
果南「え、えぇ.../////」 果南「梨子...いくよ?」
梨子「は、はい」
チュッ
果南「...」
梨子「夜中に不法侵入されて起こされて先輩3人にキスされたって皆に言ったら何人信じますかね...?」
鞠莉「完全にやべーやつね」
ダイヤ「わたくし達は今から千歌さんのおうちですき焼きパーティをするのですわ」
果南「梨子を誘うと共にすき焼きの材料を差し入れてもらおうと思ってね」
梨子「お鍋の記憶が蘇る...」
梨子「そういう事だったんですね...わかりました。着替えついでに食材も持って来ます」
果南「んじゃ千歌んちで待っとくから」
梨子「ふぁぁい」
鞠莉「眠そうね」
梨子「4時半ですよ。寝たの2時なんですから」
梨子「先輩達じゃなかったらボコボコにしてましたよ」トボトボ
果南「おぉ怖」
ダイヤ「最近の若者はすぐ暴力を奮うのですから」
鞠莉「ダイヤいったいいくつよ...」 たかみけ
ルビィ「ココアおいし〜」
理亞「五臓六腑にしみわたる」
千歌「後は割り下と白菜くらいかな」
ルビィ「そう言えば、お肉ってどんなのですか?」
千歌「果南ちゃん持ってきた言ってたけど...見てないな。どこにあるんだろう」
理亞「...」ズズ
鞠莉「戻ったわよ〜」
ダイヤ「梨子さんはすぐに来るそうですわ」
果南「コレであとは花丸と沼津組だけか」
理亞「姉様」
果南「そだったね」
ルビィ「いつ戻ってくるんだろうね。というかどこにタイムスリップしたんだろう」
理亞「それがわかれば苦労しない」
ルビィ「...だよね」
チカチャ-ン
千歌「あっ梨子ちゃんだ!広間においで〜」
オジャマシマ-ス 梨子「わっ、結構揃ってる」
千歌「みんな寝てるからあまり大声出さないでね」
梨子「う、うん...」
千歌「それでそれでー、梨子ちゃんの持ってきたものは?」
梨子「えっとね〜...これなんだけど」
千歌「おぉこれは」
>>118 梨子の持ってきたもの 果南「しらたきか〜やるねぇ」
梨子「こんなのしかなくてすみません...」
理亞「むしろ何故しらたきが常備されているのか不思議」
ダイヤ「ですがしらたきはお肉を固くするとよく聞ききますわ」
梨子「えっ、そうなんですか!?」
梨子「ごめんなさい...私、変なもの持ってきちゃって」
鞠莉「ノンノン、それは誤解よダイヤ」
ダイヤ「そうなのですか?」
鞠莉「最近の研究だと全く関係ないってことがわかったそうよ」
梨子「ほっ...」
ダイヤ「なるほど...梨子さん申し訳ございません」
梨子「いえいえ!ややこしいもの持ってきた私も悪いですし」 千歌「ねぇ果南ちゃん」
果南「どしたん?」
千歌「果南ちゃんお肉持ってきたって言ってたけど、どこにあるの?」
果南「あーね。千歌んちの冷蔵庫に入れてるよ」
千歌「あ、そうなんだ。見てくるね」
果南「ビニール袋に入れてるやつだから〜」
千歌「はーい」トテテ
ダイヤ「貰いものですか?」
果南「んーん、たまたま見つけた」
鞠莉「見つけたって、どこでよ?」
果南「千歌んち来るまでに」
一同「...」
一同「は?」
果南「私変なこと言ったかなん?」 千歌「あったよー」
果南「でしょ?」
梨子「ね、ねぇ千歌ちゃん...ビニール袋の中って普通のお肉だった?」
千歌「うん、普通のお肉だったよ」
ダイヤ「ほっ...安心しましたわ」
鞠莉「いや見つけたものだから普通のお肉でも安心できないでしょ」
ルビィ「へ、変なものなかったですよね?」
千歌「変なもの...?」
千歌「そう言えば人の頭みたいなのは入ってかなー」
理亞「ひいっ!?」
ダイヤ「ほ、ほらみなさい!」
鞠莉「果南あなた何やったの...!?」
果南「別にー?お肉拾っただけだって」
ルビィ「お肉しゃん...おぇぇ」
千歌「持ってこよーか?」
梨子「来なくていいから!!」 果南「ジョークだって。ね?千歌」
千歌「うん、普通の牛肉」
鞠莉「笑えないジョークはやめて!!」
ダイヤ「鞠莉さんがそれを言いますか...」
梨子「...普通に牛肉なんだよね」
千歌「当たり前だよ。人肉なんて死んでも食べたくないよ」
果南「あーでもポッケに入ってるレバーは酔っ払いのなんだよね」スッ
鞠莉「Why!?」
理亞「まさしくR-18Gだ」
ダイヤ「どなたのなんですの!?捨ててきなさい!!」
梨子「おぇ...今からすき焼き食べるのに食べれないよ」
千歌「なんだー、それ肝臓だったのかぁ」
果南「いる?」
千歌「いらないよ」
果南「じゃあ捨ててくるわ」
果南「やっぱり若いレバーの方がいいよねぇ」 千歌「気を取り直して次行こっか」
鞠莉「そうね。エンジンかけてくるわ」
ダイヤ「わたくし達はお留守番していますわ。少し眠気が」
ルビィ「ルビィも...お外寒いし」
理亞「私も姉様が何となく来そうな気がするから」
鞠莉「じゃあ私とちかっちと果南と梨子の4人で迎えに行くのね」
梨子「私含まれてるんですか!?」
千歌「もちろんだよ!」
梨子「鞠莉さんの運転...大丈夫かな」
果南「スリルがあって面白いじゃん!」
梨子「ドライブにスリルはいりません!」
鞠莉「で、どうするの?」
千歌「じゃあ>>137のところに行きましょう」 鞠莉「花丸のところね。じゃあルートを設定して」ピッピッ
梨子「花丸ちゃんの家ならここから歩いた方が早いんじゃ...」
千歌「このクソ寒い中歩くって言うの?」
果南「歩きたくない」
鞠莉「じゃあ梨子は歩いて集合ね。私達先行ってるから」
梨子「ひょっとしたらこれはいじめと言うものではないだろうか」
千歌「ほーら行くよ」グイ
梨子「ひゃっ」
千歌「さぁ鞠莉さん!花丸ちゃんの家までレッツゴー!」
鞠莉「オッケーちかっち☆」
ブロロロン
鞠莉「アクセルぜーんかーい!」グイ
梨子「いやぁぁぁぁぁ!!!!!!!」
ダイヤ「行ってらっしゃい」フリフリ 梨子「せ、制限速度超えてませんか!?」
鞠莉「んー?たったの100km/hよ?」
梨子「たった!?鞠莉さん頭おかしいんですか!?」
梨子「ほ、ほら!対向車来てますから!!」
鞠莉「わかってるわよぅ」グイ
梨子「ひうっ!」ゴンッ
梨子「った〜...」
千歌「ヤーヤー!アクセル全開!ねーねーみんなもね爽快!」
果南「なんでもできそーだよーっと」
鞠莉「はーい!じゃあ目を瞑って次の信号まで運転しまーす!」
ちかなん「いぇーい!」
梨子「短い人生だった...」 鞠莉「レディ...ゴー」グイ
ブロロロン
果南「おーいい感じだよ」
千歌「鞠莉さん右!右だよ〜!」
鞠莉「右ね〜」
梨子「人!人います!!」
ドンッ!
梨子「きゃーっ!!」
果南「あらら轢いちゃった。鞠莉、バックバーック」
鞠莉「バックね」
千歌「グイーッといっちゃいましょう!!」
鞠莉「グイーっ」
ゴンッ!
梨子「」
鞠莉「電柱にぶつかっちゃった」
果南「んもー、鞠莉ってば」
鞠莉「そろそろ普通に花丸のところまで行きましょうか」
千歌「梨子ちゃん?りーこーちゃーん」グニ
梨子「」マッシロ-
千歌「ありゃりゃ」 お寺
鞠莉「さ、着いたわよ」
果南「...」
鞠莉「果南?」
果南「いや、なんか薄暗いお寺って怖くない?」
千歌「えーそうかな?花丸ちゃんの家なんだし平気だよ」
果南「ほ、ほら...お化けとか出ないかなん」
鞠莉「出るわけないでしょ」
千歌「あっあそこ」
果南「ひいっ!!」ビク
千歌「見て、首のない死体が」
果南「もー、びっくりさせないでよ」
鞠莉「待って、何でそんなのあるの」
梨子「あの」
果南「ウヒョオォァッ!?」
果南「な、なんだ...梨子か」
千歌「果南ちゃんビビりすぎ」
梨子「さっき☆みたいなの見えたんですけど」
鞠莉「あぁそれ?手配度だけど気にしないで」
梨子「手配度!?」
千歌「さて、花丸ちゃんを起こしに行こっか」 花丸「...zzz」スヤスヤ
千歌「よく眠ってらっしゃる」
梨子「可愛い寝顔」
鞠莉「あら、梨子も中々の可愛い寝顔だったわよ?ほら」
梨子「写真撮ったんですか!?」
果南「おーい、花丸〜」ユサユサ
花丸「...ずらぁzzz」ゴロン
果南「夢の中でもずらって言ってるよ」
千歌「花丸ちゃーん朝だよ〜起きて〜」
鞠莉「まだ5時前ね」
梨子「朝ってなんなんでしょうね」
花丸「...るさい」
千歌「花丸ちゃ〜ん」
花丸「っせーな!ぶっ殺すぞ!!」ガバ
千歌「ひっ!」
花丸「あ、あれ...?」キョトン
千歌「お、おはようございます...」
花丸「なんで?なんで千歌さん達がいるずら?」
果南「ちょ、ちょーっと色々ありまして...」 花丸「すき焼きパーティ?今から?」
千歌「うん、果南ちゃんの思いつきで」
果南「誘うと共に例の如くすき焼きの具材を花丸に持ってきてもらおうかと思ってね」
花丸「なるほど...ちょっと待っててくださいね」トテトテ
千歌「...」
千歌「すごい寝言だったね」
梨子「うん。花丸ちゃん、どんな夢見てたんだろうね」
鞠莉「意外とAqoursの夢だったりして」
果南「ぶっ殺されるのはなぁ...」
花丸「持ってきました」
千歌「はやっ」
花丸「えへへ、ちょうど良さそうなものが見つかったので」
果南「へー、なになに?」
花丸「これです」
>>151 花丸の持ってきたもの 千歌「椎茸かぁ...」
果南「椎茸はなぁ」
鞠莉「もう持ってるのよ〜」
花丸「あ、そうだったんですか。でもすき焼きに合いそうなのってこれしかなくて...」
千歌「大丈夫大丈夫、椎茸美味しいし」
梨子「そもそもタダで持ってきて貰えるだけありがたいと思わなくちゃね」
千歌「おっしゃる通りで」
果南「とゆーわけで椎茸2回目ゲットー」
千歌「やりましたー」パチパチ
梨子「後は2人だけだね」
鞠莉「先にどっち拾う?」
千歌「んーと」
千歌「>>157で」 鞠莉「善子ね。わかったわ」
梨子「前もそうだったけど、曜ちゃん最後に残すの意味があるの?」
千歌「んー」
千歌「何か楽しみは最後に取っときたい的な?」
梨子「なるほど」
果南「んじゃ、沼津向いて行きますか」
花丸「...」
鞠莉「花丸?何してるの?早く乗りなさい」
花丸「えっ、鞠莉さんの運転ですか?」
花丸「というかこの車、傷だらけで所々に赤い染みがあるんですけど」
鞠莉「長年寄り添った相棒だもの。そりゃ傷みもするわよ」
梨子「鞠莉さん免許去年とったばかりでしょ」
千歌「付いた傷も絶対今日が原因だし」
鞠莉「テヘ」
果南「ほら行くよ。乗った乗った」
花丸「酔い止め飲んどこ...」 鞠莉「善子の家に向かってしゅっぱーつ!」
シーン...
鞠莉「あら?」
鞠莉「おかしいわね...エンジンかかんない」
果南「えー?エンスト?」
鞠莉「そんなわけないでしょ〜」
鞠莉「もーはやくかかりなさい!」カチャカチャ
シーン...
鞠莉「ダメそうね。ちょっと動かないわ」
千歌「えぇ!?それじゃあ沼津までは」
鞠莉「任せて、いい方法があるの☆」
梨子「多分碌でもない方法だ」
鞠莉「んー...この人数が乗れる車は...と」
鞠莉「あっ、あれがよさそうね」タッタッ
果南「何やるんだろう...」
ガシャ-ン!
4人「」
ブロロン
鞠莉「よし、エンジンかかった...」 花丸「よ、よその家の車を...」
梨子「想像の斜め上を行く方法だった...」
鞠莉「あーこれウチのよりもいい車ねー」フカフカ
千歌「座席がフカフカだよ〜」
果南「このまま寝れそう」
梨子「い、いいんですかこんなことして...」
鞠莉「ダメに決まってるでしょ?窃盗よ?車泥棒よ?」
梨子「なら降りましょうよ!」
鞠莉「返せば盗んだことにならないでしょ?さ行くわよー」グイ
花丸「ナンマイダナンマイダ...」ブツブツ
ブゥン!
千歌「おおっ!走り出しが違う!」
果南「やっぱ高級車はひと味違うね」
鞠莉「飛ばすわよ〜!」 鞠莉「音楽でもかける?」
果南「ラジオでいいんじゃない?」
鞠莉「そうね」ピッ
『静岡県でひき逃げ事故が...』
千歌「ひき逃げだって〜」
果南「朝から物騒だねぇ」
梨子「あっそうか。今5時か」
花丸「眠いずら...」
千歌「ねぇ花丸ちゃん、どんな夢見てたの?なんか凄い叫んでたけど...」
花丸「えっ、叫んでたんですか?」
千歌「ぶっ殺すぞ!!って」
花丸「恥ずかしい/////」
花丸「全然知らない人がのっぽパンを振り回してAqoursの歌をうたってたんです...」
梨子「なんだその夢」
『犯人は車を乗り換え逃走中とのこと...』
果南「えーまだ捕まってないのか」
鞠莉「早く逮捕されて欲しいわね」 〜♪
鞠莉「フンフフーン」
果南「知ってる歌?」
鞠莉「えぇ、cmでもよく使われてるし」
果南「英語の歌はさっぱりだよー」
鞠莉「今度聴いてみたら?bgmにはgoodよ」
果南「んー、英語わかんないからいいや」
鞠莉「スピードラーニングよスピードラーニング」
千歌「まだ真っ暗だねー」
梨子「そうだね。前に起こされたのがこれくらいだったかな」
千歌「いやーあの時の梨子ちゃんは面白かった」
梨子「面白くなんかない!めっちゃ焦ったんだから!!」
千歌「ごめんごめん」
花丸「何されたんですか...」
梨子「寝てたらベッドに爆竹投げられた」
花丸「クレイジーずら」
千歌「そうかな?普通だと思うけど」
梨子「じゃあ今度やってあげるね」ニッコリ
千歌「うん、普通じゃないわ」
鞠莉「そろそろ着くわよ〜」 鞠莉「普通に善子の部屋番凸するのもつまらないわね」
千歌「そうですね。物理的な何かで扉をこじ開けられたら...」
梨子「よっちゃん携帯で呼び出した方が早いんじゃ...」
果南「味気が無さすぎるよー。折角起こしに行ってあげるんだから」
花丸「起こしに行ってあげるんですか...」
鞠莉「あっ、確か鞄にあらゆるロックを解除するソフトがあったはず」
梨子「なにそれやばい」
鞠莉「これを差し込めば...と」
ウィーン
千歌「開いた!」
鞠莉「善子のところまでダーッシュ!」タタッ
花丸「...」
梨子「花丸ちゃん」
花丸「はい」
梨子「私達は何も悪くないよね」
花丸「はい」 善子の部屋
善子「ウェヘヘ...zzz」
善子「だてんしだわぁ...zzz」
千歌「にやけてるね」
果南「気持ちよさそうにしちゃってぇ」ツン
鞠莉「流石ピッキングのプロが作ったピッキングセットね。簡単に鍵が壊せたわ」フ-
花丸「け、警察に電話...」ポピパ
梨子「私は悪くない私は悪くない私は悪くない...」ブツブツ
千歌「さて、寝てる所悪いんだけど...」
千歌「善子ちゃ〜ん、朝だよ〜起きて〜」ユサユサ
果南「おはよしこー」ユサユサ
善子「...んん」ゴロン
千歌「おっ、ノーブラ」
梨子「えっ!?」
花丸「食いつくな」
千歌「ほーら、おっぱい揉み揉みしちゃうぞー」
鞠莉「起きないとシャイニー☆しちゃうわよー?」ワキワキ
善子「...ハフゥzzz」
果南「中々手強いね」 千歌「仕方ない。これだけは使いたく無かったんだけど...」スッ
梨子「わっ!久々!」
果南「何それチェーンソー?」
花丸「でも歯がボロボロずら」
千歌「動くのは動くから耳元でやってあげようと思って」
果南「どこに隠し持ってたの...」
千歌「ヒミツ」
鞠莉「乙女ね」
梨子「チェーンソー持ってる乙女がどこにいるんですか...」
千歌「よしそれじゃ...」グイ
ギュイイイイイイン
千歌「よしこー!起きないと首をちょんぎるぞー!!」
ギュイイイイイイン
善子「!!!!????」バッ
善子「へ!?なに!?チェーンソー!?いや!やめてぇ!!!」
千歌「ふっふっふっ...おはよう善子ちゃん」
ギュイイイイイイン
善子「誰!?誰なの!?」
千歌「私だよー」
果南「善子、パニクってて千歌ってことわかってないかなん?」
鞠莉「みたいね」
千歌「起きろー!」
ギュイイイイイン
善子「起きてます!起きてますから殺さないでぇ!!」 パチ
善子「へ?」
花丸「善子ちゃん、マル達だよ?」
梨子「よっちゃん慌て過ぎだよ」
鞠莉「グッモーニン善子」
善子「え?なに?何のドッキリ...?」キョトン
千歌「おはよーしこー!」
善子「千歌さん!?」
果南「気づいてなかったの?」
善子「い、いきなり知らない人がチェーンソーで暴れてると思ったから...」
善子「というかここ私の部屋よね!?何でいるの!?」
鞠莉「色々ね」
千歌「善子ちゃん、すき焼きパーティするよ!」
善子「すき焼き?は?これまだ夢みてるの?」
花丸「夢じゃないずら」
善子「というか今何時...は?5時?」
善子「...」
果南「もしもーし?」
善子「わかった。さては差し入れね貴女達」
千歌「そだよー」 千歌「すっきやき!すっきやき!」
果南「何かすき焼きに合う食材を差し入れするんだ」
千歌「お肉と春菊と椎茸としらたきはあるからねー」
鞠莉「あと卵もね」
梨子「蟹もありましたよね...」
花丸「蟹なんてすき焼きに入れるんですか...?」
梨子「わかんない。誰の差し入れか知らないし」
善子「...ちょっと待ってて。着替えついでにとってくるから」
梨子「あ、その前に」
善子「どうしたのリリー?」
梨子「ノーブラよっちゃん収めとこ」パシャ
善子「トラナイデ!」 〜数分後〜
果南「ほほーこれが堕天使グッズか」
果南「そうだ。肝臓プレゼントしとこ」スッ
千歌「私も〜」
果南「千歌のは何?」
千歌「肝臓だよ。護身用で持ってるんだ」
梨子「護身用の肝臓とは」
鞠莉「ほら見て?堕天使マリーよ?リトルデーモン達よ、ひれ伏しなさーい!」ビシ
花丸「どうみてもSMの女王様ずら」
鞠莉「えー?堕天使っぽくない?」
千歌「乳がね...」
梨子「というか見えてますから」
鞠莉「オウ!」
善子「もー!漁らないで!!」
善子「鞠莉さんも何勝手に来てるのよ!!」
鞠莉「ウフン☆」
善子「クソッ!私より堕天使っぽい!!」
鞠莉「ほーら、本家が認めたわよ?」
花丸「善子ちゃんの堕天使の基準がズレてるずら」
善子「ズレてない!」
善子「っとそうだ。これ、差し入れのやつ」
千歌「おぉっ!何かな何かな〜」
>>175 善子の持ってきたもの 善子「すき焼き用って書いてたから...」
千歌「豆腐キター!」
果南「うんうん、すき焼きに豆腐は欠かせないもんね」
梨子「これで大体のすき焼きは揃ったかな」
千歌「そうだね!すき焼きパーティの始まりだー!」
果南「ダイヤに鍋の用意しといてって連絡するよ」
善子「また千歌さんの家でするの?」
千歌「うん!やっぱり集まるならウチでしょ」
善子「家の人とかに迷惑かけないの?」
千歌「寝てるからへーき」
善子「いや...余計ダメな気が」
鞠莉「ささ、車に戻りましょ」
千歌「そうだね」
鞠莉「ちかっちの家までノンストップよー!」
梨子「あの...車返さなくていいんですか?」
鞠莉「は?」
鞠莉「梨子、1度乗ったらそれはもう私物となるのよ?返す必要なんてないの」
鞠莉「後で爆破させたらその必要も無くなるでしょ?」
梨子「さっきと言ってることが滅茶苦茶だよー!」 善子「なんか静かですね」
花丸「朝だからね」
花丸「と言うかなんでいきなり敬語?」
善子「もー!ずら丸知らないの!?」
花丸「知らない」
花丸「この後マルが撃たれて死んじゃうことしか知らない」
善子「知ってるじゃない!!」
果南「ねぇ鞠莉、さっきからヘリコプターよく飛んでるね」
鞠莉「朝のひき逃げでしょ」
果南「おっかないねぇ」
善子「あれ?鞠莉さんの車こんなカッコよかったっけ?」
梨子「ぬs「そうよー!リニューアルしたの!」
梨子「むぐ」
千歌「椅子とかふかふかで気持ちいいよー!」
善子「今リリー何を言おうとしたの!?」
鞠莉「何でもないわよー」ピピ
ウィーン
「ヨウソロー!」
千歌「!!??」
曜「おはようみんな!寒いね〜」 千歌「曜ちゃん!?何で!?」
果南「今から迎えに行こうとしたのに...」
曜「いやー何となく差し入れの時期かなーって思ったから」
花丸「凄い偶然ずら」
曜「これって鞠莉さんの新車?ふかふかで座り心地最高だよ〜」
鞠莉「でしょー?どっかから盗んできたの」
善子「盗んだの!?」
梨子「言っちゃったー!」
曜「うんうん、高級車は盗めって昔からよく言うもんね」
梨子「言わないよ...どこの世紀末なの」
曜「それで、今日はすき焼きなんだよね?」
千歌「うん!結構具材が揃ったから曜ちゃん拾ってウチに戻るところ」
曜「それじゃあ曜ちゃんが最後ってわけだね」
曜「チッ、また最後かよ...」ボソ
千歌「何か言った?」
曜「んーん、何でも」
果南「曜は何を持ってきたん?」
曜「んーとね、これ!」
>>181 曜の持ってきたもの しいたけ「わん!」
千歌「えっ、しいたけ?何でここに...」
曜「これが私の差し入れですっ」
しいたけ「?」
千歌「は?」
果南「曜ないわー」
鞠莉「まさにようなしね」
鞠莉「あっ、今のは曜と用をかけて...」
梨子「説明はいいですから!」
千歌「ねぇ曜ちゃん、これ差し入れってどういうこと?」
曜「あはは...実は家にすき焼きに合いそうな食材が無くて」
善子「それで千歌さんの犬を食材にと」
曜「違う違う!そんなことしないよ!!」
花丸「と言うかなんで曜さんのところにしいたけちゃんがいるずら...」
曜「それは〜...」
花丸「」ジ-
曜「え、えと...たまたまいたから?」
千歌「鎖繋げてたよ!」
しいたけ「わんっ!」
千歌「えっ、繋がってなかった?」
しいたけ「わんわん!」
千歌「散歩してたら曜ちゃんに出会ったと...」
曜「そゆこと!」 千歌「なんだーそうだったのかー」
千歌「ごめんね、変な風に疑っちゃって」
曜「ううん、すき焼き用意できなかった私も悪いから」
果南「てか犬語わかるんだね...」
千歌「ずっと一緒だからね〜」ナデナデ
しいたけ「ヘッヘッヘッ」
梨子「...」
善子「リリーどうしたのよ?克服したんじゃないの?」
梨子「う、うん...」
しいたけ「わん!」
梨子「うひぃ」ドテ
梨子「ったた...」
千歌「こら!いきなり吠えちゃダメでしょ!」
しいたけ「クゥーン」
千歌「ごめんなさいしなさい!」
しいたけ「」フセ
千歌「ごめんね梨子ちゃん」
梨子「大丈夫、大丈夫だよ」 鞠莉「この車ならしいたけも乗れるから安心して☆」
しいたけ「」ペロペロ
鞠莉「やんもぅ...かわい子ちゃんね」ナデナデ
果南「んじゃ帰りますか」
千歌「そだね」
花丸「足らないものとかないんですか?」
千歌「麸とか白菜とかあるんだけど...まぁいっか」
善子「この時間ならコンビニしか空いてないわね」
善子「酒とつまみでも買いに行く?」
果南「今から何するつもり?」
善子「え、いや...そういうネタなんで」
果南「そうなん」
千歌「何とかなるでしょ。あーお腹空いた。鞠莉さん、ダッシュで帰りましょう」
鞠莉「オッケー!今からアクセルしか踏まないから!」
善子「やめてくださいしんでしまいます」 たかみけ
グツグツ
ダイヤ「...」
ダイヤ「うん、いいお味ですわ」
ダイヤ「勝手に使わせていただいたのですが、やはり旅館なだけありますわ。いいものです」
ルビィ「ルビィも」ペロペロ
ルビィ「おいしい!」
理亞「...」
ダイヤ「待っててくださいね。すぐにおいしいすき焼きが出来上がりますから」
理亞「姉様...」
ルビィ「そうだ!聖良さん!」
ダイヤ「タイムスリップしたきり帰って来ませんわね」
理亞「まさか...片道」
ルビィ「燃料がってこと?」
理亞「所詮は週刊誌...」
理亞「姉様...姉様!」ポロポロ
ダイヤ「理亞さん...」
理亞「うっ...うぅ」ポロポロ 「理亞、どうしたの?何で泣いてるの?」
理亞「!?」
ダイヤ「聖良さん!?」
聖良「はい、鹿角聖良です」
ルビィ「何で!?何で千歌さんの家に!?」
聖良「そうですね...少し話すと長くなってしまうのですが」
理亞「姉様!」ダキッ
聖良「おっと」
理亞「よかった...もう帰って来ないかと」スリスリ
聖良「大丈夫よ。ちゃんとタイムスリップは出来たもの」ナデナデ
聖良「おほん、では説明致しましょう」 聖良「タイムスリップした私はまず千歌さんの家に向かいました」
聖良「千歌さんの寝顔はとても可愛らしいかったです」
聖良「挨拶代わりのキスをして、持ってきた着ぐるみを着て息を潜めました」
聖良「あの時はチョコレートでしたかね...途中で過去の千歌さんにバレてしまいましたが」
理亞「えっ!?あの姉様は未来の姉様だったの!?」
聖良「そうよ」
理亞「待って、じゃああの時車に轢かれて肉片に...」
聖良「えぇ、死ぬかと思いました」
ダイヤ「いや肉片になって時点で死んでるのでは...?」
ルビィ「北海道、凄い」
聖良「核だけは傷つかなかったので、その後小包により私はまた千歌さんの家に戻ることが出来たのです」
ルビィ「セルかよ」
ダイヤ「で、また復活したと」
聖良「そういうことです」
理亞「...」
理亞「すまん、何言ってるかわからん」 聖良「あ、ちゃんとすき焼きの具材も持ってきたんですよ?」
ダイヤ「なんと!」
ルビィ「わぁ!すき焼きセット!」
聖良「今皆さんを迎えに行ってるんですよね?」
ダイヤ「はい、そろそろ帰ってくるかと」
ガッシャァァァン!!!!!
ルビィ「あ、帰ってきた」
理亞「今の何!?」
Doooooooooon!!!!!!!!!!
ルビィ「爆発した」
ダイヤ「大丈夫でしょうか」
理亞「確実に大丈夫ではない」
千歌「ただいま〜」
梨子「ゲホッ...絶対こうなると思った」
理亞「死んでない!?」
聖良「やはり内浦、凄いですね...」 千歌「あっ、聖良さん!」
聖良「おはようございます」
千歌「しかも白菜とかある!!」
聖良「私が用意しました」ドヤ
果南「おー帰ってこれたんだ。お疲れさん」
鞠莉「いい匂いしてるじゃなーい」
花丸「お腹が空いたずらー」
曜「朝食にすき焼きだなんてリッチだねぇ」
善子「ヘビーだわ」
千歌「よっしゃ、全員揃ったしすき焼きパーティの始まりだぁ!!」
全員「いぇーい!!!!!!!!!!!」 千歌「うっま!何このお肉!」
ダイヤ「拾ったというのに美味しいですわ」
善子「拾った!?」
果南「でしょでしょ?沢山あるからどんどん食べな」ドサ
鞠莉「あぁ!そんなに入れたら!」
善子「綺麗な卵ね...」パカ
花丸「こんな綺麗な黄身、見たことないずら」
鞠莉「ふふん、マリー御用達のエッグよ」
ルビィ「1個200円くらいするんだよ」
花丸「200円!?」
善子「えっぐ」
鞠莉「上手いわねぇ」
善子「えへへ」
曜「ほら見て、片手で」パカ
果南「甘い甘い、私なんてほら」ツン
曜「デコピン!?」
ダイヤ「食べ物で遊ばない」
果南「はーい」 ルビィ「あっ蟹しゃんみっけ」
梨子「すき焼きに蟹...合うのかな」
理亞「美味しい蟹だもん」
ルビィ「...」モグモグ
理亞「どう?」
ルビィ「うん!美味しい!」
梨子「ほんとだ、結構いける」モグモグ
理亞「ほっ」
千歌「椎茸美味しいなぁ」
曜「笠が大きいね」
梨子「しいたけ多いね...なんか」
花丸「マルも持ってきちゃったから」
梨子「いいのいいの!美味しいから大丈夫!」
善子「あー!それ私のお肉!」
鞠莉「早い者勝ちヨ」モグモグ
鞠莉「んー!デリシャス!」 ワイワイガヤガヤ
千歌「...」
「あのー」
千歌「はーい?」
「あっ、すみません...トイレと間違えました」
千歌「お手洗なら向こうですよ」
「ありがとうございます」
「いい匂い...すき焼きですか?」
千歌「えへへ、朝からなんですけどね」
「クス、楽しそうですね」
千歌「おかげさまで」
「では失礼します」
千歌「ごゆっくり〜」
千歌「何かどこかで見たことある人だったなぁ」
千歌「まいっか」
チカチャ-ンシャシントロ-
千歌「はーい!」 以前穂乃果とか伊波さんとか出てたからその辺りかな?
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