凛「かよちん!誕生日おめでとう!」
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花陽「わぁ、凛ちゃんありがとう!」
凛「はやく部室に行こうよ!みんなが待ってるよ!」
花陽「うん!」 凛「みんな!かよちんが来たにゃー!」
穂乃果「花陽ちゃん!誕生日おめでとう!」
絵里「おめでとう!花陽!」
真姫「おめでとう!!!」
花陽「わぁ、みんな、本当にありがとう!」
部室には花陽以外の全員でこっそり作った飾りつけ、「かよちん誕生日おめでとう!」と書いた誕生日ケーキ、様々な種類のおにぎりが並べられている。
花陽「すごい、これ、みんなで作ったんですか!?」
真姫「ええ、そうよ。大変だったんだから」
にこ「ちょっとぉ!真姫ちゃんは何作るにしても役立たずだったでしょ!」
真姫「な、なんですってぇ!?」
凛「あははははは!」 希「今日は誕生日サプライズがあるんやで!」
花陽「へぇ、サプライズってなんだろう」ワクワク
海未「ふふっ、驚きますよ、花陽」
穂乃果「花陽ちゃん、穂乃果たちがいいよって言うまで目を瞑ってね」
ことり「絶対に、目を開けちゃだめだよ」
花陽「わ、わかりました」ドキドキ 花陽は目を瞑る。
残った8人は花陽が目を閉じたことを確認し、目で合図をする
絵里(みんな、準備はいいわね)
希(もちろんや!いつでもいいよ)
凛(………)
凛は花陽に気づかれないように花陽の背後に素早く回り込む。
残った7人は音を立てないよう、テーブルに大量に置かれてあるおにぎりを掴んだ――― 穂乃果(みんな、行くよ)
全員(こくり)
穂乃果「花陽ちゃん!もういいよ!」
花陽(みんな、いったいどんなサプライズを用意してくれてるんだろう……)
花陽はそっと目を開けた。
次の瞬間―――
凛「かよちん捕まえた!!」
花陽「!!?凛ちゃん!!?」
凛は花陽が動けないように背後から押さえつけた!
真姫「花陽、お誕生日、おめでとう!!!」ブンッ 花陽「痛っ!これは……おにぎり……?」
穂乃果「ヘイ!!!ライスボーーールっ!!!!!」ブンブン
海未「ライスボールッ!!!」ブンッ
ことり「へいへいライスボール!!!!」ブンッ
凛が花陽を抑え込んだのを確認し、μ’sのメンバー全員で花陽におにぎりを投げつける!!
おにぎりは花陽の顔面や制服を容赦なく襲う 絵里「へい!!ライスボーーーールっ!!!」ブン
花陽「………」
真姫「へいへい!!ライブボール!!」ブン
花陽「………」
にこ「ライスボール!!ライスボール!!」ブンブン
花陽「………」
希「へいへいへいへい!!!」ブンブン
花陽「………」 穂乃果「へいっ!!!あと1発ライスボォオオオルッ!!!!!」ブンっ
穂乃果が、テーブルに置かれてあったラスト1個のおにぎりを掴み、花陽に投げつけた。
花陽「………」
絵里「はぁ、はぁ……花陽、お誕生日、おめでとう!!!」
μ’s全員「おめでとう!!!!!」
μ’s全員が息を切らせながら花陽へおめでとうの気持ちを伝える。
メンバー全員、「ああ、やりきったぞ」という達成感とともに、満足げな顔をしていた、
花陽の顔に笑顔はなかった――― 海未「今回の誕生日はスペインかどこかのパイ投げパーティーをモチーフにしたのですよ」
にこ「すっごい派手な誕生日会になったわね」
真姫「さ、おもうぞんぶん、顔や制服についたおにぎりを食べていいわよ。花陽」
希「うちらはろうそくに火をつけないとね、エリチ、手伝ってや」
花陽「………」
穂乃果「は、花陽ちゃん?どうしたの?」
ことり(感動して言葉が出ないんだよ、穂乃果ちゃん、そっとしておこう)
凛(そうだよ、花陽が感動して泣くのを待つんだにゃ!そうしたらこの誕生日会は大成功だよ!)
穂乃果「そっか!せっかく穂乃果が企画したこのライスボールパーティーの〆を飾るのは花陽ちゃんの感動の涙だもんね!」
花陽「………」 花陽「そっか、穂乃果ちゃんが企画したんだね」
穂乃果「はっ!?しまった。声にでちゃってたよ……」
真姫「もう、しっかりしてよね穂乃果、これじゃ花陽の感動の涙が見れないじゃない!」
凛「裏話を聞いたら感動も半減しちゃうにゃ……」
穂乃果「ごめん!花陽ちゃん!変な事言って、でも、穂乃果が企画したんだよ、このおにぎり投げは!」
花陽「……そっか」
そのとき、花陽は目を開けてからはじめて微笑んだ――― >>16
もう怒る未来を予測していたんだろうな…… そのまま、花陽は残されたケーキへと近づく。
そして、ろうそくに火をつけようとしていた希と絵里からガスバーナーをスッと奪い取る。
希「あっ、花陽ちゃん、うちらがやるよ」
絵里「そうよ、花陽は今日の主役なんだから、ろうそくの火くらい……」
絵里は言葉を濁した。
ケーキについたろうそくに火をつけるものと思っていた花陽が、ケーキに見向きもせず、ガスバーナーをもってそのまま穂乃果のもとへ歩いて行ったから。
ことり(は、花陽ちゃんっ!!?)
にこ(もしかして、感謝の気持ちでファイヤーマジックでも披露するつもりかしら!?)
穂乃果「花陽ちゃん!さぁ、穂乃果の胸に抱き着いてきていいんだよ!」
穂乃果はハグの体制をとり、抱き着いてくるであろう花陽を受け入れる体制をとる。
花陽は優しく微笑んだ――― しかし次の瞬間、花陽は信じられない行動をとる。
まず変化したのは「表情」だ。天使のような微笑みを見せた刹那―――花陽の表情は一変!
まるで般若!鬼のような血相で穂乃果に襲い掛かる!
穂乃果「!!?」
穂乃果は一瞬、言葉にできない恐怖に支配される。「逃げなきゃ」という考えが頭によぎるが、花陽の狂気が身体とともに襲い掛かってきたため、叶わなかった
花陽「おにぎりの恨みじゃぁあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ガシッ!!!!ジュゥウウウウウウウウ
穂乃果「ぎゃぁあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」
穂乃果を捕らえた花陽は、そのまま一瞬で穂乃果の目にガスバーナーをセット。
勢いとともに、ガスバーナーのスイッチを押した! 穂乃果「目がぁああ!!!目がぁああああああ!!!!!」ジタバタジタバタ
海未「穂乃果!!?」
絵里「花陽―――っ!!何を……」
花陽「動くな」
花陽は冷たい声で言った―――
穂乃果「あぁあああああああああああ!!!!!!」ジタバタジタバタ
穂乃果の左の眼球から大量の血が流れ落ちる。
いや、正しく言うならば「眼球だったモノ」だろうか
そこには大量の血が流れる以外にはなにもない。やけどと焦げと血でわかりづらいが、本当に何もないのである
左目を業火に襲われ、穂乃果の左目は完全になくなった ことり「穂乃果ちゃん!!穂乃果ちゃんを手当てしないと……!」
花陽「ガタガタうるせぇなぁ!!!??動くとこいつの喉元掻っ切るぞ!!!!!」
花陽は近くにあったハサミを手にとり、もがき苦しみ転がっている穂乃果の頭髪を掴み、勢いよく引っ張った。
そして、痛む穂乃果の喉元にハサミを押し当てる
穂乃果「痛いっ!!!痛いよ!!!!誰か、助けて!!!!!」ジタバタジタバタ
花陽「暴れんなやコラァ!!!!!」
ガンッ
穂乃果「ぎゃっ!!!!!」
穂乃果の顔面を花陽のコブシが襲う。 穂乃果「あ……あ……」ジョロジョロ
花陽「汚いね、高坂、おもらししないでよ」
恐怖と痛みで穂乃果は失禁してしまった。
普段、メンバーが失禁しようものなら笑うなり気遣うなりするμ’sのメンバーも、今回ばかりは笑えもしないし、穂乃果を気遣う余裕もない
ことり「穂乃果ちゃん……」
真姫「花陽、なんのつもりよ!こんなに素敵なパーティーを企画したのは穂乃果なのよ!!」
凛「そうだよ!!こんなの、あんまりだよっ!!」
花陽「ふざけんなぁ!!!!!!」ガンッ パリィイイイイイイイン
穂乃果「ぎゃぁあああああああああ!!!!!!!」
花陽は奇声とともに、穂乃果の頭髪を掴んだ左手を廊下側の窓に勢いよく押し付けた。
勢いよく穂乃果の顔面から殴られた窓は耐えきれずに割れてしまう。
穂乃果「ぎゃぁあああああああ!!!!!!!!顔がぁあああああああ!!!!!!」血ぶしゅぅうううう
割れたガラスが大量に穂乃果の顔面を覆う。穂乃果の顔面はさらに赤く染まってしまった 海未「もうやめて!!!やめてください花陽……!!」ポロポロ
にこ「みてられないわよ、お願いだから花陽!!」
花陽「……45個」
絵里「えっ?」
花陽「お前らが投げたおにぎりの魂の数じゃぁああああああああああああああ!!!!!!!!!!」ガンッガンっ!!!
穂乃果「痛い痛い痛い痛い!!!!!!!!!!!」
叫び声とともに、花陽は穂乃果の顔面を壁に叩きつけた。
壁までも赤く染まってしまった。 穂乃果「………」パクパク
穂乃果は叫ぶのをやめた。力尽きたのだ。生きるのが精いっぱい。まさに「虫の息」である。
花陽「詫びろ」
凛「えっ?」
花陽「詫びろよ、おにぎりの魂たちに」
にこ「そんなこと言ったって……」
海未「どうすればいいの……」
花陽「仕方ねぇな、引導を渡してやるよ」
そういって、先ほど穂乃果の左目を殺したガスバーナーを地面に投げ捨てた 花陽「デスゲームだ」
花陽「今から3分以内に誰か一人の両目をこのガスバーナーで燃やし尽くせ。私が穂乃果にやったようにな」
花陽「さもなければこいつを……」
花陽の左手に力がこもる……
花陽「殺す―――」
全員「―――−!!?」ゾクッ
全員に戦慄が走る――― 絵里(そ、そんな……この中の誰かひとりの目を、私たちで燃やすなんて―――!)
希(うち、そんなことできひん……!でも、やらなきゃ穂乃果ちゃんが……)
穂乃果「………」パクパク
凛「かよちん……どうしちゃったの……」ガクガク
花陽「くくく……お前らが味わっている恐怖なんかよりなぁ」
花陽「おにぎりは痛かったんだよ―――」ポロポロ
真姫(―――!?)
真姫(花陽の目から涙!?まだ、花陽は人間の心を忘れていない!) 花陽「さぁ、ゲームスタートだっ!!!何なら自分で自分の眼球を焼いてもいいぞぉ!!!」
始まってしまう、デスゲーム―――
しかし、動く者はいない―――
花陽「どうするどうするぅ!!!?なにもしないまま3分経てばこの女を殺すぜぇ!!」
穂乃果「………」パクパク
穂乃果はしゃべれない。痛みでそれどころではないのだ
しかし、「考えること」はできる―――
このあと自分がどうなるのか、「死」ぬと一体どうなるのか―――
穂乃果の頭は恐怖で支配される――― この言葉を言ってはいけない。自分にもリーダーとしてのプライドがある―――
でも、恐怖には勝てない―――
穂乃果「……誰か……」
穂乃果「助けて……」ハァハァ
「誰か助けて」
この言葉を言い換えるならば、「誰かの目を犠牲にして」という意味である―――
海未「―――っ!!」
海未「穂乃果っ!!穂乃果ぁ!!!!」ポロポロ
ことり「海未ちゃんっ!」
穂乃果の言葉を聞いて、最初に心動かされたのは、海未―――っ!!! 海未「穂乃果……待っててください、いま、助けます!!」
絵里「海未っ!!何をするのっ!!」
海未「自分の眼球を焼きます!!」
真姫「ちょっ!!ちょっと待ちなさいよ!」
にこ「そうよ!そんなことしたらあんた、目が見えなくなっちゃうのよ!!?」
ことり「海未ちゃんっ!!」ポロポロ
海未「でも、そうしないと、穂乃果がっ!!穂乃果がぁ!!」ポロポロ
凛「かよちんを説得しよう、こんなことしても、おにぎりは帰ってこないと、説得するしかないよ!」
希「そうや!うちら全員で土下座でもなんなりして、花陽ちゃんの許しをもらうことさえできれば……」
花陽「あと2分―――」
全員「―――っ!!」 花陽の声は冷たい。
その声を聞いて、全員、理解ってしまったのだ―――
「花陽に私たちの声は届かない」と―――
もっとも、人質である穂乃果はその考えには至らない
穂乃果は痛みと苦しみと闘うことで精いっぱいなのだ。
だから、穂乃果には花陽の声は聞こえない。たとえ聞こえていたとしても恐怖には勝てない―――
絵里「なんとか……なんとかならないのっ!!」ポロポロ
にこ「なんで、なんでこんなことにっ!!」 真姫「ねぇ……」
真姫「こんなことを言うのは気が引けるんだけど」ポロポロ
真姫「見捨てない―――?」ポロポロ
穂乃果「!!!?」
全員「!!!?」
ことり「な、なんてこと言うの!真姫ちゃん!!」
真姫「だって、私は嫌よ!目が見えなくなるなんて!!」
真姫「花陽に謝罪して、説得しようにも、いまの花陽には私たちの言葉は届かないっ!!!」
真姫「だから、無理っ!!!無理なのよ、全員が助かる方法は、ないのよっ!!!」
ことり「でもっでも!!!」ポロポロ にこ「……賛成よ」
穂乃果「!!?」
絵里「にこっ!!!」ガシッ
絵里がにこの胸倉を掴む。
しかしその表情は「怒り」ではない。「不安」だった―――
にこ「考えてもみてよ―――いまの穂乃果は、かろうじて生きている状況―――」
にこ「目も、既に一つ失っている。私たちがこれ以上犠牲になるなら、もうすでにボロボロな穂乃果に……」
ことり「―――っ!!」バンッ
にこ「痛いっ!!!なによ!!!」ガンッ
ことりは咄嗟ににこを殴っていた。にこも、それに応じる。
ことり「なんで、なんでにこちゃんも真姫ちゃんもそんなひどいことが言えるの!!?ことりたち仲間なのに!!」
ことり「命って、そんなに軽いものじゃないよ!!!!」
にこ「わかってるわよ!!!そんなこと!!!」
にこ「でもね、目が見えなくなるって怖いのよ!!!」
にこ「何も見えない。怖い―――っ!!自分が見えていた世界が何も見えなくなるの!!想像しただけで怖いっ!!!!」
にこ「周りの風景はもちろん、家族も、仲間も、なにもかも!!!」
にこ「生活にだって支障が出る!つねに「どうやって生きて行けばいいのか」って不安を抱えながら生きていくことになるのよ!!」
にこ「そんなの、耐えられない……」ポロポロ
穂乃果「………」ガクガク
凛「う、うぅううううううう!!!!!」ポロポロ
凛「かよちんっ!!!!正気に戻ってよぉおおおお!!!!!」ポロポロ 花陽「あと30秒」
穂乃果「あ……あ……」ガクガク
穂乃果は恐怖に支配されている。
今のにこの力説で、場の雰囲気が変わったからだ―――
部室が「穂乃果を見捨てる」という空気にいつのまにか変わっているのが、穂乃果にもわかった。
穂乃果(いやだ……死にたくない……助けて……)
ことりも、言い返せない。にこと真姫に言い返すことはできなかった。
ことりだけじゃない。絵里も、掴んだ手を放していた。
希も、凛も、うつむいたまま―――
穂乃果「……う、み……ちゃん―――」
海未「………」
ガスバーナーを持った海未は動かない、
ただじっと、両手に握られたガスバーナーを眺めていた――― 『にこ「でもね、目が見えなくなるって怖いのよ!!!」
にこ「何も見えない。怖い―――っ!!自分が見えていた世界が何も見えなくなるの!!想像しただけで怖いっ!!!!」
にこ「周りの風景はもちろん、家族も、仲間も、なにもかも!!!」
にこ「生活にだって支障が出る!つねに「どうやって生きて行けばいいのか」って不安を抱えながら生きていくことになるのよ!!」
にこ「そんなの、耐えられない……」ポロポロ 』
海未「………」ポロポロ 海未「怖いんです……目を失うのが、怖いんです……」ポロポロ
海未は穂乃果を見る―――
ボロボロになった大切な幼馴染。顔は血だらけ。左目は存在しない―――
虫の息と化した穂乃果をみて、海未はまた、涙を流す―――
花陽「あと10秒」
穂乃果「うみちゃん―――」
穂乃果「たすけ、て―――」
海未「………」スッ 海未は立ち上がる。
目に溜めていた涙はすでに流れた。
表情を表す言葉は「決意」
海未は、μ’sのメンバーの方を振り向いた――― 海未「凛」
凛「……?どうしたの?」
海未は優しい顔で言った――
そうか
自分は失いたくない
海未「あなたは、花陽の親友です」
凛「うん、そうだよ……かよちんの一番の親友は、凛……」
なら
海未「なら……」 海未「責任、とってください」ニコッ
他の人のを奪えばいい―――
凛「え……」
海未は笑顔でそういうと、凛に襲いかかる
ことり「海未ちゃんっ!!!」
希「なにをっ!!?」
凛「きゃっ!!!!!!」
逃げようとする凛、しかし海未に捕らえられるっ!!
ただでさえ力も強い海未には、いくら運動能力の高い凛とはいえ敵わなかった。 真姫「やめて!!!!海未!!!お願いだから!!!!!」ポロポロ
にこ「海未っ!!!!!!」ポロポロ
海未「放せっ!!!凛、捕まえましたよっ!!!!」
凛「嫌っ!!!助けて!!!!!」ポロポロ
ことり「海未ちゃんっ!!!」
真姫とにこ以外のメンバーは動かない。いや、動けない。
気持ちはわかるだろう―――
みな、解放されたいという気持ちもある―――
ここで海未を止めたら穂乃果を見捨てるということにもつながる―――
しかし、海未を止めなかったら凛を見捨てるということにもつながる―――
だから葛藤していたのだ。
唯一、1年生仲間の真姫と、目を失うことを恐れるにこが衝動的に止めに入ったのである 海未「さぁ、責任とってくださいっ!!!!!凛っ!!!!!」ジュボッ!!!!!
凛「熱いっ!!!!!熱いよぉおおおおおおおおおお!!!!!!!」
凛の目下にガスバーナーが当てられる。凛は必死に抵抗するが、火事場の馬鹿力の海未には敵わない。
海未「さぁ、さぁ!!!!!!!」ジュボボボボボボ
凛「ぎゃぁあああああああああ!!!!!!!熱いっ!!!!!!!!!!」ジュゥウウウウウウウ
ついに凛の右目を捕らえたガスバーナー
海未はガスバーナーのスイッチを入れたまま、凛の右の眼球に抑えつけた
真姫「凛っ!!!!凛!!!!いやぁああああああああ!!!!」
にこ「あ………あ……」
凛「いやぁあああああああああ!!!!!!!!!」ジタバタジタバタ
海未「暴れないでください!!!!」
絵里「―――っ!!?」
辛さのあまり、目を背ける絵里
希「もういやや……私の大切な仲間が……μ’sが……」
うつむき崩れ落ちる希
ことり「………」
何を考えているのか、ただ立ち尽くしていることり 凛「ぁぁああああああああ!!!!!!!!!」
海未「ほらっ!!!!もう一個も!!!!!!」
海未は凛の右目を充分に焼き終わると、容赦なく左目にガスバーナーを当てた―――
そして、スイッチは入れられた
凛「ぎゃぁああああああああああ!!!!!!!」
この瞬間、凛は完全に失明した――― 凛は動かない。
死んでいるわけではない。痛みのあまり、気絶しているのだ。
彼女の綺麗な黄色の瞳は消えてしまった―――
もう二度と、凛は光を拝むことはできない―――
永遠に闇から覚めることはないのだ―――
海未「はぁっ!!!はぁっ!!!!」
息を荒げる海未
凛を介抱しようと駆け寄るメンバーたち
真姫だけが、海未をにらみつけていた。涙を溜めながら
壊れた彼女たちをみて、花陽は笑っていた――― 海未「穂乃果、穂乃果!!」
海未「花陽!!穂乃果を放してください!!!」
花陽「うん、いいよ♪」
花陽「でもね、海未ちゃん。残念ながら……」
花陽「海未ちゃんが凛ちゃんの目を完全に燃やし尽くすのに1分時間がかかったんだ」
花陽「意味、わかるよね?」
海未「???」
一瞬、理解ができなかった。 海未(花陽は何を、言っているんです?)
海未(穂乃果は、穂乃果は……?)
海未(!!!!?)
海未はようやく理解した―――
花陽が言った意味を―――
首から血を流して倒れている穂乃果を見て、ようやく理解した―――
海未は、間に合わなかったのだ―――
制限時間は3分―――
オーバーしてしまったのだ―――
海未「あ……あ……」ガタガタ 穂乃果のもとへ駆け寄る海未
海未「穂乃果っ!!!穂乃果ぁ!!!!!」
息はしていない―――
穂乃果の表情を表すとすると「絶望」
この世の恐怖をすべて埋め込んだかのような顔のまま、彼女は生涯を終えた。
仲間に殺され―――
見殺しにされ―――
彼女の人生は終わってしまったのだ こうして、1月17日は終わった―――
1人の少女の命と
1人の少女の光を奪って
BAD END 最後に一言
このSSで一番クズだった人が誰か教えてください。
一番クズ投票が多かったキャラを主役に明日の夜にでも安価スレを建てます。
明日の夜までが期限 食べ物の恨みって怖いねえ
おにぎり投げを企画した穂乃果が一番クズ ことりかなぁ
穂乃果ちゃんを助けて欲しいけど海未ちゃんが傷つくよりは凛ちゃんが傷つく方がマシかな
という冷徹な計算が頭の中にありそうで これ以降の単発庭は俺の自演やから無理にカウントするなよ 発案者の穂乃果も悪いけど、一番発言が少なく一番なんの行動も起こしてないただただ傍観者だった絵里がクズ 一番悪いのはこのSSを最後まで書かせてしまった埋茸 というかロウソクつけるのにガスバーナーってどうなのよ 埋め茸ってこういうSS好きなんだな
やっぱクズだわ サツマイモずぼすぼ
サツマイモずぼすぼ
サツマイモずぼすぼ みんな冷静になれって
穂乃果の罪は「おにぎり投げよう」って提案したことだけだし、他の子達は状況を考えれば仕方ないやろ
かよちんは「おにぎり45個 投げ付けられた」だけで友人の目をバーナーで焼いて殺したんやぞ >>97
冷静に考えたらネタスレには最後までネタを返すのが当然かなって 正直キャラの誕生日にこんなSS書こうと思うその神経を疑うわ
注目さえ浴びられるならなんでもやるんだなSS書きって 魂がマス豚のそれと同質のゴミにしか書けないガラクタのスクラップSS 偏ったキャラ描写明らかにおかしいし不条理デスゲームもテンプレでキツい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています