「よーちゃん!大好き!」
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〜〜〜
千歌「梨子ちゃ〜ん…」ダラダラ
梨子「なに?」
千歌「何か面白い話ない?」
梨子「ない」
千歌「え〜」
梨子「え〜、じゃないわよ 宿題しないの?」
千歌「休みに勉強するなんて、もったいよ〜」
梨子「そうやってグータラする方がもったいない」 千歌「曜ちゃんだったら面白い話してくれるのに…」
梨子「曜ちゃんじゃなくて悪うございました」
千歌「あ〜、暇だ」
梨子「宿題しなさい」
千歌「やだ」
梨子「…はぁ」 梨子「あ、曜ちゃんといえば…」
千歌「ん?」
梨子「気になることあるんだけど」
千歌「なに?」
梨子「曜ちゃんって怒るの?」
千歌「あ〜」
梨子「どう?本気で怒ってるとこ見たことないんだけど…」
千歌「う〜ん」 千歌「曜ちゃんも人だし怒るだろうけど…私も最近見てないや」
梨子「そっか」
千歌「うん、小さい時はよく喧嘩とかしてたけどね」
梨子「へぇ〜、見てみたいかも」
千歌「今は喧嘩とか全然しないもん」
梨子「残念」
千歌「千歌たちが喧嘩したら梨子ちゃんだって困るでしょ?」
梨子「まぁ…そうね」 〜数日後〜
千歌「はい、ちゅーもーく!」
曜「はーい!」
梨子「なに?」
千歌「今日は、千歌の部屋の片付けを手伝ってもらいます!」
梨子「は?千歌ちゃんが遊びたいって言ったから来たんだけど?」
曜「あれ?私は片付けって聞いてたよ?」
千歌「だって、梨子ちゃんそう言わないと来ないじゃん」
梨子「…」イラッ
曜「仕方ないね〜、梨子ちゃんも一緒にやろ?」ニコッ
梨子「…(曜ちゃんは片付けって知っていながら来たんだ…いい子…)」
梨子「分かった、やります」
千歌「よし!やるぞー!」 梨子「はぁ…休みに友達の家の片付け…」
曜「千歌ちゃん!これは?」
千歌「それは、あっち!」
曜「了解であります!」
梨子「曜ちゃん働き者だな〜」
千歌「ほら!梨子ちゃんも動いて!」
梨子「はいはい!」イラッ
梨子「(あー、イライラする…今日の夜はアレしよ…)」 千歌「ん〜これは、いらなーい!これは〜いる!」
曜「千歌ちゃん、なにしてるの?」
梨子「いるものといらないもの分けてるんだって」
曜「そっか」
千歌「ん?これは…」
曜「あっ!、それ…
千歌「なにこれ〜ボロボロ…なんでこんなぬいぐるみ持ってんだろ?いらなーい!」
曜「え…?千歌ちゃ…」
千歌「ん?曜ちゃんどうかした?」
曜「え?あっ…ううん!なんでもないよ!(そうだよね…)」ニコッ
千歌「そう?」 曜「千歌ちゃん、私今日用事あったんだった!」
千歌「え〜、聞いてないよ〜」
曜「ごめん!じゃ また、学校で!」
千歌「仕方ないか〜、わかった!今日はありがとうね!ばいばい!」
曜「ばいばい!梨子ちゃんも!」
梨子「はーい、あと少しだし、二人で頑張るわ」
曜「うん!じゃあね」
千歌「よしっ!ラストスパート!」
梨子「(ん〜…怪しいよね…)」 桜内家
梨子「ん〜…なんかなぁ…曜ちゃん急に元気無くなった気がするんだよね…」
梨子「確か…ぬいぐるみをなんたら〜って時」
梨子「あの、ぬいぐるみ確か曜ちゃんの家にもあったわよね」
梨子「…あ、そういうことか」
梨子「身近な女の子の観察を欠かさなくてよかったわ!」
梨子「今日はもう遅いかぁ…明日にしよ」 学校
千歌「よーし、練習練習!」
ガチャ
千歌「あっ!曜ちゃん!」
曜「千歌ちゃん、みんなは?」
千歌「まだだよ、私だけ」
曜「ごめんね〜昨日は帰っちゃっ て!」
千歌「いいよいいよ!曜ちゃんのおかげでサクサク進んだし」
曜「そっか、よかった」
千歌「そういえばさ、あのぬいぐるみなんだったのかなぁ?」
曜「…」ピクッ
千歌「買った覚えないんだよね〜…誰かに貰ったのかな?まぁ、もう捨てちゃったし…いい
曜「千歌ちゃん!!!」 千歌「曜ちゃん…?」
曜「あっ…ごめん…」
千歌「曜ちゃん…泣いて…
曜「え…うそ…」ポロポロ
千歌「曜ちゃん…私、何かしたなら謝るから…
曜「…」ダッ
千歌「曜ちゃん!!待って!」ガシッ
曜「…離してよ!!」ポロポロ
千歌「あ…」
千歌「曜ちゃん…」 曜ちゃんは本当怒る前に泣いて逃げ出すイメージだよね。わかる ガチャ
梨子「やっぱりいた!」
千歌「梨子ちゃん…」
梨子「曜ちゃんがさっき泣きながら走っていったのよ…」
千歌「うん、千歌が何かしちゃったみたいなんだ…でも、何したか分からない…」
梨子「何したとかじゃなくて…なんでまず追いかけないのよ!」
千歌「止めたんだけど…曜ちゃんの顔みたら、固まっちゃって…」
梨子「はぁ…」
千歌「…」
梨子「千歌ちゃんは曜ちゃん家行きなさい…みんなには私が言っとくから」
千歌「でも…行っても、何したか分からないし…」
梨子「行きなさい!」
千歌「わ、分かったよ…」
梨子「あ〜ややこしくなっちゃった…」 渡辺家前
千歌「…」
千歌「曜ちゃん…」
曜『離してよ!!』ポロポロ
千歌「…無理だ…」
千歌「帰ろう…」 鞠莉「はーい、練習おわり!」
ダイヤ「千歌さんと曜さんが体調不良とは珍しいこともありますわね」
果南「お見舞いにでも行く?」
梨子「(まずい…!)」
梨子「私が行くので大丈夫です!!」
果南「…?」
ダイヤ「ですが、心配ですし…」
梨子「えっと…えっと…(落ち着け私!)」
果南「…ダイヤ、ここは任せようよ」
ダイヤ「ですが」
果南「あっ!そういえばカフェが出来たらしくてさ!そこ行ってみたいんだよね〜一緒に行こうよ」
ダイヤ「う〜ん…わかりましたわ(果南さんと…カフェ…ふふっ)」
果南「うん!(何か事情がありそうだしね)」
梨子「ほっ…よかった…」 梨子「よっちゃ〜ん」
善子「ん、リリー何?」
梨子「ちょっとね、お願いがあって〜」クネクネ
善子「…気持ち悪」
梨子「…」
善子「で?何?」
梨子「えっと…」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています