千歌ママ「そ、そんな…娘たちには手を出さない約束のはずです!」
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国会議員「しかしねえ奥さん、道路拡張工事のために取り壊されるはずの旅館が存続できているのは私のおかげですよ?もう少し誠意を見せてくれてもいいんじゃないですか?」
千歌ママ「で、ですから…いつか私がその恩をお返しするために…」
国会議員「もう待てませんな、逆に考えれば、お嬢さんたちを私に少しの間預けていただけるだけで帳消しにすると言ってるんですよ?何を躊躇うことがあるんですか」
千歌ママ「…」
国会議員「ご理解いただけたようですね、それでは…」
千歌ママ「ダメです!それだけは絶対に許しません!」
国会議員「やれやれ、物分かりの悪いお方ですな…おい、この女を閉じ込めておけ」
部下「はっ」
千歌ママ「な、何をするんですか!?」
国会議員「娘さんたちはわたしが直々に迎えに行きますよ、大丈夫悪いようにはしませんから」 その頃千歌の家では
美渡姉「は、話せよこの野郎!」
志満「や、やめてください!千歌には手を出さないで!」
男「諦めるんだな、お前たちは母親に売られたんだよ」
千歌「嘘だ!お母さんはそんなことしない!」
国会議員「まったくやかましい、早く連れていけ」
男「はっ」
千歌「話して!だ、誰か助けて!」
???「ほっほっほっほ…」
国会議員「な、なんだ!?」
???「近くを通りかかり何やら薄汚れたケダモノの臭いがするので見てみれば、なんとそこにいたのは人面獣心のごとき狸親父ではありませんか」
国会議員「し、失礼な!誰だ貴様!」
|c||^.- ^||「いえいえ、ただの通りすがりの者ですわ」 ダイヤ「私利私欲にまみれ民のことなど二の次、このような輩が蔓延っている今の日本は実に嘆かわしいですわね」
国会議員「ええい黙れ!田舎娘の分際で!お前たちこの女の口を塞げ!」
ゾロゾロ
ダイヤ「おやおや、大の大人がその田舎娘相手に大勢でみっともないですわね、仕方ありませんわ」
|c||^.- ^||「鞠莉さん、果南さん!少し懲らしめてあげなさい」 果南「はぁ!」ドカッバキッ!
男「ぎゃあ!」
男「うわぁ!」
果南「そーれ!」
ドボーン!(男たちが海に落ちる音)
鞠莉「ファイヤー!!」ドドドドド!!!
男「うわぁ!あ、あの女マシンガンぶっぱなしてるぞ!」
鞠莉「大丈夫よ、実弾じゃなくてゴム弾ですもの、でも当たったら痛いわよ!」ドドドド!!
国会議員「く、くそっ!構わん、銃を持ってこい!」
男「くらえ!」カチャ
グサっ!
男「ぎゃあ!!て、手に何かが刺さった!?」
男「な、なんだこれは?は、羽根か!?」
善子「ヨハネ見参!」ビシッ 果南「おらぁ!!」グシャ!ボキッ!!
鞠莉「ほらほら!どんどんいくわよ!」ズガガガガ!
ダイヤ「鞠莉さん、果南さん、もういいでしょう!」
果南「よし、静まりなさい!」
鞠莉「みんな、静まりなさい!
果南「さあみんな!この家紋に見覚えがあるはずだよ!」バーン!
国会議員「そ、それは…!!」
鞠莉「こちらにいる方をどなたと心得る!」
果南「世界の政治経済を裏で操る黒澤家の長女、黒澤ダイヤ様だよ!」
国会議員「そ、そんな、まさか…」
千歌「だ、ダイヤさんが?」
果南「一同!ダイヤ様の御前である、頭が高いよ!」
鞠莉「平伏して伏し拝みなさい!」 今後、道路拡張工事という文字列を見たら意味深に見えてしまいそう 国会議員「は、ははあ!」
ダイヤ「さて、代議士の先生、これまでの悪行この黒澤ダイヤしかと見ておりましたわ」
国会議員「お、恐れながら申し上げます、今回の件は合意の上でのものでして…私が旅館の存続のために尽力したことに対しての正当な報酬を要求したまででございます…」
ダイヤ「なるほど、やましいことは何も無いと言われるのですね?」
国会議員「はっ、天地神明に誓って!」
ダイヤ「そうですか、曜さんいいですわよ」
曜「先生嘘はいけないよ、建築業者と結託して千歌ちゃんの家を潰す算段を立てていたこと、このおじさんがみーんな吐いたよ」
業者「ひぃぃ…も、申し訳ありません!」
ダイヤ「どうかしら?これでもまだ身の潔白を主張するおつもりですか!?」バーン
国会議員「うう…お、恐れ入り奉ります…」ヘナヘナ 渡辺もうちょい頑張れや
そんなんじゃ千歌ちゃんの気を引けんぞ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています