穂乃果「何とか、ここから逃げなくちゃ……」海未「逃がしませんよ?穂乃果!」
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※注意
・キャラの口調に違和感有ります
・ほのうみ要素
・話は短い ―ーー穂乃果の家の部屋―ーー
穂乃果「……」チラッ
海未「……」カキカキ(勉強中)
海未「!」
海未「……」ジー(穂乃果を見てる)
穂乃果「……」カキカキ(勉強中)
海未「(気のせいでしたか……)」
海未「……」カキカキ(勉強中)
穂乃果「(ふう……、バレ無くて良かった〜〜)」
穂乃果「(何とかして、この勉強地獄から抜け出さないと……)」
穂乃果「(その為には、海未ちゃんをどう欺くか……)」 穂乃果「(とりあえず、この方法を使って見るか……)」
穂乃果「ねえ……、海未ちゃん……」
海未「何でしょうか?」
穂乃果「穂乃果……、おトイレ行きたいなぁ〜〜」モジモジ
海未「そうですか、では行ってきて下さい」
穂乃果「良いの!?」
海未「ええ、ここで漏らされても困りますからね」
穂乃果「じゃあ、行ってくるね!」タタタ
海未「……やけに嬉しそうですね……」
―ーー穂乃果の家の玄関―ーー
穂乃果「えへへ♪成功♪成功♪いざ!自由の外へ!」
?「何処へ行くのですか?穂乃果?」ガシッ(穂乃果の頭を鷲掴み) 穂乃果「う、海未ちゃん!?」汗
海未「トイレは、もう良いのですか?」ニコッ
穂乃果「あ、あはは……。も、もう大丈夫だよ……」汗
海未「そうですか……。では、勉強の続きをしましょうか?」ニコッ
穂乃果「は、はい……」汗
―ーー穂乃果の部屋―ーー
穂乃果「(おトイレ作戦は、失敗……。ならば次の手だよ!)」
海未「ん?」
穂乃果「……」(携帯をいじっている)
海未「穂乃果!携帯をいじってないで勉強に集中して下さい!」
穂乃果「う、うん!わかったよ海未ちゃん!」
穂乃果「勉強♪勉強♪」カキカキ(勉強中)
海未「(随分と素直に言うことを聞きましたね……)」 〜〜〜数分後〜〜〜
〜〜♪(携帯の着信音)
海未「何ですか?この音は?」
穂乃果「あ!穂乃果の携帯からだ!出ても良いよね?」
海未「……良いですよ」
穂乃果「ありがとう♪海未ちゃん!」
穂乃果「もしもし!あ!凛ちゃん?穂乃果に何か用かな?」(携帯を使用中)
穂乃果「え?すぐに凛ちゃんのお家に来てほしいだって!?」(携帯を使用中)
海未「……」
穂乃果「ん〜〜、だけど穂乃果は勉強があるしなぁ〜〜」チラッ(海未を見る)(携帯を使用中)
穂乃果「でも、仕方ないよね!凛ちゃんがどうしても穂乃果に来て欲しいみたいだし!じゃあ、穂乃果は凛ちゃんのお家に……」(携帯を使用中)
海未「待って下さい」
穂乃果「へ?」(携帯を使用中) 海未「穂乃果、携帯を借りますね?」
穂乃果「あ……」汗
海未「もしもし?凛ですか?」(携帯を使用中)
凛『にゃ!?う、海未ちゃん!?』汗
海未「凛、穂乃果に用があるのですよね?」(携帯を使用中)
凛『も、もちろんにゃ!』
海未「では、どんな用があるのでしょうか?穂乃果が凛の家に行かねばならないような用事とは何でしょうか?」(携帯を使用中)
凛『そ、それは……、え〜〜と……』汗
海未「凛。今、正直に言えば許して差し上げますよ?」(携帯を使用中)
凛『……ご』
凛『ごめんなさい!海未ちゃん!』
海未「やはり穂乃果に頼まれましたね?」(携帯を使用中) 凛『うん……、穂乃果ちゃんからのメールに【ラーメンをおごるから、穂乃果が外に出るための手助けをお願い】って書いてたにゃ……』
海未「そうでしたか……。わかりました……。とりあえず、凛は山頂アタックをしないで差し上げます」(携帯を使用中)
凛『あ、ありがとうにゃ……』汗
海未「……」ポチッ(携帯を切る)
海未「穂乃果!!」
シーン……
海未「いない!?」
海未「電話をしている最中に、逃げましたねぇぇぇ!!穂乃果ぁぁぁぁぁぁ!!!」
―ーーコンビニ―ーー
穂乃果「とりあえず海未ちゃんが家に帰るまで、コンビニで時間を潰してよっと♪」
にこ「あれ?穂乃果じゃない?」
穂乃果「あ!にこちゃん!」
穂乃果「どうしたの?目のまわりにくまが出来ているよ?」
にこ「ああ、昨日は徹夜で勉強をしたからね……」
穂乃果「目にくまが出来るくらい頑張ったんだ……」 にこ「別にたいした事じゃないわ。希がしてくれた事と比べればね……」
穂乃果「希ちゃんが何かしたの?」
にこ「昨日は希がにこに勉強を教えてくれたのよ……。自分の勉強時間を割いてまで、付きっきりで私に勉強を教えてくれた……」
にこ「だから、これに報いる為にも徹夜で勉強してテストで良い点数をとらないとね」
穂乃果「希ちゃん、自分の勉強時間を割いてまでにこちゃんに勉強を教えたんだ……。凄いなぁ……」
にこ「穂乃果。あんた確か、海未にいつも勉強を教えてもらってるのよね?だったら、感謝くらいはした方が良いわよ?」
穂乃果「感謝?」
にこ「そうよ。海未だって本当は自分の勉強をしたいのに、自分の時間を割いてまで、穂乃果に付きっきりで勉強を教えてるのよ?感謝をするべきでしょ?」
穂乃果「(そうだ……。海未ちゃんはいつも穂乃果の為に、自分の時間を割いてまで穂乃果に勉強を教えてくれてたんだ……。それなのに、穂乃果は……)」
穂乃果「……謝らないと」
にこ「へ?」
穂乃果「ごめん!にこちゃん!穂乃果帰るね!!」タタタ
にこ「な、なに?」汗 ―ーー穂乃果の部屋―ーー
海未「……」カキカキ(勉強中)
ガララ……
穂乃果「海未ちゃん!」
海未「穂乃果!」
穂乃果「海未ちゃんがせっかく穂乃果に勉強を教えてくれたのに、勝手に逃げちゃってごめんなさい!!」
海未「穂乃果……」
穂乃果「海未ちゃんが嫌じゃなければ、もう一度穂乃果に勉強を教えて欲しいんだ!」
穂乃果「今度は絶対に逃げないから!お願い!海未ちゃん!!」ポロポロ
海未「……」
穂乃果「海未ちゃん……」ポロポロ
海未「……ほら、ハンカチで涙をふいて下さい」
穂乃果「う、うん……」
海未「さあ、勉強の続きをしますよ?」ニコッ
穂乃果「海未ちゃん……」パアァ
穂乃果「うん!」
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