泡まみれになった浴場(昨年8月17日)=和歌山県新宮市提供
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 温泉施設の浴槽にシャンプーを入れて泡まみれにしたとして、和歌山県警新宮署は15日、三重県松阪市のとび職の少年2人(いずれも19歳)を威力業務妨害容疑で逮捕した、と発表した。

 2人とも容疑を認めているという。浴槽はジェットバスだったため、泡は浴槽からあふれ、床も泡だらけになった。

 発表では、2人は昨年8月17日昼、和歌山県新宮市熊野川町日足の市営温泉施設「熊野川温泉さつき」で、備え付けのシャンプーなど8本を浴槽に入れて大量の泡を発生させた疑い。施設は約2時間にわたり営業中止に追い込まれ、ジェットバスは3日間使えなかった。

 2人は別の同僚1人と客として訪れていた。同署は付近の防犯カメラや車のナンバーなどから特定した。